知ってきたい輸入車のメッキモール磨きに必要な知識

輸入車にはメッキモールが使われていて正しい磨き方を知ることが大切です。
メッキモールは汚れやすいという特徴を持っているため、定期的に磨いてあげないと汚れやサビが目立つようになってしまいます。
国産車と比べて非常にデリケートなのでこまめにメンテナンスしてあげないといけません。
では具体的にどうやって磨きを行っていけば良いのでしょうか?
輸入車に多いメッキモールの磨き方に加え、メッキモールを保護するコーティングについても紹介します。

メッキモールとは?

まずはじめに輸入車で使われているメッキモールとはなにかを把握しておきましょう。
メッキモールとはアルミに特殊な加工を施したものです。
車やバイクの外装部分に取り付け、装飾性を高めたり傷を防止するといった役割を果たしています。
国産車では一般的にクロームメッキ加工されたものが同じような役割で使われています。
見た目をより綺麗にし、さらに傷も防ぐことができるメッキモールは車やバイクにとって欠かせない存在だと言えるでしょう。
とても重要なメッキモールですが磨きを怠るとあっという間に汚れが目立つようになり、見た目を残ってしまうこともあるので注意が必要です。

メッキモールに付く汚れについて

実際にメッキモールが使われている輸入車に乗っているとよくわかるのですが、国産車と比べて汚れが付きやすくなっています。
メッキモール部分に白いシミのような汚れが目立つようになるという経験をしたことがある方も少なくないでしょう。
この白いシミの正体は水垢です。
車やバイクは屋外で使用する乗り物ですから、どうしても雨に打たれることも出てきます。
雨水がメッキモールに付着することで水垢が発生し、どんどん汚れていってしまう形です。
また、水垢だけでなくサビが発生しやすいのもメッキモールの特徴です。
実はメッキモールはとても錆びやすく、油断しているとすぐにサビが発生、進行していきます。
輸入車に乗る場合、メッキモールに付く水垢とサビをなんとかしなければなりません。

メッキモールが錆びやすい理由

メッキモールは国産車に使われているクロームメッキなどと比べて錆びやすくなっています。
なぜ錆びやすいのか、それは使われている素材や気候が関係しています。
輸入車のメッキモールに使われている素材はアルミですが、国産車は主にステンレスを使用しています。
ステンレスはサビにとても強くできているためそう簡単には錆びないのですが、アルミはサビに弱い素材です。
そのためどうしてもサビが発生しやすくなってしまうのです。
さらに日本の気候も関係しています。
ヨーロッパなどでは気温もそれほど高くなく、また乾燥している気候なのでそもそもサビが発生しにくく、サビに弱いアルミ製のメッキモールでもそれほど問題は起こりません。
ですが日本は高温多湿な気候のためサビが発生しやすくなっています。
海外の環境では耐えられるメッキモールでも、日本の気候に耐えるのは難しいのです。
国産車は日本で乗ることを想定して作られているためサビ対策もしっかりできていますが、輸入車はそうではありません。
メッキモールはサビに弱いということを念頭に置きながらメンテナンスをしましょう。

輸入車のメッキモール磨き、正しいやり方は?

ここからはメッキモール磨きの正しいやり方を見ていきましょう。
メッキモールに付着する汚れは主に水垢とサビだと紹介しましたが、水垢もサビも磨きを行うことで落とすことが可能です。
まずはメッキモール磨きに必要な道具を用意しましょう。
必要になる道具は以下の通りです。

  • スポンジ
  • 専用の磨き剤
  • 乾拭き用のタオル

以上です。
これだけあればメッキモールを磨けます。
具体的な手順ですが、専用の磨き剤をスポンジに含ませ汚れが気になる部分を優しく磨くだけでかまいません。
磨き剤についてですが、必ずメッキモール用のものを使用しましょう。
カー用品店などに行くとメッキモール用の磨き剤が販売されています。
多くの商品ではスポンジも付属されているはずですが、別に用意してもかまいません。
ブラシを使用するとメッキモールを傷つけてしまうおそれがあるため、必ず柔らかいスポンジを使ってください。
スポンジで優しく磨いていくと徐々に水垢などの汚れが落ちていくはずです。
十分に磨いたら最後に乾燥したタオルで乾拭きして残った磨き剤を拭き取ります。
輸入車のメッキモール磨きは基本的にこの流れで行っていけば問題ありません。

事前に洗車を行うのもオススメ

メッキモール磨きを行う前に洗車をしておくのもオススメです。
メッキモール磨きではスポンジを使って磨き作業を行いますが、この時メッキモールに砂埃などが付着している可能性があります。
そのままスポンジで磨いてしまうと、メッキモールと砂埃が擦れて細かい傷を作ってしまうリスクが出てきます。
事前に洗車しておけばこうした汚れも事前に落としておくことができ、より良い環境でメッキモール磨きが行なえます。
洗車はごく一般的な方法で行ってもらえれば問題ありません。
カーシャンプーを使って車やバイク全体を洗い、最後に水でよくすすぎ乾燥させます。
洗車することで汚れが落ちれば、水垢やサビの発生も抑えられ一石二鳥です。

メッキモール磨きは水垢やサビの予防にはならない

専用の磨き剤を使ってメッキモールを磨くことで水垢やサビを落とすことが可能です。
ですがこの方法では根本的な問題の解決はできないという点に注意してください。
どんなにメッキモールを綺麗に磨いても、時間が経てばまた水垢やサビが発生してしまいます。
磨き作業では付着した水垢やサビを落とすことはできても、その発生を止めることはできないからです。
なんとかして水垢とサビの発生を抑える、予防する方法はないのでしょうか。
そこで活躍するのがコーティング剤です。

輸入車のメッキモール磨きが終わったらコーティング剤で保護しよう

メッキモールは雨に打たれて水分が付着することで水垢やサビが発生します。
磨くことで落とすことも可能ですが、そもそも水垢もサビも発生せず綺麗な状態を維持できるのが理想です。
そこで活用したいのがコーティング剤です。
コーティング剤にはメッキモールを保護してくれる特殊な成分が含まれています。
メッキモールを保護することで水の侵入を防ぎ、水垢とサビの発生を予防できるのです。
メッキモールに使えるコーティング剤はさまざまな商品が販売されていますが、ここではメッキングという商品をオススメします。

メッキングの特徴

メッキングをメッキモール部分に塗布すると薄い被膜が形成されます。
被膜が表面にできることで雨水をはじめ、小さなホコリなどがメッキモールに付着するのを防ぐことが可能です。
雨水の侵入を防ぐことができれば水垢もサビも発生しません。
水垢とサビが発生しないということは、磨き作業の頻度も減らせます。
メンテナンスの負担が大きく軽減されます。
また、メッキングは研磨剤が使われていないのも大きな特徴です。
研磨剤が使われているコーティング剤を使用した場合、塗布する作業の中でメッキモールが傷つけられることがあります。
研磨剤によってメッキモールの表面が削られてしまうわけです。
こうなると傷で見た目が悪くなりますし、その傷から雨水やホコリが侵入するといったことも考えられます。
ですがメッキングなら研磨剤を使用していないため、デリケートなメッキモールにも安心して使えます。

メッキングの使い方

メッキングは使い方もとても簡単です。
柔らかいクロスやウエスに適量のメッキングを含ませ、メッキモール部分を優しく磨きます。
力を入れる必要はありません。
撫でるようなイメージで丁寧に磨いてあげましょう。
メッキモールの表面にメッキングが塗布されることで被膜が作られていき、保護能力を発揮します。
とてもシンプルな使い方のため、初めての方でも簡単に作業できるでしょう。
メッキモールを守るためには磨くだけでなく、メッキングのようなコーティング剤も活用することが大切です。

輸入車に使われるメッキモールはデリケートです。
特に高温多湿な日本の環境下では水垢やサビが発生しやすく、こまめなメンテナンスが欠かせません。
汚れが目立ってきたらメッキモール磨きを行い、汚れをしっかりと落としましょう。
専用の磨き剤を使って磨くのがポイントです。
また、磨き作業だけでなくコーティングも行ってあげるようにしましょう。
メッキングのような専用のコーティング剤を使えば、メッキモールを水垢やサビから守れます。
面倒な磨き作業の回数を減らすことにもつながりますので、愛車のメッキモール部分には積極的にコーティング剤を使いましょう。

愛車はどのKING?

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フロントグリルにもメッキング

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

メッキング画像

メッキング愛用者の声

「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。

ヴェルファイアにメッキング

メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!

新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!

メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。

拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!

使用車種ヴェルファイアG's N様

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

1.
メッキング重ね塗布1回目

2.
メッキング重ね塗布2回目

3.
重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

  • 見た目重視の場合は薄く
  • 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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