画像参照元…日野レンジャー公式ページ
【HINO】レンジャー|日野自動車の中型トラック/HINO RANGER
日野レンジャーといえば、多くのトラックドライバーに愛用され、指示されているブランド力が高い中型トラックです。
メッキ加工や装飾とも相性が良く、ドライバーの個性を引き出す相棒としても、とても人気のある車種となっています。
また、見た目の美しさはもちろんですが、エンジンの馬力やトルクにも定評を得ていますよね。
日野自動車のトラック・バスの製造・販売実績は、とても優秀で、45年間国内トップシェアをキープしているのです。
この人気はどこから生まれたのでしょうか?
答えは、日野レンジャーの「長い歴史」と「進化する新機能の充実」です。
この記事では、日野レンジャーの「歴史」と「新機能」を詳しく掘り下げ紹介していきます。
絶大な人気を誇るトラックには、とても興味をそそる項目がたくさんありました。ぜひ一読してください。
レンジャー誕生から57年の歴史
日野レンジャーがこれほど「メジャー」で人気がある理由には、57年という大きな歴史が関係していました。
歴史を深掘りすることで、あらゆる世代に認知され使用され続けていたのか理解できるでしょう。
この項目では、初代から6代続くレンジャーの歴史をダイジェストにお伝えしていきます。
初代レンジャー
初代誕生は、1964年7月「MK300型」の登場です。
最大積載量は3,5トンの中型車でした。「レンジャー」という名称は、一般公募から選出したネーミングで「お客様の期待に応え、利益お約束するプロフェッショナルのためのトラック」を込めて名付けられています。
製造は、1964〜1984年の20年間で、3回のマイナーチェンジをしています。
ハイバックシート設置やサイドミラーの大型化により安全性も充実し、顧客の信頼度を上げてきました。
昭和54年排ガス規制にも適合しており、その信頼性から幅広いユーザーを獲得しています。
風のレンジャー・クルージングレンジャー
1980年2月〜1989年の9年間、通称「風のレンジャー」とし3代目レンジャーは誕生しました。
「新しい時代はいつも日野からはじまる」というキャッチコピーで、運送業界にアピールしていました。
マイナーチェンジは4回おこなれ、排ガス規制には昭和54・58年の2回に適合しています。
「角ばったキャビン」と「4つ目のヘッドライト」が印象的なレンジャーの最終形態になりました。
そして、1989年7月〜2001年の間で製造されたのは、「クルージングレンジャー」です。
「インタークーラーターボエンジンの搭載」や「コモンレール噴射システム導入」など、エンジンの向上が進んだタイプとなっています。
マイナーチェンジは3回おこなわれ。94年には「ライジングレンジャー」99年には「スペースレンジャー」と名称が変化したのです。
排ガス規制にも3回適合しており、さらには「ABS」や「車間距離警報装置」・「運転席エアバック」の開発など安全面もより強化されました。
5代目レンジャープロ(2001〜2017年)
2001年12月、フルモデルチェンジをした「レンジャープロ」です。
キャブデザインの一新が印象的な中型トラックになりました。
中型車(4トン型)としては初めてとなる「バンパー埋め込み式ヘッドライト」の採用が、キャブデザイン一新の主な特長となります。
フルモデルチェンジをした「レンジャープロ」は、翌年2002年に「グッドデザイン賞」を受賞することができました。
「レンジャープロ」はデザインもさながら、環境性能にも成果を上げています。
2006年10月には、低排気ガス重量車の認定が全車両におこなわれたり、直噴コモンレール式インタークーラーターボ車採用(2004年)で、PM排出量を85%に抑えることにも成功したいるのです。
2017年〜現行レンジャー
2017年4月に16年ぶりとなるフルモデルチェンジがおこなわれ、「日野レンジャー」として活躍しています。
安全性能の充実が主な特徴で、大型トラック「プロフィア」に搭載した「プリクラッシュセーフティ」や「車線逸脱警報」「横滑り防止装置」などが標準装備されました。
また、2019年には「オートハイビーム・点灯LEDヘッドライト」システム採用やドライバーモニターの設置などドライバーの負担軽減装置にも役立てられた設計にもなっています。
そしてエンジンには、新開発「5,1L直列4気筒DOHC16バルブ直噴ディーゼルエンジン」A05C型が全車両に搭載されました。
その他新機能に関しては、後ほどで詳しく説明していきます。
日野レンジャーの新機能の充実
日野自動車のコンセプトは、「人、そして物の移動を支え、豊かで住み良い世界と未来に貢献する」です。
このコンセプトをもとに、新型レンジャーは
- 燃費性能
- 安全性能
- 快適性能
日野レンジャーの燃費性能
「より多くのドライバーが燃料の消費量を減らせるように」
日野自動車は、トラックの燃費性能をアップすることで「経済的」「環境面」で物流業界をサポートしています。
「エンジン」「トランスミッション」を中心に改良することで、誰でも「優良ドライバーのような低燃費走行」の実現を可能としたのです。
A05Cエンジン
ダウンサイズ化したエンジンが、省燃費かつトルクの充実を実現し、燃費アップに貢献しています。
日野レンジャーに搭載するエンジンは、
- A05C-TC:最大出力191kW(260PS)最大トルク882N・m
2段過給ターボ・DPR+尿素SCR - A05C-TD:最大出力177kW(240PS)最大トルク833N・m
単段過給ターボ・DPR+尿素SCR - A05C-TE:最大出力177kW(240PS)最大トルク794N・m
単段過給ターボ・DPR+尿素SCR - A05C-TF:最大出力155kW(210PS)最大トルク706N・m
単段過給ターボ・DPR-Ⅱ - A05C-TG:最大出力140kW(190PS)最大トルク706N・m
単段過給ターボ・DPR-Ⅱ
この5種類で、 小排気量かつ高トルクを実現しています。さらに新トランスミッションを採用することで、燃費基準+5%達成車のセレクトが可能です。
低馬力仕様(A05C-TFまたはTG)に関しては、いわゆる「尿素フリー車」であり、定期的な尿素注入コストを削減することで経済性アップに貢献することができます。
トランスミッションの充実
トランスミッションをワイド化・多段化することで、省燃費走行のサポートが飛躍しています。
6AT(6速オートマ車)・マニュアル車に関しては、6・7段目をオーバードライブとしワイド化(7MTは多段化)することで運転性の快適や省燃費走行の実現が可能となり、経済的かつ運転のしやすいトラックが開発されました(ちなみに、7MT車はカーゴ車のみの搭載となります)。
さらに、「Pro Shift(AMT車)」をセレクトすることで、経験が浅いドライバーでも優良ドライバーのような低燃費走行の実現ができるようになったのです。
Pro Shiftの主な機能として、
- アクセル操作のみの自動発進
- ギアセレクター「SLOW」により微速走行がよりイージーに
- 「日野エコライン」と連動し、予測運転により低回転走行で低燃費走行が可能
よりイージーな操作方法かつエコドライブが可能となりました。
日野レンジャーの安全性能
「無事故日数の継続に向けて、できることを」考え導き出した「日野の安全性能」は、予測運転をはじめとし、様々な技術でドライバーをサポートしていきます。
ドライバーの運転支援はもちろん、運転者の状態までも注意深く監視をしサポートしてくれるのです。
サイトアラウンドモニターシステム
キャブの左右に取り付けたミリ波レーダーが、前方の死角情報を感知しドライバーに注意を促しサポートします。
見通しの悪い交差点での走行時、レーダーが衝突の恐れがある障害物を感知し、右左折時の安全を確保し未然の事故防止につなげます。
危険を予測した際には、運転席パネルメーターへの警告表示とブザーによる注意でドライバーに危険を通達するのです。
ドライバーにとっては、「死角に潜む危険をお知らせしてくれる」ありがたい機能となるでしょう。
ドライバーモニターⅡ
ドライバーの視線を内部カメラにより常時確認、異常を発見した場合に警報によりドライバーに注意勧告を促します。
オプション機能となりますが、あると便利なサポートです。
主に、ドライバーの「脇見」や「居眠り」運転による危険走行防止を目的としています。
長距離・夜間運転などでは、どうしてもドライバーの集中力が低下する場面がでできます。
重大事故の原因となる「脇見」「居眠り」を検知し通知してくれることで、早めに休憩を確保する意識が芽生えるでしょう。
日野レンジャーの快適性能
幅広いドライバーが働きやすく、シニア・女性・若者あらゆる層にも「快適空間」が実感できる設計になっています。
運転席のシートを見直し、腰や太もも周辺のサポート性を向上させ、ロングドライブでも疲れづらい「安定した着席姿勢」の確保が実現したのです。
また、乗降時のサポートとして、アシストグリップを拡大・ステップの面積を大きくすることで、シニアや小柄な女性でも安心して乗り降りできる設計となりました。
運転時では、コンビネーションパネルやスイッチ操作パネル・ステアリングスイッチなどが充実し、より感覚的な操作性が実現しています。
どんなドライバーが運転しても、快適かつ安全な走行が可能になった「日野レンジャー」に進化したと言っても過言ではありませんね。
愛車はどのKING?
トラックメッキクリナー前後の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング&サビトリキング愛用者の声
サビトリキングとメッキングで今日も新品同様な輝きに
これがあれば、年末の大掃除も楽しみですね
今回は舟形バンパーのナマズさんをピカピカにしました
これから大掃除をお考えの皆様
今年の汚れ今年のうちにですね
http://ygcikasetsu.hamazo.tv/d2012-12-12.html
静岡県 K様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
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メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
- 見た目重視の場合は薄く
- 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
メッキ加工の事ならNAKARAI
メッキコーティングならMEKKING
メッキのサビ取りならSABITORIKKING
メッキ磨きならミガキング
メッキング&サビトリキング&ミガキングを購入する
メッキパーツの悩み相談なら
Q.寝台パネルの黒ずみがとれませんサビトリキングでとれますか? 仕事がら雪道をよく走ります。影響ありますか?
A.画像確認しましたが、雪道をよく走るという事ですので、塩化カルシウムの影響でクロムメッキが変色したものだと思われます。クロムメッキは空気中では変色しにくいのですが塩酸に弱いのです。一度変色してしまうと元には戻らないです。新品綺麗な状態のときにメッキングを強くお勧めいたします。メッキングは塩化カルシウムからクロムメッキを守ってくれます。
詳しくは:メッキパーツ相談室まで
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。