「サビトリキング」とは、メッキ専門店「NAKARAI」が独自に研究開発して生み出した、クロームメッキ用錆取り剤です。
クロームメッキの性質をしっかり理解し、クロームメッキのためだけに開発しました。
何より、クロームメッキはデリケートです。
市販の錆取り剤ではクロームメッキ表面を傷つけたり、黒くくすんで見えたりと失敗してしまいます。
この記事ではメッキ専門店「NAKARAI」が、クロームメッキの錆を効果的に取れる、「サビトリキング」の強みや使い方などをご紹介していきます。
1、「サビトリキング」3つの強み
「サビトリキング」とは、メッキ専門店「NAKARAI」が独自に研究開発したメッキ用錆取り剤です。
クロームメッキの性質を考慮し開発しているため、クロームメッキの錆取りにとても効果的です。
ただし「サビトリキング」は、ステンレスなど他の金属には向きません。
あくまで、クロームメッキに特化した錆取り剤です。
ここでは、「サビトリキング」がどういった商品なのか、3つの強みをご紹介します。
1-1.”錆に厳しく、メッキに優しい”メッキ用錆取り剤!
まずは、”錆に厳しく、メッキに優しい”強みがあります。
「サビトリキング」をはじめ、ほとんどの錆取り剤には研磨剤が入っています。
この研磨剤で錆を研磨することで、錆が取れるのです。
しかし、市販の錆取り剤に含まれる研磨剤は、錆だけでなく金属表面も削ってしまいます。
単一金属なら問題ありませんが、クロームメッキは金属が層になっていて最終表面のクローム(Cr)は非常に薄く、市販の錆取り剤で磨くと剥がれたり傷付いてしまうのです。
その結果、
・下地のニッケルメッキが露出し、黒くくすんで見える
・クロームメッキは鏡面度が高く硬いことから、小さい傷でも目立ちやすくなる
など、失敗してしまいます。
そこで、メッキ専門店「NAKARAI」が、クロームメッキの性質だけを考慮し開発したものが「サビトリキング」です。
「サビトリキング」には、クロームメッキに作用せず、錆のみに作用する特殊な研磨剤を配合しています。
そのため、クロームメッキを傷付けることなく錆取りが可能です。
1-2.雑誌でも取り上げられた確かな実績の数々!
「サビトリキング」は、おかげさまで著名人の方々にもお褒めの言葉をいただいたり、数多くの車・バイク雑誌で取り上げていただいたくなど多数の実績があります。
実際に、バイク好き俳優・タレントの「岩城滉一」さんには、「サビトリキング」後に「メッキング」を塗布することで「メッキに深みが出る」とお褒めの言葉をいただきました。
【掲載された雑誌】
・旧車雑誌「オールドタイマー」
・ハーレー雑誌「クラブハーレー」
・絶版バイク雑誌「Zeppan Bikes」
・トラック雑誌「カミオン」
・ジェットスキー雑誌「HOT WATER」
・台湾でもっとも人気な自動車・バイク雑誌「一手車訊」
他にも口コミ・ランキングで、ユーザーの方からも高評価をいただいております。
・『バイクブロス』でランキング1位
・『みんカラ』4.67点(5点満点)
1-3.メッキの錆取り専用特殊クロス付き!
クロームメッキの錆取りには、専用の特殊クロスが欠かせません。
「サビトリキング」には、メッキ専門店「NAKARAI」のメッキ専用特殊クロスが付いています。
一般的なクロスでは、取れた錆でクロームメッキを傷付けてしまう恐れがあります。
しかしこの特殊クロスは、取れた錆を巻き込む特殊構造で、クロームメッキを傷付けません。
そのため、安心してお使いいただけます。
2、「サビトリキング」の使い方
「サビトリキング」の使い方は非常に簡単で、初めての方でも上手に錆を取れます。
使用時に重要な点は、「優しく磨く」ことです。
「サビトリキング」がいくらメッキに優しい錆取り剤とは言え、錆を取るため力強く磨くと傷付いてしまいます。
優しく磨くだけで十分錆が取れますので、力加減には注意していただければと思います。
2-1.工程1:付属クロスにたっぷり垂らす
まず、「サビトリキング」のボトルを上下に30回ほど振り、付属のクロスへたっぷりと垂らします。
「サビトリキング」が少ないと効果が薄くなってしまうため、たっぷり垂らすことがポイントです。
なお、クロームメッキの錆部分ではなく、付属クロスへ垂らしてください。
2-2.工程2:円を描いて優しく磨く
次に、錆びている箇所へクロスを押し当て、円を描くように優しく磨きます。
強く磨きすぎると傷付きやすいため、円を描くように優しく磨くことがポイントです。
2-3.工程3:「サビトリキング」をたっぷり追加
「サビトリキング」が足りなくなってきたら、特殊クロスの面を変え、再度「サビトリキング」をたっぷり追加します。
追加する際は、特殊クロスの面を変えることがポイントです。
いくら錆を巻き込む構造になっている特殊クロスでも、使いすぎると限界を超えてしまうため、面を変えて磨くことが重要になります。
3、「サビトリキング」でも取れない事例と対処法
事例1
もうすでにメッキが浮き上がってきます。サビトリキングでとれるレベルではありません。
再メッキでないと再生不可案件です。
クロームメッキには、「サビトリキング」でも取れない錆が存在します。
「サビトリキング」でも取れない錆は、錆が進行しすぎて手遅れとなっている場合が多いです。
ここでは、「サビトリキング」でも取れない錆の事例と対処法をご紹介します。
3-1.錆が進行しメッキが剥がれている
錆が進行しすぎてクロームメッキが剥がれ、下地のニッケルメッキが露出している事例です。
この場合、いくら「サビトリキング」でも、クロームメッキの剥離を修復することはできません。
ただし、メッキ専門店「NAKARAI」が5年の歳月をかけ、独自に研究開発したメッキ用ケミカル保護被膜剤「メッキング」でコーティングすると、これ以上酷くなることはなくなります。
詳しくはこちら:「メッキング」
3-2.錆跡の凹面が残っている
錆取り後、ざらざらした感覚はなく、錆跡の凹面が残ることがあります。
錆が取れた跡は、錆び取り剤では対処不可です。
また、ざらざらした感覚が残っている場合も、クロームメッキが浮き上がっているため、錆取り剤では修復できません。
3-3.取れない錆はメッキ専門店で再メッキ
取れない錆は、メッキ専門店に再メッキ依頼することをおすすめします。
なお、再メッキはその技術が鍵になるため、メッキ業者選びも大切です。
「NAKARAI」もメッキ専門店ですので、再メッキを承っております。
再メッキをお考えの方は、ぜひお気軽にお問い合わせください。
詳しくはこちら:「NAKARAI」
4、まとめ
「サビトリキング」は、メッキ専門店「NAKARAI」が独自に研究開発した、メッキ用錆取り剤です。
クロームメッキのデリケートな性質を考慮し、クロームメッキのためだけに開発しました。
クロームメッキの錆取りには、ぜひ「サビトリキング」をお試しください。
また、「サビトリキング」でも取れない錆は、「NAKARAI」で再メッキを承っておりますので、お気軽にお問い合わせください。
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。