『トヨタ・オリジン』原点回帰のクラシックスタイルカー!板金&再メッキの施工例をご紹介!

史上最鏡を手に入れろバナー トヨタ オリジン

画像参照元…トヨタ公式ページ

クラシックスタイルの渋いセダン『トヨタ・オリジン』

トヨタ・オリジンは、往年の名車トヨペット・クラウンを彷彿とさせるクラシックスタイルの4ドアセダン。驚くべき事にオリジンの販売期間は2000年〜2002年とかなり最近であること。2000年代に販売されていたとは思えない本物のクラシックカーの様な出立ちで、他にはない強烈な存在感を放っています。

ベースとなっているのは同じくトヨタのセダンモデルであるプログレ。大衆車としてのプログレに対し嗜好性の高さが売りのオリジンはパイクカーとして高い付加価値を有しています。

トヨタの自動車生産台数が累計1億台を達成したとして、その記念に僅か1000台限定で製造されたアニバーサリーモデルです。オリジン(Origin)とは『起源・始まり』を意味しており、まさにトヨタが誇る名車トヨペット・クラウンをオマージュした原点回帰のモデルとも言えます。

見た目こそはクラシックカーそのものですが、エンジンや走行に関わるシステムは当時の最新鋭のものを搭載。3.0リッターの直列6気筒DOHCエンジンにクルーズコントロールなど、快適な装備で”嬉しい裏切り”を魅せてくれます。

製造においてもトヨタが誇る匠の技術を持った職人たちが携わる、手塩にかけられた珠玉の一台です。

トヨタの長年の技術力とクルマ作りに対するロマンが詰まったオリジン。今回はその魅力についてご紹介していきます。

トヨタ・オリジン主要諸元

グレード
ボディタイプ4ドア セダン
車体型式GF−JCG17
エンジン型式2JZ−GE
エンジン種類直列6気筒 DOHC
排気量2997cc
シリンダーボア86mm
ピストンストローク86mm
圧縮比10.5:1
最高出力/回転数215ps/5800rpm
最大トルク/回転数30.0kgf•m/3800rpm
トランスミッション4速AT
全長4560mm
全幅1745mm
全高1455mm
ホイールベース2780mm
最低地上高
車両重量1560kg
乗車定員5名
燃料タンク容量70L
燃料消費率(WLTC)
燃料消費率(10•15)
駆動方式FR
懸架方式(前)ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
懸架方式(後)ダブルウィッシュボーン式コイルスプリング
ブレーキ(前)ディスク式
ブレーキ(後)ディスク式
タイヤ(前)195/65R15 91H
タイヤ(後)195/65R15 91H

トヨタ・オリジンの外観の特徴

オリジンの見た目はまさにクラシックカーそのもの。ボディは高級感のある流麗なフォルムとなっており、フロントマスクは丸目に左右にセパレートした柵上のメッキグリル、大きく突き出たメッキパンパーなど、往年の名車トヨペット・クラウンを彷彿とさせるデザインです。エンジンフードには『TOYOTA』のエンブレムが装着されています。

リアデザインにおいてもリアウインドウからテールにかけて流れる様な美しいラインで、テールランプは縦長のデザイン。抜かりなくクラシックカーの後ろ姿を演出しています。

またドアは観音開きを採用しているのも特徴で、こちらもトヨペット・クラウンをオマージュした構造となっています。

これら趣のあるデザイン・構造を有したオリジンは、2000年に発売されたとは思えない長い歴史を過ごしてきたかの様な荘厳なオーラを纏っています。

トヨタ・オリジンのフロントバンパー板金&再メッキの施工事例をご紹介

今回はそんなトヨタ・オリジンのオーナー様のご依頼でフロントバンパーの凹み傷を板金・再メッキを施させて頂きました。

トヨタ オリジン 施工事例

こちらが施工前の写真です。フロントバンパーが”くの字”に凹んでいるのが分かると思います。

比較的年式は最近といってもおよそ20年前のクルマ。旧車とまではいかないにしろ大きな括りで言えば古い車に分類されます。その年数を鑑みても塗装やメッキ部分は綺麗な状態を維持されています。

しっかりと元通りに施工して参ります。

トヨタ オリジン 施工事例

こちらが施工後の写真です。大きく凹んだ傷は跡形もなく消え、滑らかさと輝きを取り戻しました。まさに新車時の様なメッキの仕上がりです。心なしかオリジンも喜んでいる様に見えますね。

トヨタ・オリジンのメッキパーツを史上”最鏡”に!

以上、トヨタ・オリジンの外観の特徴と板金&再メッキの施工例のご紹介でした。

歴史深いクラシックカーの様な出立ちに高級感溢れるデザインは、トヨタの車作りに対する情熱と初代クラウンへの敬意を払っているかの様にも感じます。

僅か1000台の限定モデルなので絶対数も少なく、今となってはかなりのレア車になっています。そういったレアな絶版車だからこそ外装のメンテナンスもしっかり行っていきたいところですね。

塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・

車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。

それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。

またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。

愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。

メッキのサビ取りにはサビトリキング !(使い方)

メッキにはミクロン単位の無数の小さな穴が空いています。そこから水分が入り、点サビが発生し徐々に下地に侵食するのですが、そのサビを無理やり落とそうとすれば傷付けたくないメッキの表面まで傷めてしまいます。

そこで登場するのがNAKARAIの『サビトリキング』です!

サビトリキングはメッキに反応しにくく、サビにのみ反応しやすい薬品を使用しているので傷付けたくないメッキ部分の皮膜を極力ダメージを与えずサビを落としてくれます。

使い方は容器をよく振り、専用クロスにたっぷり塗布してクロスの表面をこまめに変えながら撫でる様に優しく磨くだけです!(※クロス面の同じ箇所で磨き続けると、取れたサビでメッキを傷付ける可能性があります。また金・銀・銅メッキには使用不可です。ステンレス製品にも使用頂けますが、黒ずみが発生しますので黒ずみがなくなるまで乾拭きをしてください。但し、鏡面仕上げのステンレスへのご使用は避けてください。)

メッキ磨きにはミガキング!(使い方)

メッキ磨きに重要なのは如何に少なく磨くかです。磨くという行為の回数を減らす事がメッキの寿命を左右しますので、少なければ少ないほどメッキには良いのです。

しかし、汚れやくすみを綺麗にするには力を込めて何度も磨かなければ落ちないというジレンマに陥ってしまいますね。

そんな問題を解決してくれるのがNAKARAIの『ミガキング』です!

ミガキングはその名の通り、メッキを磨く為に開発された専用のケミカルです。意外と繊細なメッキの表面を極限まで優しく磨く事ができるメッキの磨き材で、少ない磨き回数で効率良く汚れやくすみを除去してくれます。

ミガキングの使い方は、同梱の専用クロスに適量を垂らしとにかく優しく撫でる様に磨くだけです。

経年で劣化したメッキパーツにももちろん効果的ですが、新車購入時に傷のない状態のメッキパーツに使用していくのも非常にオススメです。間違ったお手入れ方法で傷ませず、ミガキングの様なメッキ磨きに特化した正しいケミカルを磨いて上げるのがメッキの寿命を左右します。

メッキの保護材にはメッキング!(使い方)

愛車のメッキがサビトリキング、もしくはメッキングで美しく仕上がった所で、表面に保護材を塗ってあげましょう!せっかく綺麗になったメッキの表面が保護できていなければ、またサビが発生しやすくなります。

そこでメッキの保護に適したケミカルがNAKARAIの『メッキング』です!

メッキングにはそういったメッキに優しくない成分である研磨剤を含まないメッキの保護剤です。メッキの表面にダメージを与えず効果的に保護皮膜を作る事が出来ます。

しかもメッキングによって出来た保護皮膜はクロームメッキの表面にある無数の穴を埋める事ができ、クロームメッキの弱点を補う事が出来るのです。使い方としては専用のクロスでとにかく薄く薄く!が基本です。

メッキング塗布後は、酸素・水・油・埃などの腐食の原因を寄せ付けない保護膜を形成する事です。その効果については梅雨時期に野外放置しても保護効果を発揮します。クロームメッキの天敵である水分から守り錆を発生しにくくしてくれるのです。屋外保管が多い車やバイクであればかなり重要な性能です。

100%食い止める事は難しいですが、定期的に重ね塗りをしてあげれば永続的に錆から守ってくれるので新車購入時にこそメッキングによるお手入れが重要になってきます。

それぞれの”KING”の使い方の組み合わせ

様々なメッキ パーツに対する困りごと・お悩みを解決するためにNAKARAIが誇るそれぞれの”KING”の使い方の組み合わせをご紹介します。

それぞれのKINGの使い方の組み合わせ

愛車はどのKING?

KINGチャート05

3つのKING

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クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑

フロントグリルにもメッキング

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

メッキング画像

メッキング愛用者の声

「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。

ヴェルファイアにメッキング

メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!

新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!

メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。

拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!

使用車種ヴェルファイアG's N様

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

1.
メッキング重ね塗布1回目

2.
メッキング重ね塗布2回目

3.
重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

  • 見た目重視の場合は薄く
  • 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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詳しくは:メッキパーツ相談室まで

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