アメ車の中でもタフっぽいイメージのハマーですが軍用車のハンビーをベースに一般化されたH1は走破性など軍用のハンビーに引けを足らない設計となっていますが、H2はH1のソレとは異なりオフロード性能よりも街中を走るパッセンジャーカーとして誕生した街乗りハマーになります。
街乗りハマーならではの初心者でも挑戦しやすいカスタムをご紹介していきますね。
目次
ハマーH2とは
ハマーH2とは軍用車のハンビーをベースにして作られた一般車両のH1からさらに街乗り重視としてダウンサイジングや快適性を求めて、シボレーのタホをベースに作られたSUVになります。
H1とは違い軍用車ベースではありませんので基本的な構造はシボレータホと変わりありません。
この為H1のような水中走行する為の高い位置のエアスクープなどの走破性や室内からのタイヤの空気圧調整機能でのタイヤのグリップ力の変動、ラジエータコアの水平配置やヘリで輸送する為のグリップ等々タフさを前面に押し出したH1とは全く違う車となっています。
見た目だけをH1のような無骨な見た目にして中身はシボレーのタホになっていますので無理な走行をしてしまいますと車両がついてくる事が出来なくて車両の損傷や大きな事故にもつながってしまいますので通常のパッセンジャーカーとしての使用と変わらない街乗りハマーと思って下さい。
シボレータホと言っても良いですね。
同じシボレータホがベースとなっている車用にはキャデラックのエスカレードがあります。
キャデラック エスカレード、ハマー H2、フォード リンカーン ナビゲーターと並ぶ街乗り高級SUVですね。
ナビゲーターは同じフォードのエクスペディションがベース車両ですね。
H2に付いているヘリ用のフックもヘリコプターで輸送するには耐えられない構造で上部に向いているラジエータコアの空気混入口もダミーとなります。
通常の車両と同様にたてて車両前面に配置されています。
ちなみにハンビーやH1の水平配置のラジエーターはミサイルなどの直撃を受けてもラジエータコアを守る為縦に配置ではなく水平配置になっています。
ハマーH2のスペック
先ずはマハーH2のスペックからご紹介していきますね。
販売期間 | 2002年~2010年 |
ボディー形状 | SUV、SUT |
エンジンスペック | ボーテックV8 |
駆動方式 | 4WD |
変速機 | 4速AT |
サスペンション | フロント:ダブルウィッシュボーン+トーションバー |
全長 | 5,171mm |
全幅 | 2,062mm |
全高 | 2,012mm |
ホイールベース | 3,119mm |
車両重量 | 2,903kg |
ガソリンタンク容量 | 121L |
H2カスタムは概ね2種類のカスタムライン
H2をカスタムする場合どのようにカスタムをしていくのかそのベースカスタムラインは大きく分けて2種類があります。
見た目のオフロードっぽさを前面に出していくカスタムラインとラグジュアリー感を出していくカスタムラインとなります。
どちらもとても人気のあるカスタムラインとなりますのでご自身の好みで決めて頂くと良いですね。
どちらも人気がありますのでカスタムパーツも非常に豊富で逆に多すぎて迷ってしまうほどです。
他には元になった軍用車のハンビーの様にカスタムしていくのもカッコ良いですね。
ダミーとなっているパーツを本物に換装して武骨で男らしいハマーを作るのもマハーならではのカスタムになります。
H1やハンビーは走破性などを考えて室内空間がとても狭く通常使用となると少し不便ではありますがH2でしたらパッセンジャーカーベースとなっていますので見た目などだけH1の様にして室内空間や快適性はそのままというカスタムも良いですね。
何年式のH2をベースにするのか
ハマーH2といっても2002年~2010年まで販売されていましたので、その間にマイナーチェンジなどで多少変わっています。
カスタムベースやプチカスタムなどをする場合おすすめの年式があります。
ベースのハマーH2の年式によっては余分に購入やカスタムをしなければいけないパーツなどがありますので、できましたらおすすめの年式を最初から購入する方が無駄が無くて良いです。
ハマーH2を購入するならこの年式!
ハマーH2は初期の年式では大きなスペアタイヤが室内に搭載されています。
この為室内が狭くサードシートもスペアタイヤがある為、片側に1脚しかありません。
ラゲッジスペースもスペアタイヤによって容量が少なくなっています。
この邪魔なスペアタイヤは2006年から車外交部へと移動され室内が広くなりました。
広くなったと言っても基本設計は変わっていませんのでスペアタイヤが無くなった分増えたという事ですね。
しかし、この2006年モデルを購入するのは最適ではありません。
2006年より前のスペアタイヤが室内にあるモデルよりは良いのですが、2006年モデルでは単に室内に合ったスペアタイヤを外に出したというだけなのです。
ということは、当然サードシートは片側1脚のみでスペアタイヤのあったスペースは空いたままになっています。
バランスが悪いと言えば悪い状態ですね…
知らない人が乗った時には何でここに席が無いの?なんて思われてしまいます。
この事からカスタムをするにしてもそのまま乗って徐々にプッチカスタムをしていくにしても購入をするのであればスペアタイヤが外に移動した年式で尚且つサードシートが2脚になっている年式が良いですね。
ハマーH2を購入する場合は2008年モデル以降のH2がおすすめです。
2008年よりも前の年式を購入しても後からカスタムとしてスペアタイヤを外に出す事やサードシートを付け足す事はできますが…その分予算や時間はかかってしまいますので最初から希望の状態になっている年式を選ぶことが一番良いですね。
ハマーH2おすすめカスタム1
先ずはハマーっぽさをより出すためのカスタムとしてオフロードカスタムをご紹介させて頂きます。
オフロードっぽさを出すには足回りですね。
一番簡単な方法はタイヤ交換
簡単なカスタム箇所としましてはタイヤそのものを交換する方法です。
現在はハマーを購入するとなると中古車での購入となるかと思いますのでタイヤ交換が早い段階で必要となる事が多いです。
このタイヤ交換の際にオフロードっぽさを感じるブロックタイヤやマッドテレーンなどにするとそれだけでイメージがガラッと変わります。
簡単なカスタム方法で予算もそこまで掛かりませんのですので実践もしやすいですね。
サスペンションの交換で車高を高く
オフロードカスタムの定番と言えばサスペンションの交換で車高を高くする方法ですね。
高い車高になると渋滞していても道路事情を把握しやすくなりますので意外と便利かもしれませんよ。
ただ…車高が高くなる分揺れは大きくなりますので車酔いをしやすい人は良く考えてからカスタムする事をおすすめします。
サスペンション交換は時間も予算もそれなりに必要なカスタムになります。
その分カスタム後の見た目など効果は絶大です。
ライト周りのガードパーツをつける
とても簡単で見た目の印象をガラリと変えることのできるパーツがこのライトガードになります。
ヘッドライトやリアのテールライトをガードするように付けるパーツでタフネスさが一気に上昇します。
しかもお手頃なパーツで取り付けも簡単!
初心者や先ず手始めに行うカスタムとしてはおすすめの方法です!
ハマーH2おすすめカスタム2
ハマーH2はキャデラックのエスカレードやフォードのリンカーンナビゲーターと同様に高級SUVとしてある買われることもあります。
この為ラグジュアリーSUVとしてのカスタムも大変人気の高いカスタムラインとなります。
しかも、初心者でも低予算で簡単にカスタムできる方法もあるのです。
ラグジュアリーカーの定番カスタムはコレ
ラグジュアリーカスタムの定番中の定番カスタムは勿論、大経ホイールですね。
ハマーH2は大経ホイールとの相性もとても良いSUVで適合するクロームでギラギラの大経ホイールも多いです。
大経ホイールといってもその種類はとても多く迷ってしまうかもしれません。
そこでおすすめの選び方をご紹介します。
先ずはホイール径選びから
大経ホイールはデザインやメーカーなどを選ぶ前に何インチのホイールを吐くのか選ぶことが重要です。
ラグジュアリーカスタムとしての大経ホイールは20インチ、22インチ、24インチ、26インチ、28インチ当たりが主流となっています。
30インチ超えの馬車みたいになる大経ホイールもありますがショークオリティーカスタムで実際に普段使うカスタムとしては実用的ではありません。
ホイール径を選ぶ際にはその見た目も重要なのですが、普段使いの事も考えると失敗なくカスタムをすることができます。
見た目だけであれば大きい程目立ってカッコ良いもかもしれませんが、基本的に車というのはタイヤの外径は変わりませんのでホイールが大きくなればなるほどタイヤの部分が薄くなって衝撃を吸収する部分が少なくなっていきます。
この為あまりにも大きい大経ホイールですと走行中にゴツゴツとした乗り心地になってしまい快適とは言えなくなります。
見た目はきらびやかにはなりますがこの普段使いの実用性も考えなければ後々公開する事になってしまいます。
おすすめとしましては実用性と予算を考えると20インチの大径ホイールがおすすめにはなります。
20インチですとホイール径が純正よりも大きくなり逆に安定性が増すホイールもありますので快適になり見た目もラグジュアリーにすることができます。
カスタム目的でもう少しきらびやかに目立たせたいのであれば22インチですね。
この22インチも実用性を兼ね備えたカスタムとして最適です。
他には実用性を考えると24インチまでが限界ですね…
正直24インチでもホイールによってはゴツゴツとした乗り心地になってしまい、さらにはホイールの重量も増えますのでブレーキが利きにくい状態となってしまいます。
という事は24インチ以上のホイールにする場合は足回りの強化と共にブレーキ性能もあげないと安全に運転する事が困難になる可能性があるのです。
この事にも注意してカスタムをおこなって下さい。
折角カスタムをしても事故を越してしまっては本末転倒です。
ちなみにホイールでは無くてスピナーをつけるのも良いですね。
停車時にホイール内で回転して動いている錯覚を起こしてくれるラグジュアリーパーツです。
スピナーを付ける場合にはホイールバランスなど適切に出来るショップに取り付けをお願いすると良いです。
タイヤの方ベリや高速走行時のバランスに影響がありますので取り付けの際には注意して下さい。
ラグジュアリーカスタムは各パーツのクローム化がおすすめ
ラグジュアリーカスタムの場合はとっても簡単で低予算で簡単にできる方法として各パーツのクローム化が最適です。
通常クローム化されていないピラー部分やグリルなど小物系などもクローム化する事で一気にラグジュアリー感が増します。
特におすすめなのはリアのピラー部分です。
後ろから見た見た目をクローム化によってよりラグジュアリーに見せることが出来ますので非常に効果的です。
内装などもエアコンのルーバー部分や細かい場所をクローム化する事で室内空間もラグジュアリー空間に変えることができます。
どの部分をクローム化したら効率的なのか予算内では何処が一番効率的なのか等ありましたらご相談ください。
専用のスタッフがあなたに合った専用のカスタム方法をご提案させて頂きます。
まとめ
ハマーH2は軍用車ベースのH1とは違いシボレータホベースのパッセンジャーカーになりますので快適なカーライフを実現させてくれます。
見た目が特徴的なハマーをより自分らしくカスタムして快適なアメ車ライフを楽しむ大人のおもちゃとして考えてみるのも良いですね。
何処をどうカスタムしていこうかなと考えるだけでもワクワクしてきませんか?
分からない事などクロームのスペシャリストがいますのでお気軽にご相談ください。
少しのクローム化だけでもその見た目は大きく変貌しますよ!
ハマーH2のメッキ手入れ
クロムメッキパーツのハマーH2の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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詳しくは:メッキパーツ相談室まで
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。