いすゞ「ギガ」
画像参照:いすゞ 公式サイト
「新型ギガの情報が知りたい・気になる」
「2019年にマイナーチェンジしたギガの特徴とは?」
私の住んでいる関東地区でも、新型ギガを見かけることが多くなってきました。
欧州トラックを想わせる面長デザインが印象的な「新型ギガ」は、とにかく目立つし「乗ってみたい」というドライバーが多いのではないでしょうか?
いすゞ「ギガ」は2019年にマイナーチェンジして、
● ぶつからない
● つかれない
● こわれない
3つのコンセプトをもとに、新しい機能を搭載しました。
この記事では、いすゞ「新型ギガ」のマイナーチェンジによる特徴やスペックなどを「ドライバー目線」でわかりやすく紹介していきます。参考にしてみてください。
2019年マイナーチェンジによる新機能
「衝突防止機能の義務化」「排ガス規制」をきっかけに、2017年にフルモデルチェンジをしている「2代目ギガ」です。
さらに2019年には、「ユーザー視点」に応えるベくマイナーチェンジを発表しています。
いすゞ新型ギガは、3つの視点から車両をマイナーチェンジしました。
「ぶつからない」「つかれない」「こわれない」をコンセプトとした機能とは、どのようなものなのでしょうか?
「ぶつからない」をコンセプトにした機能
「ぶつからない」機能とは、先進安全装置の充実でトラックを安全に走行するシステムです。
いすゞが「ギガ」に搭載した先進安全装置は、主にこの4つになります。
● プリクラッシュブレーキ
● 全車速ミリ波車間クルーズ
● ブラインドスポットモニター
● 可変配光型LEDヘッドランプ
新技術が詰まった安全装置の紹介です。
プリクラッシュブレーキ
2016年11月以降の大型車に義務化された「衝突防止装置」になります。
車両前面に設置した「単眼カメラ」と「ミリ波レーダー」を使い、追突や接触の可能性を感知した場合に緊急ブレーキが作動して事故リスクを軽減する装置です。
今回のマイナーチェンジでは、「自転車や横断歩行者などの検知性能が追加」され、より安全な「ぶつからない」トラックが実現しています。
大型車による追突事故は、重大事故に直結し兼ねません。
万が一の事故防止に役立つ素晴らしい技術になっています。
全車速ミリ波車間クルーズ
「クルーズ機能」をさらに進化させ、「stopアンドgo」にも対応可能したシステムで、
スムーサーGx搭載車(のちに紹介します)に標準装備です。
前方の車両を「カメラとミリ波レーダー」により確認し、設定した車間距離を保持しながら走行する機能になります。
そこに進化を加え、前方車両が停車した場合に車間を保持し止まり、停車後の発進を「ハンドルのスイッチ操作」のみで走行できるようになりました。
アクセルやクラッチなど操作がない運転システムは、長時間運転するドライバーにとって「楽を感じる」でしょう。
テスト走行時の映像や YouTubeなどでも好評で、未来感を感じるシステムです。
このシステムにより、渋滞時や信号待ちでのドライバーの負担軽減に大きく役立っています。
ブラインドスポットモニター
交差点での右左折時や車線変更時の「死角」に対し、ミリ波レーダーを使い歩行者・自転車・バイク・車両の存在を確認、通知することで事故防止に役立てます。
左右合計4つのミリ波レーダーを使い、「死角」の危険を検知し「運転席ピラーのセンサー」と「警告音」でドライバーに注意を導きます。
車体の大きなトラックは死角が多く、右左折時の交差点などでは特に危険が増すものです。
事実、歩行者や自転車は「見えているだろう」と思っているのに対し、ドライバーは確認できていないことがあります。
このようなシステム導入により、事故防止につながり「より安全な交通」が確保されますね。
大型車に慣れていない新人ドライバーでも、安心できる機能になっています。
可変配光型LEDヘッドランプ
夜間でハイビーム走行時に、先行車両や対向車が「眩しくない」ようにヘッドライトを調整するシステムです。
運転席のカメラを使い車両を検知し作動します。
この機能の優れているところは、ハイビームにしたまま「対象車両にのみ遮光する」ことができるのです。
この機能により、「ヘッドライトのHiとLow」の切り替え操作がなくなり、常に前方の障害物が認識できるようになりました。
「歩行者」「自転車」「動物」などの発見にハイビームは必須となります。
「切り替えの負担」や「見落としのリスク」がなく走行でき、ドライバーの負担を軽減できるでしょう。
「つかれない」をコンセプトにした居住空間
次は、「つからない」をコンセプトにした設計です。操作性・シート・収納を中心に構成しています。
操作性には、ドライバーの運転しやすさを追求して、スイッチ・パネル類の位置を最適化しストレスフリーを実現しました。
さらに、「4インチ液晶型マルチインフォメーション」で車両情報を「わかりやすく」表示しドライバーに通知してくれます。
主に、トランスミッション・運転支援・ユーティリティの情報が瞬時に把握可能です。
そして今回のマイナーチェンジでは「居住性」の機能拡大が注目されています。
● 業界最高峰のハイルーフ
● 高機能シート
この2つの開発が、ドライバー想いの新設計とし「新型ギガ」の魅力と言えるでしょう。
詳しく説明していきます。
業界最高峰のハイルーフ
ハイルーフをセレクトした場合、国内メーカー最大の「天井の高さ」になっています(2021年時点)。
「広い」「天井が高い」とのコメントが様々な記事などでも紹介され、運転席の印象が大きく変わりました。
事実、長身(180cmほど)の人が、シートや寝台に立っても「天井に頭が着かない」サイズになっています。
ハイルーフの全高7,22m、寝台高さ1,87mで、立ったままでの移動や着替えが可能です。
もちろん収納も多く、着替えやヘルメットなども十分に格納できます。
何かと荷物が多い長距離ドライバーには重宝し、高評価を得ている機能です。
高機能シート
ドイツブランドのイスリングハウゼン社と共同開発した「ISRI(イスリー)」高機能シートです。
シートベルトが一体型となっているので、ホールド感が増して快適なドライビングが可能になっています。
その他、シートヒーター(夏場には送風機能)やあらゆる体型に対応できるよう細かなシートポジションにも対応し「まるで高級車に乗っている」ような感覚を味わえるシートです。
さらに。エアーサスペンションの硬さが調整可能なので、自分にあった快適性をセレクトでき、ロングドライブでも疲れが軽減するでしょう。
「こわれない」をコンセプトにした自己診断機能
「車両コンディション自己診断機能」を使い、オイル量・エンジン・DPDなどの異常を認識した時は、マルチディスプレイ表示で警告してくれます。
また、電圧計による診断や尿素水残量のチェックなども行え、タイヤの空気圧や温度、トランスミッションの異常も確認が可能です。
トラックの構造は複雑で、ベテランドライバーでも車両トラブルは手を焼く作業となります。自己診断をしてくれることにより、新人や女性ドライバーでもトラブルを即座に理解でき、安心して業務ができるシステムとなるでしょう。
そしてこの情報は、インターネットを利用して会社のPC・いすゞに情報提供し、車両状態の管理を共有できるようになっています。
「24時間態勢で車両を見守る」ので、ドライバーは安心して運転に集中できますね。
【スムーサーGx】トランスミッションとダウンサイズした新エンジン
AMT車をセレクトすることで、進化をしたトランスミッション「スムーサーGx」を利用できます。
「G」から「Gx」へ進化したトランスミッションは、スムーズな走行が実現しているのです。
特徴として、従来の「燃費重視の走行」から「道路状況を把握した走行」に変化を遂げてます。
そしてドライバーの感想は、
「上り坂でのギアチェンジが最適化され、力強くストレスなく登る」
「走り出しがスムーズになり、自分でつなぐより早いかも」
など、シフトチェンジの滑らかさが高評価です。
新エンジンは、【D-CORE】次世代高効率ディーゼルエンジン2種類で、
● 6UZ1-TCS(総排気量9839cc 最大馬力279kW(380PS))12速
● 6UZ1-TCS(総排気量7790cc最大馬力250kW(340PS))9速
の組み合わせで採用されてます。
さらに、「Smartグライド+g」との連携により、低燃費かつ力強い走行が実現しているのです。
「smartグライド+g」とは、GPSを使い走行経路を予測し、道路勾配を算出してギアチェンジのタイミングを調整し省燃費走行をするシステムです。
このシステム導入により、誰でもベテランドライバーのような低燃費でスムーズな運転ができるようになりました。
そのほかにも、車線逸脱機能・ドライバーモニター・緊急ブレーキなどの機能充実によりドライバーをあらゆるリスクから守ってくれるのです。
例えば、高速道路を走行中(時速60〜90km)は、ウィンカー操作なく車線を越えそうな時に「警告音」と自動ハンドル補正(LKA)でトラックの軌道を補修してくれます。
ドライバーの居眠りやよそ見運転などには、ピラーカメラ(DSM)が常時作動し警告するので安全走行が可能です。
また、プリクラッシュブレーキ作動時や急ブレーキの際は、後続車への危険回避のため「ハザードランプが自動点灯」します。
その他には、ミリ波レーダーを使い「車間距離の近づきすぎ」や「信号待ちでの先行車発進を見落としている時」などにも警告音でドライバーに通知してくれるのです。
いすゞ「新型ギガ」は、「自動運転支援レベル2」まで進化しています。
さらに、「トヨタ・日野自動車との協業」や「ボルボグループとの戦略的提携」など何かと話題を集め、目が離せませんよね。
「新型ギガ」をセレクトすることは、時代をセレクトするといっても過言ではないでしょう。
NAKARAIメッキで加工した参考画像
※樹脂パーツへのクロムメッキ加工は新品純正を取っていただく必要があります。中古不可
エアクリナーシュノーケル ヘッド
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
エアクリナーシュノーケル ダクト
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
エアクリナーダクト
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
ミラーワイパー
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
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メッキパーツの手入れにおススメ商品
トラックメッキクリナー前後の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング&サビトリキング愛用者の声
サビトリキングとメッキングで今日も新品同様な輝きに
これがあれば、年末の大掃除も楽しみですね
今回は舟形バンパーのナマズさんをピカピカにしました
これから大掃除をお考えの皆様
今年の汚れ今年のうちにですね
http://ygcikasetsu.hamazo.tv/d2012-12-12.html
静岡県 K様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
メッキ加工の事ならNAKARAI
メッキコーティングならMEKKING
メッキのサビ取りならSABITORIKKING
メッキング&サビトリキングを購入する
メッキパーツの悩み相談なら
Q.寝台パネルの黒ずみがとれませんサビトリキングでとれますか? 仕事がら雪道をよく走ります。影響ありますか?
A.画像確認しましたが、雪道をよく走るという事ですので、塩化カルシウムの影響でクロムメッキが変色したものだと思われます。クロムメッキは空気中では変色しにくいのですが塩酸に弱いのです。一度変色してしまうと元には戻らないです。新品綺麗な状態のときにメッキングを強くお勧めいたします。メッキングは塩化カルシウムからクロムメッキを守ってくれます。
詳しくは:メッキパーツ相談室まで
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。