バンパーのメッキ加工はどのくらい料金が必要?工賃や目安について

1971年ビュイック リビエラ パンパーをリクロームしました

ケンメリバンパー再メッキできます

ケンメリバンパー再メッキ前
再メッキ前
ケンメリバンパー再メッキ後
再メッキ後

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バンパーのメッキと言えば、旧車やアメリカン四駆等のクロカン四駆に施されているクロームメッキを思い浮かべる方も多いでしょう。
クロームメッキは、金属にメッキ加工を施すものです。
バンパーをバフ研磨した後ニッケルや銅といった金属を何層もメッキし層を重ね、電気的にメッキの皮膜を形成し、最終的にクロームのメッキ処理を施して研磨するというものです。
近年では、ABS樹脂にメッキ加工を施し、バンパーの一部にアクセントとして使用しているものもあります。
しかしABS樹脂メッキの場合の多くは、両面テープを使った貼り付けタイプのものか嵌めこむタイプとなり、パーツの大きさによっては再メッキするよりは新品を購入した方が安価な場合もあります。

バンパーのクロームメッキ加工

バンパーに限らずメッキ加工はその一部だけをメッキするということはできません。
メッキ風に仕上がるスプレー塗装やメッキフィルムなどで一部をメッキ風に仕上げることは可能です。
しかしやはり素地にメッキ加工したクロームメッキと比べるとその滑らかさや輝きは違ったものとなります。
近年の現行車でバンパーメッキというと、バンパー然としたデザインを持つクロスカントリー系の四駆かトラックということになるでしょう。
多くの車がグリルデザインと一体化されたバンパースポイラーの車両が多い中、メッキは一部アクセントとして使われるのが主流となっています。

★アフターパーツパーツ
★再メッキ

メッキ加工を考える場合

メッキ加工されたバンパーの劣化などが無く、メッキ加工されたバンパーの装着を考えた場合、純正パーツにメッキ加工するケースとアフターパーツを装着する場合があります。
純正パーツにクロームメッキを施す場合、その形状や素材にもよりますが、概ねサードパーティーが提供するアフターパーツと大差ない価格となることが多いです。
〇〇風等仕上がりのイメージがあれば、新品のアフターパーツを装着する方がイメージとの差異が無いでしょう。

メッキバンパーの劣化による再メッキ

上記とは別にバンパーの劣化により、再メッキを施さなければならない場合は少し事情が変わってきます。
当然、前述のアフターパーツに付け替えるという手もあるのですが、旧車の場合パーツ自体が無い場合も多く、この場合再メッキという事になります。
近年の旧車ブームでアフターパーツ供給がある車種も増えてきました。
やはりその種類は絶対的に少なく、純正にこだわるのであれば、再メッキしかありません。

バンパーの再クロームメッキ

メッキ加工は公害防止整備に関する法律に基づく届出済みの専門の業者でしか施工できません。
その中で再メッキは、実は非常に手間のかかる作業となります。
ここでは再メッキの工程をについて詳細を説明していきます。

★状態確認と剥離
★肉盛りとバフ磨き
★再メッキ宜しく

‥剥離の前の状態の確認から始めます

金属皮膜を剥離する前にまず、バンパーの状態を確認します。
腐食等の状態次第では再メッキ出来ない場合もあります。
バンパーにおいて修復不可能なほどの大きな損傷は見ればわかると思いますが、素人では判断し辛いのが素地まで侵食している腐食です。
この場合、再メッキは不可能と思っていいでしょう。

重要な下地処理

クルマのボディのカスタムペイントなどと一緒で、仕上がりに大きく影響を及ぼすのが下地処理です。
剥離を含めた下地処理が、仕上げに大きく係わってきます。
金属皮膜を剥離したパーツはまずサンドペーパーを使って下地研磨による表面を均一する作業を行います。
ペーパーがけの次はバフ仕上げとなります。
下地研磨から始まるバフによる研磨における、場所ごとの微妙な力加減は、職人の領域といっていいでしょう。

最終工程 金属層のメッキ

バフ研磨が終わった後は、素地に銅メッキを施します。
このメッキを行う前に治具を装着します。
ホイールなどと比べシンプルなデザインが多いバンパーですが、その治具のつけ方にも職人毎のノウハウがあるようです。
治具装着したら、専用の溶液を使って表面処理洗浄をします。
そうして胴メッキ処理をしていくんです。
そのあとにバフ磨きを行って綺麗な表面に整えていく工程です。
この手順で施工することによりクロームメッキがキレイなっていくという感じです。
そうして銅メッキが終わり、ニッケル・クロームを同様の手順で行います。

・クロームメッキの腐食修復に関する注意点はある?

再クロームメッキやっぱり手間もかかり工程も多い施工ですよね。
そしてそれぞれに高度な技術と基本知識が必要のためDIYでは出来ない作業です。
専門知識と経験のある職人が再クロームメッキを行います。
そのため費用もやや高額になる可能性もあり、事前にお問い合わせをして施工費を確認したほうが無難だと思います。


剥離前と剥離後の状態確認

素材の状態次第では再メッキ出来ない場合もあることは説明させていただきましたが、この中で腐食が素地まで侵食しているものは注意が必要です。
外見だけでは判断できず、塗装や金属皮膜を剥離しなければ判断できない場合があるのです。
腐食が素地まで侵食していても、バフ研磨で除去できる状態であれば再メッキは可能です。
しかし腐食が残る場合、再クロームメッキ加工をしても腐食している部分が、ぶつぶつになったような仕上げとなり完全に元通りになりません。
仕上げがちゃんとしたものにならない、これが再メッキできない理由です。
業者から状態確認についての説明をしっかり聞いておくようにしましょう。

費用

専門の職人による手間をかけた作業となります。
簡単に再メッキといっても、状態によっては新品を購入する方が安価な場合もありますので、あらかじめ価格を調べておくことも必要でしょう。
しっかりと費用を把握するようにしましょう。
純正パーツを使いたいとか品番が分からない場合など新品パーツの購入が困難な場合でなければ、新品パーツやサードパーティーによるアフターパーツの購入も検討しておくことも必要かもしれません。

SNSなどを利用し、パーツを入手

腐食のすすんでいて、仕上がりが不十分になりそうな場合や、再クロームが不可な場合などは、中古パーツを使い再メッキするなどの補修を考えることも必要でしょう。
国内で見つけ辛い場合でも海外のショップにあったり、SNS等同じ車に乗っているグループに入り、呼びかけると意外なほど絶版パーツが出てくる場合があります。
SNSの場合、多くが個人売買となりますので多少の不安と手間はついて回りますので十分な注意が必要です。
しかし同じ車に乗っている或いは乗っていたという方が殆どなので、スムーズに取引が進むようです。

回数

クロームメッキパーツ(バンパー)は痛めば再クロームメッキすればいいというものではありません。
実は、再クロームメッキは何度もできないのです。
状況により専門家の判断となりますが、素材へのダメージが大きい為、概ね2~3回までとされています。
これも頭に入れておきながら補修を考えることが必要です。

バンパーのメッキ加工のまとめ

メッキ加工は一部だけメッキ加工という事はできず、メッキ部分を全部剥がした後、全メッキ加工となります。
専門工場で職人の手による作業を考えると、ABSパーツの一部剥がれなどであまり目立たない箇所であれば、メッキ風スプレーで簡易補修をする事も検討してよいでしょう。
金属タイプのバンパーは慎重に考えたほうが良いかもしれません。
クロームメッキ=金属製バンパー部分のメッキ加工については、状態や劣化などの回復について金額はかなり変わってくる場合があります。
そして、再クロームメッキ出来ないほどの劣化の場合もあります。
その場合はパーツを取り換えて再メッキする方法が考えられます。
新品では絶版となってしまって、メーカー供給が無い場合でも代替え案として、人気車種の場合ではサードパーティーからアフターパーツを扱う場合もあります。
一般的に人気の車種だったら、どこかにパーツはあると思いますので取り寄せが出来ますよね。
インターネット取引できる場合も少なくありません。
金属製のバンパーでは、ABS樹脂メッキと違い、一部剥がれの状態でも放置はダメです。
バンパー自体の腐食の原因になってしまいます。
もし剥がれ等の状態劣化を発見したら早い対応をしましょう。

 

愛車はどのKING?

KINGチャート05

3つのKING

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NAKARAIメッキで加工した旧車パーツ参考事例を掲載させていただきます。

ケンメリバンパー

ケンメリバンパー再メッキ前
再メッキ前
ケンメリバンパー再メッキ後
再メッキ後

ダットサン フェアレディ(SR311型)リヤバンパー

メッキ前バンパーメッキ剥離後バンパー
再メッキ前メッキ剥離後
板金修理後バンパー

メッキ後バンパー

板金修理後再メッキ後
再メッキ後バンパー全体画像
再メッキ後バンパー

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旧車パーツのメッキ手入れ

クロムメッキパーツの多い旧車パーツの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

 

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

クロムメッキ保護剤「メッキング

メッキ手入れバンパー

メッキング画像

クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング

サビトリキングはメッキに優しく、サビには厳しい錆取り剤

サビトリキング画像

 

再メッキ加工の事ならNAKARAI

メッキ工房NAKARAI

再メッキも、もちろん対応しております。メッキ工房NAKARAI

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メッキング&サビトリキングを購入する

メッキの手入れは、メッキング&サビトリキングがおすすめです。

メッキング&サビトリキング

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(POPデザインは バイク/車/トラック とありますが中身は一緒です)

メッキング&サビトリキングの購入を検討しているが、その前にメッキパーツについて相談がある方は、メッキパーツ相談室へ

メッキパーツ相談室

メッキクリナーで磨きすぎてメッキのくすみになってしまった画像

Q.バンパーのオーバーライダーの先端部分ですが、メッキのくすみが取れません! なぜ?このようになってしまったのですか? 

A.画像を拝見させていただく限り、既にクロームメッキが取れて、下地のニッケルメッキを通りこしてうっすら銅メッキがでている状態です。サビはなく、バンパー部分も綺麗に保っている状態を考えると、研磨剤のはいったメッキ磨き剤で磨きすぎた結果だと思います。手入れをしたつもりが逆にアダとなったのでは? こうなってしまったら再メッキしか再生不能です。 今後は磨くのではなく、メッキングで定期的なコーティングを強くお勧めいたします。

メッキパーツ相談室

 

クロムメッキの事についてもっと知りたい方は

電気メッキイラスト図

装飾クロム参考画像・バイクカバー

詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る