いすゞエルフ
画像参照元:いすゞ公式ページ
私たちの生活圏でも、すっかりお馴染みの「いすゞエルフ」の紹介です。
エルフは、「ラストワンマイル」配送の要となるトラックとし、私たちの物流を支えています。
「ラストワンマイル」とは、近年の物流業界で使われる言葉の1つで、ECサイトなどで商品を購入した時、「配達にくるドライバーの仕事」を指します。
インターネットの普及拡大により、さまざまなモノが手軽に購入できる世の中で、物流業界はとても忙しく可動しています。
そのトラックに「エルフ」が選ばれているのは、「名誉」と「実力」が備わっているからでしょう。
そんな「エルフ」ですが、初代エルフの登場は1959年とし、令和に至るまで60年以上の歴史があるのです。
その間にも、モデルチェンジを5回繰り返し、常に時代をリードしてきました。
今回、この記事では、6代目「新型エルフ」の紹介です。
「エルフの歴史」から、「最新のスペック」まで幅広い情報網でお届けしていきます。
国内でナンバー1のシェアがあると言われる「エルフ」の実力がわかるはずです。
いすゞエルフ誕生から60年の歴史
いすゞエルフの誕生は、1959年(昭和34年)です。
1959年(昭和34年)当時のニュースとして、「昭和天皇陛下」と「美智子様」のご成婚が話題になっています。
ご成婚パレードは、TBSテレビで生中継されていて、パレードの沿道には53万人が祝福に訪れ1500万人がテレビ中継を視聴していたのです。
そのような晴々しい年に、神奈川県川崎市の工場で初出荷された「初代エルフ」ですが、当時のトラックは「1,5Lのガソリンエンジン車」での登場でした。
「ディーゼル車」の登場は1960年で、「DL200型」2,0Lエンジンを搭載し発表されています。
そして2021年までに、5回のモデルチェンジを経て「6代目新型エルフ」として成長を遂げているのです。
【2021年】新型エルフの特徴
街をドライブしていると、「エルフに遭遇すること」はすっかりお馴染みとなっていますよね。
大手企業の顔として「エルフ」をセレクトしていることも多いのが現状です。
いすゞエルフは、1970年から30年もの間「国内年間登録シェアNO1」を獲得し続けた記録があります。
名実ともに信頼がある「エルフ」も、2021年までに5回のフルモデルチェンジをしているのです。
ここでは、最新の「エルフの特徴」を解説していきます。
次世代エンジン【D-CORE】ディーコア
D-COREとは、いすゞ自動車が独自の思想・技術・性能をそなえた次世代型エンジンの名称です。
インジェクターに「センサーとメモリ機能」を搭載し、自立型の噴射システムを採用することで低燃費ドライブを実現しています。
世界で最も厳しいと言われている「平成28年排ガス規制」に対応するべく、尿素SCRを新エンジンに組み込んでいるのです。
新型エルフに搭載されるエンジンは、
● 4JZ1-TCS:最高出力110kW(150PS)
● 4JZ1-TCH:最高出力129kW(175PS)
この2種類になります。
「4JZ1エンジン」4つの最新技術
1. 自律噴射精度補償技術「i-ART」アイアート
インジェクターに「メモリとセンサー」を搭載して、燃料噴射量を自動管理して常時最適な状態を保つシステムです。
2. 排気可変バルブ
排気バルブがエンジンの状態により、開閉して排気量を調整するシステムです。暖機運転時間の短縮や一酸化炭素・炭化水素の排出量の低減に役立ちます。
3. モデルベースEGR制御
NOx低減を目的とし、センサーを使い燃焼室の酸素濃度を調整し、燃焼ガスの発生を少なくするシステムです。
4. オイル劣化モニタリング
車両の状態やドライバーの運転癖を把握し、エンジンの状態を常時モニタリングします。オイルの劣化を検知し交換時期の延長に期待できます。
尿素SCRシステム搭載
「6代目新型エルフ」の特徴に1つに、尿素SCRが搭載されたことが挙げられます。
「尿素SCR」とは、ディーゼルエンジン車から出る「窒素酸化物NOx」を尿素水(アドブルー)を使用し除去するシステムです。
平成28年排ガス規制に対応すべく、新エンジンに組み合わされました。
まずは、DPD装置をエンジンに近づけることで、排気ガスが高温状態での処理が可能になります。
そして、高温処理された残りの排気ガスに含まれるPM(粒子状物質)を「尿素SCR」内で
さらに温度を加え「窒素酸化物NOx」にして、尿素水で処理するのです。
この工程を経ることで、環境破壊の元となる「NOxと PM」を極度に減少することができます。
最先端トランスミッション|Smoother-EX(スムーサーEX)
AMT(オートマ車)をセレクトすることで、AT限定免許の人でも運転できる「スムーサーEX」搭載車を体感できます。
コンピューター制御により最適なギアをセレクトし、スムーズな走行が可能です。
クラッチ操作のない運転は、ドライバーの負担軽減に役立ち稼働率の上昇にもつながります。
「スムーサーEX」の特徴として、
● 2ペダル式によるドライビングの負担軽減
● 手動変速〜自動変速が自由自在でコントロールの微調整が可能
● エンジンブレーキ力の安定
● 後退時はクリープを利用で容易な操作
このような運転支援が得られるでしょう。
トラックの運転に慣れていない「初心者」はもちろん、ベテランドライバーにも使い勝手の良い充実したシステムになっているのです。
「スムーサーEX」の特徴としてさらにあげられることには、「低燃費・低コスト」が見込めるでしょう。
信号待ちなどでは、ギアをニュートラルにすることで余分な燃料噴射を抑え、低燃費走行が実現されます。
マニュアル車と違いクラッチの交換や調整がないので、乗り続けることで低コストにつながるのです。
交差点警報システム
交差点の死角に潜むバイク・自転車・歩行者などの動きを検知して、ドライバーに通知し認識させるシステムです。
運転席にあるステレオカメラとキャブのフロントに2箇所設置されたミリ波レーダーにより、トラックの死角を通過する物体の動きを感知して「警告音」と「サイドピラーの警告灯」でドライバーに通知します。
小型・中型トラックの交通事故原因の多くは、交差点での歩行者・自転車・バイクなどとの接触事故です。
繁華街や住宅街での走行は、路上駐車や工事車両などで死角が多くなってしまうこともあり、ドライバーはより慎重な運転が求められます。
ベテランドライバーの慎重な運転でも、交差点での「見落とし」は起きてしまうのです。
そのような時に活躍するのが、レーダー機能でしょう。
万が一の事故を未然に防ぐことができる素晴らしい機能になっています。
プリクラッシュブレーキ(衝突被害軽減)
運転席内のカメラとミリ波レーダーを使い、「前方の車両」や飛び出しによる「歩行者や自転車」などの動きを感知し、「警告音」と「補助ブレーキ」で衝突を防ぎます。
いすゞ独自のテストを繰り返し、精度をより進化させているシステムは、昼夜問わずしっかり検知してドライバーを補助するのです。
たとえば、直線道路を走行中に横断歩道からの歩行者の「急な飛び出し」にも、緊急ブレーキが作動し衝突事故の発生を未然に防ぐことが可能になります。
運転時ステレオカメラによるサポート
エルフのステレオカメラは、交差点や飛び出し事故の補助だけではなく、さまざまなシーンでドライバーをサポートしてくれます。
たとえば、時速60km以上での走行時には「車線逸脱機能」として、ウィンカー操作のない車線のはみ出し時には、警告音でドライバーに通知するのです。
また、前方車両との車間距離も常に監視してくれるので、「車間が詰まったとき」や「信号待ちでの出遅れ時」などでも警告音でしっかりドライバーをサポートしてくれます。
そのほか、駐車場でのアクセル踏み間違いによる「前方車や壁などの障害物」に対してもアクセルワークを制御しエンジン出力を低減して衝突を防ぐのです。
【エコロジーで経済性アップ】最新の技術が満載エルフ
エンジンを一新したエルフは、燃費11,8km/Lを発表しています。
この数値は、2トン車小型ディーゼル部門(2WD/150馬力)で燃費ナンバー1の結果です。
(2021年3月現在)
さらに、自動車税環境性能割は非課税となり、重量税が75%減税を達成しています。
低燃費かつ減税ないすゞの新エンジンは、アイドリング時の騒音対策も万全なのです。
いすゞ社内試験値では、63,5dBを検出しています。
この数値は、いわゆる「日常会話レベル」と同じ数値(約60dB)になるのです。
新型エルフをセレクトすることで、早朝や深夜帯の作業でも近隣住民からの苦情も減り、確実な運行スケジュールが実現できます。
CNG車両・ハイブリッド車
新型エルフは、CNG車やハイブリッド車にも対応しています。
CNG車とは、圧縮した天然ガスを利用したエコカーです。
天然ガスは、いわゆる「都市ガス」で、石油や石油ガスに比べ「炭素含有量が少ない」特徴があり、環境に優しいトラックになります。
最大馬力が130PS(96Kw)と、新型エンジンにも追従できる性能となっているのです。
また、ハイブリッド車とは、ディーゼルエンジンにモーターアシストを搭載したシステムになります。
ディーゼルエンジンから排出したエネルギーを、大容量のバッテリーに蓄電して「モーターアシスト」を可動し「低燃費かつパワフルな走行」が実現しているのです。
ハイブリッド車の特徴として、「EVモード」があります。
「モーターのみ」での走行が可能となり、深夜帯の住宅街や静粛性がある環境に活躍するでしょう。(EVモード時ディーゼルエンジンは、アイドリング状態となり騒音被害を抑えます)
いすゞエルフ2トンダンプパーツにメッキできます
■キャップチルトロックカバー
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メッキ前 | メッキ後 |
■パワステフルードタンクテー
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メッキ前 | メッキ後 |
■廃棄ブレーキシャッターカバー
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メッキ前 | メッキ後 |
■燃料エア抜きマフラーガード
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メッキ前 | メッキ後 |
お客様の声
お客様から取付後の画像とコメントいただきました!
いすゞエルフ2t
排気ブレーキシャッターカバーのメッキ加工は最高の仕上がりでビックリしました✨
元々は違う処理が施してあり、キレイにメッキ出来るのか内心心配でしたが、さすがナカライ‼️期待以上の仕上がりでした。
燃料エア抜きマフラーガードはボルト類もキレイなメッキの仕上がりで大満足です👍
パワステフルードタンクステーは長めで複雑ですが、装着すると奥に隠れて地味な存在なのかも知れません🤔
複雑で磨きにくそうな形状でしたが、キレイにメッキがのっていました。
キャブチルトロックカバーは樹脂で部品も大きめなので正直メッキできるか不安でした。以前他のメッキ風塗装で屋で加工難品だと言われた事があったからです。
しかしナカライさんでは本物のメッキをキレイにかけてくださり大満足です👍
相談して良かったです。
メッキ加工のお問い合わせ
画像添付の上、フォームかラインからお願いします。
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愛車はどのKING?
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トラックメッキクリナー前後の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング&サビトリキング愛用者の声
サビトリキングとメッキングで今日も新品同様な輝きに
これがあれば、年末の大掃除も楽しみですね
今回は舟形バンパーのナマズさんをピカピカにしました
これから大掃除をお考えの皆様
今年の汚れ今年のうちにですね
http://ygcikasetsu.hamazo.tv/d2012-12-12.html
静岡県 K様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
メッキ加工の事ならNAKARAI
メッキコーティングならMEKKING
メッキのサビ取りならSABITORIKKING
メッキ磨きならミガキング
メッキング&サビトリキング&ミガキングを購入する
メッキパーツの悩み相談なら
Q.寝台パネルの黒ずみがとれませんサビトリキングでとれますか? 仕事がら雪道をよく走ります。影響ありますか?
A.画像確認しましたが、雪道をよく走るという事ですので、塩化カルシウムの影響でクロムメッキが変色したものだと思われます。クロムメッキは空気中では変色しにくいのですが塩酸に弱いのです。一度変色してしまうと元には戻らないです。新品綺麗な状態のときにメッキングを強くお勧めいたします。メッキングは塩化カルシウムからクロムメッキを守ってくれます。
詳しくは:メッキパーツ相談室まで
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。