画像参照元…ホンダ公式ページ
名車から更に進化したホンダのナナハン『CB750FOUR-II』
1975年に誕生した『CB750FOUR-II』。一時代を席巻したCB750FOURの待望の次世代モデルとして華やかにデビューを果たしました。CB750FOURの従来の魅力を引き継ぎつつも、新たなる息吹を与えられた一台です。
CB750FOUR同様に4サイクル736ccの空冷4気筒エンジンを搭載。パワフルでありながら、スムーズで効率的な性能を発揮します。加えて、新設計の排気システムが心地よい排気音を提供し、ライディングの醍醐味を高めます。フレームも徹底的に改良され、剛性と軽量化が実現されました。このフレームは、優れた操縦性と安定性を生み出しました。
更には国内初となる前後ディスクブレーキを採用したのは名車CB750FOURからの大きなアップデートのひとつ。1977年のマイナーチェンジではフロントはダブルディスク化され進化に余念のないモデルでした。
価格もリーズナブルでありながら、品質に妥協はありません。全国標準現金価格で468,000円という価格設定は、多くのバイク愛好家に手に取っていただけたことでしょう。
目次
CB750FOUR−Ⅱ 主要諸元
型式 | CB750F |
---|---|
エンジン種類 | 4ストローク 直列4気筒 SOHC |
エンジン冷却方式 | 空冷 |
排気量 | 736cc |
シリンダーボア | 61mm |
ピストンストローク | 63mm |
圧縮比 | 9.2:1 |
最高出力/回転数 | 65ps/8500rpm |
最大トルク/回転数 | 5.9kgf•m/7500rpm |
燃料供給方式 | キャブレター |
エンジン始動方式 | セルフ・キック式 |
トランスミッション | 5速MT |
全長 | 2190mm |
全幅 | 860mm |
全高 | 1160mm |
ホイールベース | 1470mm |
最低地上高 | 140kg |
車両重量 | 244kg |
燃料タンク容量 | 17L |
乗車定員 | 2名 |
駆動方式 | チェーンドライブ |
フレーム型式 | ダブルクレードルフレーム |
ブレーキ(前) | ディスク式 |
ブレーキ(後) | ディスク式 |
タイヤ(前) | 3.25-19 |
タイヤ(後) | 4.00-18 |
CB750FOUR−Ⅱ 外観の魅力
王者たる貫禄を見せる一方で、発売当時は巨大すぎるあまり乗り手を選んだとされたCB750FOUR。次世代モデルとして登場したCB750FOUR−Ⅱでは積極的にスリム化が図られた様に感じます。
直線的なデザインのタンクとテールカウルの採用は従来のCB750FOURのトラディショナルなイメージから近代的なスポーツバイクとしての印象を強めました。
また国内初の前後ディスクブレーキと共に、1977年マイナーチェンジではヨーロッパ2輪耐久ロードレースにて輝かしい結果をもたらしたホンダRCBにも装着されていた星型コムスターホイールを採用していました。
そしてもっとも賛否を呼んだのが4in1マフラー。当時流行の兆しを見せていた集合管マフラーをCB750FOUR−Ⅱに採用。空冷4発と同様に象徴とされてきた左右4本出しマフラーから大きな変更となり、車体のスリムさも相まって「ナナハンの迫力に欠ける」という辛辣な評価を得る結果となってしまいました。
しかし当時としては裏目に出てしまったアップデートは現代では貴重さを助長する特別な要素へと変わり、”レアなCBナナハン”として希少性を高めていると言えます。
CB750FOUR−Ⅱのメッキパーツを史上”最鏡”に!
当時こそは人気が振るわなかったものの、今では唯一無二の魅力が光る名車『CB750FOUR−Ⅱ』。デザインの独創性に加えて車体を美しく飾るメッキパーツにも目が惹かれます。
塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・
車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。
それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。
またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。
愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。
メッキのサビ取りにはサビトリキング!(使い方)
メッキにはミクロン単位の無数の小さな穴が空いています。そこから水分が入り、点サビが発生し徐々に下地に侵食するのですが、そのサビを無理やり落とそうとすれば傷付けたくないメッキの表面まで傷めてしまいます。
そこで登場するのがNAKARAIの『サビトリキング』です!
サビトリキングはメッキに反応しにくく、サビにのみ反応しやすい薬品を使用しているので傷付けたくないメッキ部分の皮膜を極力ダメージを与えずサビを落としてくれます。
使い方は容器をよく振り、専用クロスにたっぷり塗布してクロスの表面をこまめに変えながら撫でる様に優しく磨くだけです!(※クロス面の同じ箇所で磨き続けると、取れたサビでメッキを傷付ける可能性があります。また金・銀・銅メッキには使用不可です。ステンレス製品にも使用頂けますが、黒ずみが発生しますので黒ずみがなくなるまで乾拭きをしてください。但し、鏡面仕上げのステンレスへのご使用は避けてください。)
メッキ磨きにはミガキング!(使い方)
メッキ磨きに重要なのは如何に少なく磨くかです。磨くという行為の回数を減らす事がメッキの寿命を左右しますので、少なければ少ないほどメッキには良いのです。
しかし、汚れやくすみを綺麗にするには力を込めて何度も磨かなければ落ちないというジレンマに陥ってしまいますね。
そんな問題を解決してくれるのがNAKARAIの『ミガキング』です!
ミガキングはその名の通り、メッキを磨く為に開発された専用のケミカルです。意外と繊細なメッキの表面を極限まで優しく磨く事ができるメッキの磨き材で、少ない磨き回数で効率良く汚れやくすみを除去してくれます。
ミガキングの使い方は、同梱の専用クロスに適量を垂らしとにかく優しく撫でる様に磨くだけです。
経年で劣化したメッキパーツにももちろん効果的ですが、新車購入時に傷のない状態のメッキパーツに使用していくのも非常にオススメです。間違ったお手入れ方法で傷ませず、ミガキングの様なメッキ磨きに特化した正しいケミカルを磨いて上げるのがメッキの寿命を左右します。
メッキの保護材にはメッキング!(使い方)
愛車のメッキがサビトリキング、もしくはメッキングで美しく仕上がった所で、表面に保護材を塗ってあげましょう!せっかく綺麗になったメッキの表面が保護できていなければ、またサビが発生しやすくなります。
そこでメッキの保護に適したケミカルがNAKARAIの『メッキング』です!
メッキングにはそういったメッキに優しくない成分である研磨剤を含まないメッキの保護剤です。メッキの表面にダメージを与えず効果的に保護皮膜を作る事が出来ます。
しかもメッキングによって出来た保護皮膜はクロームメッキの表面にある無数の穴を埋める事ができ、クロームメッキの弱点を補う事が出来るのです。使い方としては専用のクロスでとにかく薄く薄く!が基本です。
メッキング塗布後は、酸素・水・油・埃などの腐食の原因を寄せ付けない保護膜を形成する事です。その効果については梅雨時期に野外放置しても保護効果を発揮します。クロームメッキの天敵である水分から守り錆を発生しにくくしてくれるのです。屋外保管が多い車やバイクであればかなり重要な性能です。
100%食い止める事は難しいですが、定期的に重ね塗りをしてあげれば永続的に錆から守ってくれるので新車購入時にこそメッキングによるお手入れが重要になってきます。
それぞれの”KING”の使い方の組み合わせ
様々なメッキパーツに対する困りごと・お悩みを解決するためにNAKARAIが誇るそれぞれの”KING”の使い方の組み合わせをご紹介します。
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
メッキ加工の事ならNAKARAI
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クロムメッキの事についてもっと知りたい方は
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。