【アメ車】マーキュリー グランドマーキー(グランドマーキス) ディーラーオプションにリムジンもあるフルサイズセダン

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(旧車アメ車イメージ写真です)

 

【アメ車】マーキュリー グランドマーキス(グランドマーキー) ディーラーオプションにリムジンもあるフルサイズセダン

マーキュリー グランドマーキス(グランドマーキー)はあのリンカーンタウンカーやフォードクラウンビクトリアの姉妹車となるアメ車です。
FRフルサイズとしてストレッチリムジンやポリスカーにタクシー等の働く車としても大活躍をしていたアメ車です。
現在主流となっていますモノコックボディーではありませんが古き良き時代の構造であるからこそ可能な事(ストレッチリムジンなど)も多くタウンカーやクラウンビクトリア同様に未だ人気のあるアメ車です。

グランドマーキス(グランドマーキー)とは

グランドマーキスとは1967年にマーキュリーディビジョンより販売されていたモンテレーのグランドマーキスパッケージとして登場しました。
その後1975年にグレード名としてマーキスとマーキスブロアムが登場しました。
この時はまだ車種としての名前ではなくモンテレーの中のパッケージ名やグレード名の一つとして扱われていただけでした。
この辺りは多くのアメ車同様に名前の登場は独立して車種として名前が付く前に他の車種のグレード名として登場させ成功を実感した後に独立させて新しく車種として販売する流れですね。

車種として独立販売が開始されたのは1979年になります。
独立車種とは言っても同じパンサープラットフォームを持っている姉妹車がありますのでその主要構造等はほぼ同じと考えても良いのかもしれませんね。
1079年にマーキュリーディビジョンからグランドマーキスが独立車種として販売されマーキュリーブランドでグランドマーキスは最上級車種として扱われることになりました。
グランドマーキスのグレードラインナップはベースグレードのマーキス(マーキー)とその上位グレードのブロアムで販売されていました。
1983年には車種名と同じグランドマーキス(グランドマーキー)が最上位グレードとしてラインナップに加わりました。
同時にステーションワゴンのコロニーパークも加わり全4グレードのラインナップとなりました。
コロニーパークはシボレーのカプリス同様フルサイズステーションワゴンとして広い室内と広大な荷室とのバランスが良くさらにはミニバンには無い安定した走行性能を併せ持っていますので現代の道路事情ともマッチして運転も楽しみつつ広い室内と荷室を確保したい人にはおすすめのグレードとなっています。
年式によって現代の車とさほど変わらない見た目のアメ車やウッドパネルをふんだんに使ったノスタルジックな味のあるフルサイズステーションワゴンもありきっと気に入る車種が見つかるかと思います。

マーキュリー グランドマーキス世代別年代表

マーキュリー グランドマーキス(グランドマーキー)
世代 年式
初代 1979年~1991年
第2世代 1992年~1997年
第3世代 1997年~2003年
第4世代 2003年~2010年

初代グランドマーキス

マーキュリーのモンテレーからグランドマーキスとして独立した最初のモデルとなります。
当初は2種類のグレード(マーキースとブロアム)でしたが1983年にはさらに2種類のグレード(グランドマーキスとコロニーパーク)が加わりました。
最上級グレードであったグランドマーキスは1983年にベースグレードに変わり、グランドマーキスの上位グレードとしてLSがラインナップされました。
1987年以降のモデルはベースグレードがGSになりグレードラインナップが大きく変わった世代でもあります。
購入する際には同じ世代でも各年式によってグレード名など大きく変わっていますので良く確認してご購入されると良いですね。
現在では中古車として購入するかと思いますのでカスタムしてある車両も多く日本のショップでは元となっているカスタムベースのグレードが曖昧になっている場合もありショップスタッフでも完全に把握していない場合もあります。
明確に欲しいグレードなどがある場合にはご自身でご確認をしてから購入をお勧めいたします。

ボディー形状は3種類となっています。
4ドアフルサイズセダンに2ドアフルサイズクーペとフルサイズステーションワゴンのコロニーパークとなります。
コロニーパークは乗車定員が8人となっています。
乗車定員も多く荷室も広いフルサイズステーションワゴンのコロニーパークはそのボディーサイズや使い勝手の良さもあり私的にはおすすめのボディー形状となります。
ただ、コロニーパークはグランドマーキスのステーションワゴングレードではありますが、グランドマーキスではなくコロニーパークとして独立して考えられるばあいも多いですのでグランドマーキスが良いと思っている人は良く考えた方が良いかもしれませんね。
コロニーパークは実はグランドマーキスと同じで実際にはグランドマーキスのステーションワゴンのグレード名なんだよ!って通ぶっても良いかもしれませんね。
シボレーで言うと同年代のカプリスやインパラ等のパークウッドやキングスウッドという感じと同じなのですが、パークウッドやキングスウッドよりもマーキュリーのコロニーパークの方が名前を知られている事も多く同じフルサイズステーションワゴンの場合は頃にパークの方がネームバリューはあるかもしれませんね。
シボレー第4世代のカプリスはフルモデルチェンジをしてカーアワードなども多く受賞していて人気となっていますのでカプリスワゴンの方が有名となってしまいますが…
コロニーパークはビンテージカーの世代からのネームバリューもありますのでボディースタイルなどお好み次第ですね。

グランドマーキスはリムジンとしての需要も多くディーラーオプションとしてストレッチリムジンも販売されていました。
ディーラーオプションとなるほどですのでリムジンの需要が高かった事が分かりますね。
エンジンスペックはウィンザーV型8気筒エンジンの5Lと5.8Lが用意されていました。
1981年に4.2Lが追加され、1982年以降では5.8Lはポリスパッケージ専用エンジンとなりました。
1988年にマイナーチェンジがおこなわれてフェイスリフトなどをされましたので見た目を考えるとこの前後で選ばれると良いかもしれませんね。
この年には2ドアフルサイズクーペがラインナップからなくなりましたので2ドアフルサイズクーペが欲しい人はこの年式前までのグランドマーキスとなります。
フルサイズモデルではやはり大きな4ドアセダンやストレッチリムジンなどの需要が大きくポリスカーなどハイスペックモデルでも通常の後部座席が必要な為4ドアフルサイズセダンがベースとなっている為でもありますね。
安全機能では1990年にエアバックが全グレードで標準装備となりました。

初代グランドマーキスはモンテレーのグランドマーキスが大人気で独立した車種ですので当然独立車種となった後も人気は衰えず初代グランドマーキスは各年式年間10万~15万台の販売台数で人気車種となっていました。
アメリカでも販売は当然ですが、日本やサウジアラビアにも輸出がされていた人気車種です。

初代グランドマーキス スペック

初代グランドマーキス(グランドマーキー)
販売期間 1979年~1991年
ボディー形状 4ドアフルサイズセダン
2ドアフルサイズクーペ
5ドアフルサイズステーションワゴン
乗車定員 4ドアフルサイズセダン:6人
2ドアフルサイズクーペ:6人
5ドアフルサイズステーションワゴン:8人
変速機 4AT
駆動方式 FR
サスペンション ストラット
エンジンスペック ウィンザーV型8気筒 5.0L/5.8L
全長 5,340mm
全幅 1,970mm
ホイールベース 2,903mm
姉妹車 リンカーン タウンカー
フォード クラウンビクトリア

第2世代グランドマーキス

1992年からは第2世代のグランドマーキスとしてウィンザーV型8気筒エンジンはV型8気筒モジュールエンジンとなり燃費が向上しています。
エンジンスペックとしてはV型8気筒OHV4.6Lとなります。
ボディーデザインも空気力学を意識したデザインとなりサスペンションのセッティングも変更されています。
同年代のマーキュリー社製のクーガー等も同様の空気力学を意識したデザインへモデルチェンジされました。

初代グランドマーキスと同じマーキュリーディビジョンの最上位車種としての位置づけなままとなっています。
姉妹車のフォード クラウンビクトリアも同年代のフォード社製の最上位車種になっています。
ボディー形状は第2世代でも初代の後半でラインナップから外れた2ドアフルサイズクーペと5ドアフルサイズステーションワゴンのコロニーパークは復活せず販売台数の大半を占めていた4ドアフルサイズセダンのみのラインナップとなっています。

リムジン需要等もありFRフルサイズと基本構造は変わりなくFFモノコックボディーと変わりつつある世代ではありますがFRフルサイズセダンの需要も多く古き良きアメリカの大きなボディーと構造を持つフルサイズセダンとなっています。
グレードはベースグレードとしてグランドマーキスとその上位グレードのLSのラインナップとなっています。
初代同様にメキシコのディーラーオプションとしてストレッチリムジンもラインナップされています。
1995年にマイナーチェンジがおこなわれフェイスリフトや内装デザインが一新され変速機は電子制御トランスミッションへと変更されました。

第2世代グランドマーキス スペック

第2世代グランドマーキス(グランドマーキー)
販売期間 1992年~1997年
ボディー形状 4ドアフルサイズセダン
乗車定員 6人
変速機 4AT
駆動方式 FR
エンジンスペック V型8気筒 4.6L
全長 1992年~1994年:5,395mm
1995年~1997年:5,380mm
全幅 1992年~1994年:1,975mm
1995年~1997年:1,980mm
全高 1,445mm
ホイールベース 2,905mm
姉妹車 リンカーン タウンカー
フォード クラウンビクトリア

第3世代グランドマーキス

1997年にフルモデルチェンジをした第3世代のグランドマーキスはインテリアデザインの変更にエクステリアはこれまでのモデルチェンジ同様にフロントフェイスの変更がされています。
見た目の変更が第3世代のグランドマーキスの主な変更点となっています。
この為フルモデルチェンジといってもマイナーチェンジ程度の変更点となりますね。
この第3世代のグランドマーキスは最大のライバル車シボレー カプリスの生産終了(1996年)に伴いFRフルサイズセダンとして姉妹車のフォード クラウンビクトリアと共に最後の車種となりました。
最高級車カテゴリーのフルサイズモデルであるリンカーン タウンカーとキャデラック フリートウッドとグランドマーキスに姉妹車のクラウンビクトリアがFRフルサイズ最後のモデルになります。

第3世代グランドマーキス スペック

第3世代グランドマーキス(グランドマーキー)
販売期間 1997年~2003年
ボディー形状 4ドアフルサイズセダン
乗車定員 6人
変速機 4AT
駆動方式 FR
エンジンスペック V型8気筒 4.6L
全長 5,380mm
全幅 1,985mm
全高 1,445mm
ホイールベース 2,915mm
姉妹車 リンカーン タウンカー
フォード クラウンビクトリア

第4世代グランドマーキス

2003年に登場した第4世代のグランドマーキスはフルモデルチェンジというよりはマイナーチェンジをおこなった程度の変更となっています。
定番のフロント廻りの変更とテールエンドの変更に内装の軽微な変更のみとなっています。
2005年にオプションなどの追加や変更と2007年には特別な仕様車としてパームビーチパッケージが販売されました。
リンカーンブランドのパッケージの様に多くはありませんが各種装備の追加や専用の内装トリムなど特別なグランドマーキスとなっています。

第4世代グランドマーキス スペック

第4世代グランドマーキス(グランドマーキー)
販売期間 2003年~2010年
ボディー形状 4ドアフルサイズセダン
乗車定員 6人
変速機 4AT
駆動方式 FR
エンジンスペック V型8気筒 4.6L
全長 5,380mm
全幅 1,985mm
全高 1,445mm
ホイールベース 2,915mm
姉妹車 リンカーン タウンカー
フォード クラウンビクトリア

 

アメ車バンパー再メッキできます

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アメ車のメッキ手入れ

クロムメッキパーツのアメ車の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

 

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

  1. メッキング重ね塗布1回目
  2. メッキング重ね塗布2回目
  3. 重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

■見た目重視の場合は薄く

■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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