チョッパースタイルが魅力的なXL1200V Seventy-Two

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画像参照元…ハーレーダビッドソン公式ページ

70’sチョッパースタイル『XL1200V Seventy-Two』
バイクカスタムの中でも古くから人気のあるチョッパースタイル。その名の通り車体やパーツの一部を『CHOP(切断)』することでオーナーやビルダーの個性を表現するカスタムスタイルです。

ひと口にチョッパーと言ってもそのスタイルは様々。王道のロングフォークチョッパーからスリムなフリスコ、ロー&ファットなボバーなど多岐にわたるジャンルが広がっています。

今回ご紹介するのはハーレーダビッドソンのスポースターXL1200V Seventy-Two(セブンティーツー、または72とも表記されています)。70年代のチョッパースタイルを忠実に再現したスポーツスターモデルです。アメリカはロサンゼルスにある『ROUTE 72』が名前の由来となっており、ハーレーらしいチョッパー文化と歴史を感じる事ができる一台となっています。

XL1200V Seventy-Twoは、一見すればまるでビルダーによってカスタムされた様な仕上がりです。一個人がスポーツスターをここまでカスタムしようとすると、なかなか費用が掛かってしまうのではないでしょうか。

それほどまで手の込んだSeventy-Twoは、黙っていればオーナーの手によってワンオフ制作したと思われる様な、カスタムライクな見た目が魅力的です。

またハーレーというメーカーが70年代のチョッパー文化をオマージュした趣のあるスタイリングは、古くからこのスタイルに惚れたチョッパーファンはもちろんのこと、初めて見る人のハートも鷲掴みにする様な、まさに『イカしてる』という言葉がしっくりくるデザインです。

古き良き70’sチョッパーの雰囲気漂うXL1200V Seventy-Two。今回お客様の愛車を施工させて頂きましたので、イカした外観をご紹介しながらその魅力についてたっぷりとご紹介致します。

XL1200V Seventy-Twoの主要諸元(2015年式)

車体型式

  • 型式:EBL−1200CN

エンジン

  • 型式:Evolution
  • 種類:V型2気筒4ストロークOHV
  • 冷却方式:空冷
  • 総排気量:1201cc
  • 燃料供給方式:フューエルインジェクション
  • 内径(シリンダーボア):88.9mm
  • 行程(ピストンストローク):96.8mm
  • 圧縮比:10.0:1
  • 最大トルク/回転数:87N•m/3500rpm
  • 始動方式:セルフスターター式
  • プラグ型式:6R12
  • 変速機:リターン式5速MT
  • 操作方式:フットシフト

寸法

  • 全長:2225mm
  • 全幅:930mm
  • 全高:1270mm
  • ホイールベース:1530mm
  • 最低地上高:126mm
  • シート高:710mm
  • 車両重量:254kg
  • タイヤサイズ(前):MH90−21
  • タイヤサイズ(後):150/80B16

性能

  • 燃料タンク容量:7.9L
  • 燃料消費率:20.4km/L

構造

  • フレーム型式:ダブルクレードルフレーム
  • 懸架方式(前):テレスコピックフォーク
  • 懸架方式(後):スイングアーム式
  • ブレーキ(前):油圧式ディスク
  • ブレーキ(後):油圧式ディスク

ナローなチョッパースタイル

70’sチョッパーの雰囲気漂うSeventy-Twoは、スポーツスターXL1200Vをベースに作成されたカスタムモデルとなっています。スポーツスターとチョッパーの相性はとても良く、その細身の車体をイカしたナロースタイルはチョッパーの真髄とも言える、無駄のない洗練されたフォルムとなっています。

まずは70’sの雰囲気漂う要素について詳しく見ていきましょう。やはり、一番目を引くのが大きくそびえ立つハエイプンガーバーハンドル。スリムな車体に大柄なハンドルがまるで映画『ヘルライド』を思い出させる様なワルな雰囲気さえ感じます。フォワードコントロールとの相性も良く、その二つの組み合わせが織りなす豪快なライディングポジションは、目で見ても楽しい跨っても楽しいまさにアメリカンバイクの醍醐味を全身で感じることが出来ます。

そしてフロントホイールは21インチホイールを採用しており、ダイナミックなフロントビューを演出してくれます。ホイールのメッキリムとスポークがタイヤが転がる度に輝きを放ち、まさにアメリカンチョッパーらしい派手さも魅力的です。フロントフェンダーは敢えて主張の少ない、ショートタイプが装着されており、よりスッキリした印象となっています。

もちろんリヤフェンダーもショートフェンダーが装着されており、チョップした様なカスタムライクな外観を楽しむことが出来ます。

メーターやヘッドライトも煌びやかなクロームメッキとなっており、ひとつひとつのデザインはシンプルでは有りますが、全体のスタイリングに上手く調和した美しい仕上がりです。

ツアラースタイルにカスタマイズされた珠玉のSeventy-Two!

今回施工させていただいたSeventy-Two。ボディカラーはハードキャンディークイックシルバーフレーク。煌びやかで高潔な印象で、ワンオフで施したかの様な美しいカラーリングとなっています。スポーツスター特有のトライアングル型のタンクを強調したかの様なブラックのラインも目を引くデザインで、塗装やグラフィックにまで拘ったまさに珠玉のファクトリーカスタムバイクと言えます。

こちらのSeventy-Twoは本来のチョッパースタイルを崩さず更にロングツーリング仕様にカスタマイズされた、非常にバランスの取れた一台となっています。

大きくそびえ立つハンガーバーハンドルに大きなスクリーン、フレームの前方にはエンジンガードを装着し快適にライディングが楽しめそうです。リヤ部分にはシーシーバーやキャリア、ピリオンシートを装着することで、積載性を確保。

爽やかなシルバーカラーにマッチしたライトブラウンのレザーソロシートはオーナーの方によってカスタマイズされたものです。シートをよりスリム化させることでSeventy-Twoのチョッパーライクな外観がより引き立てられています。

またシートと同様のカラーのサイドバッグもクラシカルな印象を演出しており、良い感じにヤレたレザーが、多くの旅を経験してきたであろうツワモノらしさも感じられます。

こちらの写真は左側になりますが、スリムな車体に搭載された1200ccスポーツスターEvolutionエンジンの迫力に圧倒されます。

続いてフロントビューです。アングルを変えるだけでガラリと印象が変わります。まるでロングフォークチョッパーの様な迫力ある見た目で、まさに本場アメリカのストリートを思わせるようです。そしてやはりエイプハンガーバーの存在感は凄まじいですね。

ウインカーやミラーの位置もフロントフォークに移設することでハンドル周りが一気にシンプルでスッキリした印象に。完成度が高く、もはや純正状態でカスタムの余地がないと思っていたSeventy-Twoでしたが、オーナーのセンスとアイディアの光るカスタムです。

愛車をいつまでも美しく!

以上、ハーレーダビッドソンXL1200V Seventy-Twoのご紹介でした。非常に洗練されたチョッパースタイルのバイクですが、今回施工させて頂いたSeventy-Twoは更にカスタマイズされたツーリングチョッパーで、独創的なスタイリングとなっています。

随所に散りばめられたメッキパーツも美しい輝きを放ち、ただただ見ているだけでも満足しそうですね。オーナーの方の愛情が伺えるまさに唯一無二の存在だと言えるでしょう。

Seventy-Twoの様な美しい塗装と美しいメッキを施されたバイクをいつまでも美しく保つには、やはりコーティングや小まめなお手入れ、メンテナンスが必要となってきます。

もちろん、塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・

車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。

それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。

またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。

愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。

メッキ加工も承ります

ハーレーダビッドソン XL1200V Seventy-Two サイドカウル

ハーレーダビッドソン XL1200V Seventy-Two サイドカウル メッキ前 ハーレーダビッドソン XL1200V Seventy-Two サイドカウル メッキ前

メッキ前

ハーレーダビッドソン XL1200V Seventy-Two サイドカウル メッキ後 ハーレーダビッドソン XL1200V Seventy-Two サイドカウル メッキ後

メッキ後

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メッキ手入れ

クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。

初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。

クロムメッキ磨き剤「ミガキング

ミガキング003

クロムメッキ保護剤「メッキング

メッキは磨くのではなくコーティングがおすすめ

メッキング画像

クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング

サビトリキングはメッキに優しく、サビには厳しい錆取り剤

サビトリキング画像

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