ホンダ・HONDA『CBX125カスタム』渋いコンパクトなアメリカン!

史上最鏡を手に入れろバナー渋いコンパクトなアメリカン!ホンダ『CBX125カスタム』

ホンダ・HONDA CBX125カスタム

画像参照元・・ホンダ公式ページ

【渋めなアメリカンCBX125カスタム】

こんにちは。 いきなりですが皆さんはスイーツって好きですか?そう、食べるスイーツです。私は大の甘党でスイーツもちろんコーヒーなんかもカフェラテに最近はハマっているほどです。苦いコーヒーなんかも好きなんですが、立ち寄ったカフェなんかでは最初にカフェラテを絶対頼みます。

結構「見た目に寄らないね」なんて言われるのですが、ぱっと見の外見では分からないその人の趣味嗜好は必ずあると思うので、やはり私としても外見であまり人を判断しない様にしています。めちゃめちゃ渋い男性が実はお下戸なんて事もザラにありますから。

見た目に寄らないで思い出しましたが、知人にものすごく堅いの良い人がいるのですが、その人に「以前スポーツをされていたんですか?」と尋ねると「万年帰宅部でした。」と言う返答があり驚きました。

今回ご紹介するバイクも、ぱっと見は可愛らしい外観ですが見れば見るほどその第一印象を覆していく様な渋い1台をご紹介したいと思います。そのバイクの名はホンダ『CBX125カスタム』です。

1984年4月に発売されたCBX125カスタムはホンダの『CB』の名を関する125ccバイクとして華やかにデビューを果たしました。既に1980年代をホンダの125クラスを代表する単気筒エンジンのCB125JXと2気筒エンジンのCB125Tが販売されていましたが、フルモデルチェンジと同時にCBXの名前を変え、カウル付きスポーツバイク『CBX125F』と今回ご紹介する『CBX125カスタム』が登場したのです。

ご存知かと思いますが125ccはいわゆる原付二種となり公道での最高法定速度は60km/h、原則として高速道路の進入は不可です。バイクとしては制限が多く、ロングツーリング向きでは無いですが車体の軽さ・維持費の安さが魅力のクラスです。最近でも125ccバイクのラインナップは各メーカー共に充実しており、人気の排気量となっています。

CBX125カスタムはCBX400カスタムと同様のアメリカンスタイルのバイクであり、そのままギュッと縮めた様な可愛らしくも渋い印象を受けるバイクです。

しかしコンパクトな車体でありながらアメリカンバイク特有の余裕を感じるデザインと、拘りの光る渋めなスタイリングが特徴的でした。一見して可愛らしいバイクの様に感じますが、噛めば噛むほど渋い味が滲み出てくるCBX125カスタムは、当時から現代に至るまで一部のコアなファンから指示されているそうです。

125ccという排気量でありながら、重厚感さえ感じる不思議なCBX125カスタム。その引き込まれるものは何なのかじっくりと解説していきたいと思います。

【CBX125カスタムの主要諸元】

CBX125カスタムは1984−1996年まで製造販売されており、意外にもそこそこのロングセラーモデルでした。その間に僅かなマイナーチェンジを繰り返していますが、その外観は一貫して渋めのアメリカンデザインでした。主要諸元はこの様になっています。ピックアップしたのは1984年式のものです。

〈車両型式〉

・型式:JC12

〈エンジン〉

・型式:JC11E

・種類:単気筒4サイクルDOHC

・気筒あたりバルブ数:4バルブ

・冷却方式:空冷

・総排気量:124cc

・燃料供給方式:キャブレター

・内径(シリンダーボア):58mm

・行程(ピストンストローク):47mm

・最高出力/回転数:15ps/10500rpm

・最大トルク/回転数:1.1kgf•m/9000rpm

・始動方式:セルフスターター式

・潤滑方式:ウェットサンプ式

・変速機:リターン式5段変速

〈寸法〉

・全長:2050mm

・全幅:785mm

・全高:1110mm

・ホイールベース:1360mm

・最低地上高:175mm

・シート高:730mm

・乾燥重量:112kg

・車両重量:121kg

・最小回転半径:2.2m

・燃料タンク容量:10L

・タイヤサイズ(前):90/90−18

・タイヤサイズ(後):110/90−16

燃料消費率〉

・50km/h走行時:64km/L

・満タン時航続距離(概算):640km

〈構造〉

・フレーム型式:セミダブルクレードル

・動力伝達方式:チェーン

・懸架方式(前):テレスコピックフォーク(正立)

・懸架方式(後):スイングアーム式

・ブレーキ(前):油圧式ディスク

・ブレーキ(後):機械式リーディングトレーディング

CBX125カスタムに搭載された125cc空冷単気筒DOHCエンジンの最高出力は15ps。最高時速は120km/h程まで出る様ですが、やはり90km/h以上になると車体の耐久性の心配と命の危険を感じる様です。基本的に高速道路を走ることは出来ないので、のんびり走るバイクと割り切れば上手く付き合っていけるバイクだと思います。

ちなみに初登場登場のCBX125カスタムの新車販売価格は289,000円でした。

【小型でも渋い外観】

CBX125カスタムはコンパクトな車体でありながら、オトナのアメリカンバイクらしい渋いデザインとなっています。小柄なボディだと思って舐めてかかってはいけません。

全体的なシルエットはちょいワルでクラシカルなチョッパーライクなスタイルで、まさに『カスタム』の名に相応しいカスタムライクな外観です。チョッパースタイルに見えるのは30°度のキャスター角とロングなフロントフォークのおかげでしょう。車体とフロントタイヤのクリアランスが広くなる事で、ロングフォーク チョッパーの様な『ちょいワルな雰囲気』が醸し出されている様です。

スタンダードなセミダブルクレードルフレームを採用していながら、ショートタイプのフルカバータイプのリアサスのおかげかまるでビンテージハーレーのリジッドフレームを彷彿とさせる、絶妙な三角形のシルエットとなっています。

小型な車格ながらタンクは10Lと十分な容量を持ったティアドロップタンクを採用。タンクのサイド部分にはホンダウイングが誇らしげに飾られています。エンブレムのウイングデザインは1984年〜1987年モデルまではオールドウイングが採用されていましたが、1992年以降はシャープなグラフィックのウイングデザインに変更されています。また、車体中央に装着されたサイドカバーにはCBX125の文字に加え、洒落た書体で『Custom』の文字があしらわれています。

シートもヤンチャな感じの段付きシートが装着されており、キング&クイーンシートの様なラグジュアリーな仕様となっています。厚みのあるシートに加え太い金属製のグラブ兼シーシーバーが無骨なスタイリングを演出している様です。

搭載された125cc単気筒DOHCエンジンは角ばったデザインのシンプルなものとなっています。小ぶりなエンジンから伸びるのは2本のエキゾーストパイプ。一丁前に左右2本出しマフラーを採用し、リアビューに迫力を持たせています。サイレンサーはショートタイプのメガホンタイプが装着。

私がCBX125カスタムの中で最も注目したのはヘッドライトです。まるで弁当箱の様な角ばったスクエアヘッドライトが採用されており、その両脇にも同じ様にスクエアタイプのウインカーが並んでいます。このスクエアタイプのヘッドライトは好き嫌いがハッキリ別れそうですが、私個人的には野暮ったいB級チョッパーの様な感じがして、むしろ魅力的に感じます。

私のご近所にもこのCBX125カスタムが停まっているのですが、やはりこのフロントビューの迫力がなかなかのもので、思わず立ち止まって魅入ってしまう程です。

【兄弟車はCBX125F】

冒頭でも少し触れましたが、CBX125カスタムとCBX125Fは兄弟車であり、同じエンジンと搭載しています。しかし名前とエンジンが一緒ではあるものの、双方ともにそれぞれ全く違う性格を持っています。

CBX125Fはカウル付きのスポーツバイクでエンジンは高回転型に設定されているのに対し、CBX125カスタムはご紹介した通りアメリカンタイプのバイクで、エンジンは低速トルクにウエイトをおいたチューンアップが施されてます。

【馬鹿にできない快適なクルージング】

コンパクトな車体ではありますが、やはりアメリカンバイク。快適なクルージングを可能にするアイディアがたくさん詰まっておりクルーザーとしてのポテンシャルも高い1台となっています。

特別にチューンされたトルクフルな125ccエンジンに加えて、厚みのあるシートとゆったりなライディングポジションへ誘ってくれるアップハンドル。確かに非力さは否めませんが、下道でのんびり走ると割り切っていれば長距離でも殆どストレスの無いツーリングが楽しめるのでは無いでしょうか。

見た目では騙されてはいけない高いクルージング性能は、CBX125カスタムの最大の魅力かも知れませんね。

【CBX125カスタムの中古相場は?】

現在ではかなり球数が減っており、状態の良いものに出会えるのはある程度の運が必要かも知れません。中古相場はもちろんピンキリですが、25万〜35万円程度で推移している様です。可愛らしいけど渋いバイクなので気になる方は小まめにチャックしてみると良いでしょう。

【間違いなく男心をくすぐってくる1台】

少しはこの魅力が皆さんに伝わったでしょうか。ミニチュア好きとか、軽スポーツカーとかが好きな大人には堪らない1台かも知れません。小さな巨人ではありませんが、見た目のコンパクトさに魅力をたくさん隠し持った侮れないバイクです。

最近では小型車が人気で、もちろん125ccラインナップもかなり盛り上がってきている様ですが、あえて旧車の125に乗るっていう『通ぶり』を見せるの有りかも知れませんね。

以上、ホンダ『CBX125カスタム』のご紹介をさせて頂きました。

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レストアに欠かせない再メッキできます

バイクマフラーの再メッキ実験的に受付開始
お問い合わせが多かった、バイクマフラーの再メッキですが、
ただいま、実験的にマフラー再メッキの加工の受付を開始しました。
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~マフラーの再メッキをされたお客様の声~

お世話になります。先日依頼した再メッキした純正マフラーの取り付けが完了しました。30年前の純正マフラーの再メッキをして頂ける業者がいない中再メッキして頂き有難うございました。出来あがりも申し分ない仕上がりでとても満足しています。
又機会がありましたらお願いします。 山口県 M様

CB400F

バイクマフラー 再メッキ

再メッキ後(車種・・・CB400F)

バイクマフラー 再メッキ

再メッキ前(車種・・・CB400F)

※マフラー&液パイにつきましては再メッキ後(再生品の為) ピンホールが原因(ガスが発生)で熱が加わった時点(エンジンをかけた)で膨れる可能性があります。
この場合は過去に何度も再再メッキしたことがありますが、同じ箇所が膨れました。よってメッキ不良ではなく、再メッキ品のためピンホールが原因だといことがわかっております。
ですので、御社にお渡しする時はもちろんメッキ膨れがない状態でお渡しいたしますが、その後膨れは一切ノークレームになります。

ウルフ125t

ウルフt125マフラー再メッキした画像

ウルフ125tマフラーを再メッキいたしました

マフラー再メッキ後

再メッキ後

マフラー再メッキ後

再メッキ前

カワサキ750RS(Z2)

1マフラー再メッキ前左側2マフラー再メッキ後左側
再メッキ前再メッキ後

 

3マフラー左側凹み4マフラー凹み修理後再メッキ後
板金前の凹み板金後→再メッキ
 
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メッキ手入れ

クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

 

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。

初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

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