カワサキ・KAWASAKI・Zの究極体『Z1300』

史上最鏡を手に入れろバナーカワサキZ1300

画像参照元…カワサキ公式ページ

異次元のマシン『Z1300』

みなさんこんにちは。最近レアなバイクって見ていますか?私はよくレアな旧車を見る機会は多い方だと思うのですがそれでもまだまだ生で見たことのないバイクはかなりあります。

今回はカワサキのZシリーズの中でもレアな上に最も異彩を放つ『Z1300』のご紹介をしたいと思います。結論からいうとこのZ1300はカワサキがフラグシップモデルであるZシリーズを究極体に仕上げ、外観の迫力とパワフルなエンジン、ヘビー級の重量を有するモンスター級のバイクです。

Z1300が誕生したのは1978年に発表され、ライバル車はあのホンダCBX1000。水冷直列6気筒DOHCエンジンを搭載しており1300ccという排気量は当時としても最大級の排気量として注目を浴びていた1台です。

カワサキは4ストロークバーチカルツインのWシリーズ、2ストロークのマッハシリーズと続き、そして1972年に900cc4ストローク4気筒エンジンを搭載した大型バイクZ1と言った名車の数々を輩出。Z1は特にカワサキの命運をかけたバイクとして登場し、輝かしい功績を残しましたが、それらを凌駕するスペックを有するZ1300は新たなフラグシップモデルとしてカワサキが満を持して輩出されました。Z1も当時としては大きな車体が印象的なマシンでありましたが、遥かに超える車格はまさにモンスター級のマシンと呼ぶに相応しいでしょう。

その異次元のスペックを誇るZ1300はカワサキZシリーズの中でも異次元の存在感を持っていながら、現在における認知度はあまり高く無く、まるで洞穴に静かに眠る虎の様に、その強烈なパワーを誇示する事なくひっそりと移りゆく時代を傍観していた隠れた名車のひとつと言えます。

生産台数の絶対数もかなり少ないのか、走っているところはおろか現車を見ることさえもほぼ無いので、ある意味Z1よりもかなりレアなバイクでは無いでしょうか。基本的に北米・欧州向けモデルなので無理も無いでしょう。ちなみに北米では『KZ1300』の車名で販売がされていました。日本ではあまり馴染みが無い様ですが、海外では結構人気でロングセラーモデルだった様です。

同じく6気筒エンジンを搭載したホンダのCBX1000もそのモンスター級のスペックを誇っていながら現存する個体は非常に少ないので、メーカーは違えどこの2台が放つオーラは似た様なものがありそうですね。

カワサキZシリーズの究極体とも言えるZ1300。謎の多いマシンではありますが、その全容と魅力についてたっぷりと語っていきたいと思います。

Z1300の誕生秘話

なぜカワサキはこのモンスターマシンを開発しようと思ったのか。その誕生秘話について調べてみました。W1・マッハ・Z1と言ったヒット作を数々輩出してきたカワサキですが、矢はりその中でもZ1は最高傑作に近いバイクで、現代でも姿形は違えどカワサキのフラグシップを始めとした人気モデルには『Z』の文字が車名に冠され続けています。

それほどこのZシリーズには思い入れが強く、それと同時に『Zシリーズを超えるのはZシリーズ意外あり得ない』と言わんばかりに新型Zの開発に注力していた様です。

それも既にZ1に採用されていた完成された4ストローク4気筒エンジンに甘んじる事なく、そのエンジンスペックを超越する6気筒エンジンの搭載を早い段階で検討していた様です。この時代はまさに大型バイク戦国時代とも言え、他メーカーの追随を許さない姿勢はトップメーカーのひとつであるカワサキの意地とプライドを感じますね。

排気量の設定については当時のハーレーダビッドソンの1340ccエンジンの排気量を参考にされていたそうです。そしてカワサキが目指したのは最新マシンとしての1300cc。そのモンスター級の排気量に耐えうるフレーム試作を何度も繰り返し、メカノイズを取り除く為に無響室でその原因を探りひとつずつ改善していくという途方も無い作業の末に完成した努力と愛情が詰まったエンジンなのです。

更には空冷に拘ってきたカワサキが本格的に冷却方式に水冷を採用したのもこのZ1300です。5年もの歳月をかけて開発された事実から、カワサキにとって新時代を象徴する歴史的なバイクと言えます。

Z1300の主要諸元

Z1300の主要諸元は以下の様になっています。かなり情報が少ないので収集に苦戦しました。

エンジン

  • 種類:並列6気筒 4ストローク DOHC
  • 冷却方式:水冷
  • 総排気量:1286cc
  • 燃料供給方式:キャブレター
  • 内径(シリンダーボア):62mm
  • 行程(ピストンストローク):71mm
  • 最高出力/回転数:120ps/8000rpm
  • 最大トルク/回転数:11.8kgf•m/6500rpm
  • 変速機:リターン式5段変速
  • 潤滑方式:ウェットサンプ式
  • 始動方式:セルフスターター式

寸法

  • 全長:2295mm
  • 全幅:905mm
  • 全高:1280mm
  • ホイールベース:1580mm
  • 燃料タンク容量(北米/欧州):20.4L / 27L
  • 最小回転半径:2.8m
  • 乗車定員:2名
  • タイヤサイズ(前):110/90V18
  • タイヤサイズ(後):130/90V17

燃料消費率

  • 定地燃費:12.6km/L

構造

  • フレーム型式:ダブルクレードル
  • 動力伝達方式:シャフトドライブ
  • 懸架方式(前):テレスコピックフォーク(正立)
  • 懸架方式(後):スイングアーム式
  • ブレーキ(前):ダブルディスク
  • ブレーキ(後):シングルディスク

『普通サイズのイカは美味いが、ダイオウイカとなると不味い』みたいにサイズアップした事で乗り味はかなり大味なのかと思いきや、前述にもある通りメカノイズを当時の技術として極限まで抑えられたエンジンと、ロングツーリングを視野に入れたメンテナンスフリーのシャフトドライブの採用など、意外にも繊細な作りとなっています。

タンク容量は北米仕様で20.4L、欧州仕様となると更に27Lとかなりの大容量。定地走行の燃費12.6km/Lとやや高い為、広大な土地を駆け回るには巨大なタンクが必要だったと言えます。

最高出力は120ps/8000rpm。最高速は224km/hととてつもないエンジン性能を誇っています。長い歳月をかけて作り上げられた1300cc6気筒DOHCエンジンの規格外のパワーは、世界中を驚愕の渦に巻き込んだそうです。

またウインカーはオートキャンセル式を採用するなど、痒いところに手が届く嬉しい機能も搭載。ライダーにとってストレスフリーなクルージングを実現してくれる1台となっています。

迫力の外観

Zシリーズではありますが、その外観はそれまでのZ1などと違いまるで装甲車の様な逞しすぎるフォルムをしています。

タンクは角Zと呼ばれるZ1000同様のシャープな印象の角ばったデザインが採用されています。20Lオーバーの大容量を活かしタンクにはふんだんにピンストライプデザインが施されています。角ばったタンクデザインに合わせる様にフューエルキャップもスクエアタイプが装着。

ヘッドライトのデザインもZ1300にして一新されており、従来の丸目からスクエアタイプのヘッドライトが装着されています。まるで大きなお弁当箱の様なヘッドライトは筋肉質なボディにも負けない迫力を感じます。

メーターもやはりスクエアデザインが採用。まるで四輪車のメーターパネルをそのまま着けたかの様な形状で、タコメーター・スピードメーター・油温計・燃料計が集約。更にその下にはキーシリンダーと各インジケーターランプのセクションが設けられ、やはりこちらもスクエアデザインとなっています。

大柄なボディのおかげでシートはかなりスマートに見えますが、実際は結構厚みのあるダブルシートに大きなシートカウルが装着されています。ハンドルポジションはミドルアップハンドルで、ステップバーはクランクケースのすぐ真後ろとライディングポジションはかなりナチュラルな位置と、ロングツーリングでも疲労を軽減させてくれる様な工夫がされています。

そしてやはり一番の見所は迫力の6気筒エンジン。フレームはもちろんのこと大きなタンクからもはみ出たモンスターエンジンはフロントから見るととてつもない重厚感を感じます。その迫力のエンジン前部に装着されているのは、これまた巨大なラジエーター。水冷エンジンであることを象徴したこのラジエーターもまたかなりの存在感を醸し出しています。またマフラーも左右2本出しを採用(3気筒あたり1本のマフラー)。リアからの見た目にも相当なものです。

Z1300はそれまでのZ1とは比べ物にならないくらいの横幅の大きさを有しており、超重量級の外観となっています。エンジンをかけずともそこに静かに佇んでいるだけで只者では無いオーラを放っています。

Z1300の中古相場

現代におけるZ1300の中古相場ですが、190万円〜300万円と価格の幅は大きいですが、かなり高価な値段が付けられている様です。球数はもちろんかなりの極小で入手するのはかなり困難と思われます。

怪物と手懐けられるか!?

モンスター級のエンジンと大柄な外装を持つZ1300。最高出力120psのパワフルなこの怪物を手懐けられるにはそれなりの鍛錬が必要そうですが、実際のところはどうなんでしょうか。当時としてその規格外なボディとパワーで世界中のバイクメーカーを震え上がらせたと言われているこのマシンを手足の様に操ることが出来るライダーはまさに選ばれた者と言えるかも知れませんね。

往年のカワサキによって注がれた熱意・愛情・ロマンで膨らんだこの巨大なマシンは、これからも世界のバイク史に名を刻む名車としてその存在を知らしめ続けるでしょう。

以上カワサキ『Z1300』のご紹介でした。

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クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

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