ご依頼多数!『サイクロンマフラー』
ありがたい事にバイクのメッキに関するご依頼もたくさん頂いており、お客様の愛車に輝きを取り戻すのが何よりも快感なNAKARAIですが、ピンポイントのパーツのメッキに関するご相談も多く、純正パーツはもちろんの事、社外パーツのメッキに関するごご相談も非常に多く頂いております。
そんな中でも私が体感的にもかなりご相談が多いのがヨシムラの『サイクロンマフラー』のメッキのご相談です。メッキ加工はもちろんの事、メッキ加工後のお手入れの方法やオススメのケミカルについてもご相談を受けております。
バイクへの拘りの強いお客様の大事な愛車の一部であるマフラー。バイクを構成する上でもデザイン的にもかなり重要なので、性能はもちろんの事外観も美しく保っていたいという声をたくさん頂きます!
今回は施工パーツの中でもかなり件数の多いヨシムラ『サイクロンマフラー』について語っていきたいと思います!
目次
ヨシムラ『サイクロンマフラー』とは
さて、そもそもサイクロンマフラーとは何なのか、簡単に説明したいと思います。
言わずもがなサイクロンマフラーを製造しているのはバイクパーツの老舗メーカー『ヨシムラ』です。正式な会社名は『株式会社ヨシムラジャパン(YOSHIMURA JAPAN Co.Ltd.)』で、創立者は”ポップ吉村”こと吉村秀雄氏。
設立は1954年で神奈川県に本社を置き、バイク技術の進歩に欠かせない企業として今も尚、国内4大メーカーと並ぶほどバイク界を支え続けている存在でも有ります。
そのネームバリューは日本にとどまらず、世界中のバイクが試される大地、アメリカ合衆国でもその名を知らぬバイク乗りはいないほどと言われています。
そんなヨシムラが製造販売しているのが今回ご紹介する『サイクロンマフラー』です。ヨシムラでは自社製のマフラーを総称してサイクロンと名付け、メイドインジャパンの高性能なマフラーであることを表す、一種のブランド名の様なものです。
サイクロンマフラーは装着したバイクの純正セッティングでも十分なパワーを引き出せる且つ実用性を重視した精度の高さが売りのまさに職人技の光る一本となっています。幅広いシーンにおいて対応できる様に何度も試作・開発を重ね、テストにクリアした製品のみ世に輩出されるというまさにマフラー界のエリート的存在です。
アクセルレスポンスが向上するなど、サイクロンマフラーに換装したユーザーからはその変貌ぶりをダイレクトに実感する事ができるとしてその性能の高さにも定評が有ります。
素材にはスチール・SUS304・チタンを目的に応じて採用しており、ユーザーの用途や好みに合わせて選ぶ事ができます。
サイクロンマフラーのラインナップ
チタンサイクロン(フルエキ/スリップオン)
機械曲チタンを採用したスリップオンマフラー。
チタンサイクロン/FIRE SPEC(フルエキ/スリップオン)
チタンエキゾーストパイプに職人が一本一本焼き入れを施工。同じ色が二つとない美しい色合いが特徴。
サイクロン(フルエキ/スリップオン)
スタンダードタイプ。素材はSUS304
サイクロン EXPORT SPEC
制作時の焼き色や溶接跡を製品に活かした仕様。
ストレートサイクロン(フルエキ)
素材にスチールを採用した集合管タイプ。その形状と艶消しブラックの引き締まった印象は旧車との相性抜群で、不動の人気を誇っている。
手曲チタンサイクロン(フルエキ)
一本一本職人の手によって手曲げされたまさに伝統工芸品の様な一本。エキゾーストパイプの焼き色と美しい曲線が特徴
手曲ストレートサイクロン(フルエキ)
手曲げにより美しい曲線を手に入れたストレートサイクロン。
最近のサイクロンマフラー施工事例
パーツ単体の再メッキのご依頼も受け付けており、LINEでの見積もりにも対応しているので、お客様もかなり気軽にお見積もり依頼ができる様になっていると思っています。そして最近でもお客様からサイクロンマフラーの再メッキ加工のLINE見積もりからご依頼が有りました。
画像やヒアリングで概算でお見積もり(仮)をして、注意事項や納期にご納得頂いた上で
- ①パーツを弊社へ送る
- ②現物確認
- ③お見積もり
- ④お客様の承諾
- ⑤着工
という流れになります。今回ご依頼があったのはCBX400F/CB750F専用のサイクロンマフラーという事で、上記の流れで弊社に送付して頂き、再メッキ加工をいたしました。
施工車種の主要諸元:CBX400F/CB750F
再メッキ前
再メッキ後
施工させて頂きました、車種のご紹介という事でCBX400F/CB750Fの主要諸元は以下の通りです。年式はランダムです。
CBX400F(1981年式)
車体型式
- 型式:NC07
エンジン
- 型式:NC07E
- 種類:直列4気筒4バルブ4ストロークDOHC
- 冷却方式:空冷
- 総排気量:399cc
- 燃料供給方式:キャブレター
- 内径(シリンダーボア):55mm
- 行程(ピストンストローク):42mm
- 圧縮比:9.8
- 最高出力/回転数:48ps/11000rpm
- 最大トルク/回転数:3.4kgf•m/9000rpm
- 使用燃料:レギュラーガソリン
- 始動方式:セルフスターター式
- 点火方式:フルトランジスタ式
- プラグ型式:DP8Z
- 潤滑方式:ウェットサンプ式
- エンジンオイル全容量:3.0L
- 変速機:リターン式6速MT
- 操作方式:フットシフト
寸法
- 全長:2060mm
- 全幅:720mm
- 全高:1080mm
- ホイールベース:1380mm
- 最低地上高:140mm
- シート高:775mm
- 車両重量:173kg
- タイヤサイズ(前):3.60−18
- タイヤサイズ(後):4.10−18
- タイヤタイプ:バイアス/チューブレス
性能
- 乗車定員:2名
- 最小回転半径:2.2m
- 燃料タンク容量:17L
- 燃料消費率:40.0L
構造
- フレーム型式:ダブルクレードルフレーム
- 動力伝達方式:チェーン
- キャスター角:26°00’
- 懸架方式(前):テレスコピックフォーク(正立)
- 懸架方式(後):スイングアーム式
- ブレーキ(前):油圧式ディスク
- ブレーキ(後):油圧式ディスク
CB750F(1982年式)
車体型式
- 型式:RC04
エンジン
- 型式:RC01E
- 種類:直列4気筒4バルブ4ストロークDOHC
- 冷却方式:空冷
- 総排気量:748cc
- 燃料供給方式:
- 内径(シリンダーボア):62mm
- 行程(ピストンストローク):62mm
- 圧縮比:9.2
- 最高出力/回転数:70ps/9000rpm
- 最大トルク/回転数:6kgf•m/7500rpm
- 使用燃料:レギュラーガソリン
- 始動方式:セルフスターター式
- 点火方式:フルトランジスタ式
- プラグ型式:D8EA
- 潤滑方式:ウェットサンプ式
- エンジンオイル全容量:4.5L
- 変速機:リターン式5速MT
- 操作方式:フットシフト
寸法
- 全長:2180mm
- 全幅:800mm
- 全高:1125mm
- ホイールベース:1515mm
- 最低地上高:145mm
- シート高:800mm
- 車両重量:250kg
- タイヤサイズ(前):100/90−18
- タイヤサイズ(後):130/80−18
- タイヤタイプ:バイアス/チューブレス
性能
- 乗車定員:2名
- 最小回転半径:2.6m
- 燃料タンク容量:20L
- 燃料消費率:35.0km/L
構造
- フレーム型式:ダブルクレードルフレーム
- 動力伝達方式:チェーン
- キャスター角:27°10’
- 懸架方式(前):テレスコピックフォーク(正立)
- 懸架方式(後):スイングアーム式
- ブレーキ(前):油圧式ダブルディスク
- ブレーキ(後):油圧式ディスク
NAKARAIは『サイクロンマフラー』のメッキのプロです!!
サイクロンマフラーのメッキに関してお困りの方はぜひNAKARAIまでご相談ください!再メッキはもちろんの事、メッキ後のお手入れについても、しっかりケアできるケミカルも販売しております!
メッキパーツの錆び取りなら『サビトリキング』
サビトリキングはまさに錆だけに反応する特殊なケミカルで、繊細なクロームメッキにほとんどダメージを与えず錆を落としてくれます。
メッキ磨きなら『ミガキング』
メッキを磨く為に開発された専用のケミカル。繊細なメッキの表面を極限まで優しく磨く事ができるメッキの磨き材で、少ない磨き回数で効率良く汚れやくすみを除去してくれます。
錆び取り・メッキ磨きのあとは必ず『メッキング』でコーティング
メッキングは研磨剤を含まないメッキの保護剤です。メッキの表面の無数の穴に入り込み、効果的に保護皮膜を作る事が出来ます。メッキの天敵である水分をシャットアウトしてくれます。
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
メッキ加工の事ならNAKARAI
メッキング&サビトリキングを購入する
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。