ハーレー『エレクトラグライド リバイバル』
画像参照元・・ハーレーダビッドソンジャパン
【特別なアイコンコレクション『エレクトラグライド リバイバル』】
アイコンコレクション(The Icons Collection)とはハーレーダビッドソンの中でも特に象徴的モデルにインスパイアされ開発された特別なモデルです。1台1台にシリアルナンバーが付与され、それぞれが『世界でたった1台』となります。また継続的な製造販売がされず、チャンスを逃せば二度と手に入れることの出来ない超貴重なモデルです。
その第一弾として登場したのが今回ご紹介する『エレクトラグライド リバイバル』です。エレクトラグライドはもともとハーレーでも人気のモデルのひとつですが、より特別で貴重な復刻版なのです。
ハーレーからエレクトラグライドリバイバルの販売が正式に発表されたのが、今年の4月27日。世界1500台限定で、正規ディーラー1店舗につき1台という割り当てで抽選という販売方法です。よって日本国内ではわずか114台のみの販売という超貴重なモデルなのです。
抽選の期限は5月27日と、既に締め切りとなっており、現在では晴れて当選した幸運なオーナーの元に届いています。とてつもなく羨ましいですね。今頃きっと羨望の眼差しで見られまくっているんでしょう。
エレクトラグライドリバイバルは1960年代のビンテージハーレーの復刻版として登場し、当時のFL系のデザインと現代の技術とセンスを見事に融合させたモデルです。
目次
【エレクトラグライドリバイバルの由来】
エレクトラとは『電子的』という意味があり、セルモーターによる始動を初めて採用したモデルに『エレクトラグライド』という名前が付けられました。その他にも12Vのバッテリーの搭載など、電気系統に大きな飛躍のあったモデルです。初めて搭載されたのはFLHBエレクトラグライド、パンヘッドエンジンです。
この様に単なる懐古主義ではなく、デザインやアンデンティティーを崩すことなく当時の先進技術を積極的に取り入れたのが『エレクトラグライド』なのだそうです。しかし世界的に見ても1950年代に既にセルモーター始動の技術はあり、ハーレーが最初に搭載したのが1965年だそうなので、1テンポどころでは無い遅れをとっていたのは事実です。
ちなみにリバイバルとは『復活』を意味します。
【主な使用】
それでは復刻版のエレクトラグライドリバイバルの主な仕様です。
・空冷V型2気筒OHV 4バルブエンジン
・排気量1868cc
・エンジン型式Milwaukee−Eight®︎114
・全長2400mm
・ホイールベース1625mm
・シート高785mm
・車体重量391kg
・最大トルク158N•m(16.1kgf•m)/ 3250rpm
・ボアストローク 102×114mm
・燃料供給方式 電子シーケンシャルポートフューエルインジェクション
・タンク容量22.7L
・価格337万5900円
エンジンには最新である114ci(キュービックインチ)のMilwaukee−Eight®︎114を使用し、ハーレーらしいトルクフルなフィーリングを得ることが出来ます。
【復刻されたビンテージハーレー】
再三に渡って言いますが、エレクトラグライドリバイバルはビンテージハーレーを復刻したモデル。その再現性はかなり高く、最初に目に留まるのは大きなフェアリングカウルです。『バットウイング』と呼ばれるもので、その名の通りコウモリが翼を広げた様な形状の大きなフェアリングカウルで、ハーレーのツーリングファミリーでもお馴染みです。ヤッコカウルとも呼ばれていますね。
1969年のエレクトラグライドから踏襲されたフェアリングカウルで、当時のエレクトラグライドを彷彿とさせるビンテージ感溢れるデザインとなっています。この大柄でライダーを守る盾の様なバットウイングにはヘッドライトと2灯のフォグランプ、ウインカーが装着されています。
フロントフェンダーの造形にも拘りが見られます。フロントタイヤを大きく包み込む様なビンテージフェンダー全部にはシルバーメッキのモールが飾られており、その上にはさりげなく『エレクトラグライド(Electra Glide)』のエンブレムが光ります。
当時のエレクトラグライドのフェンダーにはフェンダーフラップが装着されていますが、少し形状は違えどしっかりフェンダーフラップも再現されています。このクラシカルなフェンダーは、16インチのホワイトリボンファットタイヤとの相性も抜群です。
・・・とここまでは通常のエレクトラグライドと同じに見えますが、細かな仕様が異なりそのひとつひとつから特別感を感じるのがエレクトラグライドリバイバルです。
シートはブラックとホワイトの2トーンカラーの分厚目のソロシートです。このシートの特徴的なのが、その配置です。ボディー本体から数センチ浮かせる様に装着され、シート前部とタンク後部が重なる様にオフセットされている見た目は正に当時のハーレーをそのまま復活させた様なシートです。
個人的にこのシートの、ライディングポジションが少しゆったり目な余裕ある感じが好きです。
シートの後部にはシルバーのモールが這わされており、やはりこれもビンテージ感溢れる演出となっています。
タンクのメーターパネルには『リバイバル(Revival)』の文字が刻まれており、正に特別な1台の象徴とも言えます。
【特別なペイント】
特別な1台ですからもちろんペイントも特別仕様です。タンク・フェンダー・サイドカバーにはハイファイブルー。深みがありながら、青空の様な印象を受けるメタリック系の爽やかなブルーがベースカラーとなっています。
そしてフェアリングカウルとパニアケースにはバーチホワイト。純白カラーがハイファイブルーとの相性は抜群です。タンクの一部にもストライプとして入れられています。
この特別なカラーはエレクトラグライドリバイバルだけのもので、おそらく今後同じ系統のモデルに採用されることも無いかも知れません。たかがカラーリング、されどカラーリング。
一応通常のエレクトラグライドにもメタリックブルーがある様で、このハイファイブルーと全く違うのかはよく分かりませんでした。実際に見たら違うのかも知れませんね。
しかしホワイトとの配色が異なりますので、このカラーパターンは特別なモノだというのは確かです。
名車や希少車の指標にはそのモデル独自のカラーリングが加味されることもあるので、この特別なカラーリングは正に価値のあるモノだと言えますね。
クロームメッキ塗装が施されたエンジンやマフラーとの相性も抜群で、全体的に気品溢れるカラーリングです。
ちなみにハーレーダビッドソンの公式サイトのプロモーションビデオには、プール付きの白亜の豪邸から、カルフォルニア?の様な街並みを颯爽と駆け抜けるエレクトラグライドリバイバルがとてもマッチしていてカッコいいです。こんなリゾート地で乗ってみたいな!って思わず嫉妬してしまいそうになる映像でした。
【最新技術も満載】
まるでビンテージハーレーの趣を持っていますが、中身は最新のマシンです。114ciのMilwaukee−Eight®︎114エンジンの搭載は元より、ハーレーダビッドソン最新の技術もふんだんに盛り込まれています。
そのひとつがReflex™️ディフェンシングブラインダーシステムというものです。このシステムは加速・減速・制動のトラクションに合わせてマシン本来のパフォーマンスを最適化するテクノロジー技術のことで、主にライダーの車両制御をサポートするシステムだそうです。
そうすることで、悪路や危険回避などの緊急事態に役立つそうです。なんだか難しいですがとにかく凄い技術っていうのは分かりますね。
ふたつめは AppleCarPlayの接続です。これは2019年のツーリングモデルから採用されているシステムですが、もちろんエレクトラグライド リバイバルにも搭載されています。
この AppleCarPlayは、いわゆるバイクとiPhoneを接続し、運転中に通話などの通信が使用出来るのと、MAPアプリをバイク本体のディスプレイに映し出せるという便利なシステムです。
クラシカルなシルエットでいながら、中身は最新のテクノロジーが積み込まれているので、快適なツーリングライフを送れるのは間違いなさそうですね。
【限定1500台に選ばれた幸運なライダーたちへ】
世界限定1500台、日本国内114台限定のエレクトラグライドリバイバル。購入する権利を得ることが出来た幸運なライダーが羨ましくて堪りません。
車体ひとつひとつに刻まれたシリアルナンバーが正にそのオーナーのものである事を象徴し、『世界でたったひとつのバイク』として愛着となっていくのでしょうね。バイクへの愛情は限定車に限ったことでは無いですが、唯一無二の存在であれば尚更です。
そして選ばれた者しか乗ることが許されないこのマシンをいつまでも大切に乗り続けて欲しいものです。なんせ二度と手に入れられない特別なモデルですから。
しかしエレクトラグライドリバイバルは、ハーレーダビッドソンの放つアイコンコレクションの第一弾という通り、今後は第二弾、第三弾・・・と続くと予想されます。
残念ながら今回、購入の抽選に洩れてしまった方にも再びチャンスが訪れるかも知れません。もしかしたら次に幸運を掴めるかも知れませんね。
モーターサイクルブランドとして歴史が深く、世界に数多くの名車を送り出してきたハーレーダビッドソンですが、今回のアイコンコレクションの発表など、バイク好きをワクワクさせたり興奮させる様な話題作りもまたハーレーらしいですね。
第二弾はおそらく来年でしょうか。どんなマシンが登場するのか、とても楽しみですね。
以上、ハーレーダビッドソン アイコンコレクション『エレクトラグライド リバイバル』のご紹介でした。
愛車のハーレー どのKING?
ハーレーのメッキ手入れ
クロムメッキパーツの多い、ハーレーの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ保護剤「メッキング」
メッキング愛用者の声
「10年経った今でも新品に間違われるほどピカピカです」
10年前にハーレーを中古ですか購入し、ホイールを購入した際にこのメッキングを知り、タイヤ装着前にメッキングを2度塗りしました。
その後、ツーリング後には汚れ等は拭き取りしてましたが10年経った今でも新品に間違われるほどピカピカです!
自分の住んてるところは海岸線沿いの間違われるほどで潮の影響を受けやすいところにも関わらずピカピカを保っていられるのはメッキングで処理したからだと思ってます。
北海道ということもあり11月にはシーズンオフになり、オフの間は最初の2年ほどメッキングの重ね塗りをしてました。
その後はツーリング後に汚れを取る程度の手入れと2ヶ月1度程の磨きのみでこの状態です。
メッキング効果だと思います! メッキングに感謝しております! ありがとうございます!
北海道 O様より
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
メッキング&サビトリキングを購入する
ハーレーパーツへのメッキ加工ならNAKARAI
ハーレーパーツへのクロムメッキ参考画像
ハーレーダビッドソン VRSCA
ラジエターカバー
クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
ハーレーダビッドソン FXR
フロントホイール
クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。