懐かしきアメ車の名ブランド『プリムス』

史上最鏡を手に入れろバナー PLYMOUTH

画像参照元…wikipedia

目次

カーブランド『PLYMOUTH(プリムス)』

プリムス(Plymouth)というカーブランドをご存知でしょうか?かつてアメリカのクライスラー社が展開したブランドのひとつです。あまり聞き慣れない今回はそんなアメリカにおいて一世を風靡した知る人ぞ知るプリムスはアメ車らしい豪快なデザインが特徴の車種がほとんどです。

プリムスが誕生したのは1982年。クライスラーがエントリーカー部門として展開し、当時としては画期的だった油圧ブレーキを標準装備するなどして話題となりました。またクライスラーの中では安価な価格設定であった為、シボレーやフォードといったアメリカを代表する大衆車ブランドと肩を並べるまで成長し、広くその名を轟かせたブランドです。

安価なエントリーカーとして展開されたプリムスですが、クルマとしての完成度の高いモデルが多くクライスラー全車種でもその人気は相当なものだった様で、他メーカーのエントリーカー部門を脅かす存在として君臨し続けました。

『プリムス(Plymouth)』の名前の由来は1620年に入植したイギリス人がはじめて踏み込んだ地『プリマス』に由来します。ブランドのロゴもプリマス・ロックに漂着するメイフラワー号がモチーフとなっており、その名の通り新しい発見や新時代を予見させる様なブランド名とロゴとなっています。日本では『プリマス』の名で販売されていました。

安価な大衆車として一時代を築いたプリムスですが、1960年代にクライスラーが更に安価なダッジを立ち上げた事によりプリムスの存在自体がかすみ、一時は継続が危ぶまれるほど販売台数が激減したそうです。

しかし、1970年代にはヒットモデルであるダスターなどを輩出し、販売台数は右肩上がりに伸び続け結果的に当初の如くメーカーでもトップクラスの販売台数にまで復活したそうです。カーブランドとしても非常に体力のあるところを見せつける結果となったのです。

1970年代後半にはオイルショックにより2度目のピンチを迎えます。世界的に自動車産業は大きな大打撃を受け、クライスラー社もその打撃を避ける事は出来ませんでした。深刻な経営不振に陥った事で、経営方針や販売戦略を大きく変えざるを得なくなり、事業縮小やコスト削減の白羽の矢はもちろんプリムスに向けられました。

発売当時はフルラインナップだったプリムスもこれを機に他メーカーのOEMとして存続させる形となりましたが、当初からの魅力は減り続けクライスラーの中でも優先順位は低くなってきていたそうです。

1997年には状況を打破する為に新たにプロウラーを販売しフラグシップモデルとして据える事になりました。マッシブなホットロッドスタイルのプロウラーは非常に尖った存在で注目の一台でしたが、結果的にクライスラー直下モデルとなった事でプリムスの目玉商品が無くなり、徐々にその勢いは衰え続け2001年には惜しまれつつもその長い歴史に幕を下ろす事となったのです。

誕生から最期を迎えるまで波乱万丈な歴史を辿ったプリムスですが、現代でもその愛好家は多く生産が終了した現代でも絶版車として高い評価を受けているのも事実です。今回は時代を超えて人々を魅了し続けるプリムスの車種について一挙にご紹介したいと思います。

プリムスの車種一覧(一部モデルを除く)

デラックス 1946−1950

プリムス渾身のフルサイズカー。太いボディとクロームメッキのガーニッシュが特徴的で、いわゆるクラシックカーの代名詞の様な外観が魅力的な一台。

サバーバン 1949−1961

ロングスタイルのステーションワゴンタイプのサバーバン。長い車体とカッと見開いた4眼ヘッドライトが印象が強く、気品溢れるハーモニカグリルも特徴的です。

ケンブリッジ 1951−1953

先代のデラックスを彷彿とさせる趣のあるフルサイズカー。デラックス同様に太いボディと大きなバンパーが特徴的で気品溢れるデザインとなっています。

コンコード 1951−1952

ケンブリッジの廉価モデルとして登場しました。廉価モデルと言ってもフルサイズボディは踏襲されており、安価でありながらも高級感に一切抜かりのない一台となっています。

クランブルック 1951−1953

ケンブリッジやコンコードの上位クラスに位置するトップレンジモデル。

ベルベディア 1954−1970

それまで流麗なプリムスのイメージを覆すスタイリッシュな外観のセダンモデル。直線的なボディと4眼ヘッドライトはアメ車の代表の様なデザインとなっています。

プラザ 1954−1958

逆スラントノーズが特徴的なデザインのエントリーモデル。ヘッドライト一体型のフロントグリルとリアスポイラーの様に尖ったテールデザインはエントリーモデルとは思えない豪華な外観でした。

サヴォイ 1954−1964

歴代のプリムス車の中でも最廉価モデルのサヴォイ。野暮ったいシンプルなデザインは逆に往年のアメ車を思わせる雰囲気抜群のモデルとなっています。

フューリー  1956−1978

プラザ同様に攻撃的なデザインが特徴的なフューリー。プリムスの中でも息の長いモデルのひとつで、ラグジュアリーな外観が魅力的です。1975年にはグランフューリーが登場。

ヴァリアント 1960−1976

プリムスブランドでもコンパクトモデルの位置付けとして登場。普遍的なデザインは大衆車としてのプリムスの親しみやすいイメージを強調させました。

バラクーダ 1964−1974

ドラッグレーサーを彷彿とさせるバラクーダはシボレーのカマロに勝るとも劣らないマッシブなデザインが特徴的で、ボンネットに大きく空いたエアインテークはその強さをよりアピールしていました。

サテライト 1965−1974

ベルベディアの上級モデル。フラットで大きく広いボンネットが特徴的です。

GTX 1966−1971

『紳士のマッスルカー』として開発され、映画『ワイルドスピード8 ICE BREAK』にも登場した事で話題となりました。

〈ロードランナー 1968−1980 サテライトやGTXと同様にマッスルカーとして登場。足回りが増強された事でより完成度の高い一台となっていました。

ダスター 1970−1976

一時低迷したプリムスを再建へもたらしたダスター。2ドアクーペのスポーツモデルとしてスマート且つ洗練された外観は、当時としても近代的なデザインとして人気を博しました。

スーパーバード 1970

その名の通りスーパーカーの様な外観のスーパーバードはフェラーリやランボルギーニと言った名だたるスーパーカーを彷彿とさせるデザインでした。空気抵抗を最小限まで抑えた弾丸の様なボディと、リトラクタブルヘッドライトが特徴的です。

トレイルダスター 1974−1981

SUVモデルとして登場したトレイルダスター。車名の如くトレイル(Trai)走行を想定した高い車高と積載性はプリムス屈指のレジャーカーとしてファミリー層にも人気でした。

ヴォラーレ 1976−1980

コンパクトカーのカテゴリーとして登場したヴォラーレ。あくまでアメリカ規格でのコンパクトカーだった為、海外の他メーカーと比べても大きな車体でした。駆動方式はFRで軽快なハンドリングが特徴です。

ホライゾン 1978−1990

ホライゾンもプリムスのコンパクトカーとして登場。ハッチバックスタイルでより大衆車らしいデザインでした。

サッポロ 1978−1993

三菱ギャランΛのOEM車として登場。札幌オリンピックにちなみ、車名はそのまま『サッポロ』と名付けられた少し変わったネーミングとなっています。

ホライゾンTC3 1979−1982

ホライゾンをベースとし、ヘッドライト部分が大きく窪んだフロントフェイスが特徴的なスポーツクーペ。後にホライゾンと差別化する為にTC3のみのネーミングとなりました。後継車種は1983年登場のツーリスモ、更にその後継は1987年登場のサンダンス。

カラベル 1982−1988

大きく尖ったフロントノーズと4眼のスクエアヘッドライトが印象的なミドルクラスセダン。

スキャンプ 1983−1983

2ドアタイプのトラックという一風変わったモデル。ダッジ・ランページのリバッジモデルとして登場し、スポーティなフロントデザインとリアの荷台の組み合わせは独特な雰囲気を醸し出していました。

コルトビスタ 1984−1994

三菱シャリオのリバッジモデルとして登場。ラリーテイスト溢れるバンタイプコンパクトカーです。

コンクエスト 1984−1986

三菱のスポーツカー・スタリオンのリバッジモデル。太いボディとリトラクタブルヘッドライトの無骨なスタイリングが特徴です。

プロウラー 1997−2001

プリムスにとって最後のモデルとなるプロウラー。細い車体にタイヤが大きく突き出たホットロッドスタイルのスポーツカーで、他メーカーとは一線を画す攻撃的なデザインが人気でした。

プリムスを美しく保つには!?

以上、アメリカ屈指の名ブランド『プリムス』のご紹介でした。古き良きカーブランドとして現代でも多くのファンを抱えるプリムスは魅力がたっぷりです。

今となっては絶版となったプリムス。オーナーならやはり気を付けたいのは外装コンディションでしょう。

もちろん塗装面のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへも愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事に・・・

またメッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもきちんとしたモノを使わないと更に傷やくすみの原因にもなり兼ねません。愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為にしっかりとしたショップとケミカルを選び、美しく維持していきましょう。

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PLYMOUTH(プリムス) バンパー

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クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑

フロントグリルにもメッキング

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

メッキング画像

メッキング愛用者の声

「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。

ヴェルファイアにメッキング

メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!

新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!

メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。

拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!

使用車種ヴェルファイアG's N様

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

1.
メッキング重ね塗布1回目

2.
メッキング重ね塗布2回目

3.
重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

  • 見た目重視の場合は薄く
  • 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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