画像参照元…ホンダ公式ページ
ホンダが誇るもうひとつのCB『CB500 FOUR』
DREAM CB500FOURは1971年4月1日に発売されたオンロードバイク。ホンダにはフラグシップモデルであるCB750FOURが既に存在していましたが、当時としては巨大すぎる車体が日本人にとっては少々持て余すバイクであったのも事実。高性能でありながらも乗り手を選ぶ面もありました。
そこで多くのユーザーが扱いやすい4ストローク4気筒エンジン搭載の大型バイクを開発が急務となり、誕生したのがこのCB500FOURです。ホンダの誇る名車CB750FOURに次ぐ空冷4発の大型バイクとして登場しましたが、排気量を500ccに抑える事で車体自体もコンパクト化したとても扱いやすいバイクです。
最高出力は48ps/9000rpm、最大トルクは4.1kgf•m/7500rpmの高回転型の4ストロークエンジン。ボアストロークは56×50.6mmとなっています。750ccから縮小した500ccという排気量ですが、余裕を残した絶妙な排気量設定でトルクフルな発進とスムーズな加速が心地良いマシンとなっています。
強制開閉式キャブレターを採用した事でアクセルレスポンスにも優れており、スロットルバルブの開閉にはリンク機構を設ける事でクセのない操作が可能となっています。
CB750FOURと同じで横に大きく広がった4発エンジンが印象的で、ダブルクレードルの隙間を縫って伸びるエキゾーストパイプが印象的です。その雰囲気はまさにホンダの空冷4発そのもの。決してCB750FOURの廉価版ではない独自の個性と魅力を持った、ホンダの誇るもうひとつのCBとも言えます。
目次
ホンダ CB500 FOUR 主要諸元
グレード | DREAM CB500 FOUR |
---|---|
型式 | CB500E |
エンジン種類 | 4ストローク直列4気筒2バルブSOHC |
エンジン冷却方式 | 空冷 |
排気量 | 498cc |
シリンダーボア | 56mm |
ピストンストローク | 50.6mm |
圧縮比 | 9:1 |
最高出力/回転数 | 48ps/9000rpm |
最大トルク/回転数 | 4.1kgf•m/7500rpm |
燃料供給方式 | キャブレター |
エンジン始動方式 | セル式/キック式 |
トランスミッション | 5速MT |
全長 | 2105mm |
全幅 | 825mm |
全高 | 1115mm |
ホイールベース | 1405mm |
最低地上高 | 165mm |
車両重量 | 196kg |
燃料タンク容量 | 14L |
燃料消費率 | 34.0km/L |
乗車定員 | 2名 |
動力伝達方式 | チェーンドライブ |
フレーム型式 | ダブルクレードルフレーム |
ブレーキ(前) | シングルディスク |
ブレーキ(後) | ドラム |
タイヤ(前) | 3.25−19 |
タイヤ(後) | 3.50−18 |
CB500 FOURの外観の特徴
CB500FOURの特徴と言えば空冷4発エンジンを搭載したCBの魅力をそのままに、スリム&コンパクトにまとまった車体です。ヨーロピアンな外観でスマートなデザインは旧車好きでなくとも思わず見惚れてしまう様な美しい仕上がりです。
タンクはティアドロップ型のスリムな形状で容量は14Lと欲張りすぎないものとなっています。CB500FOURに設けられた深みのあるゴールドとブラックのツートンにホワイトのHONDAのロゴがなんともお洒落。また豊満なボリュームのシートはロングツーリングでも快適なライディングを実現してくれます。
CB500FOURで最も印象的なのはマフラー。左右4本出しというデザインは兄貴分であるCB750FOURと同じですが、注目すべきはサイレンサーの形状です。マフラーエンドは窄んだ形状をしたトランペットマフラーと呼ばれるものです。まさに楽器の様に心地良いサウンドを奏でるマフラーとしてはピッタリのデザインと言えます。
足回りはフロント19インチ、リア18インチのタイヤを装着。ブレーキシステムはフロントは油圧式シングルディスクでリアはドラム仕様となっています。重厚感のある金属製フェンダーが足回りを美しく飾ります。
シンプルでありながらも個性的な外観のCB500FOURは独特な雰囲気で、唯一無二の存在感を放っています。
CB500 FOURのメッキパーツを史上”最鏡”に!
以上、ホンダの名車『CB500FOUR』のご紹介でした。CB750FOURの陰に隠れがちなバイクですが、CB系譜でも扱いやすく個性的なモデルで、独特の魅力に溢れた一台です。
そしてCB500FOURの様な旧車・絶版車を所有するのであれば、やはり外装のコンディションの維持には気を付けていきたいところです。
もちろん塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・
車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。
それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。
またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。
愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。
メッキのサビ取りにはサビトリキング !(使い方)
メッキにはミクロン単位の無数の小さな穴が空いています。そこから水分が入り、点サビが発生し徐々に下地に侵食するのですが、そのサビを無理やり落とそうとすれば傷付けたくないメッキの表面まで傷めてしまいます。
そこで登場するのがNAKARAIの『サビトリキング』です!
サビトリキングはメッキに反応しにくく、サビにのみ反応しやすい薬品を使用しているので傷付けたくないメッキ部分の皮膜を極力ダメージを与えずサビを落としてくれます。
使い方は容器をよく振り、専用クロスにたっぷり塗布してクロスの表面をこまめに変えながら撫でる様に優しく磨くだけです!(※クロス面の同じ箇所で磨き続けると、取れたサビでメッキを傷付ける可能性があります。また金・銀・銅メッキには使用不可です。ステンレス製品にも使用頂けますが、黒ずみが発生しますので黒ずみがなくなるまで乾拭きをしてください。但し、鏡面仕上げのステンレスへのご使用は避けてください。)
メッキ磨きにはミガキング!(使い方)
メッキ磨きに重要なのは如何に少なく磨くかです。磨くという行為の回数を減らす事がメッキの寿命を左右しますので、少なければ少ないほどメッキには良いのです。
しかし、汚れやくすみを綺麗にするには力を込めて何度も磨かなければ落ちないというジレンマに陥ってしまいますね。
そんな問題を解決してくれるのがNAKARAIの『ミガキング』です!
ミガキングはその名の通り、メッキを磨く為に開発された専用のケミカルです。意外と繊細なメッキの表面を極限まで優しく磨く事ができるメッキの磨き材で、少ない磨き回数で効率良く汚れやくすみを除去してくれます。
ミガキングの使い方は、同梱の専用クロスに適量を垂らしとにかく優しく撫でる様に磨くだけです。
経年で劣化したメッキパーツにももちろん効果的ですが、新車購入時に傷のない状態のメッキパーツに使用していくのも非常にオススメです。間違ったお手入れ方法で傷ませず、ミガキングの様なメッキ磨きに特化した正しいケミカルを磨いて上げるのがメッキの寿命を左右します。
メッキの保護材にはメッキング!(使い方)
愛車のメッキがサビトリキング、もしくはメッキングで美しく仕上がった所で、表面に保護材を塗ってあげましょう!せっかく綺麗になったメッキの表面が保護できていなければ、またサビが発生しやすくなります。
そこでメッキの保護に適したケミカルがNAKARAIの『メッキング』です!
メッキングにはそういったメッキに優しくない成分である研磨剤を含まないメッキの保護剤です。メッキの表面にダメージを与えず効果的に保護皮膜を作る事が出来ます。
しかもメッキングによって出来た保護皮膜はクロームメッキの表面にある無数の穴を埋める事ができ、クロームメッキの弱点を補う事が出来るのです。使い方としては専用のクロスでとにかく薄く薄く!が基本です。
メッキング塗布後は、酸素・水・油・埃などの腐食の原因を寄せ付けない保護膜を形成する事です。その効果については梅雨時期に野外放置しても保護効果を発揮します。クロームメッキの天敵である水分から守り錆を発生しにくくしてくれるのです。屋外保管が多い車やバイクであればかなり重要な性能です。
100%食い止める事は難しいですが、定期的に重ね塗りをしてあげれば永続的に錆から守ってくれるので新車購入時にこそメッキングによるお手入れが重要になってきます。
それぞれの”KING”の使い方の組み合わせ
様々なメッキ パーツに対する困りごと・お悩みを解決するためにNAKARAIが誇るそれぞれの”KING”の使い方の組み合わせをご紹介します。
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
メッキ加工の事ならNAKARAI
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クロムメッキの事についてもっと知りたい方は
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。