ビンテージスクーターの魅力『Vespa PX200』の施工例をご紹介

史上最鏡を手に入れろバナー Vespa PX200

画像参照元…VESPA JAPAN公式ページ

紳士淑女によく似合うスクーター『Vespa』
イタリアを代表するスクーター『Vespa(ベスパ)』。有名なバイクやブランドは数多くあれど、その中でも、名前とバイクの姿形がハッキリと結びつくブランドのひとつでも有ります。

かつて航空機メーカーだったピアッジオが第二次世界大戦後に訪れたイタリアの復興期に開発されたのがこの『Vespa(ベスパ)』です。1946年に初めて登場したベスパは、当時としては画期的だったスチール製のモノコックボディや駆動部も含めたスイングユニット一体化エンジンなどを採用し、個性的かつシンプルな外観が魅力的でした。

車名である『Vespa(ベスパ)』とは『スズメバチ』を意味しており、まるでスズメバチのお尻の様に豊かに膨れ上がったリヤ部分と、羽音を連想させる様なエンジン音がその名前の由来とされています。

従来のバイクであれば本来タンクが位置する場所は大きくスペースが空けられており、乗車時もさほど大きなアクションを必要としないデザイン。跨がるというよりは座るという表現の方が正しいステップは『スカートでも乗れる』というコンセプト通り、女性にも評判が良かったそうです。

その愛嬌のあるフォルム通り、大衆車として多くの人々の足として普及したベスパですが、1980年には世界一過酷なモーターレースと称されるパリ・ダカールラリーにも参戦。P200を4台エントリーさせました。結果としてそのうち2台が完走し、その意外な一面を世に知らしめました。バイクとしてのポテンシャルの高さをアピールし、よりベスパは注目される結果となったのです。

日本においてはベスパ=ビンテージスクーターというイメージが強く、古めかしいスクーターは『ベスパ風』と表現されるほど、ビンテージスクーターの代名詞として多くの人の脳内にインプットされています。

インテリアなどに用いられるビンテージスクーターの模型なども、ほとんどがベスパを模した様なデザインとなっており、もはやただのバイクの世界だけでは留まらない、様々な分野・カテゴリで重宝されている存在となっているのも事実です。

また、名作映画『ローマの休日』でオードリー・ヘップバーンが乗っていたのもベスパであった事から、バイク好きでは無い人でもその名と姿形を知っている程、認知度の高いバイクブランドです。スーツやドレスでも似合ってしまうベスパは、紳士淑女のバイクというイメージも強く、単なる大衆車ではない高貴な雰囲気も感じられます。

現行モデルにおいても歴代ベスパのフォルムとコンセプトは踏襲され続け、今もなお多くの人々に愛され続けています。

Vsepa PX200 をご紹介

今回はVespa PX200を施工させて頂きました。ベスパらしい品のあるデザインで、カジュアルはもちろんのこと、ドレッシーなファッションでも良く似合うお洒落なモデルです。

『ベスパ=スズメバチ』の名前の由来を納得させられる豊かに膨らんだリヤ部分が美しい曲線を描いた、まさにベスパらしい独創的なフォルムとなっています。

シックで高級感を感じるカラーリングも美しく、周りの景色をまるっと反射してくれるほど艶やかな表面に思わず見惚れてしまいます。その高級感のあるボディにブラウンのシートが良く似合います。

また、ステップやレッグガード部分にはシルバーのモールが施されており、ベスパらしい高貴な加飾にも目が奪われます。乗車したままでもアクセスしやすいステップ位置にはグローブボックスも装備されており、スクーターらしい利便性に富んだ収納スペースもかなり魅力的です。

フロントホイールは片持ちタイプとなっております。これはタイヤ交換をしやすくするという意図が有り、整備性にも工夫が凝らされた画期的な仕様で、ホワイトリボンタイヤも良く見えます。ボリューミーなフロントフェンダーを装着する事で、ふっくらとしたリヤ部分とのバランスも絶妙に取られている様です。ターンした絶妙な取り回しのサイレンサーもユニークですね。

ヘッドライトもクリっとした愛嬌のあるラウンドタイプ。メーター、ハンドル一体型でスッキリしたシンプルなデザインもスクーターの魅力のひとつでも有ります。

イタリアンスクーターのお洒落で高貴な雰囲気たっぷりのPX200からは、個性だけではなくベスパの歴史とアイデンティティを余す事なく感じられます。

施工前チャンバー

今回メッキを施工させて頂いたのはチャンバー部分です。ボリュームがある分、メッキ加工すればかなり見栄えが良くなります。こちらのチャンバーも非常に綺麗な状態で、日頃から愛情のこもったお手入れがされているのが分かります。このチャンバーをより魅力的に仕上げていきます。

施工後チャンバー

こちらがメッキ施工後です。違いは一目瞭然、美しい艶でアスファルトと撮影者もバッチリ反射しています。

車体の下からチラッと見える煌びやかなメッキがお洒落ですね。シックなボディカラーやシルバーのモールとも相性抜群です。

続いては反対のアングルから。サイレンサーがターンしており、その裏側になってはいますが、チャンバー自体がボリュームがある為、やはり存在感が有ります。ボリュームが有り曲線的な形状のチャンバーにメッキ加工を施すと、艶だけではなく湾曲が強調されてより立体的になるのも魅力的です。

日中の照りつける太陽の光をキラリと反射させるのもかなりカッコいいですが、夜の外灯に艶やかに光るのもメッキ加工の醍醐味のひとつです。夜とバイク・・・この組み合わせがなかなか合うんですね。

愛車をより魅力的に

以上、Vespa PX200のメッキ施工例のご紹介でした。いかがでしたでしょうか?チャンバー部分をメッキ加工すると高級感だけではなく、全体的に引き締まった印象も感じられると思います。既に魅力的な愛車をより魅力的にカスタムする手法として、メッキ加工はオススメでも有ります。

そしてメッキ加工を施した後はその後もメンテナンスやケアも必要になってきます。もちろん、塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・

車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。

それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。

またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。

愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。

メッキ加工も承ります

Vespa PX200 マフラー

Vespa PX200 マフラー メッキ前

メッキ前

Vespa PX200 マフラー メッキ後 Vespa PX200 マフラー メッキ後

メッキ後

Vespa PX200 マフラー メッキ後 Vespa PX200 マフラー メッキ後

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メッキ手入れ

クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。

初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。

クロムメッキ磨き剤「ミガキング

ミガキング003

クロムメッキ保護剤「メッキング

メッキは磨くのではなくコーティングがおすすめ

メッキング画像

クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング

サビトリキングはメッキに優しく、サビには厳しい錆取り剤

サビトリキング画像

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メッキの手入れは、メッキング&サビトリキングがおすすめです。

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