ハーレーのメンテナンスに欠かせないメッキクリーナーですが、どうやって選べば良いのでしょうか?
市販されているメッキクリーナーの種類は多く、何が違うのか、何を基準に選べば良いのかわからないという方も多いはずです。
そこで今回はハーレーに使えるメッキクリーナーの選び方について見ていきましょう。
どういうメッキクリーナーが優れているのかを知れば愛車をより綺麗に磨けます。
メッキクリーナー選びを間違うと思わぬトラブルが起きてしまう可能性もあります。
そうならないためにも正しく選べるようになっておきましょう。
愛車ハーレーはどのKING?
目次
ハーレー用メッキクリーナーの役割
まずはじめに、そもそもメッキクリーナーはなんのために使うのかを整理しておきます。
主な役割は以下の2つです。
★付着した汚れを落とす
★くすみを落とす
メッキパーツは走行中に付着した汚れや、雨によるくすみなどさまざまな汚れが付着します。
こうした汚れを落とすためにメッキクリーナーが使われると考えましょう。
汚れを落とすことでメッキパーツが綺麗になり、光沢も取り戻すことが可能です。
ハーレーのメンテナンスには必要不可欠なアイテムなのです。
実際、カー用品店などでは多くのメッキクリーナーが販売されています。
各社がそれぞれ商品を販売していて、需要の高さも伺えます。
私達は数多くの商品の中から良いものを選ばないといけないのですが、選び方が難しいと感じる方も多いことでしょう。
メッキクリーナーの選び方について
ではメッキクリーナーをどうやって選べば良いのか、その基準について考えていきます。
メッキクリーナー選びの際、気をつけるべきポイントは以下のとおりです。
★研磨剤の有無
★使いやすさ
基本的にはこの2つのポイントを意識して選べば失敗もなくなります。
具体的にどういう部分に気をつければ良いのか、詳しく見ていきましょう。
メッキクリーナーは研磨剤の使われていないものを選ぶ
メッキクリーナーは大きく2つ、研磨剤の使われているものと使われていないものに分けることができます。
結論から言うと、メッキクリーナーを選ぶなら研磨剤の使われていないものを選びましょう。
なぜかというと、研磨剤が使われているとメッキパーツを傷つけてしまうおそれがあるからです。
研磨剤は文字通り金属などを研磨、つまり削る働きを持つ特殊な成分です。
表面を軽く削ることでしつこい汚れもしっかりと落とすことができ、汚れを落とすという点では優れています。
ですがメッキパーツはとてもデリケートなため、汚れだけでなくメッキパーツそのものが削れて傷ついてしまうこともあるのです。
こうなると綺麗になるどころか削れた部分がくすみになったり、そこからサビが広がってしまったりします。
こうしたデメリットを考えるとメッキクリーナーは研磨剤の使われていないものがベストです。
研磨剤が使われていなくても汚れはしっかり落とせますし、メッキパーツを傷つけるというリスクがなくなります。
研磨剤を使ってしっかりと汚れを落としたくなるところですが、メッキクリーナーは研磨剤の有無を必ず確認し、研磨剤が使われていないものを選びましょう。
使いやすいメッキクリーナーかどうか
まず、メッキクリーナーの基本的な使い方ですが、とてもシンプルです。
軽く洗車して綺麗な状態になったメッキパーツに、クロスなどを使ってメッキクリーナーを塗り拡げていきます。
ムラなく全体に行き渡ったら乾いた布で乾拭きすれば完了です。
さまざまな商品が販売されていますが、どういった商品であってもこの基本的な流れはほぼ変わりません。
作業もそれほど難しくないのですが、それでもやはり使いやすさは重要なポイントです。
たとえば、メッキクリーナーは商品ごとに粘度に違いが見られます。
液体のようにサラサラしたものもあれば、粘度が高くドロっとしたものもあります。
液体状のタイプは塗り拡げやすいのがメリットですが、サラサラしているため垂れてしまうことが多くなります。
メッキパーツ以外の部分に付着してしまうことがあるため、マスキングをしっかりするなどの対策も必要になるでしょう。
逆にドロっとしたタイプは垂れる心配はそれほどありませんが、ムラがないように注意しながらしっかり塗り拡げなければいけません。
どちらが良いかは好みもありますので一概には言えませんが、いずれにしても自分が使いやすい、作業しやすいと感じるタイプを選ぶようにしましょう。
ハーレーのメンテナンスはメッキクリーナーだけでは不十分
メッキクリーナーはメッキパーツの汚れを落としてくれる便利なアイテムです。
ここまで選び方のポイントを見てきましたが、実はメッキクリーナーを使うだけではメンテナンスは不十分です。
というのも、メッキクリーナーはメッキパーツを綺麗に磨くことはできてもサビ対策ができないからです。
ハーレーに使われるクロムメッキはサビに強く、そう簡単にはサビないようにできていますが、それでもメンテナンスを怠ればサビが目立つようになってきます。
というのも、実はクロムメッキの表面には目に見えない小さな穴が無数にあり、この穴から水分などサビの原因が内部に入り込んでしまうのです。
クロムメッキの内部にはニッケルという金属が使われているのですが、ニッケルが錆びることで内部から腐食が進行、やがて私達の目に見える部分にもサビが出てきます。
ハーレーはサビ対策が重要なわけですが、残念ながらメッキクリーナーではサビ対策は行なえません。
メッキクリーナーはあくまでもメッキパーツの表面に付着した汚れを落とすためのアイテムです。
サビ対策は別に行わないといけないのです。
ハーレーのサビ対策にはメッキ保護剤を活用しよう
サビ対策として有効なのがメッキ保護剤です。
メッキを保護することでメッキ表面の穴を塞ぎ、サビの進行を抑えることが可能です。
メッキ保護剤はメッキクリーナーとはまったく別なものですので、それぞれを両方活用することが大切です。
たとえばメッキクリーナーで磨いた後、仕上げとしてメッキ保護剤も使うというのが良い使い方となります。
こうすることでメッキパーツを綺麗に磨きつつ、同時にサビ対策まで行えます。
また、メッキ保護剤を使うことで綺麗な光沢も出ますので、見た目をより綺麗にするという点でも優れています。
メッキクリーナーも重要なアイテムですが、さらに重要なアイテムとなるのがメッキ保護剤です。
どちらも上手に活用し、愛車のメンテナンスを行いましょう。
メッキ保護剤の使い方
ではメッキ保護剤の具体的な使い方を見ていきましょう。
といっても使い方はとても簡単で、メッキクリーナーとほぼ同じです。
まずはクロスやウエスなどに適量のメッキ保護剤をとり、メッキパーツに塗っていきます。
ムラが出ないように注意しながら、優しくなでるように塗っていきましょう。
力を入れる必要はありません。
むしろ力を入れて塗ってしまうとメッキパーツが傷つくこともあるので、慎重に作業します。
全体に塗り終わったら、乾いた布でやはり優しく拭き上げていきます。
余分なメッキ保護剤が取れ、しっかりと拭けたら後は自然に乾くのを待ちましょう。
完全に乾燥すれば完了です。
特殊な成分がメッキパーツの表面にコーティングされ、汚れや水分など、サビの原因から愛車を守ってくれます。
効果の持続期間は商品によって変わってきますので、購入したメッキ保護剤の説明をよく読み、定期的に塗り直してあげましょう。
流れとしてはメッキクリーナーでまず汚れを落とし、その後にメッキ保護剤で仕上げる。
こうすることで綺麗な状態を維持しつつ、さらにサビにも強くなって愛車が汚れにくく、サビにくくなります。
サビは大きなトラブルの引き金になります。
そう考えるとメッキ保護剤はメッキクリーナー以上に重要な存在とも言えます。
どちらも活用し、愛車の寿命を伸ばしましょう。
メッキクリーナーはハーレーに使われているメッキパーツの汚れを落とす便利なアイテムです。
しつこい汚れも簡単に落とすことができ、メッキパーツのメンテナンスには欠かせません。
使い方も簡単ですので、自分の好みに合った商品を見つけ、定期的に使っていきましょう。
また、同時にサビ対策としてメッキ保護剤も使うのがおすすめです。
メッキ保護剤でメッキパーツを保護すればサビに強くなり、サビトラブルのリスクも大幅に減らせます。
メッキクリーナーを使うだけではまだ不十分で、メッキ保護剤とセットで活用してはじめてその本領が発揮されると考えましょう。
メッキクリーナーとメッキ保護剤の両方を活用すれば愛車はより綺麗になり、寿命も伸びます。
メッキパーツは輝きが命ですからその輝きを長持ちさせる工夫が求められます。
愛車のハーレー どのKING?
ハーレーのメッキ手入れ
クロムメッキパーツの多い、ハーレーの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ保護剤「メッキング」
メッキング愛用者の声
「10年経った今でも新品に間違われるほどピカピカです」
10年前にハーレーを中古ですか購入し、ホイールを購入した際にこのメッキングを知り、タイヤ装着前にメッキングを2度塗りしました。
その後、ツーリング後には汚れ等は拭き取りしてましたが10年経った今でも新品に間違われるほどピカピカです!
自分の住んてるところは海岸線沿いの間違われるほどで潮の影響を受けやすいところにも関わらずピカピカを保っていられるのはメッキングで処理したからだと思ってます。
北海道ということもあり11月にはシーズンオフになり、オフの間は最初の2年ほどメッキングの重ね塗りをしてました。
その後はツーリング後に汚れを取る程度の手入れと2ヶ月1度程の磨きのみでこの状態です。
メッキング効果だと思います! メッキングに感謝しております! ありがとうございます!
北海道 O様より
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
メッキング&サビトリキングを購入する
ハーレーパーツへのメッキ加工ならNAKARAI
ハーレーパーツへのクロムメッキ参考画像
ハーレーダビッドソン VRSCA
ラジエターカバー
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
ハーレーダビッドソン FXR
フロントホイール
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。