『カワサキ W3』かつてのフラグシップモデルの魅力に迫る!メッキ加工の施工例もご紹介!

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紳士に捧ぐカワサキ『W3』
今回は、カワサキが誇るクラシックW最後のモデル『W3』をご紹介します。カワサキの誇る名車と言えば『Zシリーズ』ですが、Z誕生以前にカワサキがフラグシップモデルに据えていたのが『Wシリーズ』です。Zシリーズとは対照的にバーチカルツインのマイルドな走りと英国車を意識した様な異国情緒溢れる外観は、カワサキの誇る名車として今も尚、語り継がれています。

Wシリーズ誕生の背景にはメグロのK1というバイクが存在します。K1を経てカワサキに吸収合併後に登場したK2で培ったノウハウを元に作られたのが、映えあるWシリーズの初代モデルであるW1です。

搭載エンジンは624cc直列2気筒いわゆるバーチカルツインエンジンです。1966年に登場したW1はカワサキが誇る大排気量4サイクルモデルとして瞬く間に注目され、その名を轟かせました。当時の『カワサキ最速の大排気量バイク』として満を持して世界に輩出されたのです。

英国車を彷彿とさせる紳士的な佇まいのW1は独特のスタイリングと迫力のバーチカルツインの鼓動感で、他を圧倒する個性的なバイクでした。

しかし、その鼓動感が故に高速走行において大きな振動をもたらし、高速走行のポテンシャルこそは高かったかも知れませんが、快適性には乏しいとして、海外市場ではあまり評価されなかったそうです。

そう言った事実がありながらもWシリーズは非常に魅力の溢れるバイクであることは確かです。初代のW1の登場からツインキャブ仕様のW2SS、スクランブラーモデルのW2TTと、新しいWシリーズの開発によって独自の進化を遂げ続けていました。

1972年にカワサキは更に大排気量モデルの903cc空冷4気筒4ストロークエンジン搭載のビッグバイク『カワサキ・Super4(Z1)』を発表。Wシリーズも最新モデルとしてW3も登場しましたが、フラグシップモデルの称号はZ1へと受け継がれ、1974年を最後に惜しまれつつも販売終了しました。

ここまで聞くとまるでトップの座を奪われた大御所の様に聞こえますが、Wシリーズは『バイクとライダーの会話』を追求した素晴らしいバイクだと思います。決してスピードを求めるだけがバイクではない事を分らせてくれる伝道師の様な存在で、今も尚、根強いファンに支持されています。

クラシックWの最後のW3

かつてはカワサキのフラグシップの座に輝いていたクラシックW。紳士的なフォルムとバーチカルツインエンジンの鼓動感は当時としても多くのバイカーを魅了し、まさに名車としてバイク史に深くその名を刻んでいます。

そんなクラシックWの最後を飾ったのがこの『W3』です。14年に渡るW伝説に幕を下ろす事となった最終モデルであり、クラシックWの集大成とも言える存在です。

正式名称は『650RS・W3』です。650はそのまま排気量を指しており、RSは『ROADSTER(ロードスター )』を示しています。

W3の主要諸元

  • 型式:W1E
  • 種類:直列2気筒4ストロークOHV
  • 冷却方式:空冷
  • 総排気量:624cc
  • 燃料供給方式:キャブレター
  • 内径(シリンダーボア):74mm
  • 行程(ピストンストローク):72.6mm
  • 圧縮比:9:1
  • 最高出力/回転数:47ps/7000rpm
  • 最大トルク/回転数:5.4kgf•m/5500rpm
  • 始動方式:キックスターター式
  • 変速機:リターン式4速MT
  • 全長:2150mm
  • 全幅:860mm
  • 全高:1120mm
  • ホイールベース:1425mm
  • 最低地上高:140mm
  • 車両重量:232kg
  • タイヤサイズ(前):3.25−19
  • タイヤサイズ(後):4.00−18
  • 乗車定員:2名
  • 燃料タンク容量:15L
  • フレーム型式:ダブルクレードルフレーム
  • 動力伝達方式:チェーン
  • ブレーキ(前):油圧式ダブルディスク
  • ブレーキ(後):機械式リーディングトレーリング

W3の魅力!趣のある外観

英国車を強く意識したかの様な紳士的なフォルムが特徴的なW3。その趣のある外観は長閑な田舎道でもビルの立ち並ぶ街中でも映える魅力的なものです。しかし、決してトライアンフの様な英国車をそのまま真似したのではなく、あくまでもジャパニーズオートバイとしてカワサキの拘りと、性能やデザイン性が優れた英国車に一矢報いる為の信念さえ感じます。まさに夢とロマンが詰まった様な一台です。

全体的には重厚感がありながらも、スリムで無駄のない非常に秀逸なデザインとなっており、シルエットもかなりスッキリして見えます。

カッと見開いたラウンドタイプのオーソドックスなヘッドライトを装着し、両脇には大きなウインカーが装着されています。ヘッドライト上部にマウントされたメーターは時代を感じさせるビンテージ感溢れるアナログ二連メーターで左がスピードメーターで右がタコメーター、そして中央にはキーシリンダーと各種インジケーターランプが集約されています。

程よい高さと幅のバーハンドルはゆったりしたランディングポジションを実現し、クルーザーとしても魅力的です。ハンドルに装着されたミラーも旧車ならではの雰囲気のあるラウンドタイプのミラーとなっています。

タンクはWシリーズのアイデンティティとも言える曲線の美しい小ぶりな形状。ベースカラーに鮮やかな差し色を入れた配色は、後のネオクラシックWや250ccクラスのエストレヤにも採用されており、のちのストリートバイクのデザインに大きな影響を与えています。

シートは程よい厚みのあるストレートなダブルシートを採用。旧車ならではのタンデベルトの食い込みがシートの柔らかさを示してくれている様です。シートのテール部分はツンと上がっているのも特徴的で、TTシートの様な古めかしくもスポーティな印象を受けます。

オイルタンクには車名である『ROADSTER』『650』のエンブレムが装着されています。金属の質感が美しい立体エンブレムもまた贅沢な仕様です。

タイヤサイズはフロント3.25−19・リヤ4.00−18となっており、フロントは油圧式ダブルディスクとリヤはドラムブレーキを採用。スポークホイールに重厚感のあるフロントダブルディスクは迫力満点です。

前後のフェンダーには煌びやかなメッキ加工が施されており、足回りを美しく飾ってくれています。前後に大きく高低差が付けられたフロントのフェンダーステーもかなり特徴的です。

美しいバーチカルツインエンジン

W3に搭載された624cc空冷バーチカルツインはボアストローク74×72.6mmで最高出力47ps/7000rpm・最大トルク5.4kgf•m/5500rpmを誇ります。鼓動感のあるエンジンで、腹に響く様な重厚感のあるサウンドはWシリーズの最大の魅力であり、代名詞とも言えます。

その造形も非常に美しく、凛とそびえるシリンダー部分にY字のクランクケースが特徴的です。クランクケースには『KAWASAKI W』の刻印が刻まれており、クランクケースのカバーだけでも長時間眺めていられる程の造形美です。

クラシックWは右シフト/左ブレーキという仕様でしたが、操作性を他の国産車に合わせる為にW1SAより左シフト/右ブレーキに変更されています。その為、シフトペダル付近は左ペダルはフレームを横断する為にリンクが複雑に連結されています。マフラーはストレートタイプのキャブトンマフラーを採用。左右2本出しマフラーで、迫力のサウンドとリヤビューを実現しています。

W3の再メッキの施工例をご紹介!

今回、W3のオーナー様よりご依頼を頂き、マフラーの再メッキ加工を施工させて頂いたのでご紹介致します。

マフラーメッキ前 こちらが施工前です。経年劣化でメッキの表面がくすんでいるのですが、年式を考えると輝きも残っており、普段オーナー様がいかに大事に乗られていたのかが分かります。この美しい造形のキャブトンマフラーを再メッキしていきます!

マフラーメッキ後 マフラーメッキ後 マフラーメッキ後 こちらが再メッキ後のサイレンサーです。まるで新車の頃の様な美しい輝きを取り戻しました!曲線の美しさも際立ち、うっとりする仕上がりです!

愛車をいつまでも美しく!

以上、『W3』のご紹介でした。Zシリーズに並ぶカワサキの名車で、その遺伝子はネオクラシックWとして現代でも受け継がれ続けています。紳士的なフォルムと鼓動感のあるバーチカルツインが魅力的なW3は替えの効かない唯一無二の存在とも言えます。

クラシックWの最終モデルとしても価値が高く、絶版車でありかなりのレア車でもあります。旧車としても非常に魅力的なW3をいつまでも美しく保つには、やはり継続的な外装のメンテナンスが重要になってきます。

もちろん塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・

車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。

それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。

またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。

愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。

愛車はどのKING?

KINGチャート05

3つのKING

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メッキ手入れ

クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。

初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。

クロムメッキ磨き剤「ミガキング

ミガキング003

クロムメッキ保護剤「メッキング

メッキは磨くのではなくコーティングがおすすめ

メッキング画像

クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング

サビトリキングはメッキに優しく、サビには厳しい錆取り剤

サビトリキング画像

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クロムメッキの事についてもっと知りたい方は

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