リフレクターを再メッキしたいという場合、その難易度はどの程度なのでしょうか?
経年劣化などでリフレクターのメッキが剥がれるとくすんでしまい、車検にも通らなくなってしまいます。
再メッキで元に戻すことができれば問題ないわけですが、どのようなメリット、注意点があるのかを見ていきましょう。
重要なパーツの1つであるリフレクターとメッキの関係について知り、正しい対応ができるようにならなければいけません。
一般的にリフレクターは新品に交換して対応することが多いですが、再メッキという選択肢についても考えておくのが良いでしょう。

 

リフレクター加工後 (2)

リフレクター加工後 (1)リフレクター加工後3

弊社でメッキ加工されたお客様より

装着後の画像とコメントいただきました!

「ヘッドライトの内側が、デイランニングライトとスモール兼ターンシグナルになっていまして、その部分が純正のメッキになります。

写真でもわかりますが、メッキのひかり方が断然違います。

流石、メッキ工房NAKARAIさんが仕上げただけあります。

MADE IN JAPANのクオリティーです🎵

アメ車は好きですが、MADE IN U.S.Aのクオリティーは好きではないですね😅

この度は、本当にありがとうございました」

K様より

リフレクター再メッキ問い合わせ

ナカライメッキに問い合わせ

リフレクターとは?

そもそもリフレクターとはどういうパーツなのでしょうか。
リフレクターは反射板、後部反射器などとも呼ばれているパーツで、その名の通り光を反射する機能を持っています。
たとえば後方の車のライトがリフレクターに反射することで存在を知らせることが可能です。
安全性を確保するために必要不可欠なパーツであり、排気量250ccを超えるバイクなどは搭載が必須とされています。
リフレクターが搭載されていない場合は違反となり、罰金も課せられます。
また、先程も触れたように車検にも通らなくなってしまうのでリフレクターを搭載すること、正しく機能する状態でキープすることは大切です。

メッキが剥がれても車検に通らなくなる可能性がある

リフレクターはあらかじめメッキ加工されていますが、時間の経過でメッキが剥がれてしまうことがあります。
こうなるとメッキの下にある素材がむき出しになってしまい、くすみの原因になります。
リフレクターがくすむと光を反射できなくなり、リフレクターとしての役割も果たせなくなります。
たとえリフレクターが搭載されていても光を正しく反射できず、機能を発揮しない場合はやはり車検に通らなくなってしまいます。
もしリフレクターの状態が悪いようなら再メッキ加工も検討しなければいけないのです。

リフレクターの再メッキではクロムメッキ加工はできる?

一般的に車やバイクのメッキ加工というと、クロムメッキをイメージされると思います。
クロムという金属の被膜で素材を覆い保護するものです。
綺麗なツヤも出るため見た目にも良く、多くのパーツにクロムメッキが使われています。
リフレクターも再メッキするならクロムメッキと言いたいところですが、実はクロムメッキはあまり向いていません。
リフレクターの形状の関係や、光量を確保するといった観点からクロムメッキではなく蒸着メッキという方法を使うのが一般的です。
特に光量の確保が重要で、クロムメッキではクロムという金属を使いますが、蒸着メッキではアルミニウムが使われます。
アルミニウムの方がクロムメッキよりも光を反射する、つまり光量を確保しやすいということで蒸着メッキが選ばれているのです。
クロムメッキは光を反射する力が少し弱いため、安全性の面からリフレクターにはあまり向いていない形です。
また、リフレクターは形状が凹構造になっているため、クロムメッキ加工をしにくいというのも理由の1つとなります。
この点でも蒸着メッキの方が加工しやすく、リフレクターに向いていると言えます。
そのためリフレクターを再メッキ加工するとしても、クロムメッキではなく蒸着メッキで行うものだと考えておきましょう。
どちらもメッキ加工という意味では同じですが、細かい部分で違いが見られます。

蒸着メッキとはどういうもの?

ではリフレクターで使われることの多い蒸着メッキとはどういうものなのでしょう。
クロムメッキとの大きな違いの1つが金属の被膜を作るための方法です。
クロムメッキの場合、液体を使って対象となる物に被膜を形成していきます。
金属の液体を表面に着け、固めるようなイメージでしょうか。
一方で蒸着メッキは液体ではなく気体を使います。
リフレクターではアルミニウムを使うことが多いですが、アルミニウムを蒸発させて気体にし、その気体を対象となる物に着けていく仕組みです。
どちらも金属の被膜が形成されるのは同じですが、その作業を液体で行うか気体で行うかという違いがあるわけです。

蒸着メッキのメリット

蒸着メッキにはどのようなメリットがあるのかも見ていきましょう。
主なメリットは以下のようになります。

★金属にも非金属にも対応している
★加工コストが抑えられる
★薄く質の高い被膜を作ることができる

以上が蒸着メッキの主なメリットです。
金属でも非金属でもメッキ加工が可能なため、より多くの物をメッキ加工することができます。
また、加工コストも抑えられるため費用面でもメリットが生まれます。
それでいて形成される被膜は薄く、質が高いためメッキとして劣るということも決してありません。

蒸着メッキの注意点

メリットだけでなく注意点についても見ていきましょう。
蒸着メッキの注意点は以下の通りです。

★耐食性が落ちる
★変色しやすい
★塗装ゴミが付いてしまうことがある
★被膜が剥がれやすい
★磨くと傷が付きやすい

以上です。
複数の注意点があるのでしっかりと確認しておきましょう。
たとえばクロムメッキと比べて耐食性が落ちてしまうというのは大きな注意点です。
耐食性、つまりサビに対して少し弱くなってしまうわけです。
クロムメッキよりもサビやすいのでこまめにケアが必要となります。
変色もしやすいため気付いたらリフレクターが変色し、見た目が悪くなっているなんてこともあります。
この他、塗装した際に塗装ゴミが付いてしまうことがあったり、被膜がちょっとしたことで剥がれてしまうのも注意点です。
特に磨く際には注意が必要で、磨いただけで被膜が剥がれてしまったり、傷が付いてしまうことがあります。
これはクロムメッキでも同様ではありますが、メッキ磨きは慎重に行うようにしましょう。

再蒸着メッキの必要性も

リフレクターを蒸着メッキで再メッキしたとして、その後も定期的に再メッキが必要になると考えておきましょう。
蒸着メッキは1度加工してしまえば半永久的に効果が持続するというものではありません。
時間の経過で劣化していき、最終的には再び蒸着メッキをやり直すことになります。
その頻度も比較的短いため、クロムメッキと比べてこまめに再メッキをすることになります。
費用もかかりますし、手間もかかるためこの点は大きなデメリットと言えるかもしれません。
とはいえクロムメッキは向いていませんので、リフレクターに関しては注意点やデメリットも踏まえつつ蒸着メッキで再メッキしましょう。

蒸着メッキの難易度について

リフレクターを再メッキしたいとなった場合、蒸着メッキを行う難易度についてはどうなのでしょう。
まず蒸着メッキ加工の作業ですが、これはDIYで行うことはできません。
蒸着メッキ加工のための設備が必要になりますし、技術や知識も必要です。
私達がいきなりできる作業ではありませんのでプロに依頼してやってもらうことになります。
その意味では私達が行う作業はありませんので、難易度的にも特に難しいことはないでしょう。
信頼できる業者を見つけ、依頼することで蒸着メッキを行えます。
業者の技術力によって仕上がりに差が出ることは考えられますので、業者選びがとても重要となるでしょう。
事前に見積もりをしてもらい、同時に気になる点などがあれば質問したりしながら、信頼できる業者かどうかを見極めましょう。
もし不安を感じるようなら別の業者に依頼することも検討するべきです。
大切な愛車を預けるのですから、妥協せず慎重に検討したいところです。
費用面も重要な要素となります。
見積もりを有効活用しながらある程度の相場を調べ、適正料金で作業してくれる業者を見つけましょう。
中には悪徳な業者もいて、高額な料金を請求されるというトラブルもあり得ます。
費用を抑えることも大切ですから、業者について技術力をはじめ、接客や料金についても確認することがポイントです。

リフレクターは劣化すると光を反射しなくなり、見た目が悪くなるだけでなく機能面も大きく劣化します。
場合によっては車検に通らなくなってしまうため、常に状態を確認し必要なメンテナンスを行いましょう。
メッキが剥がれているなどの場合、再メッキも検討しなければなりません。
なんらかの理由で新品のリフレクターに交換できない場合、再メッキ加工が重要になってきます。
リフレクターでは蒸着メッキという方法が使われますが、クロムメッキとの違いや特徴などを理解しておきましょう。
作業は業者に依頼することになりますので、その際には技術力や料金も確認し、後でトラブルが起きないようにします。