画像参照元…ホンダ公式ページ
車載もできるレジャーバイク『ダックスホンダ』
今回はホンダ・レジャーバイクの代表格のひとつである『ダックス』をご紹介。しかも復刻した現行モデルではなく敢えて初代モデルである『ダックスホンダ』にスポットを当てていきたいと思います。
ダックスホンダ(以下、初代ダックス)が発売されたのは1969年8月。Tボーンフレームに50cc空冷単気筒SOHCエンジンを搭載し、トランスミッションは自動遠心クラッチの3速MTが採用。タイヤのホイール径は僅か10インチという気軽な小型バイクとして登場しました。
「車載が可能なレジャーバイク」をセールスポイントにされており、コンパクトさを追及したダックスは老若男女問わず幅広い世代のバイカーに愛され、扱いやすさと手軽さからビギナーのファーストバイクとしてはもちろん、ベテランライダーからもセカンドバイクとしても選ばれやすいバイクでした。
またアフターパーツやドレスアップパーツも多く出ており、カスタムベースとしても絶大な人気を誇っていました。
車名である『ダックス(DAX)』の名前の由来は見た目からも分かる通り、長く低いボディがダックスフンドに似ていることから名付けられています。ダックスは1981年に生産が終了されており1995年に復刻版が再発売。車名も『ダックスホンダ』から『ダックス』に名称が正式に変更。125ccモデルとなった現行ダックスは再々復活という事になります。
目次
ダックス 主要諸元 参考:1969年式
車体型式 | ST50 |
---|---|
エンジン型式 | ST50E |
エンジン種類 | 4ストローク 単気筒 2バルブ SOHC |
エンジン冷却方式 | 空冷 |
排気量 | 49cc |
シリンダーボア | 39mm |
ピストンストローク | 41.4mm |
圧縮比 | 8.8:1 |
最高出力/回転数 | 4.5ps/9000rpm |
最大トルク/回転数 | 0.37kgf•m/8000rpm |
燃料供給方式 | キャブレター |
エンジン始動方式 | キックスターター式 |
トランスミッション | リターン式3速MT |
全長 | 1510mm |
全幅 | 580mm |
全高 | 960mm |
ホイールベース | 1035mm |
最低地上高 | 130mm |
車両重量 | 64kg |
燃料タンク容量 | 2.5L |
燃料消費率 | ー |
乗車定員 | 1名 |
動力伝達方式 | チェーンドライブ |
フレーム型式 | Tボーン鋼板フレーム |
ブレーキ(前) | ドラムブレーキ |
ブレーキ(後) | ドラムブレーキ |
タイヤ(前) | 3.50−10 |
タイヤ(後) | 3.50−10 |
初代ダックスの外観の特徴
初代に限ったことでは有りませんが、ダックスの特徴と言えばやはり愛敬たっぷりなフォルムが最大の魅力です。
太いTボーンフレームに分厚いシート、10インチの小ぶりなタイヤとキュッと絞ったアップハンドルなどまさに小動物的な可愛さが詰まったデザインとなっています。今ではお馴染みとなっているダックスのアップマフラーですが、実は初代は短いキャブトン風なマフラーでした。
またハンドルとステップは可倒式となっておりタンクは車体を横に倒してもガソリンが漏れにくい構造。フロントタイヤも容易に脱着可能にするなどして「車載が可能なレジャーバイク」は伊達じゃない作りです。
ちなみに1979年にはフルモデルチェンジによってチョッパーライクなST50C/Mが登場しています。根幹のコンセプトにブレは無いものの、少しヤンチャなダックスも可愛げがあってかなり魅力的です。
初代ダックスのメッキパーツを史上”最鏡”に!
125ccモデルとして復活し人気を再燃させた現行ダックスの始祖である『ダックスホンダ』。デザインがほぼそのまま踏襲されていることから如何に初代から洗練されていたバイクだったかがよく分かります。
デザインの魅力はもちろんのこと細部にメッキパーツも使われています。特に初代ダックスともなればもはやビンテージバイクとも言える古さなので、メッキパーツへのダメージや劣化には十分注意していきたいところです。
塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・
車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。
それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。
またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。
愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。
メッキのサビ取りにはサビトリキング !(使い方)
メッキにはミクロン単位の無数の小さな穴が空いています。そこから水分が入り、点サビが発生し徐々に下地に侵食するのですが、そのサビを無理やり落とそうとすれば傷付けたくないメッキの表面まで傷めてしまいます。
そこで登場するのがNAKARAIの『サビトリキング』です!
サビトリキングはメッキに反応しにくく、サビにのみ反応しやすい薬品を使用しているので傷付けたくないメッキ部分の皮膜を極力ダメージを与えずサビを落としてくれます。
使い方は容器をよく振り、専用クロスにたっぷり塗布してクロスの表面をこまめに変えながら撫でる様に優しく磨くだけです!(※クロス面の同じ箇所で磨き続けると、取れたサビでメッキを傷付ける可能性があります。また金・銀・銅メッキには使用不可です。ステンレス製品にも使用頂けますが、黒ずみが発生しますので黒ずみがなくなるまで乾拭きをしてください。但し、鏡面仕上げのステンレスへのご使用は避けてください。)
メッキ磨きにはミガキング!(使い方)
メッキ磨きに重要なのは如何に少なく磨くかです。磨くという行為の回数を減らす事がメッキの寿命を左右しますので、少なければ少ないほどメッキには良いのです。
しかし、汚れやくすみを綺麗にするには力を込めて何度も磨かなければ落ちないというジレンマに陥ってしまいますね。
そんな問題を解決してくれるのがNAKARAIの『ミガキング』です!
ミガキングはその名の通り、メッキを磨く為に開発された専用のケミカルです。意外と繊細なメッキの表面を極限まで優しく磨く事ができるメッキの磨き材で、少ない磨き回数で効率良く汚れやくすみを除去してくれます。
ミガキングの使い方は、同梱の専用クロスに適量を垂らしとにかく優しく撫でる様に磨くだけです。
経年で劣化したメッキパーツにももちろん効果的ですが、新車購入時に傷のない状態のメッキパーツに使用していくのも非常にオススメです。間違ったお手入れ方法で傷ませず、ミガキングの様なメッキ磨きに特化した正しいケミカルを磨いて上げるのがメッキの寿命を左右します。
メッキの保護材にはメッキング!(使い方)
愛車のメッキがサビトリキング、もしくはメッキングで美しく仕上がった所で、表面に保護材を塗ってあげましょう!せっかく綺麗になったメッキの表面が保護できていなければ、またサビが発生しやすくなります。
そこでメッキの保護に適したケミカルがNAKARAIの『メッキング』です!
メッキングにはそういったメッキに優しくない成分である研磨剤を含まないメッキの保護剤です。メッキの表面にダメージを与えず効果的に保護皮膜を作る事が出来ます。
しかもメッキングによって出来た保護皮膜はクロームメッキの表面にある無数の穴を埋める事ができ、クロームメッキの弱点を補う事が出来るのです。使い方としては専用のクロスでとにかく薄く薄く!が基本です。
メッキング塗布後は、酸素・水・油・埃などの腐食の原因を寄せ付けない保護膜を形成する事です。その効果については梅雨時期に野外放置しても保護効果を発揮します。クロームメッキの天敵である水分から守り錆を発生しにくくしてくれるのです。屋外保管が多い車やバイクであればかなり重要な性能です。
100%食い止める事は難しいですが、定期的に重ね塗りをしてあげれば永続的に錆から守ってくれるので新車購入時にこそメッキングによるお手入れが重要になってきます。
それぞれの”KING”の使い方の組み合わせ
様々なメッキ パーツに対する困りごと・お悩みを解決するためにNAKARAIが誇るそれぞれの”KING”の使い方の組み合わせをご紹介します。
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
メッキ加工の事ならNAKARAI
メッキング&サビトリキングを購入する
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。