画像参照元…ホンダ公式ページ
世界中で大人気のバイクといえば、スーパーカブが真っ先に挙がる方も多いでしょう。実際、街中でカブを愛車にされている方をよく見かけます。今回は、そんなスーパーカブの「メッキ」部分にフォーカスし、お手入れを怠ってしまいがちなメッキ部分をどのようにメンテナンスすべきか、おすすめの商品を含めてご紹介していきます。
目次
メッキ部分のお手入れはどうしていますか?
普段から頻繁に乗っていても、はたまた乗っていなくても、バイクをキレイな状態に保つのは想像以上に難しいものです。
スーパーカブのメッキパーツだけに絞っても、何も手入れをしていないとサビや汚れなどで次第に汚れていってしまいます。ここでは特に、メッキパーツに関するよくあるお悩みと、メッキのサビ・汚れ対策について解説します。
メッキのパーツを多数含むスーパーカブ
「メッキ」パーツと聞いて、スーパーカブのどの部分のことかすぐに思い当たるでしょうか?
サイドカバーやマフラーなど、大きな場所をイメージされる方も多いでしょう。
しかしその他にも、実はメッキはさまざまなパーツに使われています。
たとえば、荷台が良い例です。特にカブプロなどの荷台が大きい車種では、メッキパーツが車両の大部分を占めています。普段は意識していなくても、実はメッキパーツは身近なものなのです。
メッキに関してよくあるお悩み
メッキ手入れに関するお悩みで一番多いのは、「サビ」による劣化です。
クロームメッキは錆びにくい素材として有名ですが、実は素材の表面に微細な穴が無数にあいているため、一度錆び始めてしまうとどんどん進行してしまいます。
ピカピカのメッキは見とれてしまうほどキレイですが、一方でサビの浮いたメッキパーツは見る人に「汚いバイク」という印象すら与えてしまうでしょう。
特にバイクを屋外で保管している場合や、よく潮風を強く受ける場所で乗る場合は、メッキパーツの手入れに関する悩みは尽きません。
また、「キズ」についてのお悩みもよく耳にします。
他の素材と比較して、メッキのキズは非常に目立ちやすいです。
これはメッキが持つ鏡面度の高さに起因する問題ですが、この鏡面度こそがメッキの魅力でもあるため、手入れをし続けてきれいな状態を維持する必要があります。
メッキのキズやサビを放置するとどうなる?
当然ですが、メッキのキズやサビが自然に治ることはありません。
それどころか、放置するうちにキズやサビは増えてしまう可能性があります。
特にホコリや水がメッキ表面の「クロームメッキ」を貫通し、下地の「ニッケルメッキ」が錆びてしまった場合には、目に見えていない部分で浸食が進行している恐れがあります。
ひどいケースではサビの進行により、そのまま被覆ごと剥がれ落ちてしまうことも。
そこまでサビが進行してしまったのであれば、再度メッキをかけるしかなくなってしまうことが多いです。
カスタムでメッキ仕上げをしている場合はより丁寧なお手入れが必要
中には、カスタムとして車体全体をメッキ加工している方もいます。
まるで鏡のように磨かれた車体は人目を引くこと間違いなしですが、メッキパーツの割合が通常のバイクより多くなるため、必然的に手入れも難しくなります。
お手入れをサボってしまうとそのまま車体の汚れやサビに反映されてしまうため、愛車をメッキ仕上げにしているライダーは、日常的にメンテナンスを怠らないようにしていることが多いです。
対処と予防の2つの観点で愛車をキレイに
メッキのサビやキズに関する問題の解決法は、大きく分けて2つあります。
一つは「対処」する方法、そしてもう一つは「予防」する方法です。
後ほど詳しくご紹介しますが、メッキの手入れは多くの場合、「対処」をしてから「予防」をします。
メッキのサビを落とし、それからコーティングで新たなサビが発生しないようにするのです。
ただキズやサビをなくせれば良いのではなく、そこからどのように予防をするかも非常に大切です。
錆びてしまったメッキのお手入れ方法
ここからは、具体的なメッキ手入れの方法について解説していきます。
もしかすると「メッキは研磨剤を使ってひたすら磨くもの」というイメージをお持ちの方もいるかもしれませんが、メッキ磨きは一歩間違えると新たな傷を作ってしまう原因にもなります。ゴシゴシとメッキを磨きたくなる気持ちはぐっと抑えて一旦読み進めてみてください。
①サビ取り用の研磨剤でサビを落とす
サビがついている場合、まずはサビを落とすところから始めます。
クロスに適量のサビ取り剤をつけ、丁寧にサビを落としていきます。ここで注意しなければならないのは、使用するクロスの種類です。通常のクロスを使用し磨き上げると、取れたサビが新たなキズを生んでしまうことがあります。取れたサビを繊維の中に巻き込んでくれるような特殊クロスを使いましょう。
また、化学薬品につけ込んでサビを落とす方法もありますが、メッキそのものを溶かしてしまう可能性もあるため、研磨剤の使用をおすすめします。
②メッキ磨きで表面を磨く
続いて、メッキ磨きを使って表面を磨いていきます。
長らくバイク乗りの間で親しまれてきた方法として「研磨剤を使ってゴシゴシ磨く」というものがありますが、この方法はあまりおすすめしません。なぜなら、研磨剤の過度な使用は表層のクロームメッキを傷つけ、最悪の場合剥がしてしまうこともあるからです。
近年では、目の細かいコンパウンドを使用したメッキ磨きも発売されています。メッキ磨きを表面になじませるように優しく磨くことで、メッキ本来の輝きを取り戻すことができます。
③保護被膜剤でコーティング
メッキをキレイに磨けたら、最後にコーティングを行います。メッキの表面には小さな穴がいくつもあいているため、せっかく磨き上げても、そのまま放置していると再びサビが発生してしまいます。
保護被膜剤はその名のとおり、メッキ表面を保護するための皮膜をつくります。
まんべんなくコーティングができたら、作業完了です。
サビがひどい場合には再メッキも
車体のサビがあまりにひどい場合には、メンテナンスではどうにもならないこともあり、そうした場合には再度メッキをかけることになります。
ただ、メッキ加工には技術がそのまま表れるため、信頼できる店を選ぶことが非常に重要です。
「メッキ加工NAKARAI」では、メッキ専門店として培ってきた技術を惜しみなく発揮し、あなたの愛車の再メッキをさせていただきます。質にこだわるならぜひお声がけください。
メンテナンスにおすすめの商品はこちら!
長年メッキのメンテナンスに向き合ってきたNAKARAIが、満を持して3種類のメンテナンス商品をおすすめします。
スーパーカブに限らず、愛車のメッキパーツのメンテナンスをしていく上ではどれも頼りがいのある相棒になること間違いなしです!ぜひ3商品を使って愛車をピカピカの状態にしてあげてください。
【サビ取り剤】サビトリキング
スーパーカブのサビ取りには、「サビトリキング」がおすすめです。
通常の研磨剤ではメッキの表面を傷つけてしまう可能性が高いため、サビを取りきれないことがありますが、サビトリキングではその心配はありません。
サビトリキングにも研磨剤は配合されていますが、この研磨剤はメッキを傷つけないための特殊なものです。メッキのプロが開発したメッキ専用のサビ取り剤だからこそ、安心してお使いいただけます。
【クリーナー】ミガキング
サビが取れたら、ミガキングを使って表面を磨き上げます。研磨剤を使って何度も磨きたくなってしまいますが、回数を重ね過ぎてしまうと表層のクロームメッキの輝きは薄れてしまいます。
その点、ミガキングには超微粒子コンパウンドを配合しているため、何度もこすらずとも表面磨きが完了します。クロスに適量をとり、メッキの表面を撫でるようにして磨いてみてください。次第にメッキ面のくすみやくもりが取れ、本来の輝きを取り戻すことができるでしょう。
【メッキ用コーティング】メッキング
メッキ磨きまでが終わったら、メッキ用のケミカル保護被膜剤でメッキの表面を保護しましょう。
先ほど、メッキの表面には微細な穴があいており、そこからホコリや水が侵入することでサビができてしまうとご説明しました。つまり、せっかくメッキ磨きをしても、その小さな穴からホコリや水の侵入があるとまた錆びてしまうのです。サビ落としを繰り返せば表層に負担をかけてしまうことにもつながるため、極力サビ落としやメッキ磨きの回数は少なく抑えたいところです。
そこで使用するのが、メッキ専門店「NAKARAI」が5年の歳月を費やして開発した「メッキング」となります。メッキングを塗布することで、表面の穴を塞ぐような被膜を作り、サビの原因となる物質を通さないようにできます。これでメッキをキレイな状態で長持ちさせられるのです。
適切なお手入れでスーパーカブのメッキ部分を長持ちさせましょう!
スーパーカブにはたくさんのメッキパーツが使われています。
特に荷台やサイドカバーなどの面積が大きいメッキパーツは、キレイに輝いているとバイク全体の印象を良くします。メンテナンス方法さえ知っていれば、メッキをいつまでも美しい状態のまま保てます。ぜひメッキ専用のケミカルを使ってメッキのお手入れをしてみてください。
メッキ加工も承ります
スーパーカブ マフラーガードのメッキ加工
メッキ加工前
メッキ加工後
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
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