トヨタ『新型ハイラックス』
画像参照:トヨタ公式ページ
【国産車唯一のピックアップトラック『ハイラックス』】
今回ご紹介するのはトヨタの『新型ハイラックス』です。ハイラックスと言えば、そのピックアップトラックスタイル。今となっては国産でしかも新車で手に入るピックアップトラックはハイラックス一択で、直接的なライバル車がいない正に独壇場とも言えます。
ボディの半分が荷物を積めるだけのデッキスペースで、その分キャビン部分はそれこそトラックのキャビンの様な形状で、後部座席は直角でリクライニングが出来ないほどです。
スタイリッシュでコンパクトなSUVが主流の現代では需要があるのかというほど無骨すぎるデザインは果たしてウケるのか!?と言う勝手な心配をよそに最近では意外にも颯爽と走っている姿を良く見るので、そこそこ人気がある様です。
むしろハイラックス自体がビジネスシーンでも日常的にも使い勝手も良く、その唯一無二の男前なスタイリングに対すして根強いファンがおり、後継車を作って欲しいと言う末端ユーザーの声が届いた結果、新型が登場したとも言われています。
機能性、快適性が重視される現代でも、こんな無骨なスタイルのトラックに惹かれる好き者が一定数いる様です。しかしスタイリングは確かに無骨では有りますが、全体的にはかなり洗練された外観となっているのも高い人気の理由の一つとも言えます。
ハイラックスの誕生は1968年3月。初代となる10系ハイラックスは日野自動車のブリスカの後継車として登場しました。初代ハイラックスは現在のハイラックスの様なリフトアップスタイルでは無く、低めの車高でシングルキャブ(運転席と助手席のみ)で、それこそ農耕トラックの様な野暮ったい外観となっていました。
その後も1980年代の4代目となる70系、1980年後半から1990年代前半の5代目となる110系に至るまでこのボディスタイルが継承され続けました。1997年に登場した6代目140〜170系ハイラックスからボディに積極的に曲線が用いられる様になり、更にツインキャブ(後部座席)も登場しそれまでの農耕トラックから、少し嗜好性の強い垢抜けたクロカンSUVの様な外観へと様変わりしました。
更にその後は7代目(日本と北米では発売されていないらしい)を経て、2015年5月に8代目の新型となるGUN125型ハイラックスが発表されました。日本国内仕様は2017年9月に発売が開始され、メキメキと販売台数を伸ばしています。またマイナーチェンジもされていることから順調に進化を続けている様です。
それではトヨタ『新型ハイラックス』の魅力について語っていきたいと思います。
目次
【新型ハイラックスの主な仕様】
車名の『ハイラックス(Hilux)』の名前の由来ですが、『高級』『より優れた』を意味する『Hi』と『高級』『贅沢』『豪華』を意味する『Luxury』を掛け合わせた造語となっております。そんな新型ハイラックスの主なスペックは以下の通りです。ピックアップしたグレードは4WDの2.4リッターディーゼルエンジンのZのものになります。
〈エンジン〉
・型式:2GD−FTV
・種類:直列4気筒
・総排気量:2393cc
・燃料供給方式:コモンレール式燃料噴射システム
・使用燃料:軽油
・内径(シリンダーボア):92.0mm
・行程(ピストンストローク):90.0mm
・最高出力/回転数:110kW(150ps)/ 3400rpm
・最大トルク/回転数:400N•m(40.8kgf•m)/1600−2000rpm
・トランスミッション:スーパーインテリジェント6速オートマチック
〈寸法〉
・全長:5340mm
・全幅:1855mm
・全高:1800mm
・ホイールベース:3085mm
・トレッド(前):1535mm
・トレッド(後):1550mm
・最低地上高:215mm
・荷台長:1520mm
・荷台幅:1535mm
・荷台高:480mm
・車両重量:2100kg
・車両総重量:2875kg
・最大積載量:500kg
・燃料タンク容量:80リットル
・タイヤサイズ(前後):265/65R17 112S
・乗車定員:5名
〈燃料消費率/性能〉
・WLTCモード:11.7km/L
・市街地モード:10.1km/L
・郊外モード:11.6km/L
・高速道路モード:12.6km/L
・JC08モード:13.6km/L
・最小回転半径:6.4メートル
〈構造〉
・フロントサスペンション:ダブルウィッシュボーン式独立懸架コイルスプリング(スタビライザー付き)
・リアサスペンション車軸式半楕円リーフスプリング
・フロントブレーキ:ベンチレーテッドディスク
・リアブレーク:リーディングトレーディング式ドラム
・駆動方式:4輪駆動(パートタイム4WD)
新型ハイラックスのグレード展開は至ってシンプルで、ビジネスユースにも向いたシンプルな装備の『X』と、高級仕様の『Z』のみで、搭載エンジンは両グレードとも2.4リッターのディーゼルエンジンとなっています。
【遊びにストイックな大容量デッキスペース】
ハイラックスの一番の特徴と言えばやはり全長全幅1520mm×1535mmの大容量なデッキスペースです。最大積載量は500kgなので重量だけで言えばハーレーの様な大型バイク、250ccクラスのバイクなら2台は積載する事ができます。(スペース的には厳しいかも)最近流行りのキャンプなんかでも、テントなどのキャンプギアをたくさん積む事ができます。そのままワイルドに荷物を剥き出しもかっこ良いですが、純正オプションや社外品でもとのカバーがあるので、雨風から荷物を守る事も可能です。
またキャビン部分と隔離される事で、何でも気兼ねなく荷台に突っ込む事ができるのも利点のひとつです。泥と砂で汚れまくったマウンテンバイクや、釣ってきた魚を入れたクーラーボックスなど汚れや臭いが気になる荷物もそのまま積んでも室内は汚れないし、臭いも気になりません。デッキスペースが汚れても豪快に水洗いもできるのも楽で良いですね。
この大容量と積むものを選ばない懐の深さはビジネスシーンやアウトドアシーンで大活躍してくれます。遊びにストイックな人はハイラックスのこの大きなデッキスペースはかなり魅力的ではないでしょうか。
【アメリカンでクールな外観】
冒頭でも触れた通り、新型ハイラックスは国産車唯一のピックアップトラックです。同じ大型ピックアップトラックではタンドラやタコマも有りますが、それらは北米トヨタで販売されているので純国産はハイラックスのみとなります。
その為、ハイラックス既視感の無いまるでアメ車の様なイメージを受けます。昨今のスタイリッシュなSUVに見慣れているとこのタフネスなボディには面食らう人もいるのでは無いでしょうか。
しかしフロントフェイスはやはり現代のニーズに上手く応える様な洒落たデザインとなっています。特にヘッドライトの形状と大きなフロントグリルを縁取るメッキパーツが特徴的です。しかしフロント小賢しい装飾は一切なく、シンプルで男らしいその顔つきは正にアメ車の様な無骨な印象を受けます。またサイドステップや、オプションでドアガーニッシュなどドレスアップパーツも有り自分好みにカスタマイズも可能です。
この様に国産車とは思えないアメリカンな外観のハイラックスは『人と違う』ものに拘る様な人のハートに刺さるデザインだと思います。
【高級感があるが男らしいシンプルなインテリア】
ハイラックス(Hilux)の名前の通り、内装においては高級感を意識したインテリアと謳ってはいますが、やはりプラドなどのハイクラス車と比べると些かチープ感は否めない感じはしますが、フロントパネルにメッキパーツ、ステアリングなどの随所にレザーをあしらったり、シートには上級ファブリックを採用するなど、質感への拘りを感じます。
高級とタフネスを上手く融合させたシンプルなインテリアになっており、居住感も良いので快適なドライビングが期待出来そうです。
【道を選ばない走破性能】
最大トルク400N•mのビッグトルク直列4気筒2.4リッターディーゼルエンジンはパワフルな走りを見せてくれます。それに併せてコンパクトな水冷式インタークーラーを採用し、運転状況に合わせたフレキシブルな吸気冷却効果を実現。更にDPR(排出ガス浄化装置)や尿素SCRシステム搭載によってクリーンなエンジンとなっています。
フレームには高剛性のラダーフレームを採用。ねじれや衝撃に強い構造とタフなサスペンションシステムで過酷なシュチュエーションでも強い耐久性を発揮します。
また走行シーンに合わせたモードが選択できる『パートタイム4WDシステム』を搭載。街乗りや高速道路を快適に走行するH2モード(2輪駆動)、悪路や雪路に特化したH4モード(4輪駆動ハイ)、泥などでぬかるんだ道や坂道を切り抜けるL4モード(4輪駆動ロー)で道を選ばない高い走破性を持っています。
その他には不意な挙動でもサポートしてくれるアクティブトラクションコントロールによって、岩場や雪道などのスリップ状態から素早く脱出しやすくなるなど、ハイラックスらしい安全性能も充実しています。更にはカメラとセンサーを駆使した夜間の歩行者も素早く検知するプリクラッシュセーフティー、ブレーキ制御付きレーダークルーズコントロール、車庫入れ時に死角の接近検知をしてくれるクリアランスソナーとバックソナーを搭載し、基本的な安全システムも搭載されています。
タフで大味な走行性能の様に感じますが、繊細なセーフティーシステムでドライビングをアシストしてくれます。
【遊びに出掛けたくなるハイラックス】
遊びに全振りした様な新型ハイラックスは、それこそ遊びに全振りしたい人はもちろん人とは違うものが良いと言う人には持ってこいの1台だと思います。
趣味にもですがビジネスシーンでも十分活躍できる意外と器用なヤツとなので、今後も長く作り続けて欲しいですね。
以上、トヨタ『新型ハイラックス』のご紹介でした。
愛車はどのKING?
クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング愛用者の声
「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。
メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!
新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!
メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。
拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!
使用車種ヴェルファイアG's N様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
メッキ加工の事ならNAKARAI
メッキコーティングならメッキング
メッキ磨きならミガキング
メッキサビ取りならサビトリキング
メッキング&ミガキング&サビトリキングを購入する
メッキパーツの悩み相談なら
■メッキが剥がれた
■メッキのくみすがとれない
詳しくは:メッキパーツ相談室まで
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。