【MAN TRUCKS】2021フルモデルチェンジした新型TGX|ドイツから世界へ

史上最鏡を手に入れろバナーMAN TRUCKS 新型TGX

画像参照元…MAN Truck & Bus公式ページ

MAN Trucksとは、ドイツ・バイエルン州のミュンヘンに本拠地を置くトラック・バス製造メーカーです。
MANとは、ドイツ語でMaschinenfabrik Augsburg-Nürnberの頭文字をとって命名されました。
ちなみに、MANは「エム・アー・エヌ」と現地では発音されています。

現在はトレイトンの完全子会社、フォルクスワーゲンの傘下としてヨーロッパを中心に活躍しています。

トラックは7,49〜44トンまで製造し、さまざまな環境に対応する車両を開発しシェアを増やし続けています。

日本では、1980年から2006年頃まで2階建てバスが輸入され運行されていました。

残念ながら日本ではお目にかかれないMANのトラックですが、2021年にフルモデルチェンジが行われた「MAN新型TGX」が今、注目を集めています。

国際的な祭典での受賞をきっかけに世界中のユーザーから注目されるトラックとはどんな車両なのでしょうか?

MAN Trucksの歴史と功績

MAN Trucksは、ドイツ・バイエルン州ミュンヘンに本拠地を置く商用車メーカーです。

「ディーゼルエンジンのパイオニア」として名高い商用車メーカーで、ドイツ国内でダイムラーに次いで2位という実績があります。

主に、バン・トラック・バス・ロードトレイン(連結可能な大型トレーラー)の製造を手掛け、2011年からフォルクスワーゲングループ・トレイトンの完全子会社として活躍中です。

MANとはMaschinenfabrik Augsburg-Nürnberg(ドイツ語)の頭文字で「アウクスブルク・ニュルンベルクの機械工場」と言う意味から社名を命名したのです。

こちらではMAN創設からの歴史と功績をお伝えしていきます。

1758年【ドイツ・オーバーハウゼン】にて始動

MANの歴史はとても古く、1758年から264年の歳月をかけ現在にいたります。
1758年、ドイツのオーバーハウゼンに「聖アントニー製鉄所」という重工業企業を設立したことがきっかけです。

当時は、石炭鉄道に鉄製レールを供給したり、馬車鉄道の運行をしている企業でした。

1800年代には製鉄会社3社の合併により業務拡大をし、1814年には蒸気エンジンを初納入しています。

その後、蒸気機関車の納入やドイツ・アウクスブルクにサンダー機械工業を設立、さらには高速印刷機の開発などを手掛けドイツを中心に活躍していきました。

ディーゼルエンジンのパイオニア

1893年、当時のMANは、会社の重役ハイリンヒ・フォン・ブズと機械技術の発明家ルドルフ・クリスティアン・カール・ディーゼとの共同開発を手掛けていました。

ここで生まれたのが「オイル・エンジン」、現在で言う「ディーゼル・エンジン」です。

蒸気機関では効率的にできなかった無駄な排出をシリンダーを介して内燃機関を生み出し、熱効率の良い機関を設計することに成功しています。

この業績は、1893年から1897年までアイデアを発展させ、共同開発を進めていきました。
ちなみにディーゼルエンジンの概念は、1893年2月23日にドイツにて特許を取得しています。

“第二次世界大戦”終戦後の活躍

1945年に終戦した第二次世界大戦は、独ソ戦争・太平洋戦争を経て日本とドイツが降伏する形で幕を閉じました。

そこから約6年の歳月を経て、ドイツは復興のため通貨改革の発行・米国のマーシャル計画の援助を受け回復に成功しています。

ここでMANは、V8気筒ディーゼルエンジン搭載のボンネットタイプ・F8トラックの開発・製造に成功したのです。
1951年のIAA(国際自動車展示会)で発表され、さらには1954年パリモーターショウで銀メダルを獲得しヨーロッパのトラックモデルとしてのポジションを獲得しています。

バンからダンプまで幅広いタイプが展開されたF8トラックはとても使い勝手がよく、幅広いユーザーの獲得に成功し長期にわたり活躍した名車です。

1952年にはドイツ映画「NachtsaufdenStaBen」にF8トラックが登場するシーンが公開され、MANのトラックはビジュアル面においても国内で認知され実績を収めたのです。 

F8トラックの製造は1986年まで行われ、長期にわたりユーザーを獲得していきました。

1986年|MAN Truck【F90シリーズ】

1986年から登場した「F90シリーズ」は、効率性・環境への配慮・快適性の面で最先端技術を施し時代をリードしてきました。

F90は18〜48トンを積載可能としたトレーラーヘッドとして販売されています。
1986年に開発された技術として、

  • 最先端にエンジン技術
  • 微調整によるドライブトレイン
  • 大幅な燃料消費量の削減
  • 排気ガス・騒音レベルの改善

このような点が評価され、市場の人気を獲得していきました。

さらに耐久度にも信頼性があり、運用コストが低く抑えられることもメリットの1つとして顧客ニーズに十分な成果を得ることが実現されています。

また、キャブの展開にもこだわり「ローカル輸送キャブ」「長距離キャブ」「大容量キャブ」がセレクト可能です。
これらに合わせ使用できるエンジンは、排気ガスターボチャージャーとインタークーラーを備えたディーゼルエンジンとなっています。
サイズ展開は5気筒・6気筒・10気筒で、270〜500PSの出力範囲を得ることができます。

もちろん用途に応じ軸数は2軸・4軸の選択も可能で、幅広い車両の輸送を実現可能とし輸送事業の変化にも対応しているのです。

1990年を迎える頃には、F90シリーズを中心に製品サービスの一環として「MANシステムのコンサルティング」「運転や経済のトレーニング」「ディーラー・サービスステーションの充実」に注力しヨーロッパを中心に事業拡大に成功してきました。

MAN 新型TGX

ここからは、MANが20年ぶりにフルモデルチェンジをした新型TGXについて説明していきます。

ライオンのエンブレムを象徴するかの如く、力強くて高級感のあるキャブに仕上がった新型TGXは、ドイツではダイムラーに次ぐ販売シェアを獲得しているMANの自信作です。

2021年にはさまざまな賞を受賞し、世界でも注目を集め多くのユーザーを獲得したTGXの仕様とはどんなものなのでしょうか。

新型TGX 2021年の主な受賞

MAN新型TGXは、2021年に最も注目を集めたトラックと言っても過言ではありません。
その証明として、2021年に受賞した功績は、

  • 2021年インターナショナル・トラック・オブ・ザ・イヤー
  • ドイツ・デザインアワード2021金賞

このように国内外で受賞を収め、世界中で注目が集まっているのです。
インターナショナル・トラック・オブ・ザ・イヤーとは、1977年から開催されている世界中のジャーナリストが審査し「その年最も輝いているトラック」を認定する催しです。
MANの受賞は今回で8度目となり、新型TGXは全世界で注目を集めることに成功を収めました。

ドイツデザイン賞とは、2012年より行われている式典で「製品」「コミュニケーションデザインサービス」を国際的に有名なドイツデザインアワードの国際審査員により審議され金賞をセレクトします。

MAN TGXエンジン

MAN TGXに搭載できるエンジンは3種類で、

  • MAN D15:直6気筒エンジン・最大排気量9L
  • MAN D26:直6気筒エンジ・最大排気量12,4L
  • MAN D38:直6気筒エンジン・最大排気量15,2L

使用目的の変化によりセレクトが可能です。

D15エンジンは、243kW/265kW/294kWのパワーユニットが選択可能で、エンジン重量が減り簡素化したSCR廃棄後処理・コモンレールインジェクションシステムが採用されています。
メンテナンスと修理コストを抑えられることが魅力なエンジンシステムとなります。

D26エンジンは、316kW/346kW/375kWのパワーユニットが選択可能で、2段階排気ガス処理により環境面に優れた機能が特徴です。
それでいてエンジンのパワーやトルクにも信頼があり、広範囲な輸送システムに対応ができる万能エンジンとなっています。

D38エンジンは、397kW/427kW/471kWのパワーユニットが選択可能で、強力な牽引力やハイパワー・高トルクでいて低燃費が実現されたエンジンシステムが特徴です。
主な使用目的としては、長距離ルート・オフロードで活躍が期待されます。
高エンジン対策として、コモンレールインジェクションシステムや最適化された熱処理システムが採用された2段ターボチャージャーが搭載されています。

MAN TGXの安全性能・支援システム

ドライバーの負担を軽減するための安全性能や支援システムが充実しています。
こちらでは、主な支援システムを抜粋し紹介していきTGXの魅力に迫っていきます。

時速50km以上の走行時では、車線変更や追い越しが安全にできるようにレーダーセンサーを使用し危険車両がいないか確認できるようになりました。

そして緊急ブレーキ機能を備えることにより、前方車両の急接近に対しキャブ前に設置したカメラとミリ波レーダーが素早く反応しブレーキ補助を指示し実行するのです。
それと同時にハザード点灯することによ、後方車両による2次被害を抑制できます。

さらに4台のHDカメラを使用し、オールラウンドビュー360°の安全性が実現しています。
特に市街地などでは実力が発揮され、方向転換や操作リスクを最小限に抑えることに成功しました。

また、GPS機能と連動し目的地までのアップダウンを計測し、最適かつ効率の良いシフトをセレクトしドライバーの負担軽減と省燃費運転が実現可能となっています。

愛車はどのKING?

KINGチャート05

3つのKING

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トラックメッキクリナー前後の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

メッキング&サビトリキング愛用者の声

舟形バンパー

サビトリキングとメッキングで今日も新品同様な輝きに

これがあれば、年末の大掃除も楽しみですね

今回は舟形バンパーのナマズさんをピカピカにしました

これから大掃除をお考えの皆様

今年の汚れ今年のうちにですね

http://ygcikasetsu.hamazo.tv/d2012-12-12.html

静岡県 K様

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

1.
メッキング重ね塗布1回目

2.
メッキング重ね塗布2回目

3.
重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

  • 見た目重視の場合は薄く
  • 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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Q.寝台パネルの黒ずみがとれませんサビトリキングでとれますか? 仕事がら雪道をよく走ります。影響ありますか?

.黒ずみがとれません

A.画像確認しましたが、雪道をよく走るという事ですので、塩化カルシウムの影響でクロムメッキが変色したものだと思われます。クロムメッキは空気中では変色しにくいのですが塩酸に弱いのです。一度変色してしまうと元には戻らないです。新品綺麗な状態のときにメッキングを強くお勧めいたします。メッキングは塩化カルシウムからクロムメッキを守ってくれます。

詳しくは:メッキパーツ相談室まで

クロムメッキの事についてもっと知りたい方は

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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る