「メッキング」とは、メッキ専門店「NAKARAI」が5年の歳月をかけ、独自に研究開発したメッキ用ケミカル保護被膜剤です。
「メッキング」は、複数の効果実験でも確実なデータを残し、実績も豊富です。
この記事では、「メッキング」の実績やどんな金属に効果的なのか、失敗しないための注意点や使用方法をご紹介します。
1、「メッキング」の3つの特徴
「メッキング」は、メッキの輝きを長期間維持させるために開発された、史上”最鏡”のメッキ用ケミカル保護被膜剤です。
実際に、「メッキング」を塗布することで汚れずにピカピカを維持できると、複数の効果実験で確実なデータを残しています。
また、たくさんの方々にご愛用いただき、著名人ではバイク好き俳優・タレントの「岩城滉一」さんに、「サビトリキング」後に「メッキング」を塗布することで「メッキに深みが出る」と、お褒めの言葉をいただきました。
他にも、たくさんのバイク・車雑誌やメディアで「メッキング」を取り上げていただき、おかげさまで口コミ・ランキングでも評価が非常に高いです。
・『バイクブロス』でランキング1位
・『みんカラ』4.67点(5点満点)
これだけ「メッキング」が高評価をいただける理由には、実は3つの特徴が関係しています。
1-1.疎水性で錆の原因を全て防ぐ
「メッキング」は、「オルガノ(ポリシロキサン)ガラスコーティング」という成分で作られています。
「オルガノ(ポリシロキサン)ガラスコーティング」とは、「疎水性」で水・油・ホコリに強く、ガラスに近い成分です。
従来のメッキ用ケミカル保護被膜剤には、「ガラスコーティング」と「ポリマー」の2種類しかありません。
どちらもデメリットがあり、「ガラスコーティング」はガラスに近い成分は同じですが、「親水性」のものが多くそのため水に弱く、完全に錆を防ぐことができません。
もう一方の「ポリマー」はプラスチックに近い成分で、「耐食性」は向上するのですが、「ガラスコーティング」ほどの輝きは出せません。
その点、「メッキング」はこの従来の2つに変わって、水・油・ホコリによる錆を防ぎ、より一層メッキを輝かせることができます。
1-2.使い切らなくても固まらず品質保持
「メッキング」は、もし使い切れなかった場合でも、残った中身をまた使えるため、常に高い品質のコーティングが可能です。
多くのガラスコーティング剤は、残った中身は使えなくなり、開封後は使いきりタイプのものが多く、時間が経つにつれ品質も悪くなっていくため、1回で使い切る必要があり、残りが無駄になっていました。
しかし、「メッキング」は開封後もきちん黒キャップをしめて暗所保管で、余った場合はまた使えるため、コストパフォーマンスにも優れています。
1-3.金属パーツを鏡のように輝かせる
「メッキング」は、ガラスのような成分で薄く被膜し、輝きを増幅させる効果があります。
また「メッキング」は、クロームメッキ専用と思われがちですが、実は金属パーツ全般に効果絶大です。
例えば、クロームメッキ以外でも
・金メッキ
・銀メッキ
・クロメート
・ユニクロ
・真鍮
・ステンレス
・アルミ
・アルミポリッシュ
・ベンツのアルマイトメッキ箇所
など、金属むきだしパーツに非常に効果的です。
もちろん、クロームメッキには、「メッキング」が一番良い方法と言えます。
なぜなら、クロームメッキは、「非常に薄い被膜」「目に見えない無数の穴が空いている」特徴から、
・磨くと、薄い被膜が剥がれてしまう
・目に見えない無数の穴から水やホコリ・油が入り、下地のニッケルメッキが錆びてしまう
と、非常にデリケートな性質を持つためです。
「メッキング」を使用し、メッキを磨かずコーティングすることで被膜が剥がれず、目に見えない無数の穴を塞いで、錆の原因である水やホコリ・油を寄せ付けません。
クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
これら3つの特徴や実績から、おかげさまで「メッキング」は非常に人気をいただいております。
メッキのお手入れや、輝きを維持させたいとお考えの方は、ぜひ一度「メッキング」をお試しください。
詳しくはこちら:「メッキング 」
2、「メッキング」の正しい使用方法
「メッキング」は正しい方法で使用することで、「虹ムラ」がなく、高い耐食性と意匠性のあるメッキに仕上がります。
特に、「メッキング」はかなり強力な保護剤です。
「虹ムラ」ができないように、薄く伸ばす作業が重要です。
2-1.メッキに付着した汚れをクロスで拭き取る
まずは「メッキング」塗布前に、付着した汚れをクロスで拭き取り、メッキと「メッキング」の間にできる限り異物が挟まらないようにします。
2-2.付属クロスに「メッキング」を1〜2滴垂らして塗布
次に、付属の史上”最鏡”クロスに、「メッキング」を1〜2滴垂らします。
目安としては、1~2滴を10×10cm四方に、円を描くように優しく塗ります。(1滴=約0.04ml)
「メッキング」にはクローム光沢剤が配合されており、塗布後に輝きが増します。
このクローム光沢剤が非常に強力で、「虹ムラ」ができやすいため、とにかく薄く塗ることが重要です。
また、メッキ自体がデリケートな性質を持つため、あまり擦ると、剥がれたり傷ついたりしてしまいます。
そのため、優しく円を描き、摩擦を減らすことも重要になります。
また、「メッキング」使用時は、付属の史上“最鏡”クロスを使用してください。
史上”最鏡”クロスは一般的なクロスと違い、精密機械を製造するクリーンルームでも使用できるほど目の細かいクロスで、傷が付きにくく、メッキとの相性が抜群です。
2-3.クロスの面を変えて「虹ムラ」にならないよう伸ばす
もし「虹ムラ」になってしまった場合は、硬化前に史上“最鏡”クロスの面を変え、「メッキング」が付いていない部分で乾き拭きして、「虹ムラ」を薄く伸ばします。
硬化自体は5〜10分ほどで始まり、24時間経つと完全に硬化し終えます。
2-4.硬化前に再度「虹ムラ」の確認
最後は硬化する前に、再度「虹ムラ」を確認して仕上げます。
完全硬化する24時間後まで、水がかからないように注意して乾かしてください。
3、「メッキング」で失敗しないための注意点!
「メッキング」を使用して失敗した口コミは少ないのですが、「虹ムラ」ができてしまうことや、錆を落とすために「メッキング」を誤って購入してしまうケースがあります。
「メッキング」の使用をお考えの方は、失敗しないための注意点に、よく目を通していただきたいです。
3-1.使用方法を確認して「虹ムラ」に気をつける!
非常に強力なクローム光沢剤を配合しているため、薄く伸ばさないと「虹ムラ」ができやすいです。
このクローム光沢剤は、メッキの輝きを増す良質な光沢剤なのですが、厚く塗ると「虹ムラ」ができやすい性質を持ちます。
そのため、先ほど説明しました使用方法を、しっかり確認いただいてから塗布することが重要です。
3-2.錆がある場合は「サビトリキング」で先に落とす!
錆がある場合は、「メッキング」ではなく、「サビトリキング」を使用します。
「サビトリキング」は、メッキに作用せず錆のみに作用する特殊な研磨剤を配合した、”メッキに優しく、錆に厳しい”メッキ用錆取り剤です。
「メッキング」は錆から守るもので、錆を落とすことはできません。
錆を落としたい方は、メッキ専門店「NAKARAI」が開発した、メッキ用錆取り剤「サビトリキング」がおすすめです。
「サビトリキング」はメッキに作用せず、錆のみに作用する特殊な研磨剤を配合しており、”メッキに優しく、錆に厳しい“特長を持ちます。
一般的な研磨剤の入った錆取り剤では、メッキを傷つけたり、剥がしたりしてしまうのでおすすめできません。
メッキを守る前に錆を落としたい方は、ぜひ一度「サビトリキング」をお試しください。
詳しくはこちら:「サビトリキング」
4、まとめ
「メッキング」は、メッキ専門店「NAKARAI」が5年の歳月をかけて、独自に開発したメッキ用ケミカル保護被膜剤です。
「メッキング」には、たくさんの実績と、
1.疎水性で錆の原因を全て防ぐ
2.使い切らなくても固まらず品質保持
3.金属パーツを鏡のように輝かせる
といった3つの特徴から、おかげさまで高い評価をいただいております。
ただし、効果が高いことから「虹ムラ」ができやすく、正しく使用していただかなければ、失敗してしまう恐れがあるため注意してください。
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。