メッキホイールのガラスコーティングで知っておくべき事まとめ

ハーレー・XLDLフロントリアホイールメッキ後1

メッキホイールにはガラスコーティングを施すことが可能です。
ガラスコーティングを施すことで見た目も綺麗になり、汚れも付きにくくなるためとても助かります。
今回はそんなガラスコーティングについて、知っておくべきポイントを紹介していきます。
メッキホイールを守るために重要なガラスコーティングですが、いったいどういうものなのでしょうか。ガラスコーティングとはなんなのかをはじめ、ガラスコーティング後のケアも含めて見ていきましょう。

メッキとは?

電気メッキイラスト図

まずはじめにそもそもメッキホイールのメッキとはなんなのかを解説します。
車やバイクのホイールにはメッキ加工が施されているケースが多く見られます。
メッキ加工することで光沢が出て見た目が綺麗になるだけでなく、ホイールそのものを保護することも可能です。
ホイールの素材は鉄やアルミですが、その上にメッキ加工することで素材そのものを守っています。
ホイールに使われるメッキ加工はクロームメッキ加工が一般的で、3つの金属によってメッキを施します。

メッキの被膜は何層にも金属が被覆されている

★クローム
★ニッケル
★銅

この3つの金属を溶かし、ホイールの表面に定着させることでメッキ加工が完成します。
3つの金属の層が生まれることで汚れを防ぎ、またサビも防いでくれます。
そして見た目も光沢が出てピカピカと輝くようになるのです。
素材を守るという機能性を持つだけでなく、見た目が綺麗になるという装飾性の高さも持ち合わせているのがメッキです。

ガラスコーティングの目的

実はガラスコーティングの目的とメッキの目的はよく似ています。
メッキは素材となる金属を守るため、そして見た目を良くするために利用される技術ですが、ガラスコーティングもほぼ同じです。
メッキの上にガラスコーティングを行うことでメッキを守ることができます。
2重に素材を保護しているとイメージするのが良いでしょうか。
ではなぜメッキをさらにガラスコーティングで守る必要があるのか、この点が重要です。
本来ならメッキだけで十分なはずですが、その上からさらにガラスコーティングをした方が良いとされるのには理由があります。

メッキホイールのサビ防止のため

ホイールの素材は鉄やアルミなどでサビのリスクがあります。
特にホイールは走行中に路面と接しているため、過酷な環境に置かれています。
雨風にさらされ、ホコリも付着しやすいとサビやすい状況なのです。
サビを防ぐためにメッキ加工をしているわけですが、実はメッキホイールだけではサビのリスクがまだ残っています。というのもメッキには目に見えないほど小さな穴がたくさんあいていて、気づかないうちにその穴から水分が侵入してしまいます。そして内部からサビが発生するのです。
このサビを放置しておくとどんどんひどくなり、最終的にはメッキが剥がれるほどになってしまいます。こうなるともう手遅れで、再メッキ加工しなければなりません。こうした事態を防ぐためにガラスコーティングが使われます。メッキの上にガラスコーティングを施すことで特殊な被膜が形成され、メッキにある小さな穴が塞がります。これで水分が侵入することもなくなり、サビのリスクが大幅に減らせるというわけです。ガラスコーティングはただ見た目をより綺麗にするだけでなく、サビ防止という大きな役割を果たしているのです。

コーティング剤の種類について

クリアー塗装とメッキング被膜の違い

今回はガラスコーティングについて紹介していますが、コーティング剤には他にもいくつかの種類があります。

★ワックス
★ポリマーコーティング
★ガラスコーティング

この3つがコーティング剤の主な種類です。
それぞれ特徴が違いますので、その違いについても知っておきましょう。
そうすればガラスコーティングはどのような点が優れているのか、他のコーティング剤と何が違うのかを正確に把握することができます。

ワックスもコーティング剤の1種

私達にとってもっとも身近なコーティング剤がワックスではないでしょうか。
車やバイクのツヤ出しに使うという方も多いはずです。
ワックスの主成分は油で、車体やパーツに塗ることでツヤを出してくれます。
この時、主成分である油によって被膜が形成されていて、原理としてはコーティング剤と同じです。
ただしツヤ出しが大きな目的なのでメッキホイールを保護する能力はあまり期待できません。
また、ワックスで注意したいのが研磨剤の存在です。
ワックスの多くは研磨剤が含まれていて、メッキホイールに使ってしまうとメッキを傷つけたり剥がしたりしてしまう危険があります。
研磨剤によって削られることがダメージを受けてしまうのです。
そのためメッキホイールにはワックスは使わないようにする、もしくは研磨剤の含まれていないワックスを使うようにしましょう。

ポリマーコーティングはガラスコーティングよりも性能が低い

ポリマーコーティングはシリコンなどの成分を使ってメッキホイールの表面をコーティングします。
しっかりと光沢を出せるためワックスと同じような感覚で使うことが可能です。
また、値段もガラスコーティングと比べると安いものが多く、値段の安さからポリマーコーティングを選ぶという方も多いようです。
ですがメッキホイールを保護する能力はガラスコーティングに劣ります。
効果の持続期間も短く、こまめにコーティングし直す必要があり、手間がかかるのが欠点です。
安くて便利ではありますが性能面ではガラスコーティングよりも低くなってしまうことはおさえておきましょう。

ガラスコーティングは高性能で長持ち

ガラスコーティングはワックスやポリマーコーティングと比較して保護能力が高くなっています。
文字通りガラス成分で被膜を形成するため被膜が非常に硬くなり、しっかりとメッキホイールを守ります。
汚れの付着を防ぐのはもちろん、サビ予防効果も高く、ガラス特有の透明度の高さもあって装飾性も抜群です。
また、1度施工してしまえば1年以上効果が持続すると言われていて、メンテナンスの手間も大幅に軽減されます。
丈夫で綺麗で手間もかからないのがガラスコーティングです。

ガラスコーティングは自分でできるのか?

メッキホイールにガラスコーティングを施したいという場合、自分で作業でるかも気になるところでしょう。結論から言うと自分で作業することも可能です。市販されているガラスコーティング剤を購入し、メッキホイールに塗布すればいいのです。ただし、実際に作業する場合はメッキホイールをよく洗い、脱脂という油分を除去する作業を行い、ガラスコーティング剤を塗布し、乾燥させるという流れで行っていかないといけません。初めての方には難しい作業になるでしょう。失敗してしまえばムラができたりとなかなか大変です。自分で作業することもできますが業者に依頼してやってもらうこともできますので、どちらが良いかをしっかりと判断しましょう。自信がなければ業者に任せる方が安心できます。

ガラスコーティングをした後のケアについて

ガラスコーティングを行うとメッキホイールに被膜が形成され保護されます。
その後のケアについても知っておきましょう。特に洗車の際は注意が必要です。ガラスコーティングがされたメッキホイールを洗う場合、ガラスコーティングが剥がれないように細心の注意を払いましょう。硬いブラシでゴシゴシとこするようなことはせず、柔らかいスポンジで優しく洗うのがコツです。決して力を入れず、撫でるように洗うことでガラスコーティングを傷つけずにすみます。もしガラスコーティングが傷ついたり剥がれたりしてしまうと、そこから水分が入り込みサビが発生するかもしれません。そうならないためにもガラスコーティングをしたからと安心せず、丁寧なケアを心がけましょう。洗車ではカーシャンプーを使えばそれほど力を入れなくても汚れは落ちます。メッキパーツはデリケートなものだと考えるようにしてください。

ガラスコーティングはメッキホイールを汚れやサビから守るためにとても重要です。
コーティングには他にも種類がありますが、もっとも高性能なガラスコーティングがおすすめです。
ガラスコーティングなら1年以上、長ければ数年は効果が持続するため手間もそれほどかかりません。
DIYでの施工も可能で、慣れてしまえば自分で施工、メンテナンスまでできます。
洗車時はガラスコーティングが剥がれないよう注意するのもポイントです。
愛車を長く綺麗に、そしてサビのない状態でキープするためにガラスコーティングを上手に活用しましょう。特にメッキホイールはガラスコーティングで守ってあげないと劣化が早くなってしまいます。

愛車のメッキホイールはどのKING?

KINGチャート05

3つのKING

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メッキホイールのメッキ手入れ

メッキホイールの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

 

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。

初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。

クロムメッキ保護剤「メッキング

メッキは磨くのではなくコーティングがおすすめ

メッキング画像

メッキング愛用者の声

「10年経った今でも新品に間違われるほどピカピカです」

メッキング愛用者の声「10年経った今でも新品に間違われるほどピカピカです!」

10年前にハーレーを中古ですか購入し、ホイールを購入した際にこのメッキングを知り、タイヤ装着前にメッキングを2度塗りしました。

その後、ツーリング後には汚れ等は拭き取りしてましたが10年経った今でも新品に間違われるほどピカピカです!

自分の住んてるところは海岸線沿いの間違われるほどで潮の影響を受けやすいところにも関わらずピカピカを保っていられるのはメッキングで処理したからだと思ってます。

北海道ということもあり11月にはシーズンオフになり、オフの間は最初の2年ほどメッキングの重ね塗りをしてました。

その後はツーリング後に汚れを取る程度の手入れと2ヶ月1度程の磨きのみでこの状態です。

メッキング効果だと思います! メッキングに感謝しております! ありがとうございます!

北海道 O様より

 

クロムメッキ磨き剤「ミガキング

ミガキングで磨く

ミガキング001

クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング

サビトリキングはメッキに優しく、サビには厳しい錆取り剤

サビトリキング画像

 

メッキング&サビトリキングを購入する

メッキの手入れは、メッキング&サビトリキングがおすすめです。

メッキング&サビトリキング

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ハーレーパーツへのメッキ加工ならNAKARAI

メッキ工房NAKARAI

ハーレーパーツへのクロムメッキ参考画像

ハーレーダビッドソン VRSCA

ラジエターカバー

ハーレーダビッドソン VRSCAハーレーダビッドソン VRSCA
クロムメッキ前クロムメッキ後

ハーレーダビッドソン FXR

フロントホイール

ハーレーFXRホイールフロントメッキ前ハーレーFXRホイールフロントメッキ後
クロムメッキ前クロムメッキ後

ナカライメッキに問い合わせ

 

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