東京リベンジャーズで再燃!!『ホンダCB250T HAWK』マイキーのバブ

史上最鏡を手に入れろバナー東京リベンジャーズで再燃!!マイキーのバブ『ホンダCB250T HAWK』

ホンダ CB250T HAWK

画像参照:ホンダ公式ページ

【東卍で再燃したCB250T HAWK】

鬼滅の刃、呪術廻戦に続く大ヒットを記録している『東京リベンジャーズ』先の2作品は集英社の週刊少年ジャンプ連載の漫画ですが、『東卍』(東リベと言う略称も有りますが、個人的に東卍が好みなので)は講談社の少年マガジンで連載の漫画です。

あらすじとしては(一部ネタバレになるかも知れませんのでご注意を!)中学時代は元ヤンキーで、26歳の現代(作品では2017年と言う設定)フリーターの主人公の花垣武道の中学時代の初恋相手である橘日向が『東京卍會』によって命を奪われ、武道本人も何者かによって命を狙われた事をきっかけにタイムリープに目覚め、初恋相手を助けるべく未来を変える為に奮闘すると言うSF漫画です。

面白いのがそのタイムリープのSFサスペンス要素とヤンキー漫画を見事に組み合わせた、全く新しいストーリーで連載からジワジワと人気を伸ばし、アニメ化され現在では人気作品として注目を浴びています。

SFサスペンスらしい随所に散りばめられた伏線や迫力の喧嘩シーン、胸熱な展開など男であれば誰しも夢中になれる要素がふんだんに折り込まれています。もちろん登場人物も個性的で、特に武道が所属する東京卍會の初代総長である佐野万次郎(通称マイキー)は最強の男と謳われ、作中でもトップクラスの人気を誇る登場人物です。

今回はそのマイキーが作中で乗っている愛車『ホンダCB250T HAWK』についてご紹介致します。

人気漫画の人気キャラが乗っている実在のバイクですから、当然のごとくCB250Tも最近では注目を浴びています。作中でも出てきてはいますが、CB250Tは『バブ』と言う愛称で呼ばれています。その個性的な名前の由来は超単純なもので、排気音が「バブゥーー!!」と聞こえる事からそう呼ばれる様になりました。もう少し違ったネーミングはなかったのかと疑問に思う事も有りますが、このちょっとハズした感じの愛称の付け方こそ、ある意味バイクへの愛情を感じる部分でも有ります。

【CB250T HAWKの主な使用】

CB250T HAWK通称バブ(以下バブ)の誕生は1977年7月。ドリームCB250のフルモデルチェンジ版で実質的な後継車種に当たりますが、名前に『HAWK』とある通り、CB400T HAWKⅡの兄弟車として幅広く認知されています。バブの主な仕様はこの様になっております。

 

〈エンジン〉

・型式 CB250T

・空冷並列2気筒 4ストロークOHCエンジン

・総排気量 249cc

・燃料供給方式 キャブレター

・内径(シリンダーボア) 62mm

・行程(ピストンストローク)41.4mm

・始動方式 セルフ・キック併用

・燃料 レギュラーガソリン

・変速機 5速MT

 

〈寸法〉

・全長 2135mm

・全幅 840mm

・全高 1170mm

・ホイールベース 1395mm

・最低地上高 160mm

・車両重量 178kg

 

〈性能〉

・最高出力/回転数 26ps/10000rpm

・最大トルク/回転数 2kgf•m/8500rpm

・燃料消費率 40.0km/L(50km/h走行時)

・燃料タンク容量 14リットル

・最小回転半径 2.2メートル

・乗車定員 2名

 

〈制動装置他〉

・フロントブレーキ 油圧式ディスクブレーキ

・フロント懸架方式 正立テレスコピックフォーク

・リアブレーキ 機械式リーディングトレーディング

・リア懸架方式 スイングアーム式

・タイヤサイズ(前・後) 3.60−18 ・ 4.10−18

・タイヤタイプ チューブタイヤ

最高出力回転数は10000rpmと四輪車で考えればかなり回さなければならない様な印象ですが、二輪車の場合はざらにある様で、4気筒250ccでも18000rpm以上回るマシンも有ります。しかしそれにしても高回転型には変わりは無いので250ccながら良く回るバイクだったに違い有りません。

【バブの外観】

バブはCBシリーズの中でも若々しいと言うか、ヤンチャな印象を受ける外観をしています。これは兄弟車であるCB400T HAWKⅡの外観をそのまま踏襲したデザインで、まさにそのまま250ccに縮小した様な感じです。

ホンダの名車として名高いHAWKの弟的存在のバイクですから、東卍のマイキーも惚れ込んだのには納得がいくデザインです。そんな外観についてじっくり語っていきたいと思います。

まずタンクを見てみると角ばっており、タンクに施された直線的なストライプのデザインと上手くマッチした形状となっております。タンク中央にはシンプルな『HONDA』の立体エンブレムの装飾がされています。当時のホンダのオールドウイングエンブレムが好きは私にとっては少し物足りない感じがしますが、シンプルな形状のタンクとの相性もバランスは良いものとなっています。

またタンク容量は14リットルと、250ccにしてはかなり余裕が有ります。燃費は40.0km/L(50km/h走行時)と単気筒らしい低燃費で、単純計算で満タン巡航で560km、実燃費を30km/Lと過程しても420kmと、十分な燃費性能も持っています。上手く空間拡張を施し見た目以上に大容量なので、タンク形状の見た目以上にしっかり容量を確保しています。初期のバブのタンクはその形状から『ヤカン』と呼ばれており、言われて見れば確かにヤカンっぽいなと思います。意外にこれが評判が悪かった様でのちのマイナーチェンジではタンクデザインが刷新されたそうです。

次にハンドルですが、これがまた特徴的な形状をしており大きく反り上がったアップハンドルは迫力も去る事ながら、ライダーを大きく腕を広げた威圧的なポジションにさせてくれます。ナチュラルなポジションも良いですが、こういったハンドルチョイスをする事で、ライダーのハートを奮い立たせ『その気』にさせる工夫をしているのでしょうか。

続いてシートですが直線的なタンクと愛称の良い、シンプルなタックロールシートで旧車らしい程よい分厚さを持ったシートとなっております。タンデム部分には大きなグラブバーが装着されており、リア周りに重厚感を与えてくれます。

足回りに目を向けると前後18インチタイヤに装着されているのはスポークホイールで、フロントのブレーキシステムはシングルディスク、フェンダーはメッキフェンダーを採用するなど、シンプルかつスマートで垢抜けた印象です。

サイドカバーは程よい膨らみを持っており、一見オイルタンクかな?と思いましたが、ウエットサンプエンジンなので、そこにはオイルタンクではなくバッテリーケースが。キャブレターとつながったサイドカバーの形状は見事なフィット感で、細かい造形への拘りを感じます。

この様にシンプルで有りながら秀逸なデザインのバブは日本車らしいと言うより、ヨーロピアンスタイルに近い外観で、ヤンチャな感じもしますがどこか品のある紳士的な印象も受けます。

ちなみに後期型になるとスポークホイールは星形のコムスターに変更されシートはメイン部分を大きくえぐり、テール部分がツンと跳ね上がった段付きシートへ。タンクも14リットルから13リットルへ縮小されました。全体的によりスマートで洗練されたデザインへ進化し、更に250HAWKシリーズとしての完成形へと近付きました。

【独特なエンジン造形】

バブに搭載された250cc空冷直列2気筒3バルブOHCエンジンは、外観と非常にマッチした美しくもメカメカしい造形をしており、旧車好きのハートをここぞとばかり刺激します。

角ばったエンジン本体に深く刻まれたフィンと対照的に、クランクケースは曲線を用いていますが、絶妙な組み合わせで結果として美しいエンジン造形をつくり上げています。クランクケースのブランク部分には飾り溝のローレット加工が施されています。250ccだからといって作りには妥協せず、拘りがしっかり感じられるエンジンとなっています。

そのエンジンから伸びるマフラーは、ハートを刺激する左右2本出しマフラー。サイレンサー形状は大きく後ろ部分が広がったメガホンタイプを採用されています。このマフラーのおかげでリアビューの迫力が増しており、その存在感をより強調します。

2気筒とだけあって重厚感のあるエンジンは250ccで有りながら、マッスルな印象を与えライダーの所有欲も満たしてくれる事は間違い無いでしょう。

【独特なニックネーム】

前述にもある様に、『バブ』の名前の由来は「バブゥーーーー」と言う排気音です。その他にはこちらも先に書いていましたがタンク形状から取られた『ヤカン』は初期の野暮ったいタンク形状から付けられました。

更に当時のバイク好きの愛のあるいじりは留まる事を知らず、ペインティングからも個性的な愛称を捻り出します。250オリジナルの先に向かって広がったラインが3本並んだデザインが施されたペイントのバブには『ラッパ』と言う名が付けられています。ちなみに400オリジナルのブラウンカラーは『タヌキ』と呼ばれていました。

この様に様々な愛称を付けられてきたバブですが、その愛称の多さから当時のバイク好きたちから愛されていた事を物語っています。

【マイキー仕様のバブを解析】

東京リベンジャーズの作中で、東京卍會総長『無敵のマイキー』が乗るバブの仕様を簡単に解析して見ます。タンクは東卍を象徴する『卍』を模したペイントが施されています。シートは段付きシートですが、形状からして後期型の純正シートの様にも見えます。

ハンドルも純正の様ですが、マフラーは2IN1のショート管に換装されています。またホイールは一見こちらも後期型のコムスターホイールの様ですが、よく見ると3本スポークのキャストホイールにも見えます。

この様にマイキーはバブを見事に自分好みの愛機に仕上げており『如何にも』な印象も受けますが、このやりすぎないカスタムがまたセンスの高さを感じます。

ネットを検索すればこのマイキー仕様のCB250Tの実車が出てくるので、やはり現代のバイク好きたちにも確かに影響を与えている様です。

またアニメ化もされており、もちろんこちらも大ヒット放映中で実写映画化もされています。(2021年7月9日公開)まさに社会現象に近い人気作品となっています。

漫画でもアニメでも映画でも活躍するマイキーのバブの姿を目に焼き付けましょう。以上ホンダ『CB250T HAWK』のご紹介でした。

 

愛車はどのKING?

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※マフラー&液パイにつきましては再メッキ後(再生品の為) ピンホールが原因(ガスが発生)で熱が加わった時点(エンジンをかけた)で膨れる可能性があります。
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ですので、御社にお渡しする時はもちろんメッキ膨れがない状態でお渡しいたしますが、その後膨れは一切ノークレームになります。

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ウルフt125マフラー再メッキした画像

ウルフ125tマフラーを再メッキいたしました

マフラー再メッキ後

再メッキ後

マフラー再メッキ後

再メッキ前

カワサキ750RS(Z2)

1マフラー再メッキ前左側2マフラー再メッキ後左側
再メッキ前再メッキ後

 

3マフラー左側凹み4マフラー凹み修理後再メッキ後
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クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

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初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

クロームメッキが錆びる原因【構造

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