今話題のスペイン発の125ccバイク『レオンアート・パイルダー125』の魅力に迫る!

史上最鏡を手に入れろバナーレオンアート・パイルダー125

画像参照元…レオンアートモータース公式ページ

125ccには見えない『パイルダー125』

最近では日本国内のみならず世界的にも125ccラインナップが活発で、古参メーカーはもちろん新参メーカーも参入し、まさに一大マーケットと化した125ccバイク市場。日本においては古くから多くのファンを抱えるいわゆる4Miniバイクを125cc化して復刻、海外メーカーにおいてもクラシカルなスクランブラースタイルやな近代的なストリートファイタースタイルの125ccバイクが増え、活発化する一方です。

今回ご紹介するのは今特に話題のオートバイメーカー、レオンアート(LEONART)が世に輩出する本格派クルーザー『パイルダー125(Pilder)』です。その名の通りパイルダー125は原付二種125ccバイク。しかし125ccには見えない迫力の外観と贅沢な仕様は、他を圧倒しその存在感は相当なものです。

125ccらしからぬ大きな車体と、カスタムライクな外観のパイルダーはまさしくオンリーワンな特別な一台となっています。そのオリジナリティ溢れるスタイリングで125市場に旋風を巻き起こすパイルダー125。その魅力についてたっぷりと語っていきます。

レオンアートとはどんなバイクメーカーなのか

そもそもレオンアートとはどんなバイクメーカーなのか?なかなか聞き慣れないオートバイメーカーですが、実は最近バイカーのニーズに俊敏に応えたりイノベーションに富んだバイクを多く輩出しています。

レオンアート(LEONART)はスペインはバロセロナに拠点を置くバイクメーカーで、元々は工業機械などを製造する会社でしたが2004年からバイク製造を開始したかなり若いメーカーです。西欧圏を主な市場としており、日本市場に頭角を現したのはつい最近の事です。

レオンアートは125ccクラスを主戦力としており、今回ご紹介しているカスタムライクなクルーザースタイルの『パイルダー125(Pilder125)』の他にはクラシカルなクルーザースタイルの『デイトナ125(Daytona125)』、スマートなローライダー風な『ヘリテージ125(Heritage125)』、趣のあるヨーロピアンな『ベッセル125(Vessel125)』、スクランブラースタイルの『トラッカー125(Tracker125)』とほぼ全てのバイクスタイルを網羅したかの様な充実のモデル展開です。

ご覧の通り、全てのモデルが125ccという小型バイクにウエイトを全振りしたラインナップ。トラッカー125を除く4モデルは水冷直2気筒SOHCエンジンを搭載し、125ccながらも走りにも拘りを見せています。(トラッカー125は空冷単気筒SOHCエンジン)

気になる車両本体価格においては以下の通り(2022年5月時点、税込)

  • パイルダー125(Pilder125):​​¥638,000円
  • デイトナ125(Daytona125):¥550,000円
  • ヘリテージ125(Heritage125):¥429,000円
  • ベッセル125(Vessel125):¥440,000円
  • トラッカー125(Tracker125):受注停止中

全体的に輸入車にしてはかなり価格を抑えた印象ですが、パイルダー125のみ他のモデルに比べて割高になっていることから上位モデルである事が分かります。(単純に車体が大きいから原材料費が掛かっているのかも知れませんが)

レオンアートはまだまだ知名度こそは浸透していませんが、その全てのモデルが細部まで作り込まれた拘りのバイクばかりで最近では特に注目のオートバイメーカーで今後も新たなモデル展開にもかなり期待できます。

パイルダー125の主要諸元

エンジン

  • 種類:直列2気筒4ストロークSOHC
  • バルブ数/気筒:2バルブ
  • 冷却方式:水冷
  • 総排気量:124.6cc
  • 燃料供給方式:フューエルインジェクション(DELPHI injectionsystem)
  • 内径(シリンダーボア):44mm
  • 行程(ピストンストローク):41mm
  • 最高出力:15HP
  • 始動方式:セルフスターター式
  • 変速機:リターン式6段変速
  • 操作方式:フットシフト

寸法

  • 全長:2390mm
  • 全幅:800mm
  • 全高:1125mm
  • シート高:700mm
  • 車両重量:180kg
  • タイヤサイズ(前):100/90−19 57H
  • タイヤサイズ(後):190/50ZR17 73W
  • タイヤタイプ:チューブレス/バイアス

性能

  • 乗車定員:2名

構造

  • フレーム型式:スチール製ダブルクレードルフレーム
  • 動力伝達方式:チェーン
  • 懸架方式(前):テレスコピックフォーク(倒立)
  • 懸架方式(後):スイングアーム式
  • ブレーキ(前):油圧式ダブルディスク
  • ブレーキ(後):油圧式ディスク

パイルダー125の名前は日本のあるアニメから取られた!?

パイルダー125。その名前に聞き覚えがある方もいる事でしょう。何を隠そうこのパイルダーの名前は日本の誇るロボットアニメ『マジンガーZ』が深く関係しているのです。

作中ではマジンガーZとドッキングするコックピット兼移動用のホバークラフトの名前が『パイルダー』です。テーマソングの中でも「パイルダーオン!」と出てくるので知っている方も多いのではないでしょうか。

レオンアートの社長がこのマジンガーZの大ファンという事もあり、このパイルダーが命名されたそうです。レオンアートの中でも社長の思い入れの強いパイルダーは最も特別な一台なのかも知れません。

ファットなドラッガースタイル

パイルダー125はファットな車体と攻撃的なドラッガースタイルが特徴的です。125ccには到底見えない迫力には圧倒されるばかりです。フレームはスチール製のダブルクレードルフレームを採用しています。クラシカルなマシンが多いレオンアートのラインナップの中では、最も近代的なデザインで一際異彩を放っています。

フレームに搭載された水冷直列2気筒SOHCエンジンは小型で、肉厚なボディには不釣り合いになりそうですが、エンジンとフレームの間の隙間を樹脂パーツで埋め流ことで、まるでビッグエンジンを積んでいるかの様な視覚的効果をもたらしています。そのエンジン周りとサイドカバー付近はいかにも近代的なデザインで、重厚感も抜群です。

リアは片持ちタイプのスイングアームが採用されており、スッキリした見た目。リアサスをフレームに埋め込み、カバーで隠すという徹底ぶりです。まるで中に浮いているかの様なリアビューは秀逸な造形となっています。

タンクはフレームに沿う様に後方に向かってシェイプした形状。タンクカラーはイエローとブラック、ホワイトの3色展開で、シンプルな単色で飽きのこないカラーリングとなっています。センターにブラックのベルトが装着されており、レーシーな雰囲気を醸し出しています。

大きな弧を描く様にリア側に向かって窄んだタンクはシートへ吸い込まれていきます。シートもスポーティーなデザインとなっており、一見してソロシートに見えますが尖ったテール部分はタンデムシートで2人乗りも可能です。

ヘッドライトは小ぶりなベイツライトが採用されています。マットな雰囲気の車体にクロームメッキのヘッドライトカバーをチョイスする事で、小さいながらもその存在感は抜群です。メーターはアナログメーター風の丸型デジタルメーターが装着。ソリッドなトップブリッジにセパレートハンドルを採用するなど、ドラッグレーサーマシンの様な無骨なハンドル周りとなっています。

また、攻撃的なスタイリングに併せてロー&ロングな車体も魅力のひとつです。大排気量バイク顔負けの2390mmのロングな車体は125ccであることを忘れてしまうほどの迫力です。

贅沢な仕様の足回り

続いてはパイルダー125の足回りを見ていきましょう。フロントはテレスコピックフォークで倒立タイプを採用。パイルダーに限らずレオンアートは販売しているモデル全てに倒立フォークを装着するという拘り様です。

前後ホイールはブラック塗装の施されたキャストホイールを装着。フロントには油圧式ダブルディスク、リアは油圧式シングルディスクを採用しブレーキシステムにおいても一切の妥協を感じません。またリアタイヤは190/50ZR17の極太タイヤがチョイスされ、迫力のリアビューを演出してくれています。

気になる走行性能は!?

さて気になる走行性能ですが、125ccは原付二種にカテゴライズされる為もちろん高速道路を走る事は許されていません。しかしながらエンジンの性格自体はスポーツバイクそのもの。最高出力は5馬力と、トランスミッションは6速ギアという十分なスペックと言えるでしょう。

軽快なエンジンサウンドとスムーズな加速、そして小排気量であることを忘れるほどの力強さを得る事が出来ます。見かけだけではないパイルダーの走行性能も見ものですね。

パイルダー125をいつまでも美しく!

以上、今話題のオートバイブランドであるレオンアートの『パイルダー125』のご紹介でした。125ccという排気量以上の魅力を持ったパイルダー125は今後も注目していきたいですね。

せっかくのカッコいいバイクですから、やはり気を付けたいのは外装コンディションの維持です。もちろん塗装面のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへも愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事に・・・

またメッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもきちんとしたモノを使わないと更に傷やくすみの原因にもなり兼ねません。愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為にしっかりとしたショップとケミカルを選び、美しく維持していきましょう。

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メッキ手入れ

クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。

初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。

クロムメッキ磨き剤「ミガキング

ミガキング003

クロムメッキ保護剤「メッキング

メッキは磨くのではなくコーティングがおすすめ

メッキング画像

クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング

サビトリキングはメッキに優しく、サビには厳しい錆取り剤

サビトリキング画像

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