画像参照元…ホンダ公式ページ
ホンダが誇る本格派ツアラー『CB1300スーパーツーリング』
2009年の暮れ、ホンダが満を持して市場に投入したのが『CB1300スーパーツーリング』(以下CB1300ST)です。シリーズの最高峰とも言えるCB1300の本格派ツアラーとして登場し、高い走行性能を持ち積載性・快適性を追求した究極の一台です。
ベースとなっているのはSC54型CB1300で、搭載エンジンは1284cc水冷直列4気筒4バルブDOHC。ボアストロークは78×67.2mm、最高出力は100ps/7000rpm、最大トルクは113N•m/5500rpmを誇っています。
2005年に登場したスーパーボルドール同様に大型フェアリングを装備している為、一見違いが見られない様に思えます。しかし、左右に装着された容量29Lのパニアケース・アップハンドル化・スクリーンの大型化など、ツアラーとしての装備を充実させています。もちろん装備を増やすにあたって基本的な設計も見直されており、スイングアームやシートレール、ヘッドパイプなどの剛性アップが図られています。
またシリーズとして初めてABSが標準で装備されたのもCB1300STです。もともと高い走行性能を誇っていたのに加えて安全性能も向上し、長距離ツーリングにおいてより頼れるマシンとして醸成されています。
残念ながら2014年にはスーパーボルドールと統合される形でラインナップから姿を消してしまった為、スーパーツーリングとしてのCB1300は中古市場において球数の少ない希少種となっています。
目次
CB1300ST 主要諸元(参考年式:2012年モデル)
- 車体型式:EBL−SC54
- エンジン型式:SC54E
- 種類:4ストローク直列4気筒4バルブDOHC
- 冷却方式:水冷
- 総排気量:1284cc
- 燃料供給方式:フューエルインジェクション
- 内径(シリンダーボア):78mm
- 行程(ピストンストローク):67.2mm
- 圧縮比:9.6:1
- 最高出力/回転数:73kW(100ps)/7000rpm
- 最大トルク/回転数:113N•m(11.5kgf•m)/5500rpm
- 使用燃料:レギュラーガソリン
- 始動方式:セルフスターター式
- 変速機:リターン式5速MT
- 全長:2200mm
- 全幅:890mm
- 全高:1205mm
- ホイールベース:1510mm
- 最低地上高:125mm
- シート高:780mm
- 車両重量:284kg
- タイヤサイズ(前):120/70ZR17
- タイヤサイズ(後):180/55ZR17
- 乗車定員:2名
- 燃料タンク容量:21L
- 燃料消費率:25.5km/L
- フレーム型式:ダブルクレードルフレーム
- 動力伝達方式:チェーンドライブ
- ブレーキ(前):油圧式ダブルディスク
- ブレーキ(後):油圧式ディスク
CB1300ST の特徴
基本的に外観はボルドール譲りのエッジの効いたスポーティなデザインです。装着された大型フェアリングは流麗かつシャープな造形で、フロントフェイスは凛々しさがあります。ツアラーとしてのCB1300だとすぐさま認識できるアイコニックな顔付きです。ワイド化されたスクリーンは風の巻き込みを効果的に抑制し、ライダーの負荷を軽減させてくれます。
パニアケースもボディのカウリングに自然と馴染む様にデザインされているのもポイントです。ケースにはホンダウイングのロゴが入れられています。
カラーリングはパールサンビームホワイト×キャンディアルカディアンレッド×サイクロンブルーメタリック、グラファイトブラックにブラック塗装ホイール。そしてパールサンビームホワイト×アルカディアンレッドにゴールド塗装のホイールというバリエーション。2012年モデルでは全てゴールドホイールに統一されました。特にレッド系×ホワイト系のツートンカラーはホンダのフラグシップらしい配色です。
2011年にはパールサンビームホワイト単色にホワイト塗装ホイールのCB1300ST SpecialEditionが登場しました。
エンジンもブラック塗装が施されており、重厚感を演出しています。鈍く黒く光るエンジンから伸びるエキゾーストパイプは1本のサイレンサーにまとめられた4IN1の集合管を採用。パニアケースとの干渉を考慮して他のCB1300と比べて低めの角度で装着されています。
また、より快適な長距離ツーリングを実現する為にGPSナビやグリップヒーターのオプションも用意されていました。ツアラーとしては一切の抜け目のない充実した装備で、オーナーは乗り出しから完成された状態でツーリングを楽しむことが出来ました。
CB1300 スーパーツーリング メッキ パーツ を史上”最鏡”に!
CB1300STとしての販売は僅かですが、ツアラーとしてもスポーツバイクとしてもポテンシャルが高い珠玉の一台です。シャープなデザインのフェアリングとメリハリのあるエンジンに加えて、マフラーやハンドルのメッキがキラリと輝くのもとても魅力的です。それ以外にもメッキパーツを増やすなどして、カスタマイズすればよりオリジナリティー溢れるマシンに仕上がることでしょう。
そして塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・
車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。
それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。
またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。
愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。
メッキのサビ取りにはサビトリキング !(使い方)
メッキにはミクロン単位の無数の小さな穴が空いています。そこから水分が入り、点サビが発生し徐々に下地に侵食するのですが、そのサビを無理やり落とそうとすれば傷付けたくないメッキの表面まで傷めてしまいます。
そこで登場するのがNAKARAIの『サビトリキング』です!
サビトリキングはメッキに反応しにくく、サビにのみ反応しやすい薬品を使用しているので傷付けたくないメッキ部分の皮膜を極力ダメージを与えずサビを落としてくれます。
使い方は容器をよく振り、専用クロスにたっぷり塗布してクロスの表面をこまめに変えながら撫でる様に優しく磨くだけです!(※クロス面の同じ箇所で磨き続けると、取れたサビでメッキを傷付ける可能性があります。また金・銀・銅メッキには使用不可です。ステンレス製品にも使用頂けますが、黒ずみが発生しますので黒ずみがなくなるまで乾拭きをしてください。但し、鏡面仕上げのステンレスへのご使用は避けてください。)
メッキ磨きにはミガキング!(使い方)
メッキ磨きに重要なのは如何に少なく磨くかです。磨くという行為の回数を減らす事がメッキの寿命を左右しますので、少なければ少ないほどメッキには良いのです。
しかし、汚れやくすみを綺麗にするには力を込めて何度も磨かなければ落ちないというジレンマに陥ってしまいますね。
そんな問題を解決してくれるのがNAKARAIの『ミガキング』です!
ミガキングはその名の通り、メッキを磨く為に開発された専用のケミカルです。意外と繊細なメッキの表面を極限まで優しく磨く事ができるメッキの磨き材で、少ない磨き回数で効率良く汚れやくすみを除去してくれます。
ミガキングの使い方は、同梱の専用クロスに適量を垂らしとにかく優しく撫でる様に磨くだけです。
経年で劣化したメッキパーツにももちろん効果的ですが、新車購入時に傷のない状態のメッキパーツに使用していくのも非常にオススメです。間違ったお手入れ方法で傷ませず、ミガキングの様なメッキ磨きに特化した正しいケミカルを磨いて上げるのがメッキの寿命を左右します。
メッキの保護材にはメッキング!(使い方)
愛車のメッキがサビトリキング、もしくはメッキングで美しく仕上がった所で、表面に保護材を塗ってあげましょう!せっかく綺麗になったメッキの表面が保護できていなければ、またサビが発生しやすくなります。
そこでメッキの保護に適したケミカルがNAKARAIの『メッキング』です!
メッキングにはそういったメッキに優しくない成分である研磨剤を含まないメッキの保護剤です。メッキの表面にダメージを与えず効果的に保護皮膜を作る事が出来ます。
しかもメッキングによって出来た保護皮膜はクロームメッキの表面にある無数の穴を埋める事ができ、クロームメッキの弱点を補う事が出来るのです。使い方としては専用のクロスでとにかく薄く薄く!が基本です。
メッキング塗布後は、酸素・水・油・埃などの腐食の原因を寄せ付けない保護膜を形成する事です。その効果については梅雨時期に野外放置しても保護効果を発揮します。クロームメッキの天敵である水分から守り錆を発生しにくくしてくれるのです。屋外保管が多い車やバイクであればかなり重要な性能です。
100%食い止める事は難しいですが、定期的に重ね塗りをしてあげれば永続的に錆から守ってくれるので新車購入時にこそメッキングによるお手入れが重要になってきます。
それぞれの”KING”の使い方の組み合わせ
様々なメッキ パーツに対する困りごと・お悩みを解決するためにNAKARAIが誇るそれぞれの”KING”の使い方の組み合わせをご紹介します。
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
メッキ加工の事ならNAKARAI
メッキング&サビトリキングを購入する
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。