画像参照元…三菱自動車公式ページ
みんなの憧れパジェロ
三菱が誇るクロカンSUV『パジェロ』。人気TV番組”東京フレンドパーク”の景品として有名で、みんなの憧れのクルマとして認知されていました。世代にもよりますがパジェロの名前を知らない方の方が少ないのではないでしょうか。一時期はレジャーやアウトドアシーンでは圧倒的な人気を誇り、日本において最も名のあるクルマのひとつです。
そんなパジェロは2019年モデルを最後に生産終了し、37年の歴史に幕を下ろしました。それまでの輝かしい功績を築き上げてきた名車の引退に多くのパジェロファンは落胆した事でしょう。しかし海外向けのパジェロスポーツは販売は続いており、インドネシアなどの東南アジアを中心に人気を博しています。
パジェロファンの間では、新型の日本導入の噂こそは流れるものの、なかなか叶わないという状況が続いています。一時期はチャレンジャーという名で1996年に発売されていましたが、およそ5年程度で販売終了となりました。
一方日本では三菱SUVのメインはアウトランダーへと切り替わり、デリカとの2台フラグシップという構図が確立しています。しかし決してパジェロは忘れられた訳では無く、海外仕様のパジェロスポーツにモデルチェンジなどの動きがあれば常に日本導入を熱望されるほど、私の心にパジェロへの熱意は根付いています。
今現在、日本国内の最終型は2019年モデル。その最後を飾る為に特別仕様車の『PAJERO FINAL EDITION(パジェロ・ファイナルエディション)』が登場しました。ベースとなったのはパジェロ・エクシード。昔ながらのパジェロのファット&ヘビーな車体にラグジュアリーな外観、そしてファイナルエディションのスペシャルパッケージのまさに特別な一台となっていました。
みんなの憧れであったパジェロの最期を華やかに飾るパジェロ・ファイナルエディションはわずか700台の限定販売となり、当時の新車販売価格は453万円、現在の中古市場の価格は個体差によりますが、600万円近くまで登るものも有り、その価値の高さが伺えます。
目次
パジェロ・ファイナルエディションの主要諸元
車体型式
- 型式:LDA−V98W
エンジン
- 型式:4M41
- 種類(バルブ/気筒):直列4気筒4バルブDOHC
- 冷却方式:水冷
- 過給機:IC付きターボ
- 総排気量:3200cc
- 燃料供給方式:コモンレール式燃料噴射装置
- 内径(シリンダーボア):98.5mm
- 行程(ピストンストローク):105.0mm
- 圧縮比:16
- 最高出力/回転数:140kW(190ps)/3500rpm
- 最大トルク/回転数:441N•m(45kgf•m)/2000rpm
- 使用燃料:ディーゼル
- トランスミッション:5速AT
寸法
- 全長:4900mm
- 全幅:1875mm
- 全高:1900mm
- ホイールベース:2780mm
- 車両重量:2340kg
- トレッド(前/後):1570mm
- タイヤサイズ(前/後):265/65R17
性能
- 乗車定員:7名
- 燃料タンク容量:88L
- JC08モード燃料消費率:10.0km/L
- 最小回転半径:5.7m
構造
- ボディタイプ:クロカンSUV
- ドア数:5ドア
- ステアリング方式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
- 駆動方式:フルタイム4WD
- 懸架方式(前):ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング式独立懸架
- 懸架方式(後):マルチリンク式ダブルウィッシュボーン・コイルスプリング式独立懸架
- ブレーキ(前):ベンチレーテッドディスク
- ブレーキ(後):ベンチレーテッドディスク
見ごたえのあるファットボディ
初代パジェロの登場は1982年。ラダーフレームに角ばったボディを有し、逞しさのあるファットボディが魅力的で、その力強いスタイリングは最終型まで踏襲され続けました。
パジェロ・ファイナルエディションは上位モデルであるクリーンディーゼルエンジン搭載のパジェロ・エクシードのをベースとしており、代々受け継がれたファットボディは更にマッシブかつデザイン性の高いものとなっています。
サイズは長幅高4900×1875×1900mm。ハイトの高いボリューミーなシルエットは当時のフラグシップSUVとしてかなりの存在感を放っています。サイドステップも装備することで搭乗のしやすさだけではなく、無骨さも演出してくれます。
ライバルとなるのはトヨタのプラド。そんな強烈すぎるライバルに勝るとも劣らない見ごたえのある外観です。
ブロックを繋ぎ合わせたような角ばったボディはより重厚感を強調させます。ボディ下部は大きく膨らみ、まるで装甲車のような堅牢な雰囲気を醸し出しています。フロントフェイスはダイナミックなメリハリのあるデザイン。巨大なヘッドライトとフロントグリルが印象的で、見る者を圧倒します。
その他、エクステリアに関してはエクシードの標準装備であるルーフレール、サンルーフに加えて、リヤウインドウに砂埃が付着してしまうのを防止するリヤデフレクター、アルミプレート仕様のマッドフラップ、スペアタイヤをドレッシーにカバードしたメッキ仕様のスペアタイヤカバーなど、パジェロ・ファイナルエディションには特別なパッケージとして設定されています。
無骨かつファットなパジェロにドレスアップパーツを施したファイナルエディションは、特別な一台となっており、美しく『最期のパジェロ』に相応しい外観です。
ボディカラーはウォームホワイトパール、ブラックマイカ、スターリングシルバーメタリックのシンプルで深みのある単色系に加えて、オプションカラーであるスターリングシルバーメタリック&アイガーグレーメタリックの3WAY2トーンカラーの全4色が用意されていました。
制約特典もスペシャル!
発売当時の特典としてオリジナルウォッチも贈呈されました。しかもCITIZEN(シチズン)製というかなり贅沢な時計。ムーブメントはクオーツ・電池式、シルバーのボディにブラックの文字盤、ブラックのシリコンベルトと贅沢かつスポーティーなデザインです。
文字盤にはスリーダイヤに『MITSUBISHI MOTORS』、背面カバーにはパジェロのイラストと『FINAL EDITION』の文字、更にはシリアルナンバーも刻まれるというファンが歓喜する仕様のスペシャルウォッチです。その他にもステッカーなどの特典も有りました。
魅力的なビッグトルクエンジン
搭載されたのは3200cc直列4気筒DOHC・ICターボ付きディーゼルエンジン。ボアストロークは98.5×105.0mmのロングストロークエンジンで、最大トルクは441N•m/2000rpmのビッグトルクを実現しています。
またリアデフロックを標準装備し、持ち前のビッグトルクエンジンと掛け合わせた悪路に対する走破性を極めた理想的な四輪駆動車となっていました。
高級感のあるインテリア
タフなエンジン、タフなエクステリアで有りながらも室内は快適な居住空間となっています。質感に拘った本革シートに、運転席と助手席はパワーシートが採用され、高級車の様なリラックスした雰囲気を醸し出しています。
コントロールパネルはフロントフェイスにリンクしたかの様なダイナミックかつ、シンメトリーが美しいシンプルで飽きのこないデザインとなっており、スポーティーな要素もしっかりと演出しています。また、SRSサイドエアバッグとカーテンエアバッグを標準装備し安全装備も充実させました。
外観だけではなく、室内空間にまで拘りを光らせたパジェロ・ファイナルエディションは特別仕様に相応しい非常に魅力的なパジェロとなっています。
愛車をいつまでも美しく!
以上、三菱『パジェロ・ファイナルエディション』のご紹介でした。三菱車の代名詞として日本での販売を終了してもなお、その名と築き上げてきた功績、そして人気は廃れない名車と言えます。特にファイナルエディションは国内販売パジェロの現時点での最終型として非常に魅力ある一台となっています。
アウトドアシーンによく似合うタフなパジェロですが、その美しく荘厳な姿をいつまでも美しく綺麗な状態を維持したいと思うオーナーの方も多いかと思います。特にパジェロ・ファイナルエディションの様な豪華なエクステリアであればメッキパーツを多用している為、メッキパーツのコーティングやお手入れにも注意していきたいところです。
もちろん、塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・
車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。
それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。
またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。
愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。
そして今後、新型パジェロの日本導入があるのか動向も注視していきたいですね。
愛車はどのKING?
クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング愛用者の声
「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。
メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!
新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!
メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。
拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!
使用車種ヴェルファイアG's N様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
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メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
- 見た目重視の場合は薄く
- 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。