ハコスカの魅力、愛好家が多い三代目スカイラインのレストアのポイント

1968年に発売されてから多くの人に愛されているのが、ハコスカこと三代目スカイライン。
すでに発売から50年ほどが経過していますが、現在でも熱狂的な愛好家がいることで知られています。
そんなハコスカはレストアがとても重要です。
長く乗り続けるためにはどうやってレストアすれば良いのか、そのポイントを知ることも重要でしょう。
今回はハコスカの魅力をはじめ、レストアのポイントについて紹介します。

ハコスカの魅力とは?

ハコスカが発売されたのはもう50年も前のこと、今の車と比較すると不便な部分も多いというのが実際のところです。
それでもなおハコスカに乗りたいという人が多いのは、それだけの魅力を持っているからと言えます。
では具体的にどんな魅力があるのでしょうか?
ハコスカの代表的な魅力を考えてみましょう。

★車を乗りこなすという感覚
★改造の幅が広い

主にこの2つがハコスカの魅力になっていると考えられます。
特に車好きにとってはこうした魅力があるというのはとても嬉しいことではないでしょうか。

自分なりのハコスカを楽しめる

ハコスカは今の車のような乗りやすさはありません。
人によっては乗りこなすのが難しいと感じられることもあるでしょう。
ですがだからこそ乗りこなせた時の嬉しさも大きく、自分が車を乗りこなしている、操っているという気持ちを味わえます。
誰が乗っても同じということがなく、ドライバーの技術や知識によって乗り心地が大きく変わってきます。
発売当時、ハコスカの販売価格はとても高く、いわゆる高級車でした。
予算的にはとても厳しい車と言えますが、それでも爆発的なヒットを記録したのはハコスカが魅力的な車だからです。
人気が高かったこともあり、改造の幅が広いのも大きな魅力です。
たくさんのパーツがあり、そこから自分の好きなものを選んで組み合わせるという楽しみ方ができます。
今でも中古車市場にはカスタマイズされたハコスカが多く流通しています。
いかの多くの人がハコスカの改造を楽しんできたかがわかります。
こうした魅力によって発売から50年が経過した今でも愛される車となっているのです。

ハコスカのレストアについて

さて次はハコスカのレストアについて見ていきましょう。
ここまで見てきたように、ハコスカは発売から50年ほどが経過しており、いわゆるクラシックカー、旧車に該当します。
パーツなども古くなって劣化していることが多く、レストアは欠かせない作業と言えます。
レストアというのは日本語で復元するといった意味合いになります。
つまり車を元の状態に復元することです。
復元することで再度乗れるようにするわけですが、具体的にどういったことを行うのでしょうか?
レストアでは車全体の状態を確認し、必要であればパーツを新品に取り替えたり、修理を行ったりします。
そうすることで問題のある部分を1つずつ直していき、問題なく乗れるようにするのです。
たとえばエンジンが故障していて動かないというなら、新しいエンジンを搭載しなければなりません。
塗装が剥げているなら塗装をやり直すなど、見た目を綺麗にするのもレストアの重要な作業の1つです。
古い車を新車のように復元するのがレストアだと考えれば良いでしょう。

ハコスカのレストアはメッキがポイント

ハコスカのレストアを行う上でポイントになってくるのがメッキです。
車の外装部分など、多くの場所にメッキ加工が施されています。
メッキは時間の経過でどんどん劣化していくもので、最終的には錆びが目立ったりしてしまいます。
こうした劣化を修復することや、こまめにメッキの手入れをすることが重要になってきます。
レストアにおいてもメッキの劣化が見られるようであれば、しっかりと修復しなければなりません。
メッキは綺麗な状態であればピカピカと光沢があり、高級感を演出してくれます。
しかし劣化が進むと変色したり、見た目にも悪影響が出てきます。
せっかくのハコスカもメッキが変色していれば台無しです。
ハコスカをレストアするならメッキパーツは優先的に手を加え、元の状態に復元してあげましょう。
メッキが綺麗になるだけでも見た目は大きく代わり、まるで新車のような輝きを放ってくれます。

メッキの手入れ方法は?

メッキの劣化を防ぐためにも、日々の手入れは欠かせません。
しっかりと手入れをしてあげればメッキも長持ちします。
代表的な手入れ方法としては、以下の2つが挙げられます。

★こまめに洗う
★コーティングをする

比較的簡単で、普段からしやすいのがメッキパーツを洗うという手入れです。
車用の洗剤などを使用し、メッキパーツをよく洗います。
この時、強くこすったりするとメッキが剥がれてしまうおそれがあるので、柔らかい布などで優しく拭くことがポイントです。
最後に水でよく洗い、洗剤を落としましょう。
これでちょっとした汚れなら洗い落とすことができ、メッキの劣化を防げます。
もう1つの手入れがコーティングです。
ワックスやガラスコートなどがよく知られていますが、メッキ表面部分に特殊な被膜を形成することで汚れやダメージから保護します。
コーティングされることでメッキが直接ダメージを受けることが少なくなり、より長くメッキの状態をキープできます。
普段からこまめに洗ってあげるのと同時に、コーティングも行ってあげましょう。

メッキの劣化がひどい場合はどうすれば良いのか?

ハコスカ テールランプリムにメッキ前

理想的には日頃から洗車やコーティングをし、メッキの劣化を防ぎたいところなのですが、ハコスカは古い車ということもあり、メッキがかなり劣化してしまっているケースも珍しくありません。
サビだらけになっているなど、かなりひどい状態ということもあるでしょう。
劣化がある程度進んでしまうと洗車をしたり、コーティングをしても元の輝きは取り戻せません。
ではどうやって対処すれば良いのでしょうか?
メッキの手入れは最終的には再メッキということになります。
メッキ加工をやり直し、改めて綺麗な状態に戻すわけです。
もちろんパーツごと新品に取り替えるという選択肢もあります。
ですがハコスカのように発売から長い年月が経っている車の場合、新品のパーツを手に入れるということも難しくなります。
もし見つかっても価格が高いといった問題も出てきます。
こうしたことも考慮するとメッキの劣化がひどい場合、やはり再メッキが良い方法となります。
ここからは再メッキについて見ていきましょう。

再メッキは自分でできるのか?

ハコスカに限らず車のレストアに関しては、自分で作業を行えるという場合もあります。
では再メッキに関してはどうなのでしょう?
結論から言うと、再メッキを自分で行うのはほぼ不可能です。
それだけ高い知識と技術が求められます。
再メッキを行う場合、まずはメッキパーツの補修を行う必要が出てきます。
この補修に関してもプロでないと難しく、私達がいきなりできるものではありません。
専用の設備や道具も必要ですし、簡単な作業ではないのです。
また、再メッキと一言で言っても具体的にはメッキの剥離や研磨など、やるべき工程は多く手間がかかります。
再メッキを行う時は専門の業者さんにお願いするのが基本だと考えておきましょう。

再メッキの流れ

ここからは再メッキを行う場合の流れについて見ていきましょう。
まずは元のメッキ、つまり劣化してサビているなどしたメッキを完全に剥がします。
古いメッキが残った状態で再メッキすることはできません。
1度メッキを剥がし、その状態から下地の研磨をしたり、穴や傷があるようなら特殊なパテで埋めたりします。
特にパテ埋めの作業は重要で、パテ埋めをせずに穴や傷を残したままだと、再メッキしてもすぐに劣化してしまいます。
また、見た目にも穴や傷が目立ってしまい、せっかく再メッキしても見た目が悪いままになってしまうのです。
パテ埋め処理をしたら再メッキを行い、メッキの層を形成していきます。
下地の上にメッキの層ができあがることで下地を保護することができ、同時に見た目も綺麗になっていきます。

再メッキをするなら業者選びも重要

再メッキを自分で行うことは難しいので、業者にお願いすることになると紹介しました。
この時、どの業者にお願いするのかというのも重要なポイントになります。
再メッキには高い技術が要求され、業者によって技術力も違いますし、所有している設備も違います。
どこにお願いしても同じだと考えていると後で後悔することになるかもしれません。
ハコスカのレストアで再メッキを行うなら、再メッキの得意な、確かな技術力を持つ業者を探さないといけません。
丁寧に、しっかりと再メッキしてくれる業者を見つけることができれば、愛車のハコスカもピカピカで綺麗になります。
逆に言うと、業者選びに失敗してしまえば想定していたような再メッキをしてもらえない可能性があるということです。
信頼できる業者を過去の実績などから見極めましょう。

再メッキ後は入念に手入れをしよう

メッキパーツの手入れ方法についてはすでに触れていますが、再メッキ後こそ手入れが重要になってきます。
綺麗な状態を維持するためにも、普段からこまめに手入れをして劣化を防ぎましょう。
手入れをしないで放置していると、メッキパーツの劣化も激しくなり、最終的にはまた再メッキしなければいけないほど状態が悪くなります。
そうならないためにも普段の手入れこそ重要だと考えましょう。

ハコスカは今でも人気の高い車種で、古い車だからこそレストアが必要になります。
レストアで車全体をチェック、復元するわけですが、メッキパーツのレストアも欠かせません。
メッキパーツのレストアに関しては再メッキすることも多くなるはずですので、再メッキに強い業者を見つけることが大切です。
安心して任せられる業者を見つけ、再メッキをしてもらい新車のような輝きを取り戻しましょう。
また、自分自身でこまめに手入れをしてあげることも大切です。
手間をかけて綺麗な状態をキープするようにしましょう。

ハコスカパーツにクロムメッキ

NAKARAIメッキで加工した参考事例を掲載させていただきます。

 

■ハコスカ テールランプリム

ハコスカ テールランプリムにメッキ前ハコスカ テールランプリムに補修メッキ
メッキ前補修メッキ後

 

■ハコスカ FRPグリル・ライト枠

ハコスカFRPグリルにクロムメッキ加工

クロムメッキ前

ハコスカライト枠クロムメッキ後ハコスカFRPグリルにクロムメッキ加工ライト枠右クロムメッキ後
クロムメッキ後

FRPパーツへのクロムメッキ加工は、新品無塗装品でないとクロムメッキできないです。

 

 

ハコスカのメッキ手入れ

クロムメッキパーツの多い、ハコスカの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

 

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

クロムメッキ保護剤「メッキング」

メッキは磨くのではなくコーティングがおすすめ

メッキング画像

クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」

サビトリキングはメッキに優しく、サビには厳しい錆取り剤

サビトリキング画像

 

メッキ加工の事ならNAKARAI

メッキ工房NAKARAI

ナカライメッキに問い合わせ

 

メッキング&サビトリキングを購入する

メッキの手入れは、メッキング&サビトリキングがおすすめです。

メッキング&サビトリキング

いますぐ注文する

 

クロムメッキの事についてもっと知りたい方は

電気メッキイラスト図

装飾クロム参考画像・バイクカバー

詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る