画像参照元…ホンダ公式ページ
荒野を駆け抜ける『ホンダドリームSL350』
1970年、ホンダが発表した「ホンダドリームSL350」はオフロード愛好者に向けた本格的なモトスポーツマシンとして注目を集めました。SL90の成功を受け、より高性能なマシンを求める声に応える形で開発されたこの新モデルは、パワフルなエンジンと高い走行性能を誇り、荒野を駆け抜ける爽快な体験を提供しました。
搭載されているのは325cc4サイクルOHC直2気筒エンジン。最高出力30ps/9500rpmの力強いパワーを誇り、オフロードでの走行に最適化されたデュアルキャブレターと、低中速での高出力を重視した吸排気系の設計により、さまざまな路面条件で優れた走行性能を発揮。更には適切なギヤ比により、市街地から荒れた道まで幅広く対応するオールラウンドな走りが実現されました。
またSL350のフレームは軽量化と剛性向上を追求したダブルクレードル式を採用。細い鋼管を使用することで、操縦安定性を確保しつつ、スポーツ走行に最適なフレームとなっています。
SL350は高い走行性能と安全性を兼ね備えた理想的かつ本格的なオフロードバイクと言えます。荒野を駆け抜けるダイナミックな走りを体感したいユーザーにとって、最高のパートナーとなったことでしょう。
目次
SL350 主要諸元
型式 | SL350E |
---|---|
エンジン種類 | 4ストローク 直列2気筒 SOHC |
エンジン冷却方式 | 空冷 |
排気量 | 325cc |
シリンダーボア | 64mm |
ピストンストローク | 50.6mm |
圧縮比 | 9.5mm |
最高出力/回転数 | 30ps/9500rpm |
最大トルク/回転数 | 2.5kgf•m/7500rpm |
燃料供給方式 | キャブレター |
エンジン始動方式 | セルフ式/キック式 |
トランスミッション | 5速MT |
全長 | 2025mm |
全幅 | 845mm |
全高 | 1170mm |
ホイールベース | 1340mm |
最低地上高 | 185mm |
車両重量 | 165kg |
燃料タンク容量 | 9L |
乗車定員 | 2名 |
駆動方式 | チェーンドライブ |
フレーム型式 | ダブルクレードルフレーム |
ブレーキ(前) | ドラム式 |
ブレーキ(後) | ドラム式 |
タイヤ(前) | 3.00-19 |
タイヤ(後) | 3.50-18 |
SL350の外観の魅力
デザイン面でも、SL350はオフロードバイクらしい魅力を放っています。まず目を引くのは、その大胆で洗練されたスタイリングです。
広いハイフェンダーにロングストローク・フォークという組み合わせはまさに本格的なオフロード走行を想像させてくれます。
フレームはシルバートーンで塗装され、美しさを兼ね備えたデザインとなっています。オフロードバイクには珍しいですが、耐久性を示すだけでなく視覚的にも精悍で力強い印象を与えます。またそれとは対極にブラックに塗装されたマフラーはアクセントを加え、スポーティーでダイナミックな雰囲気を醸し出しています。
このように、SL350は細部に至るまでこだわりが感じられるデザインで、見る者にその魅力を伝えています。どのパーツもオフロードバイクとしての機能性と美しさを追求し、ライダーにとって最高のパートナーと言えます。
SL350のメッキパーツを史上”最鏡”に!
SL350にはメッキパーツが多用されているのも魅力の一つです。ハンドルバー・ホイールのリム・ヘッドライトやテールライトのハウジングなどがクロムメッキされており、これによりスタイリッシュな見た目を演出しています。
SL350の様なビンテージバイクにとってメッキパーツはデザインの根幹となる重要な役割を持ち、その輝きは時代を越えてファンを魅了し続けます。それらのメッキパーツを当時の様に美しく維持し続けるには十分なメンテナンスとお手入れがとても大切です。
塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・
車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。
それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。
またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。
愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。
メッキのサビ取りにはサビトリキング !(使い方)
メッキにはミクロン単位の無数の小さな穴が空いています。そこから水分が入り、点サビが発生し徐々に下地に侵食するのですが、そのサビを無理やり落とそうとすれば傷付けたくないメッキの表面まで傷めてしまいます。
そこで登場するのがNAKARAIの『サビトリキング』です!
サビトリキングはメッキに反応しにくく、サビにのみ反応しやすい薬品を使用しているので傷付けたくないメッキ部分の皮膜を極力ダメージを与えずサビを落としてくれます。
使い方は容器をよく振り、専用クロスにたっぷり塗布してクロスの表面をこまめに変えながら撫でる様に優しく磨くだけです!(※クロス面の同じ箇所で磨き続けると、取れたサビでメッキを傷付ける可能性があります。また金・銀・銅メッキには使用不可です。ステンレス製品にも使用頂けますが、黒ずみが発生しますので黒ずみがなくなるまで乾拭きをしてください。但し、鏡面仕上げのステンレスへのご使用は避けてください。)
メッキ磨きにはミガキング!(使い方)
メッキ磨きに重要なのは如何に少なく磨くかです。磨くという行為の回数を減らす事がメッキの寿命を左右しますので、少なければ少ないほどメッキには良いのです。
しかし、汚れやくすみを綺麗にするには力を込めて何度も磨かなければ落ちないというジレンマに陥ってしまいますね。
そんな問題を解決してくれるのがNAKARAIの『ミガキング』です!
ミガキングはその名の通り、メッキを磨く為に開発された専用のケミカルです。意外と繊細なメッキの表面を極限まで優しく磨く事ができるメッキの磨き材で、少ない磨き回数で効率良く汚れやくすみを除去してくれます。
ミガキングの使い方は、同梱の専用クロスに適量を垂らしとにかく優しく撫でる様に磨くだけです。
経年で劣化したメッキパーツにももちろん効果的ですが、新車購入時に傷のない状態のメッキパーツに使用していくのも非常にオススメです。間違ったお手入れ方法で傷ませず、ミガキングの様なメッキ磨きに特化した正しいケミカルを磨いて上げるのがメッキの寿命を左右します。
メッキの保護材にはメッキング!(使い方)
愛車のメッキがサビトリキング、もしくはメッキングで美しく仕上がった所で、表面に保護材を塗ってあげましょう!せっかく綺麗になったメッキの表面が保護できていなければ、またサビが発生しやすくなります。
そこでメッキの保護に適したケミカルがNAKARAIの『メッキング』です!
メッキングにはそういったメッキに優しくない成分である研磨剤を含まないメッキの保護剤です。メッキの表面にダメージを与えず効果的に保護皮膜を作る事が出来ます。
しかもメッキングによって出来た保護皮膜はクロームメッキの表面にある無数の穴を埋める事ができ、クロームメッキの弱点を補う事が出来るのです。使い方としては専用のクロスでとにかく薄く薄く!が基本です。
メッキング塗布後は、酸素・水・油・埃などの腐食の原因を寄せ付けない保護膜を形成する事です。その効果については梅雨時期に野外放置しても保護効果を発揮します。クロームメッキの天敵である水分から守り錆を発生しにくくしてくれるのです。屋外保管が多い車やバイクであればかなり重要な性能です。
100%食い止める事は難しいですが、定期的に重ね塗りをしてあげれば永続的に錆から守ってくれるので新車購入時にこそメッキングによるお手入れが重要になってきます。
それぞれの”KING”の使い方の組み合わせ
様々なメッキ パーツに対する困りごと・お悩みを解決するためにNAKARAIが誇るそれぞれの”KING”の使い方の組み合わせをご紹介します。
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
メッキ加工の事ならNAKARAI
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クロムメッキの事についてもっと知りたい方は
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。