モトグッツィ 『V7Ⅲカーボンシャイン』美しいクロームの輝き!

史上最鏡を手に入れろバナー V7Ⅲカーボンシャイン

画像参照元…モトグッツィ公式ページ

深みのあるクロームメッキ仕様の『V7Ⅲカーボンシャイン』
イタリアを代表するオートバイブランドのひとつである『MOTOGUZZI(モトグッツィ )』が誇るネオクラシックスタイルのV7シリーズ。ネオクラシックとして登場する以前の初代V7はモトグッツィが初めて縦置きVツインエンジンを搭載した記念すべきモデルです。

この初代V7の登場後、モトグッツィはこの独特のエンジンレイアウトを自社製品のアイデンティティにする事で、他ブランドの大きな差別化とブランドの醸成を計ってきました。

そんな魅力あるモトグッツィバイクのオリジンとも言えるV7シリーズはネオクラシックモデルとしても大いに注目を集め、現在に至るまで世界中のバイカーに愛され続けてきました。

今回ご紹介する『V7ⅢCarbonShine(カーボンシャイン)』はその名の通りカーボンとクロームメッキを掛け合わせたエクステリアを有した特別仕様モデルです。

ベースとなったのは2018年発売のモトグッツィV7Ⅲ。このひと目見てただものでは無い事は一目瞭然の特別なカーボンシャインは世界でわずか1,921台の限定販売となっており、日本に導入されたのはたったの30台のみ。あまりにも希少性にその存在を知らない方もいるかと思います。

以前にもクロームメッキ仕様のV7レーサーが存在しましたが、このカーボンシャインは更にカーボンパーツも多用した、より贅沢な仕様となっています。また、鮮やかなレッド塗装フレームのきV7レーサーに対し、カーボンシャインはモノトーンを基調とした非常にシックな出で立ちです。

無骨でありながらもクロームメッキタンクの滑らかさも特徴的なカーボンシャインは、まさに唯一無二のバイクとしてその存在感を示しています。パーツの加飾だけではなく、究極のシンプルを追求したかの様な引き算の美学を感じる秀逸なスタイリング。

一度目見てしまえば、その姿に見惚れてしまうのは間違いないでしょう。

V7Ⅲ カーボンシャインの主要諸元

エンジン

  • 種類:V型2気筒4ストローク2バルブOHV
  • 冷却方式:空冷
  • 総排気量:744cc
  • 燃料供給方式:フューエルインジェクション
  • 内径(シリンダーボア):80mm
  • 行程(ピストンストローク):74mm
  • 圧縮比:38
  • 最高出力/回転数:52HP/6200rpm
  • 最大トルク/回転数:60N•m/4900rpm
  • 始動方式:セルフスターター式
  • 潤滑方式:ウェットサンプ
  • 変速機:リターン式6速MT
  • 操作方式:フットシフト

寸法

  • 全長:2185mm
  • 全幅:800mm
  • 全高:1100mm
  • ホイールベース:1463mm
  • シート高:770mm
  • 車両重量:209kg
  • タイヤサイズ(前):100/90−18
  • タイヤサイズ(後):130/80−17

性能

  • 乗車定員:2名
  • 燃料タンク容量:21L

構造

  • フレーム型式:ダブルクレードル
  • 動力伝達方式:シャフト
  • 懸架方式(前):テレスコピックフォーク(正立)
  • 懸架方式(後):スイングアーム式
  • ブレーキ(前):油圧式ディスク
  • ブレーキ(後):油圧式ディスク

都会派なイタリアンネイキッド

もともと洒落たアーバンスタイルのV7シリーズですが、カーボンシャインはカーボンとクロームメッキが織りなす無機質な素材感がより都会的な印象を強めます。古めかしい趣のある街中を走るのも似合いそうですが、やはりこのカーボンシャインがより引き立つシーンは都会のコンクリートジャングルの様な気がします。

日中は強い日差しとそびえたつビル群を、日が落ちれば街頭を艶かしく反射させるのをイメージすると、このカーボンシャインからは、いとも簡単に都会的な雰囲気を連想できます。

もちろんこのバイクが映えるシチュエーションはこの限りでは無く、木漏れ日を反射させながらワインディングを流す姿もかなり美しそうですね。

どちらかと言えば都会派なカーボンシャインはレーシーな雰囲気のクラシカルなスタイリングです。ヘッドライトはラウンドタイプのシンプルなデザイン。ヘッドライトケースはブラック塗装され、リムにはメッキ加工が施されています。

ハンドルはナチュラルなミドルタイプのバーハンドル。程よくプルバックされたハンドルは、自然に操舵しやすいライディングポジションへライダーを誘います。更にハンドルクランプ部分にはシリアルナンバーも刻印されています。

シートは非常にシンプルなダブルシート。薄くスラリとしたシートは主張こそは少なめですが、カーボンシャインの雰囲気に見事にマッチした秀逸なデザインとも言えます。ライダーがそのシートに跨がれば、眼下に広がるのは妖しく光るクロームメッキ加工が全面に施されたフューエルタンクです。

まるでライダーの思考やあらゆる事象を見透かすかの様に全てを映し出すクロームメッキタンクは、まさにカーボンシャインの最も存在感を示す部分です。V7レーサーの時もそうでしたが、他バイクメーカーと差を広げるこの大胆なエクステリアこそモトグッツィの強みの様にも感じます。

タンクの形状も代々受け継がれてきた下部が大きく膨らんだ立体的なタンク。この起伏の激しいデザインのタンクにクロームメッキ加工を施す事で、クロームメッキの鏡面に陰影と、反射する景色が美しく曲がり、滑らかな表面がより強調されます。

タンクのサイド部分にはモトグッツィの鷲のエンブレムがさりげなく飾られています。あまり強調のない控えめなエンブレムデザインもまたカーボンシャインのシンプルな見た目に上手く馴染んでいます。

更にタンク上部にはブラックレザーのタンクベルトを装着。硬い印象の強いカーボンシャインに見える唯一の天然素材。思わず指でなぞりたくなる様な美しいタンクベルトです。

サイドカバーとフロント・リヤのフェンダーにはカーボン素材を使用。クロームメッキとの相性は抜群で、高級感の中にもレーシーなテイストをしっかりとアピールしています。カーボンとクロームメッキ以外にもアルミパーツも美しく仕上げており、それぞれの素材の良さや質感を上手く組み合わせています。

前後ホイールはブラック塗装されたキャストホイールを採用。細く精巧な作りをしたスポークが特徴的です。

この様に無機質なモノトーンを基調とした都会的なデザインのカーボンシャインは、単純に外装仕様を変更しただけでない、重厚感や高級感などのオーラを感じる仕上がりになっています。

唯一色彩があるのはウインカーとテールランプ、リフレクターくらいではないでしょうか。とにかく徹底した『色抜き』でシックな雰囲気をしっかりと演出しています。そして思わずライトアップしたくなる様な美しい造形も魅力です。

重厚感のある縦置きVツインエンジン

モトグッツィの代名詞とも言える縦置きVツインエンジン。カーボンシャインが搭載しているのは744ccV型2気筒OHVエンジンで、ボアストロークは80×74mm、最高出力は52HP/6200rpm、最大トルクは60N•m/4900rpmを誇ります。もちろん駆動方式はシャフトドライブです。

とにかく縦置きVツインは見た目の迫力があり、性能だけではなく視覚的パフォーマンスにも優れたレイアウトです。エンジンを据えるダブルクレードルフレームの前方部分は逆V字の美しいデザインで、縦置きVツインエンジン造形の美しさを演出する手伝いをしてくれているかの様です。また冷却方式も空冷を採用している為、ラジエーターが存在しないのも魅力のひとつです。エンジン性能に妥協は許さないながらも、クラシックバイクの様なデザインには感動すら覚えます。

左右に大きく突き出たエンジンシリンダー部分は鈍く光る半艶のブラック塗装が施されています。フィン部分にはシルバーを残すなどして、エンジンの見せ方にも拘りを感じます。

エンジンから伸びるのは左右2本出しの迫力あるマフラー。美しいパイプワークのエキゾーストパイプと、リヤに向かうにつれて上がってゆくテーパーエンドマフラーが魅力的です。

愛車をいつまでも美しく!

以上、モトグッツィの特別すぎる一台『V7Ⅲ カーボンシャイン』のご紹介でした。日本への導入がわずか3台と超超超希少なバイクですので、もし見かける事が有ればそれだけでラッキーだと思います。

唯一無二のスタイリングとカーボンとクロームメッキの織りなす無骨でしなやかな雰囲気は、まさにモトグッツィが誇る芸術作品と言っても過言では無いと思います。

もちろん、塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・

車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。

それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。

またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。

愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。

愛車はどのKING?

KINGチャート05

3つのKING

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メッキ手入れ

クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。

初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。

クロムメッキ磨き剤「ミガキング

ミガキング003

クロムメッキ保護剤「メッキング

メッキは磨くのではなくコーティングがおすすめ

メッキング画像

クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング

サビトリキングはメッキに優しく、サビには厳しい錆取り剤

サビトリキング画像

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クロムメッキの事についてもっと知りたい方は

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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る