ハーレーダビッドソンはタンクにも魅力がある
アメリカを代表する老舗オートバイブランド『ハーレーダビッドソン』。象徴となるのはやはり”Vツインエンジン”でしょう。1909年に登場した5−Dを皮切りに、Vツインエンジンはハーレーにとってアイデンティティとなり、1929年フラットヘッド・1936年ナックルヘッド・1948年パンヘッド・1966年ショベルヘッド・1984年エボリューション・1999年ツインカム・2017年ミルウォーキーエイトと進化し続けています。
それぞれのエンジンたちは、その造形から付けられたネーミングはモデルごとの愛称として呼ばれ、乗り味や鼓動感だけでは無く各々違ったデザインを楽しむ、まさに”見て楽しむバイク”としてもどれも色褪せない魅力を放っています。
そんなハーレーの顔とも言えるVツインエンジンたちですが、それと同じくらいハーレーのデザインを大きく左右しているのが”タンク”だと言えます。(もちろんハーレーに限らず、バイク全般に言える事ですが)
ハーレーがデザインするタンクの造形もどれもとてもこだわりを感じ、これはアメリカのオートバイシーンだけでは無く、日本を始めとしたバイクメーカーのいわゆる”アメリカンバイク”と呼ばれるクルーザーバイクの多くにインストールされています。
特にサイド部から見れば曲線の美しい涙型で、真上から見ればフラットなデザインのティアドロップタンクはハーレーを始めとしたアメリカンバイクのアイコンのひとつとして多く採用されています。そう言った意味でもハーレーダビッドソンは一種のトレンドを作り出し、キング・オブ・クルーザーとしての確固たる地位を築いてきたと言えます。
目次
タンクには装飾パーツがたくさん
デザインの重要ポジションとなるタンク、運転中はライダーにとっても最も目につき、ハンドルの次くらいに手が触れる部分でもあるので、目で見ても触れても満足感が得られる加飾が施されています。
ペイントやタンクサイド部分に飾られたエンブレムはもちろんのこと、フューエルキャップにメッキを施し、質感にも拘りを感じます。これはハーレーに限った事ではないですが、タンクが大きく上面がフラットなクルーザーバイクのタンクにはメーターをマウントしたり、タンクコンソールと呼ばれる装飾パーツを装着していることが多くあります。特にタンクコンソールはソフテイル・ダイナ・ツーリングのモデルに多く採用されています。
タンクコンソールはタンク上面の余白を埋めるだけでは無く、より重厚感のあるタンクを演出しているというのもポイントです。
ハーレーのタンクコンソールをメッキ加工!!
ハーレーのタンクのデザイン性を大きく左右するタンクコンソール。メッキ加工が施されている事も多いですが、最近ではマットな質感で無骨さを演出するのも人気なので、敢えて艶感の無いブラック塗装を施してあるモデルも存在します。もちろんそのままでも十分カッコ良いですが、やはり「タンクコンソールをメッキにしたい」というオーナー様もいらっしゃいます。
こちらが施工前のタンクコンソールです。粒子感のあるマットブラックでまるでビンテージなアイアンパーツの様なデザインです。
こちらがタンクコンソールメッキ加工後になります。細部に至るまでしっかりメッキを施し、最初からメッキだったかの様な完成度です。注目して頂きたいのは施工前後の表面の質感です。施工前は粒子感のあるものでしたが、メッキ加工施工後はそこからは想像できないほど滑らかになっています。
ツーリング中にタンクを見下ろした時に映るオーナーのお気に入りのヘルメットや、青空が反射するのを想像するとツーリングがより楽しみになりますね。
パーツのメッキ化について
愛車のパーツの一部をメッキ加工するか検討されているオーナー様も多くいらっしゃると思います。中には自分の愛車とメッキパーツの相性を懸念される方もいらっしゃると思いますが、メッキ加工についてはリペイントと違いほぼ全てのデザインのバイク、カラーリングに合います。
またハーレーの様なクルーザーバイクはもちろんのこと、スポーツバイクやオフロードでもワンポイントとしてメッキパーツを入れたりなど使い方によっては普遍的にマッチしますので、気になる方は是非ご相談ください。
メッキパーツを史上”最鏡”に!!
以上、ハーレーダビッドソンのタンクコンソールのメッキ加工施工例のご紹介でした。パーツひとつでもメッキ パーツにすることで印象はガラリと変わります。
そしてもちろん塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・
車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。
それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。
またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。
愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。
メッキのサビ取りにはサビトリキング !(使い方)
メッキにはミクロン単位の無数の小さな穴が空いています。そこから水分が入り、点サビが発生し徐々に下地に侵食するのですが、そのサビを無理やり落とそうとすれば傷付けたくないメッキの表面まで傷めてしまいます。
そこで登場するのがNAKARAIの『サビトリキング』です!
サビトリキングはメッキに反応しにくく、サビにのみ反応しやすい薬品を使用しているので傷付けたくないメッキ部分の皮膜を極力ダメージを与えずサビを落としてくれます。
使い方は容器をよく振り、専用クロスにたっぷり塗布してクロスの表面をこまめに変えながら撫でる様に優しく磨くだけです!(※クロス面の同じ箇所で磨き続けると、取れたサビでメッキを傷付ける可能性があります。また金・銀・銅メッキには使用不可です。ステンレス製品にも使用頂けますが、黒ずみが発生しますので黒ずみがなくなるまで乾拭きをしてください。但し、鏡面仕上げのステンレスへのご使用は避けてください。)
メッキ磨きにはミガキング!(使い方)
メッキ磨きに重要なのは如何に少なく磨くかです。磨くという行為の回数を減らす事がメッキの寿命を左右しますので、少なければ少ないほどメッキには良いのです。
しかし、汚れやくすみを綺麗にするには力を込めて何度も磨かなければ落ちないというジレンマに陥ってしまいますね。
そんな問題を解決してくれるのがNAKARAIの『ミガキング』です!
ミガキングはその名の通り、メッキを磨く為に開発された専用のケミカルです。意外と繊細なメッキの表面を極限まで優しく磨く事ができるメッキの磨き材で、少ない磨き回数で効率良く汚れやくすみを除去してくれます。
ミガキングの使い方は、同梱の専用クロスに適量を垂らしとにかく優しく撫でる様に磨くだけです。
経年で劣化したメッキパーツにももちろん効果的ですが、新車購入時に傷のない状態のメッキパーツに使用していくのも非常にオススメです。間違ったお手入れ方法で傷ませず、ミガキングの様なメッキ磨きに特化した正しいケミカルを磨いて上げるのがメッキの寿命を左右します。
メッキの保護材にはメッキング!(使い方)
愛車のメッキがサビトリキング、もしくはメッキングで美しく仕上がった所で、表面に保護材を塗ってあげましょう!せっかく綺麗になったメッキの表面が保護できていなければ、またサビが発生しやすくなります。
そこでメッキの保護に適したケミカルがNAKARAIの『メッキング』です!
メッキングにはそういったメッキに優しくない成分である研磨剤を含まないメッキの保護剤です。メッキの表面にダメージを与えず効果的に保護皮膜を作る事が出来ます。
しかもメッキングによって出来た保護皮膜はクロームメッキの表面にある無数の穴を埋める事ができ、クロームメッキの弱点を補う事が出来るのです。使い方としては専用のクロスでとにかく薄く薄く!が基本です。
メッキング塗布後は、酸素・水・油・埃などの腐食の原因を寄せ付けない保護膜を形成する事です。その効果については梅雨時期に野外放置しても保護効果を発揮します。クロームメッキの天敵である水分から守り錆を発生しにくくしてくれるのです。屋外保管が多い車やバイクであればかなり重要な性能です。
100%食い止める事は難しいですが、定期的に重ね塗りをしてあげれば永続的に錆から守ってくれるので新車購入時にこそメッキングによるお手入れが重要になってきます。
それぞれの”KING”の使い方の組み合わせ
様々なメッキ パーツに対する困りごと・お悩みを解決するためにNAKARAIが誇るそれぞれの”KING”の使い方の組み合わせをご紹介します。
愛車はどのKING?
メッキ手入れ
クロムメッキパーツの多いバイクメッキの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれてしまいます。
初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの耐食性が飛躍的に上がます。
クロムメッキ磨き剤「ミガキング」
クロムメッキ保護剤「メッキング」
クロムメッキ錆落とし剤「サビトリキング」
メッキ加工の事ならNAKARAI
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クロムメッキの事についてもっと知りたい方は
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。