画像参照元…ホンダ公式ページ
究極のシンプル『CB400SS』
今回ピックアップしたのはホンダ『CB400SS Special Edition』。
ベースとなっているのはホンダが誇る究極のシンプルネイキッドバイク『CB400SS』で、2001年10月に発売されました。397ccビッグシングルエンジンを搭載し、趣のあるクラシカルな見た目とナチュラルな乗り心地が魅力的な一台です。
その出で立ちからヤマハのビッグシングルバイクSR400を意識しているのは一目瞭然ですが、単純に追従したのではなくホンダらしさをふんだんに取り入れたオリジナリティ溢れる外観の、誰からでも愛されるホンダのビッグシングルとなっています。
車名にホンダのフラグシップモデルやそのモデルを代表するバイクに受け継がれてきた『CB』の文字を冠しており、『SS』は『Standard Single』(途中からSingle Sportsの意味合いに変更)の頭文字を取ったものです。まさにホンダを代表するストリートバイクのスタンダードモデルである事を示唆している様にも感じます。
CB400SSの姉妹車にあたるのは同じくビッグシングルのデュアルパーパスモデルのCL400(1997−2002年)です。このCL400もクラシカルなスクランブラースタイルが魅力的なバイクで、基本的なコンポーネントを共有しています。
残念ながら、CB400SSも2008年に排ガス規制強化に伴って生産終了してしまいましたが、絶版車になって10年以上経った現在でも、その魅力は褪せることはありません。むしろシンプルでクラシカルな外見だからこそいつの時代でも流行り廃りに流されないのかも知れません。
CB400SSは登場した2001年から2008年の間、大きなモデルチェンジはなかったものの、年式によって個性溢れるカラーリングや、特別仕様車なども登場しました。また、全モデルを通してヤマハのSR同様にキックスターター式を採用していたのも非常に魅力的で、よりクラシックスタイルを追求したかの様なカスタムベースとしても人気があります。(途中からセル併用へ変更)
目次
特別仕様のCB400SS Special Edition
今回はそんなCB400SSの中でも特別な一台である『CB400SS Special Edition』(以下CB400SS SE)をご紹介します。基本的な外観は変わらず特別色としてキャンディルビジウムレッドとグラファイトブラックの深みのあるシックなカラーリングを採用しています。
その他にも細かいスペシャルパーツがあしらわれており、登場も2007年とCB400SSの歴史においても終盤を飾るモデルとなっています。外観の細かな仕様については後ほど解説します。
CB400SS SEの主要諸元
車体型式
- 型式:BC−NC41
エンジン
- 型式:NC38E
- 種類(バルブ/気筒):単気筒4ストローク4バルブSOHC
- 冷却方式:空冷
- 総排気量:397cc
- 燃料供給方式:キャブレター
- 内径(シリンダーボア):85mm
- 行程(ピストンストローク):70mm
- 圧縮比:8.8
- 最高出力/回転数:21kW(29ps)/7000rpm
- 最大トルク/回転数:31N•m(3.2kgf•m)/5500rpm
- 使用燃料:レギュラーガソリン
- 始動方式:セルフスターター式/キックスターター式
- 点火方式:C.D.I.式
- プラグ型式:DPR8Z
- 潤滑方式:ドライサンプ式
- エンジンオイル全容量:2.2L
- 変速機:リターン式5速MT
- 操作方式:フットシフト
寸法
- 全長:2165mm
- 全幅:780mm
- 全高:1125mm
- ホイールベース:1405mm
- 最低地上高:160mm
- シート高:790mm
- 車両重量:159kg
- タイヤサイズ(前):100/90−19
- タイヤサイズ(後):110/90−18
- タイヤタイプ:バイアス/チューブタイヤ
性能
- 乗車定員:2名
- 最小回転半径:2.5m
- 燃料タンク容量:11L
- 燃料消費率:39.0km/L
構造
- フレーム型式:セミダブルクレードルフレーム
- 動力伝達方式:チェーン
- キャスター角:28°00’
- 懸架方式(前):テレスコピックフォーク(正立)
- 懸架方式(後):スイングアーム式
- ブレーキ(前):油圧式ディスク
- ブレーキ(後):機械式リーディングトレーリング
誰にでも受け入れられるフォルム
シンプルで愛嬌のあるフォルムは国籍性別年齢問わず、どの時代でもどの国でも長く愛されるバイクです。車体もスリムで、街乗りやワインディングでも軽快な走りを見せて入れます。
ラウンドタイプのヘッドライトとその上にマウントされたアナログの2連メーターというまさにスタンダードに相応しい癖のないフロントデザインです。
CB400SS SEの特別なカラーリングが施されたタンクはCL400と同様に曲線の美しいロングなティアドロップタイプで、容量は11Lとスリムな形状となっています。ツートンカラーの境目にはゴールドのラインを引くなどして細かなデザインにも拘りを感じられ、サイド部分にはホンダウイングのデカールが誇らしげに飾られています。
ハンドルはSR400に比べ少々高めのタイプが装着され、ハンドルに装着されたミラーもクラシカルなラウンドタイプが採用されています。SEではハンドルの先端にはクロームメッキの光沢が美しいバーエンドが装着されていますが
シートはシンプルなデザインで程よい厚みのあるダブルシートとなっていますが、ブラックとブラウンのシックなツートンカラーとなっており、これもSEの特別な仕様です。また、ふっくらとしたサイドカバーにもタンクカラー同様にキャンディールビジウムレッド塗装がされています。
足回りについてはフロント19インチ・リヤ18インチのクラシカルなスポークホイールを採用しています。メッキフェンダーを装着しており、シンプルで趣のある足回りを煌びやかに飾ってくれます。
ストリートがよく似合うCB400SSの基本的なフォルムに煌びやかなクロームメッキパーツや大人っぽいシックなカラーリングが魅力的なCB400SS SEは眺めているだけでも心が満たされる美しい一台となっています。
魅惑のビッグシングル
搭載エンジンはCB400SS同様の空冷397cc単気筒4ストロークSOHCエンジン。ボアストロークは85×70mm、最高出力は29ps/7000rpm、最大トルク31N•m/5500rpmとなっています。スピードを求めるエンジンではないので、特別なチューンでもしない限りはのんびり走るストリートバイクとして割り切るのが楽しく付き合って行けるかも知れません。
鼓動感とシガレットタイプのサイレンサーから放たれる小気味の良いマイルドなサウンドはまさにビッグシングルエンジンの醍醐味とも言えます。
エンジン造形も非常にシンプルで、空冷エンジンのすっきりしたデザインが魅力的です。エンジン始動方式はキックスターター(セル併用)というキック始動が好きな旧車好きにも嬉しい仕様。またCL400とCB400SSはXR400Rの基本的なエンジン設計を踏襲している為、潤滑方式はドライサンプとなっています。
カフェレーサースタイルの『アーバンカフェ』も魅力的
番外編的になりますが、CB400SSには2002年に『アーバンカフェ』モデルも登場。セパハンやロケットカウル、シングルシートなど純正とは全く違った攻めに攻めたカフェスタイルの特別仕様車となっており、SEと同様に非常に魅力的な一台です。
1わずか00台という限定販売で超希少モデルで、最近では流通している個体も非常に減っている為、レア車として価格が高騰しています。アルミタンクのインパクトも強烈で、一度見たらなかなか頭から離れない素敵なカフェスタイルのCB400SSです。
愛車をいつまでも美しく!
以上、ホンダの特別なスタンダードシングルバイク『CB400SS Special Edition』のご紹介でした。既に絶版車となっており、レアなモデルとも言える特別な一台で、趣のあるクラシックスタイルバイクとしてはもちろんのこと、その美しいカラーリングと洒落たパーツの数々はまさにストリートを彩るファッションバイクとしても魅力的です。
CB400SS SEの様な絶版車を所有するならばやはり気を付けたいのが外装コンディションの維持でしょう。美しい塗装・美しいメッキパーツはいつまでも艶やかで美しいままで保っていたいのはオーナーの願いのひとつでもあります。
もちろん、塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・
車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。
それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。
またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。
愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
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クロムメッキの事についてもっと知りたい方は
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。