旧車パーツのリクロームメッキ参考例
■ハコスカ テールランプリム (アンチモン)
再メッキ前 | 補修メッキ後 |
■フォルクスワーゲン・カルマンギア用 1960年式 カブリオレアウターハンドル (アンチモン)
再メッキ前 | 補修メッキ後 |
■ヨタハチ ヘッドライトリム
再メッキ前 | 再メッキ後 |
スカイラインのドアハンドルのリクロームメッキをしましまた。
材質はアンチモです。アンチモは通常の再メッキでは綺麗になりません。なぜなら巣が酷く削りきれないからです。アンチモに関しては弊社では通常の再メッキではなく補修メッキ(メッキ用のパテで巣を埋める)をお勧めいたします。通常の再メッキでは巣が残っていますので、すぐに膨れ剥がれサビがでますが、巣を埋める個とにより耐食性が増しながら見た目も綺麗になります。お金をかけてしっかりレストアされるのでしたら絶対的におススメです。常に自分の手を触る箇所になりますので余計です
アルファロメオ 1967年式 デュエット スパイダーのドアドアハンドルをリクロームメッキ
こちらも材質はアンチモです。それ程腐食が酷くないように見えますが、メッキを剥離すると巣だらけなので、こちらも補修をした方が綺麗になります。
ケンメリバンパーリクローム後
ケンメリバンパーリクローム前
トラック TE パーツのドアハンドルのリクロームメッキしました。こちも材質アンチモです。
これだけブツブツが盛り上がっているとメッキを剥離&サビ落としをすると巣だらけになってそのまま再メッキすると巣だらけのメッキになるのですが、補修メッキする事でピカピカです
エンブレム部分の再メッキです。
通常の再メッキですとこのように巣だらけになってしまいます。なぜなら通常の再メッキではメッキ剥離後バフ研磨で削っておとしますが、削るには限界があるからです
メッキ用のパテで埋めてしまう事で、このように完全に巣跡を消す事が可能になります。※塗装用のパテ、サーフェーサーにはメッキ出来ません。よくお客様で塗装用のパテでパテ盛りしたパーツにメッキして欲しいとの依頼がありますが、その場合はせっかくパテ盛りした部分を剥離し治さないとはメッキ不可です。メッキ用のパテでないと補修メッキは出来ません。
マセラッティ―のドアハンドルにリクロームメッキしました。こちらも補修メッキです
マセラッティ―のエンブレムをリクロームメッキをしました。
W1のガソリンキャップをリクロームメッキしました
材質アンチモ、こちらも補修メッキをしています。
サニーエンブレムをリクロームメッキしました。こちらは材質は樹脂です。
銀鏡メッキ・蒸着メッキで再メッキしたのではありません。完全にクロームメッキでリクロームしています。ただし、樹脂パーツの再メッキは剥離が問題になります。 現状の上からメッキは出来ません。素地に戻す必要があります。メッキ剥離剤はメッキを溶かす程の薬品なので、樹脂の劣化が激しいと一緒に溶けてしまいます。ですので、■樹脂の劣化状態■ 現在のメッキの厚み等が重要になってきます。現物でないと 再メッキ可否・お見積もりがお出しできません。
日野ウィングペースをリクロームメッキ(再メッキ)しました。こちらも材質は樹脂です
くどいようですが、樹脂パーツの再メッキは剥離が問題になり、 現状の上からリクロームメッキは出来ません。樹脂に戻す必要があります。メッキ剥離剤はメッキ(金属)を溶かす程の薬品なので、プラスチックの劣化が激しいと一緒に溶けてしまいます。樹脂劣化状態・ 現在のメッキの厚み等が重要になってきます。ですので現物でないと 再メッキ可否・お見積もりがお出しできません。せっかく送っていただいてもリクロームメッキできないパーツがあります
日野ウィングペースをリクロームメッキしました。
バンパーのリクロームメッキももちろん可能ですが、あまりにも腐食が酷いバンパーはメッキを剥離するとこのように穴があく場合ばかあります。このようになってしまったバンパーはメッキ用パテで穴埋めをしてからでないとリクロームメッキ不可です。表側のメッキがわりかし綺麗でも裏が錆び錆びだとサビを落として素地に戻すとこのような状態になる場合もあります。
ですので、リクロームメッキ(再メッキ)の場合は現物でないとメッキ可否・見積金額をお出しできないのです。
オースチンパーツ、グリルをリクロームメッキしました。
※弊社でクロームメッキ加工されたお客様のからの嬉しい声