メッキ磨きは、極限まで回数を減らすことが一番のポイントです。
その上、輝きをいかに持続させられるかが、メッキ磨きで重要になるでしょう。
実際「磨く=擦る」であるため、デリケートなクロームメッキを磨く際は、正しい磨き方でないと傷が入ってしまいます。
この記事では、メッキ専門店「NAKARAI」が、正しいメッキ磨きの方法について解説していきます。
1、メッキ磨きでピカピカを維持するポイント!
メッキ磨きは、回数をできる限り少なくすることがポイントになります。
メッキは非常に薄い被膜で、金属が重なり層になっています。
そのため、ステンレスなど単一金属なら良いのですが、メッキは磨く回数が多いと、剥がれたり傷がついたりと逆効果になるのです。
1-1.磨く回数はできる限り少なくする
理想は、「磨かずして輝かせる」ことです。
しかし、一般的に販売されている「メッキ用ワックス」などは、磨くことで輝かせるため、どうしても磨きが必要になります。
そこで、磨く回数をできる限り少なくして、輝きを維持させるアイテムが「メッキ用ケミカル保護被膜剤」です。
「メッキ用ケミカル保護被膜剤」は、従来の磨いて輝かせる方法ではなく、コーティングしてメッキ新品の輝きを維持させるものです。
このコーティングをすることで、ほとんど磨かずにメッキの輝きを維持させられるため、ステンレスなど単一金属はもちろん、薄い被膜が重なっているメッキにも、非常に効果的です。
また、クロームメッキは薄いだけでなく「目に見えない無数の穴」が空いており、その穴から水やホコリ・油が侵入して、下地のニッケルメッキを錆びさせてしまいます。
さらに侵食が進むと、ニッケルメッキの錆がクロームメッキ表面に浮き出て点錆となり、最終的にはクロームメッキを剥がしてしまうのです。
磨き剤では「目に見えない無数の穴」を塞ぐことは不可能ですが、「メッキ用ケミカル保護被膜剤」を使用することで穴を塞ぎ、錆びさせないことが可能です。
1-2.「磨く=擦る」とメッキが傷ついてしまう
メッキ磨きは、どうしても傷がついてしまいます。
「磨く」行為は「擦る」ことと同じなので、メッキ表面に傷がつく可能性があります。
1-3.ノーコンパウンド系ワックスでも傷つく可能性大
メッキ磨きに優しいとされる「ノーコンパウンド系のワックス」でも、メッキが傷つく可能性は大いにあります。
なぜなら、研磨粒子が入っていなくても、汚れ落とし剤などが入っているためです。
その上、メッキ磨きの行為そのものが、傷つける原因ともなります。
クロームメッキは鏡面度が高く硬い性質から、小さな傷でも目立ってしまう特徴があるため、磨く回数はできる限り少なくすることが重要です。
そもそも、ワックスはメッキと相性が悪い傾向があります。
なぜなら、ワックスの主成分である油がメッキより先に錆びる原理を利用するのですが、長期間放置してしまうと、そのワックスの錆がメッキに付着してしまうためです。
そのうえ、ワックスの錆が付着していると、見栄えも良くありません。
できる限り、磨くのではなく、守ることを意識するのをおすすめします。
2、メッキ磨きには「メッキング」が一押し!
先ほども述べた通り、メッキ磨きには「メッキ用ケミカル保護被膜剤」がおすすめです。
その「メッキ用ケミカル保護被膜剤」の中でも、メッキ専門店「NAKARAI」の「メッキング」は特に効果的です。
「メッキング」とは、メッキ専門店「NAKARAI」が、5年の歳月をかけて独自に研究開発した、史上”最鏡”のアイテムです。
【メッキングならではの優れた3つの特徴】
・疎水性で水・油・ホコリに強く、錆の原因を全てブロック!
・金属パーツの輝きを、さらに増幅させて維持!
・使い切らなくても固まらず、高品質を保持!
「メッキング」は1コートで半年ほど持ち、塗布後に汚れ・不純物・ホコリ・ゴミなどが付着してもアルコールで落とせるため、見栄えが悪くなることがありません。
「メッキング」の特徴を詳しく知りたい方は、「メッキング」とは?メッキ史上"最鏡"を手に入れる事できる商品!をお読みいただければと思います。
また、おかげさまで「メッキング」は高い評価を得ており、複数のバイク・車雑誌やメディアに取り上げていただきました。
他にも、バイク好き俳優・タレントの「岩城滉一」さんに、「サビトリキング」後に「メッキング」を塗布することで、「メッキに深みが出る」とお褒めの言葉をいただいた、自信の商品です。
口コミ・ランキングでも、高い評価を得ています。
・『バイクブロス』でランキング1位
・『みんカラ』4.67点(5点満点)
メッキ磨きをお考えの方は、メッキを傷つける可能性のある磨き剤やワックスなどではなく、ほとんど磨かずにメッキの輝きを維持させることのできる「メッキング」を、ぜひ一度お試しください。
詳しくはこちら:「メッキング 」
3、メッキング付属の史上"最鏡"クロスは高性能!
「メッキング」には、塗布用の史上”最鏡”クロスが付属しています。
この史上”最鏡”クロスは、精密工場のクリーンルームでも使用できるほど目が細かいため、摩擦がほとんどなく、非常に傷がつきにくいです。
実は、クロームメッキは磨く際に使用するクロスも重要で、一般的に売っているクロスは目が粗いためおすすめしません。
メッキは一度でも傷がついてしまうと、単一金属のように傷を磨き平坦にして直すことができず、再メッキでしか修復できません。
よって、磨く「ワックス」選びばかりに目が行きがちですが、むしろ「クロス」にこだわりを持った方が良いと、メッキ専門店「NAKARAI」では考えています。
また「メッキング」塗布後、メッキ面についた汚れがアルコールだけでは取れず、どうしても磨かないといけない場合は、史上”最鏡”クロスで軽く磨く程度で取ることができます。
「メッキング」は本体だけでなく、付属の史上”最鏡“クロスにも力を入れた、メッキの輝き維持を追求した商品です。
4、メッキ前に錆を取るなら「サビトリキング」
「メッキング」は、錆からメッキを守って、輝きを増す&維持させるアイテムです。
メッキ磨きで錆を取りたいとお考えの場合は、「メッキング」ではなく、「サビトリキング」をおすすめしています。
「サビトリキング」とは、メッキ専門店「NAKARAI」が独自に研究開発した「メッキ用錆取り剤」です。
「サビトリキング」は、メッキに作用せず錆にのみ作用する、“メッキに優しく、錆に厳しい”「メッキ用錆取り剤」です。
一般的な「メッキ用錆取り剤」は、錆だけでなくメッキまで削ってしまうため、メッキを傷つけて逆効果になってしまいます。
そこで、開発されたものが「サビトリキング」で、メッキの錆だけを除去します。
「サビトリキング」で錆を取ってから、「メッキング」でコーティングすることで、錆の再発を防ぐことが可能です。
メッキ磨きで錆を取ろうと考えていらっしゃった方は、ぜひ一度「サビトリキング」をお試しください。
詳しくはこちら:「サビトリキング」
5、まとめ
メッキ磨きは「磨かずして輝かせる」ことが理想で、できる限り回数を減らすことが重要になります。
そのため、ワックスやコンパウンドによるメッキ磨きはおすすめしておらず、「メッキ用ケミカル保護被膜剤」によるコーティングがおすすめです。
中でも、メッキの錆を「サビトリキング」で除去し、「メッキング」と史上“最鏡”クロスで輝きを増す&維持させる方法が一押しです。
メッキ磨きをお考えの方は、ぜひ一度「メッキング&サビトリキング」をお試しください。
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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■メッキのくみすがとれない
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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。