【アメ車】1953年ハドソン ホーネット NASCARを変えた市販車最強の名車

史上最鏡を手に入れろバナーハドソン ホーネット

【アメ車】1953年ハドソン ホーネット NASCARを変えた市販車最強の名車!

ハドソンのホーネットというアメ車をご存知でしょうか?
蜂のマークのあのハドソン…ではなくその元になった自動車メーカーのハドソンのホーネットです。
アメリカではとても有名でNASCARの一時代を飾りNASCARを変えた名車となります。
小規模メーカーのハドソンですが、大手メーカー以上の存在感は目を見張るものでした。
現在ではハドソンというメーカーは無くなってしまいましたが、アメ車の歴史を語る上でとても重要なアメ車の一つとなります。

ハドソン ホーネットとは?

ハドソンという自動車メーカーを皆さんはご存知でしょうか?
アメリカの自動車メーカーなのですが残念ながら現在ではその名前は無くなってしまっています。
このハドソンという社名は無くなってからとても年月が過ぎていますのでアメ車好きでもNASCAR等のレースが好きな人や古いビンテージのアメ車が好きな人でないと知らないかもしれませんね。
インパラ等の古いアメ車が好きな人でもローライダーやVIP、マッスルカーが好きという人でしたら知らない人もいますのでアメ車好きでない人はほとんど知らないですよね。
ボディースタイルの世代的にもう一世代古くスタイルとしてはボムデザインのアメ車となります。
シボレーのベルエアやフォードのカスタムなど1954年までに多くあったデザインですね!
ボンネットが中央に向かって膨らんだ丸みを帯びたボンネットデザインのアメ車で可愛らしさとアメ車ならではの大きさが私的にはとても好きなデザインのアメ車の一つです。
ボムスタイルのピックアップなども可愛いですね!

1954年にハドソンという名前は無くなってしまっている自動車メーカーなのです。
しかし、このハドソンはただ無くなったのではなくナッシュという同じように小規模自動車メーカーと合併してハドソンとナッシュが無くなり、AMCと名前が変わってその後も魅力的な車を多数制作しています。
ハドソンと聞くと日本では自動車メーカーよりも蜂のマークのゲームメーカーとしての方が有名かもしれませんね。

このハドソンという自動車メーカーはアメ車の歴史を語る上では無くてはならない程アメ車の歴史を作ったメーカーといっても過言ではない自動車メーカーなのです!
この歴史を作った車こそハドソン ホーネットなのです!
そう!日本のあのゲームメーカーのマークにも使われたホーネット(スズメ蜂)というアメ車がアメ車の歴史…NASCARの歴史を作った車といっても過言ではないのです。
このホーネットの活躍が日本の蜂のマークのハドソンなのでしょうね。
ホーネットの活躍について詳しくは後程説明しますが、ちょっとした豆知識(雑学)としてこのアメ車ハドソン ホーネットは車としての魅力の他に知識、話題としても良いアメ車なのかもしれませんね。
ホーネットは蜂の中でも極めて凶暴なスズメバチの英語ですね!
これは車的にもかなり凶暴な車であると認識できるかと思います。
ちなみにホーネット以外によく耳にするビーやワスプも同じ蜂なのですが、英語的に言ったらビーとワスプ、ホーネットは別物と認識されています。

NASCARの一時代を築いたホーネット!

ハドソン ホーネットを語る上で欠かせないのがNASCARです。
NASCARとはNational Association for Stock Car Racing(全米自動車競走協会)でストックカーレース(ストリクトリー ストック)と呼ばれる通常に販売されて購入できる車によるレースとなります。
安全装備の追加以外は完全にストックの状態、販売されたままのノーマルの状態でのレースとなるのがこのNASCARになります。
日本ではF1やラリーカー等が有名でこのNASCARはあまりなじみのないレースとなるかもしれませんがアメリカではとても大きなレースとなり好きな人にはたまらないレースで私も誘われて実際に見た時には結構興奮しました。(実は実際に見るまではそこまで魅力を感じませんでしたが…実際に見るとその魅力がわかるレースです)
NASCARはアメリカの最大のモータースポーツ統括団体でもあります。

このNASCARでハドソン ホーネットはなんと1951年、1952年、1953年と3年連続チャンピオンに輝いた市販車最強のアメ車だったのです!

NASCARの歴史を塗り替えた存在

NASCARのはじまりは1949年で市販車がそのままレースをしてどの車が最強なのかを決める誰でも購入可能な車が実際にレースをするという事もあり開催当時からかなりの盛り上がりを見せた市販車対抗レースとなります。
このNASCARが開催された1949年はオールズモービルのロケット88がぶっちぎりの強さを誇り、1949年の初戦では1位2位3位4位と全てオールズモービルのロケット88が独占という結果をもたらしていました。
当然シリーズ優勝はオールズモービルがチャンピオンとなり、翌年の1950年にも同様で、もはや誰もオールズモービルには勝てないと思われていたのですが、翌年の1951年に今回ご紹介するハドソン ホーネットが販売されシリーズ全41戦ある中の12戦で優勝をしてシリーズ優勝を勝ち取ったのです!
この時の優勝ドライバーのハーブ トーマスも有名なのですがそれよりもこのハドソン ホーネットでデイトナビーチ等ビッグイベントでの優勝を飾ったマーシャル ティギューが当時最も有名なドライバーでした。
あの最強を誇ったオールズモービルのロケット88を抜いて颯爽と描けるハドソンホーネットは多くの人に衝撃を与えたこと間違いないですね。

ストックカー(市販車)でありながらレース意識

1950年9月にハドソンは最上位モデルとしてホーネットの販売を加えました。
このホーネットはスカイライナーフォルム(スカイライナースタイル)と呼ばれる流線型のボディースタイルでその見た目も当時は特徴的で人気となっていました。
エンジンはNASCARを明らかに意識したラインナップでサイドバルブの直列6気筒エンジンでありながら308cuinの大きな排気量を搭載していました。
さらにキャブレターもツインキャブが輸出用オプションとしてラインナップされまさにNASCAR意識のハイパフォーマンスモデルとなっていました。
このツインキャブ仕様の事をツインHパワーと呼びNASCARを走るホーネットにでかでかとアピールされていました。

この明らかにレースを意識したオプションラインナップは当時の自動車メーカーの反感をかっていたことは安易に想像がつくのですが、多くのドライバーは今まで使っていた車からこのホーネットへ次々にシフトしていきNASCARの本来の趣旨、市販車でのレースから反するのでは?とあったようではありますが、まぎれもなく誰でも購入できる車であった為参加資格を奪われる事無く大活躍をしたのは言うまでもありませんね。
オールズモービルロケット88を超える市販車最強の座を奪い取ったのは人々にとても強い印象を与えたのも間違いないですね。
当然観戦していた人やドライバーだけではなく多くの自動車メーカーの意識を変えた車でもあります。

翌年の1952年ではさらにパワーアップした7-Xというオプションが追加されました。
この7-Xはノーマルに比べて30%以上も高性能でNASCAR全34戦の27戦で勝利をおさめています。
当然1952年もシリーズ優勝を果たしました。(優勝ドライバーはティム フロックでした)
ハーブトーマスはNASCARに参戦していましたがマーシャル ティギューはAAAストックカーレースにホーネットで参戦し全13戦の12戦で勝利をしてホーネットは市販車最強の座を多くの人に印象付ける事になりました。

この2年間のホーネットの活躍で当然ハドソンの自動車メーカーとしての名前や販売台数は大幅にアップする事になりました。

ハドソンはNASCAR初のワークスチーム設立自動車メーカー!

ホーネット登場より2年間で名実ともに有名になり販売台数も上がり資金面でも潤沢となった為1953年のNASCARシーズンから有力ドライバーに自動車メーカーとしてバックアップ体制を開始しこのシステムが初のワークスチームとなっています。
このハドソンのワークスチーム誕生によりたの自動車メーカーも追従するようにワークスチームの設立やレースを意識した自動車ラインナップ等アメ車の歴史を変えた自動車メーカーとなりました。

このワークスチームとホーネットの性能で1953年も当然の如くシリーズ全37戦の22戦で勝利をしてホーネットに乗るハーブトーマスが優勝を果たしています。
しかし、このホーネットの快進撃は残念ながら1953年までとなっています。
これは他の自動車メーカー(大手のクライスラー等)がハドソンと同じようにワークスチームを作りさらに自動車もレースを意識した高性能モデルを追加したことによるものが大きいです。
1954年はV8エンジンを搭載したクライスラー300が優勝しています。
ハドソンも17戦勝利して検討をしたのですが直6とV8ではさすがに厳しかったようです。
ワークスチームもハドソンのワークスチームとは違い大手ビッグスリーは豊富な資金量を武器にハドソンとは比較できない程に完全なワークスチームとなっていたのも大きかったでしょう。
1955年もクライスラーが優勝をしてその時のドライバーはなんとハドソンでドライバーをしていたティム フロックでした。
豊富な資金による有名ドライバーの獲得もビッグスリーの強みでもありますね。

この1954年を境にアメ車は直列6気筒エンジンからV型8気筒エンジンに移り変わっています。
今では当然の様にアメ車=V8エンジンと結びついていますが、このV8エンジンが市販モデルに追加されることになったキッカケを作ったのが小規模自動車メーカーのハドソン ホーネットであるのは間違いないですね。

1953年ハドソン ホーネットは最後の優勝を飾ったモデル!

NASCAR最強の座を勝ち取った最終モデルが今回ご紹介する1953年ハドソン ホーネットです。
言い方を変えるとV8エンジンになる前のアメ車で最強の車という事です。
直列6気筒エンジン最強のハドソン ホーネットはそれだけでも十分に魅力的ですね。
しかし、ホーネットの魅力は他にも多くあります。
先にお伝えさせて頂きましたスカイライナーフォルムの流線型ボディーはとても洗練されていて大きなボディーを上手にまとめ上げてくれています。
武骨なアメ車のイメージを覆す可愛らしくもあり多くの人はこのボディースタイルに惹かれる事でしょう。
私もこの丸いボディーラインとボムスタイルのボンネットはとても好きなスタイルです。

この年代の特徴としてクロームパーツを多く使っている事も魅力的ですね。
エムブレムは勿論ボンネットオーナメント(ボンマス)やヘッドライトヘゼルにバンパーにオーバーライダー、サイドモールディングなどの各モールディング等々クロームパーツの多さは古いアメ車の特徴です。
更にエクステリアパーツだけではなくインテリアパーツにも多くのクロームパーツを使用しているのもこの年代のアメ車の特徴となります。
インパネ周りやシート等々いたるところにさりげなくも主張するバランスの良い組み合わせで現代の車にも取り入れて欲しい程の魅力的なインテリアです。
ふかふかソファーシートもビンテージのアメ車の特徴で一度味わうと病みつきになってしまう事間違いなしです。
現在の高級車にも負けない魅力と座り心地を備えています。

まとめ

ハドソンは小規模自動車メーカーながらもホーネットの追加によりNASCARで3年連続シリーズ優勝を果たしNASCAR初のワークスチームも誕生させたNASCARで最強の市販車の座に輝いたアメ車です。
さらにアメ車を直6エンジン主流からV8エンジン主流に大手自動車メーカーの意識をも変えたと言っても良いアメ車がホーネットです。
大手ビッグスリーがハドソンを追従してワークスチームの設立さらに直6エンジンからV8エンジンへ移ったことによってハドソン ホーネット最強の座は3年間となりましたが、3年間連続で最強の座に輝いていたホーネットは現在でもNASCAR、アメ車を語る上で無くてはならない直6最強のアメ車です。
現在では大変希少なホーネットですが、一度は実際に見て欲しいアメ車の一つです。

愛車はどのKING?

KINGチャート05

3つのKING

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クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑

フロントグリルにもメッキング

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

メッキング画像

メッキング愛用者の声

「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。

ヴェルファイアにメッキング

メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!

新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!

メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。

拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!

使用車種ヴェルファイアG's N様

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

1.
メッキング重ね塗布1回目

2.
メッキング重ね塗布2回目

3.
重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

  • 見た目重視の場合は薄く
  • 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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