画像参照元…Wikipedia
クライスラーの2代目コルドバは1980年~1983年までとなります。
あのダッヂの特徴的な十字グリル(スピリットグリル)の生みの親(原点)として最初に採用したアメ車が1981年クライスラーコルドバLSなのはご存知ですか?
今回はこのダッヂの特徴あるグリルの原点となったコルドバLSの魅力をご紹介します!
目次
フルモデルチェンジをした2代目コルドバ
クライスラーでディビジョンのインターミディエイトクラス(中級フルサイズ)として1975年に初代コルドバはニューポートから独立してデビューしたアメ車です。
モパーが好きな人は分かるかと思いますが、Bボディーと呼ばれるボディーを使用して開発されたクライスラーでは初のインターミディエイトラグジュアリークーペです。
初代コルドバは前期モデルと後期モデルに分かれています。
1975年~1979年までが初代コルドバとなり前期モデルは1975年~1977年までのコルドバとなります。
後期モデルは1978年にマイナーチェンジをして1979年まで勢産されたコルドバとなります。
簡単に言ってしまえば初代のコルドバは前期が丸目後期は角目で配置も前期は横に配列後期は建てに配列といった感じですね。
初代コルドバが気になる人は下記のリンクをご参考にして下さい。
【アメ車】1978年クライスラー コルドバ 1970年代最後のモパースペシャリティーカー
2代目コルドバは1980年~1983年までのコルドバで初代に比べると見た目も大きく変わり今回ご紹介する1981年に登場したコルドバLSはベースのコルドバとはフロントフェイスが違う特別なコルドバとなっています。
このコルドバLSは後のダッヂに採用された特徴的な十字グリル(スピリットグリル)を最初に採用したアメ車としても有名です。
見た目的には日本では馴染のアメ車シボレーカマロに似たフロントフェイスを思い浮かべて頂けると良いかもしれません。
1980年代後期から採用されたあのダッヂグリルが!
現在でもダッヂの代名詞にもなっている十字型に四分割された特徴的なグリルはダッヂファンならずともその見た目からダッヂの車だと分かるほど有名な特徴ですね。
この十字型グリル、スピリットグリルの原点と考えられているのが1981年に登場したこのクライスラーコルドバLSなのです。
正式な発表こそありませんがダッヂのスピリットグリルそのままですのでこのコルドバLSが原点で間違いはないでしょう。
ダッヂでは無いのにダッヂグリルが付いているというのもなかなかマニア心をくすぐるアメ車では無いでしょうか。
更にダッヂグリルの元になっている…そのままのグリルを最初に採用した原点のアメ車となればダッヂ好きの人にもたまらないアメ車であることは確信できます。
現在は中古車でしか購入することが出来ない為コルドバLSは大変希少なアメ車となっていてなかなかお目にかかる事が出来ないアメ車でもあります。
市場で見かけた時には際には一見の価値はありますね。
出来ることなら手に入れて眺めたいアメ車でもあります。
コルドバは2ドアクーペのみですが…
初代コルドバも2代目コルドバもボディータイプは2ドアクーペのみとなっていますが、実はこの2代目コルドバではオプションになりますが、見た目がコンバーチブルに見えるルーフトップを選択することが出来たのです。
見た目は幌のルーフトップなのですが、幌風のルーフトップですので実際にコンバーチブルとしてルーフトップを開けてオープンカーにする事はできません。
しかし開ける事は出来なくても見た目コンバーチブルというだけで当時でもとても価値のあるラグジュアリーなオプションとなっていました。
手入れやトラブルなどのメンテナンス性を考えるとコンバーチブルトップよりもコンバーチブル風のルーフトップの方が良いのかもしれませんね。
実際コンバーチブルを持っていても開けて走るのは購入して最初の頃だけや友人を乗せて盛り上がっている時のみだったりもしますしね…
イメージとしては夏にルーフトップを開けてオープンカーにして乗っているイメージかと思いますが実際には夏場にルーフトップを開けて走ると直射日光で結構大変だったりもします。
案外冬場にルーフトップを開けて走っている方が開放的で快適だったりもするんですよね。
春や秋が一番快適なのは間違いないですが、日本では車の多い街中でのオープントップやトンネル内、高速道路など色々考えると実はあまりオープンカーとして乗るには快適ではない道路事情が多くあったりもします。
確かにコンバーチブルのトップを開けて走ると開放的で見た目的にもカッコ良くとっても良いのですが快適性を追求してしまうとなかなかコンバーチブルでも開けて走る事は無かったりもします。
日本人的に周りの目が気になって恥ずかしいなんてこともあるようですが…
ただ、コンバーチブルに限ったことではありませんが注目される車に乗っている人は分かるかと思いますが見られる事が多く常にきれいにしなければと思うので車内はもちろんエクステリアやエンジンルームまできれいにして手入れを自分でする事が多くなるというのはとても良い事ではないかなと思っています。
見た目を気にするので手入れをするたびに車の状態や少しの変化にも気が付くことができますので些細な違いからトラブルを事前に防ぐことができますので気に入った車屋憧れの車に乗るというのは車にも自分にも周りの人にも全ての人に良い影響を与えてくれるスペシャリティーカーになりますね。
コンバーチブル風でもその価値は大いにあるという事です!
今の車でもルーフが革張りになっている車やルーフトップのみカラーリングを変えてあるホワイトトップなど見かけることもありますね。
フルモデルチェンジで燃費が大きく向上
1980年にフルモデルチェンジをした2代目のクライスラーコルドバはパワートレーンなど様々なラインアップの変更によって初代に比べ大きく燃費向上することが出来ています。
エンジンはモパーのあの加速感が味わえる5.9LのV型8気筒エンジンと5.2LのV型8気筒エンジンのビッグブロックエンジンが2種類と3.7LのL6(直列6気筒エンジン)を選ぶ事が出来ていました。
購入した人の使用用途で選べるのは良いですね。
燃費を優先に考えて街乗りや通勤などに使用する人は一番燃費効率の良い直列6気筒エンジンを選ぶことができます。
ビッグブロックのモパーらしさを求めている人は2種類のエンジンから選ぶことができます。
やはりおすすめはビッグブロックのV型8気筒5.9Lエンジンですね。
ビッグブロックを選んでも初代と比べて大きく燃費向上していますのでビッグブロックでも案外燃費が良いなと思えるアメ車となっています。
運転の仕方など様々な要因によって燃費や加速感など更に良くする事も出来ます。
古いアメ車は特にセッティングや運転の仕方などで燃費性能など大きく変わりますので自分と車に合った運転方法やセッティングを見極められると良いですね。
見た目の豪華さは少し減った
2代目のコルドバは初代コルドバのインターミディエイトラグジュアリークーペに比べるとラグジュアリー感は少し減っています。
1970年代最後のモパースペシャリティーカーとして君臨するだけの事はある高級感で実際に初代の前期、後期と一緒に2代目を並べてみるとスポーティーさは感じるのですがラグジュアリー感は減少した感は否めません。
これは、1970年代まではエクステリアに多く使用されていたクロームパーツの減少が大きな要因となっているのでしょう。
逆に2代目のエクステリアのバンパー等ラグジュアリー感を出すためにクローム化してカスタムする事でラグジュアリー感とスポーティーさを両方兼ね備えたスペシャリティーカーを作ることができますね。
クロームパーツや既存のパーツをクローム化することで見た目はかなり印象が変わりルグジュアリーに仕上がります。
インテリアはボディーカラーと同色のインテリアとなっていますのでラグジュアリー感と一体感はとても高いです。
このインテリアを活かしてセンス良くクロームパーツを配置する事や部分的なクロームパーツ化で印象はガラリと変わります。
インテリアのカスタムはパッと見では室内なので分かり難いカスタムとなりますが、運転者や同乗者等からすると室内空間に居る時間の方が長い為少しのクローム化でも大きな印象を与えることができます。
友達や家族など同乗者に向けてのアピールはインテリアカスタムが一番ですね!
ダウンサイジングと燃費向上により日本で乗りやすい
2代目コルドバはパワートレーン等を一新した事によって燃費を大きく向上させていますのでストップアンドゴーの多い街乗りとして最適なラインナップとなっています。
もちろんモパー特有のビッグブロックも健在で軽快なスタートダッシュを決める事も可能です。
フルサイズクーペはその大きさから慣れないと運転が難しく感じることがありますがコルドバはインターミディエイトクラスで2代目は更にダウンサイジングにより運転の間隔は日本車のクーペに近い車両感覚で運転することができます。
しかし、日本車のクーペと明らかな違いとして大排気量のビッグブロックでのクルージングが可能という事ですね。
アクセルを踏めば軽快にBボディーを引っ張って走り低回転でもドロドロと軽快な排気音と共に優雅にクルージングすることが出来るのは大きな魅力です。
日本車のクーペに飽きた人やイタリアなどのヨーロピアンスポーツとは違うスポーツカーに乗ってみたい人の入門機としても良いですね。
サイズ感と加速感など比較的乗りやすくアメ車の特徴も味わう事の出来るのがこのコルドバです!
まとめ
1981年クライスラーコルドバLSは同じクライスラーディビジョンのダッヂと兄弟車であったこともあり後のダッヂの代名詞ともなっている十字型のグリル(スピリットグリル)を最初に採用したアメ車になります。
残念ながらこの年には兄弟車は既に生産終了してしまいましたが、後に新型モデルとしてクライスラー300Cと共に現代版チャレンジャーとして再度生産されました。
このモデルでは当時のチャレンジャーを元に製作されていますのでダッヂのスピリットグリルは装備されていませんが…
コルドバLSはこのスピリッツグリルの最古モデルというだけで価値はあります。
ダッヂ好きの人はもちろんインターミディエイトラグジュアリークーペで燃費の良いアメ車を探している人に丁度良いアメ車です!
愛車はどのKING?
クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング愛用者の声
「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。
メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!
新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!
メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。
拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!
使用車種ヴェルファイアG's N様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
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メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
- 見た目重視の場合は薄く
- 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
メッキ加工の事ならNAKARAI
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詳しくは:メッキパーツ相談室まで
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。