画像参照元…Mahindra Trucks公式ページ
マヒンドラ・トラックは、インド市場で活躍しているトラック製造・販売メーカーです。
インド国内では、TATAモーターズ・Ashok reylandに次ぎ、第5位の売上販売の実績のあるブランドとなっています。
製造・販売期間はわずか10年ほどですが、大型トラック部門(HCV)で5万2千台以上、中型トラック部門(LCV)では20万台以上の売上を出しています。
「メイド・イン・インディア」「メイド・フォー・インディア」
インド・チャカンに700エーカーの工場を持つマヒンドラは、大型・中型トラックの部品を自社工場で製造し、低コストかつ安全性に信頼を得ているのです。
今回は、インドで売れているマヒンドラ・トラックの紹介をしていきます。
マヒンドラ・トラックの歴史をわかりやすく解説しています。ぜひ一読してみてください。
Mahindra & Mahindra Limited|歴史と概要
まずは、マヒンドラトラックの母体である「Mahindra & Mahindra(マヒンドラ&マヒンドラ)」の歴史と概要から説明していきます。
創業から約80年かけグローバルに業務を展開してきたマヒンドラの歴史をわかりやすく解説していきます。
1945年設立|Mahindra & Mohammed
創設は1945年10月2日、マヒンドラ兄弟により「Mahindra & Mohammed」として設立されました。マヒンドラ兄弟とは以下の二人です。
- JCマヒンドラ(ジャグディース・チャンドラ・マヒンドラ)
- KCマヒンドラ(カイラシュ・チャンドラ・マヒンドラ)
1948年パキスタンの独立を機に、Ghulum Mohammed(グラーム・ムハンマド)が初代財務大臣としてニアクアト政権に参加し「Mahindra & Mohammed」を脱退しました。
その後、社名を「Mahindra & Mhindra Limited」に改名しています。
改名後は鉄鋼の取引ベンチャーとして活動し、貨車を作るための鉄鋼5000トンの調達に成功し成功を収めています。1955年6月15日、ボンベイ証券取引所にて上場されました。
ルノーと提携|「ロガン」製造・販売
2005年マヒンドラとルノーによる合併会社「マヒンドラ・ルノー」が設立されました。
ルノーグループの戦略として低価格帯乗用車「ロガン」の製造・販売が目的となっています。
2007年7月からマヒンドラ・ルノー「ロガン」が製造・販売を開始しましたが、製造・販売から半年でマヒンドラは合併事業からの撤退を発表しています。
2010年までの間は、ルノーグループにより事業展開、同年4月マヒンドラが「マヒンドラ・ルノーの株」を全て譲り受け完全子会社化をしました。
これを機に、ルノーとの合併事業は完全に解消され、ルノーブランドおよびロゴの使用ができなくなってしまいます。
そのため、2011年には「ロガン」で売り出していた車名も「ベリート」と改名されマヒンドラブランドとして新たに販売されることとなりました。
三菱重工業・三菱農機と業務提携
マヒンドラは農機・トラクター分野において実績があります。
マヒンドラ・グジャラートが製造・販売しているトラクターは、世界第4位の実績となっています。
2015年5月、さらなる飛躍を求め、戦力的業務提携・協業を目的として三菱重工業と共同開発を開始しました。
同年10月には、社名を「三菱マヒンドラ農機株式会社」と変更して現在に至ります。
日本国内での農業機器としての生産高は、クボタ、ヤンマーアグリ、井関農機に次いで第4位となっています。
Mahindraのグローバル事業の展開
ここからは、マヒンドラのグローバル事業への取り組みを説明していきます。
主な活動としては、以下のとおりです。
- British Telecom(イギリス)とテレコムIT分野に参入
- 三菱商事(株)・日商岩井(株)とマヒンドラ・スチール・サービスセンター設立
- マヒンドラ・サティヤムがFIFAワールドカップを後援
この間にも、中国進出や航空事業への参入などグローバル事業を積極的に行い、21世紀に向け成長しています。
現在では、ボート・自動車・建築機械・農具機などの開発・製造分野や防衛・ホスピタリティ・情報技術などの幅広く活動の域を広げているのです。
Mahindra Truck and Bus Division|マヒンドラ・トラック・バス
マヒンドラ・グループにはトラック・バスの開発・製造・販売する事業があります。
インド国内の物流・交通を支える事業として活動しており、業界第5位の実績がある人気のブランドです。
ここからは、インド国内で活躍する「マヒンドラ・トラック・バス」の説明をしていきます。
Mahindra Truck and Bus Division|誕生
マヒンドラ&マヒンドラ(M&M)は、1945年から自動車製造メーカーとして設立されています。
1948年より、ジープの国産化に成功していて事業を発展させていました。
1989年にはアルウィン日産の株式の獲得をし、93年には吸収合併に成功しています。
これをきっかけに、小型トラック市場でのシェア拡大を行ってきました。
2005年には、ナビスター(アメリカ)との合併会社マヒンドラ・ナビスターを設立し、中型・大型トラックの製造・販売を開始しています。
しかし、2012年にナビスターが事業撤退を決定し、合併事業は解消されました。
合併事業の解消後、Mahindra Truck and Bus Divisionと改名をしマヒンドラグループの完全子会社としてトラック・バスの製造・販売をしています。
インド市場では第5位のシェアを獲得
Mahindra Truck and Bus Divisionは、インド市場のあらゆるセグメントに対応するべく
3.5〜55トンまでのトラックを製造しています。
顧客のニーズに応えられるよう、さまざまなバリエーションの貨物用途を作成しています。
「メイド・イン・インディア」「メイド・フォー・インディア」の哲学をもとに、700エーカーを誇る工場で中型・大型トラックの部品の製造が行われているのです。
HCV(大型)トラック部門では52,000台以上の販売実績があり、LCV(小型)トラック部門では20万台以上の販売に成功をしています。
わずか30年ほどで得たこの業績は、インド市場で5位のポジションを獲得しました。
Mahindra Truck and Bus Division|トラック一覧
現在マヒンドラでは、小型・中型・大型トラックとトレーラーを製造・販売しています。
3.5〜55トンまで、顧客のニーズに合わせ車種を取り揃えて開発・販売をしています。
小型トラック(LCV)は、3種類で展開し用途別にセレクト可能です。
- フリオ7(2.5 〜3.5L直列4気筒ディーゼルエンジン)
- ジャヨ(ECR+SCR使用ディーゼルエンジン)
- ロードキングオプティモ(2.5L直列4気筒ディーゼルエンジン)
中型トラック(ICV)は、11〜14トンまで細かく顧客のニーズに適応しています。
- フリオ11(ECR+SCR使用/3.5L直4気筒ディーゼルエンジン)
- フリオ12(ECR+SCR使用/3.5L直4気筒ディーゼルエンジン)
- フリオ14(ECR+SCR使用/3.5L直4気筒ディーゼルエンジン)
- フリオ14HD(ECR+SCR使用/3.5L直4気筒ディーゼルエンジン)
- フリオ16(ECR+SCR使用/3.5L直4気筒ディーゼルエンジン)
- フリオ17(ECR+SCR使用/3.5L直4気筒ディーゼルエンジン)
大型トラック・トレーラー(HCV)プラゾXシリーズを展開し、低燃費かつ低コストを実現しユーザーの信頼を獲得しています。マルチモードスイッチ付きm-powerFuelSmartエンジン使用です。
- リジットトラックシリーズ(7.2L高トルク低回転エンジン/6〜9速ギア使用)
- チッパー・ダンプシリーズ(7.2L高トルク低回転エンジン/6〜9速ギア使用)
- トラクタートレーラーシリーズ(7.2L高トルク低回転エンジン/6〜9速ギア使用)
マヒンドラの全ての車両には、デジタル・テレマティクス・サービス「iMAXX」を採用しています。
4G回線を使用し、正確な位置情報・予測運転の精密性を常に改善しシステムデータの安全を守っているのです。
Mahindra Truck and Bus Division|主な受賞
アポロタイヤと提携して毎年開催している「アポロCVアワード」を中心に、マヒンドラトラックはたくさんの受賞を得ています。こちらでは、主な受賞歴を紹介していきます。
- 2015年アポロCVアワード「HCVリジットカーゴキャリア・オブ・ザ・イヤー」
- 2017年アポロCVアワード「CV&HCV・オブ・ザ・イヤー」
- 2019年アポロCVアワード「ピープルムーバー・オブ・ザ・イヤー」
- 2019年アポロCVアワード「HCVリジットカーゴ・オブ・ザ・イヤー」
- 2020年アポロCVアワード「CV・オブ・ザ・イヤー」
- 2020年アポロCVアワード「スペシャルアプリケーションCV・オブ・ザ・イヤー」
- 2020年アポロCVアワード「ICVカーゴキャリア・オブ・ザ・イヤー」
- 2020年アポロCVアワード「HCVティッパー・オブ・ザ・イヤー」
- 2020年アポロCVアワード「HCV primeムーバー・オブ・ザ・イヤー」
このように、小型から大型トラックまでさまざまな分野での受賞歴があります。
その他の受賞として、インドのインターネットおよびモバイル協会が主催するイベント「IAMAI2019」にてブロンズ賞を受賞、大手コンサルティング企業「White page」が主催するWhite page インドアワード2019では「White page india賞」を受賞しています。
愛車はどのKING?
トラックメッキクリナー前後の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング&サビトリキング愛用者の声
サビトリキングとメッキングで今日も新品同様な輝きに
これがあれば、年末の大掃除も楽しみですね
今回は舟形バンパーのナマズさんをピカピカにしました
これから大掃除をお考えの皆様
今年の汚れ今年のうちにですね
http://ygcikasetsu.hamazo.tv/d2012-12-12.html
静岡県 K様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
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メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
- 見た目重視の場合は薄く
- 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
メッキ加工の事ならNAKARAI
メッキコーティングならMEKKING
メッキのサビ取りならSABITORIKKING
メッキ磨きならミガキング
メッキング&サビトリキング&ミガキングを購入する
メッキパーツの悩み相談なら
Q.寝台パネルの黒ずみがとれませんサビトリキングでとれますか? 仕事がら雪道をよく走ります。影響ありますか?
A.画像確認しましたが、雪道をよく走るという事ですので、塩化カルシウムの影響でクロムメッキが変色したものだと思われます。クロムメッキは空気中では変色しにくいのですが塩酸に弱いのです。一度変色してしまうと元には戻らないです。新品綺麗な状態のときにメッキングを強くお勧めいたします。メッキングは塩化カルシウムからクロムメッキを守ってくれます。
詳しくは:メッキパーツ相談室まで
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。