【アメ車】1967年オールズモービル トロネード アメリカ自動車史に名を刻む名車

史上最鏡を手に入れろバナー 1967年オールズモービル トロネード

画像参照元…Wikipedia

1967年オールズモービル トロネードはGM初のFFモデルとしてデビューしアメリカの自動車史にその名を刻んでいる有名なアメ車です。
しかし日本ではあまりなじみのないアメ車でもあります。
アメ車の中でもデザインが特徴的なのもその所以の一つとなります。
GMでは既に存在しているビュイックのリビエラと似た性能と特徴を持ったラグジュアリークーペです。

オールズモービルトロネードとは

GMのオールズモービルディビジョンから1966年にデビューしたラグジュアリークーペです。
同じGM系列のビュイックディビジョンのリビエラと似た性格のラグジュアリークーペと似ていますが、このトロネードの方がリビエラよりもクセが強く個性的なアメ車となっています。
また、GMでは初のFFモデルとして販売された車でもありますので少し攻めたデザインと個性を出したモデルでもあります。
1960年代のアメ車はどのメーカーもとても個性的でそれぞれが特徴あるデザインをしていてとても興味深い年代でもあります。
その中でオールズモービルはこのトロネードをスペシャリティーな特別な高級モデルとしてこだわりそのデザインに個性が大きく出ているモデルとなっています。

1967年オールズモービル トロネードの特徴

1967年オールズモービルトロネードの特徴といえばリビエラと同様のコンシールドヘッドライトが特徴です。
コンシールドヘッドライトというと日本人はなじみが無い場合もありますが、リトラクタブルヘッドライトと言った方が分かり易いですね。
厳密にはリビエラの様なアメ車で採用されているグリルがぐるんとまわってグリル内にヘッドライトが隠されている場合やシャッターの様にヘッドライトをかくしてあるデザインなどシールドでヘッドライトを隠してあるデザインのヘッドライト全般がコンシールドヘッドライトと呼ばれています。
このコンシールドヘッドライトの仕様方式の違いで分けられている方式のリトラクタブル・ヒドゥン式がこのトロネードに採用されています。
日本車でいうと180SXやGTO、NSX、RX-7等のスポーツカーに採用されているボンネットからパカッと開いてヘッドライトが現れるタイプですね。
アメ車ではGMのシボレーコルベット等が採用しているタイプになります。
このリトラクタブルヘッドライトを採用してヘッドライトを使用しない日中のデザインを個性的で特徴のあるデザインに仕上げています。
リトラクタブル方式はシャープな印象を受けるデザインに向いていてこのトロネードも凹凸デザインにシャープな印象を両立させたエッジを効かせた個性的なデザインとなっています。
パット見ではリビエラなどを知っている人からするとスクエア状のグリルにヘッドライトがありそうな雰囲気を醸し出していますがよく見るとボンネット先端にリトラクタブル状の切り欠きがある事に気が付きます。
アメ車好きとしてはリビエラの様なこだわりが強くクセが強いコンシールドヘッドライトの方が好きな人は多いのかなとも思ってしまいます。
フューエルリッドをナンバーの後ろやテールフィンのエッジのクロームパーツを開いた中等一見すると燃料を入れる場所が分からないのもオールドアメリカンカーの注目ポイントですよね。
所有したことある人やアメ車好きでないと分からないこだわりは特別感があって唯一無二の魅力です!
このトロネードのリトラクタブル・ヒドゥン式ヘッドライトの採用も空気の流入量や様々な事を考えてのデザインかなと思いますのでコレはこれでとても個性的でありですよね。
フロントフェンダーの下部先端にあるダクトもスポーティーさとラグジュアリーさの両方を強調する良きアクセントになっています。
2ドアハードトップクーペのみのラインナップだからこその攻めたデザインは今も当時も斬新なデザインで刺さる人にはたまらないデザインである事には間違いないアメ車ですね。

たた、トロネードはデビューの1966年と1967年はほぼ同じ雰囲気でデザインは細かな変更のみですが1968年からフロントデザインを一新した事によって全体的に見ても全く別の車といった印象を受けてしまいます。
アメ車はフルモデルチェンジをすると同じ車種なのに全くの別の車としての印象を受ける車の多いですがこのトロネードもフルモデルチェンジで別の車になった印象を良い意味でも悪い意味でも受けてしまいます。
このデザインを気に入った人は1966年または1967年のトロネードという事ですね。

当時最先端のGM初のFFモデル

現在では駆動方式はFRよりもFFが主流になっていますが当時はFR主流でFFモデルはGMには存在していませんでした。
FRいわゆるフロントエンジンリアドライブという前にエンジンがあって駆動輪として動力を伝えて動くタイヤがリアタイヤという駆動方式ですね。
例外としてコルベアのRRやテンペストのトランスアクスルFR等の駆動方式はありましたが、GM初のFF駆動の車はこのトロネードは初モデルとなっています。
しかもフルサイズでのFFラグジュアリークーペですので攻めていることが分かりますね。
実はGMは1950年代にコンセプトカーとしてFFモデルの発表はしているのですが、販売に至るのはこのトロネードの1966年が初になります。
という事は1950年代から開発は進めていたという事になりますね。
1950年代当時では今現在の様にFF駆動が主流になるなんていうのは思ってもいなかったでしょうし、このFF駆動が大幅なコストカットに繋がるなんてことも思っていなかったのかと思います。
私的には1950年代のコンセプトカー当時は大幅なコストカットを考えてという事では無くエクステリアデザインの自由度や駆動方式の変化でどの様になるのかという技術的な面での開発が大きかったと思います。

あのフラッグシップモデルの先駆けての市場テストだった?

実はGMのFF投入車は2つのモデルが量産モデルとして決定していました。
1つはこのオールズモービルトロネードですが、このトロネードの1年遅れで市場にデビューしたのはGMのフラッグシップディビジョンのキャディラックでした。
キャディラックのスペシャリティークーペといえば…エルドラドですよね!
キャディラック エルドラドの1年前にデビューしてFFモデルのうけを市場テストしたモデルと言われても納得してしまいますよね。
見た目や購買層が違うので一概には言えませんが同じGM系列の先駆けデビューを成功させたトロネードはトロネードとして評価されたという事に他なりませんけどね。

オールズモービルらしさを強く意識させてくれる

オールズモービルといえば革新性と最先端の技術を先駆けて搭載ずるパーソナリティーですよね。
現代ではなじみのあのGPSを一番拾いやすいアンテナデザインや日本ではおなじみとなっている上から視点を実現させる全方位カメラなどどの国も車よりも先駆けて搭載して流行る前にすたれていく…そんな先進革命を続けていた革新性のあるアメ車なのです。
残念ながら現在はGMのディビジョンとしては無くなってしまいましたがオールズモービルが残した爪痕はとても大きなものとなっています。
しかしそのほとんどはオールズモービル発祥でも気付かれてすらいない事が多いのですが…分かる人に分かればという事ですね。

ボディーデザインは全方向で違う印象を見せてくれる

1967年オールズモービルトロネードは個性的なボディーデザインでボディーはGMでは有名なフィッシャー製のボディーとなっています。
フィッシャー製といえばあのトライシェビーのベルエア等多くのモデルで使われているとても美しくフィッシャー製というだけで最高のボディーだという事が分かりますね。
フィッシャー製の新型Fボディーを採用したトロネードはホイールベースが119インチでセンターから前の部分だけフレームを有しているボディーとなっています。
見た目はサイドから見るとフロントにかけて下がっていくロングノーズスタイルにリアはファストバックスタイルで王道のクーペスタイルになっています。
しかしフロントから見ると再度のフェンダーがグリルよりもせり出していて再度のエッジが突き出てフロントフェイスがその奥に押し込まれている斬新なスタイルとなっています。
このサイドがフロントフェイスよりもせり出しているデザインはこの年代のアメ車では他にも採用しているアメ車も多く当時の流行だったことも分かりますね。
例えばクライスラーのコルドバ等もサイドのエッジが前にせり出していて独特なフェイスデザインを実現しています。

オールズモービルならではの攻めたドライブトレーン配置

足回りはフロントサスペンションがダブルウィッシュボーン式コイルスプリングを採用しています。
リアはリーフリジットというアメ車ではスタンダードな組み合わせとなっています。
トロネードの特徴でもあるFWD(フロントホイールドライブ)用のドライブトレーンは少し変わった形になっていて非常にセンセーショナルな印象を受けます。
先ずエンジンはオールズモービル製V型8気筒425cuinのビッグブロックは通常の縦置き配置でそのすぐ後ろのトルクコンバーターが配置されています。
ここまでは通常のアメ車と同様の配置なのですが、トランスミッション本体とデファレンシャルはエンジンの左斜め後方の低い位置に配置され、トルクコンバーターとはリンクベルトといわれるチェーン及びスプロケットによって接続されています。
動力の伝え方が少々他とは異なっているんですよね。
この特殊なレイアウトな為にエンジン本体がボディー中央に配置されずに中央から約2インチ右側にオフセット配置されています。
また、この様なレイアウトですのでデフの位置からドライブシャフトは右側と左側とで長さが見た目にもはっきりと違いが分かる通常のレイアウトとは大きく異なったドライブトレーンとなっています。
この様なセンセーショナルなレイアウトですのでハンドリングなどクセの強い運転のフィーリングなのではと思ってしまいますが、意外や意外とっても自然なドライビングフィールで昔のFF車にある独特なフィーリングや嫌な感じや違和感が全く無くクセの無い自然なドライビングを実現させてくれるFF車なのです!
見た目やレイアウトなどは非常にクセが強いアメ車なのですが、運転する際の安全性やドライビングの心地良さは乗った人にしか分からない心地よさがあるアメ車です。
もちろんビッグブロックを搭載したラグジュアリークーペですので走りはもちろん満足のいく走りをしてくれます。

1967年オールズモービルトロネードの魅力

1967年トロネードの魅力はなんと言ってもそのデザインですね。
これは上記でもご紹介したので割愛して他の魅力も沢山ありますのでご紹介していきますね。
当時のスポーティーさを演出する特別なアイテムとしてボンネット上にあるエアスクープとは逆向きになっている出っ張りですね!
これは一見するとなんなのか分からないと思いますが、近づいて穴の方を見てみるか運転席に座るとその正体が明らかになります。
通常であればスピードメーター付近にあるモノなのですが当時の流行りとして車外に取り付けることでスポーティーさをより演出するといった効果と特別感を出す装備として流行っていました。
スポーティーなメーターといったらもう分りますよね。
タコメーターです。
通常はインパネ内や後付けで車内につける人などもいますよね。
当時の流行りではボンネットにタコメーターを付けることが一種のステータスとなっていました。
今ではこのタコメーターもEV化やAT主流となってきていますのでその存在意義がなくなってきていてタコメーター自体付いていない車も多くなってきていますよね。
付いていたとしてもタコメーターから何を知るのか分からない人も多いようで…時代に取り残されてなくなっていく運命の岐路に立たされているかもしれませんね。

他には何と言ってもFF車ならではの室内空間ですね!
多くのアメ車はFRですので室内中央にリア駆動させる為にトンネル状に盛り上がり室内中央にでっぱりがあると思いますがこのトロネードには中央の膨らみはありません。
運転席から助手席まで床はフラットになっていますのでフルサイズボディーも相まってとても広い室内空間を作っています。
乗ると分かりますが思ったよりも広くて驚くことでしょう。

まとめ

1967年オールズモービル トロネードはGM初のFF車ですが古いFF車にある独特なドライブフィーリングなど無く嫌な感じが全く無い自然なハンドリングを実現している乗りやすいアメ車です。
ドライビングフィーリングにはクセはないのですが見た目やドライブトレーンの配置などとてもクセの強い個性的なアメ車となっています。
全方向からそれぞれ違って見える特別なデザインによって表情豊かなアメ車になっています。
一見するとロングノーズのファストバックスタイルのクーペ王道スタイルですが実は良い意味で裏切ってくれるフルサイズラグジュアリークーペなのです!
好き嫌いははっきり分かれるアメ車ではありますが一見の価値はありますよ。

愛車はどのKING?

KINGチャート05

3つのKING

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クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑

フロントグリルにもメッキング

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

メッキング画像

メッキング愛用者の声

「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。

ヴェルファイアにメッキング

メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!

新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!

メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。

拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!

使用車種ヴェルファイアG's N様

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

1.
メッキング重ね塗布1回目

2.
メッキング重ね塗布2回目

3.
重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

  • 見た目重視の場合は薄く
  • 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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