ハーレーのメッキパーツを磨く場合、メッキクリーナーが便利です。
しっかりと汚れやくすみを落としてくれ、メッキ特有の輝きも戻ってきます。
メッキクリーナーはたくさんの商品が販売されていて、いったいどれを選べば良いのかわからないという方も多いのではないでしょうか?
ここではメッキクリーナーを選ぶ時に確認しておきたい5つのポイントを紹介します。
どういった点に注目してメッキクリーナーを選べば良いのか知り、失敗がないようにしましょう。
目次
メッキクリーナーとは?
メッキクリーナーとは文字通りメッキを綺麗に磨くためのアイテムです。
ハーレーにもさまざまな箇所にメッキ加工が施されていて、綺麗な光沢を生み出していますが徐々に汚れていきます。
砂埃が付着したり水垢が付着したりして少しずつくすんでいってしまいます。
そんな厄介なくすみを落とし、綺麗な状態に戻してくれるのがメッキクリーナーです。
ハーレーのメンテナンスには欠かせないアイテムと言えるでしょう。
メッキはきちんと手入れをしてあげないとどんどんくすんでいき、最終的には完全に光沢が失われます。
それだけでなくサビが発生してしまうこともあり、見た目がどんどん悪くなっていきます。
そうなる前にメッキクリーナーを活用し、愛車を定期的にメンテナンスしてあげることが大切です。
良いメッキクリーナーの選び方
ハーレーのメッキパーツを磨くならメッキクリーナーが便利ですが、具体的にどうやって選べば良いのでしょうか?
たくさんの商品から1つを選ぶというのはなかなか難しいものです。
そこでメッキクリーナーを選ぶ時に考えたいポイントを5つ紹介します。
そのポイントというのがこちらです。
- 研磨剤の有無
- 金属メッキだけでなく樹脂メッキにも使えるか
- 価格
- 使いやすさ
- コーティングも同時にできるか
以上5つのポイントを意識することで良いメッキクリーナーを選び出せるようになります。
それぞれについて詳しく見ていきましょう。
メッキクリーナーと研磨剤
メッキクリーナーには研磨剤が含まれているタイプと含まれていないタイプがあります。
バイクや車に使うコンパウンドなんかにも研磨剤は含まれていて、研磨剤の力によってしつこい汚れを落としたり、小さな傷であれば消したりできます。
非常に便利な存在ではありますが、ハーレーのメッキパーツを磨く場合は注意が必要です。
というのも研磨剤は文字通り対象を研磨、つまり削ることで汚れを落としたり傷を消します。
メッキは非常にデリケートで薄い被膜でできているため、研磨剤を使うとメッキそのものが傷ついてしまったり、剥がれてしまうことがあるのです。
メッキを傷つけないためにもメッキクリーナーを選ぶ時は研磨剤の有無に注目しましょう。
研磨剤の含まれていないタイプであれば安心して使うことができます。
研磨剤が含まれていないと綺麗に磨けるか不安になってしまうかもしれませんが、こうしたタイプのメッキクリーナーは化学成分の力でメッキを磨きます。
そのため研磨剤が無くても特に問題ありません。
また、研磨剤が含まれているタイプを選ぶ場合でも粒子の細かさをチェックしましょう。
研磨剤の粒子が細ければ細かいほどメッキにかかる負担は減ります。
メッキクリーナーを選ぶときは研磨剤が含まれていないタイプ、もしくは粒子の細かい研磨剤が含まれているタイプがおすすめです。
樹脂メッキにも使えるメッキクリーナーが便利
一般的にメッキというと金属パーツに使われる技術と思われていますが、近年では樹脂パーツにもメッキ加工が施されています。
樹脂パーツとは簡単に言うとプラスチック製のパーツのようなものです。
ハーレーにも樹脂メッキが使われていることがありますが、メッキクリーナーも樹脂メッキに対応しているかどうかが重要になってきました。
金属メッキにだけ使えるメッキクリーナーを樹脂メッキに使ってしまうと、成分が強すぎてメッキを傷めてしまうおそれがあります。
金属と樹脂両方に対応しているメッキクリーナーを選ぶか、金属メッキと樹脂メッキで使うメッキクリーナーを変えるといった対応をしましょう。
でないとメッキがダメージをうけてしまうかもしれません。
樹脂メッキ対応かどうかはパッケージをチェック
メッキクリーナーが樹脂メッキにも対応しているかどうかは商品のパッケージをチェックしてみましょう。
樹脂メッキにも使えるものであればその旨がパッケージに記載されています。
もし何も記載がなく判断できない場合、その商品は避けるかお店のスタッフに確認するなどしてみましょう。
樹脂メッキはメッキパーツの中でも特にデリケートですので細心の注意が必要です。
樹脂メッキに対応しているかどうかわからないままメッキクリーナーを使うのは避けてください。
価格がリーズナブルならリピートしやすい
ハーレーはメッキパーツも多く、こまめに手入れをしているとメッキクリーナーがなくなってしまい、再度購入するということも出てきます。
今後繰り返し使うことも想定すると価格も注目ポイントの1つになってくるでしょう。
理想的には品質が高く、それでいて価格の安いメッキクリーナーがあればベストです。
とはいえやはり品質と価格は比例することが多く、価格の安さだけで選んでしまうのもあまり良くありません。
品質と価格のバランスが重要になってきます。
自分が求める品質があるかどうかを見極めつつ、価格についても購入しやすい金額かどうかを考えてみましょう。
メッキクリーナーは消耗品ですので何度も購入することになります。
あまりに価格が高すぎると経済的に大きな負担になってしまうため、リーズナブルかどうかも重要なポイントなのです。
使いやすいメッキクリーナーは作業も楽
メッキクリーナーが用意できたら実際にメッキ磨きを行うわけですが作業をスムーズに、楽に進めるためにも使いやすさがポイントです。
まずメッキクリーナーの基本的な使い方ですが、決して難しいものではありません。
スポンジやクロスに適量のメッキクリーナーを含ませ、メッキ部分を綺麗になるまで磨いていくだけです。
磨き作業が終わったら乾いた布で乾拭きし、余分なメッキクリーナーを拭き取れば完了です。
商品が違ってもこの基本的な流れはほとんど変わりません。
これだけのシンプルな作業なので使いやすいとか使いにくいとかはないようにも思えますが、意外と商品によって使い勝手が違ってきます。
たとえばメッキクリーナーの粘度です。
メッキクリーナーは商品によってドロっとしたタイプだったり、サラッとしたタイプだったりバラバラです。
ドロっとしたタイプは広い範囲に伸ばすのが大変ですが、垂れにくいという利点があります。
逆にサラッとしたタイプは伸ばしやすい反面、簡単に垂れてしまうのでマスキングテープでしっかり養生する必要があります。
この他、少し匂いがきつい商品などもあり、自分にとって使いやすいかどうかが変わってきます。
作業を楽に進めるためにも使いやすいメッキクリーナーを選ぶようにしましょう。
実際に使ってみないとわからない部分もありますが、商品パッケージを確認するなどすればある程度は商品ごとの特徴が把握できます。
コーティングもできると仕上げまで万全
ハーレーをメッキクリーナーで磨いたら、仕上げとしてコーティングまで行うのが理想です。
メッキパーツをコーティングすることで汚れが付きにくくなり、傷やサビなども予防できるからです。
本来メッキクリーナーはメッキを磨くものでコーティングまではできません。
そのためコーティング作業はメッキ用コーティング剤を使って別に行う必要がありますが、メッキクリーナーによってはコーティング成分も含まれていることがあります。
こうした商品はメッキ磨きをすると同時にコーティングまでできてしまい一石二鳥です。
作業にあまり時間をかけたくない、楽に済ませたいという方にはとても便利でしょう。
コーティング剤の含まれていないメッキクリーナーを使う場合、最後の仕上げとして必ず別売りのコーティング剤も使ってあげます。
これでメッキを最大限に保護できます。
ハーレーのメッキを磨くならメッキクリーナーを使うことになります。
研磨剤の有無をはじめ、樹脂メッキにも使えるか、価格はリーズナブルか、この他にも使いやすいかどうかやコーティング可能かどうかなどが重要なポイントです。
こうしたポイントを1つずつチェックし、条件を満たしているメッキクリーナーは優れたものだと考えられます。
愛車を綺麗に保つためにもメッキクリーナーは欠かせません。
メッキが綺麗に輝いているかどうかで愛車の雰囲気もまったく違うものになります。
綺麗な光沢を失わないためにもメッキクリーナーを上手に選んで手入れをしてあげましょう。
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
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詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。