シボレー・インパラ、ローライダーの特徴や長く乗るためのお手入れ方法

1960インパラバナー

シボレー・インパラはアメ車やローライダーが好きな人にとっては伝説的な車と言えるでしょう。
今でも根強い人気を誇り、国内でも愛車としている人が見られます。
発売からかなりの年月が経っているにも関わらず高い人気を誇る理由はなんなのでしょうか?
ここではシボレー・インパラの魅力に迫りつつ、その特徴や長く乗るためのお手入れ方法を紹介します。
特にメッキのお手入れが重要になってきますので、どうやってお手入れするのが良いかしっかりと把握しておきましょう。

シボレー・インパラはどんな車?

シボレー・インパラはアメリカのメーカーが製造・販売している車です。
いくつかのモデルが登場していますが、その中でもひときわ人気を集めているのが1958年から1964年に販売されていたモデルです。
ローライダーカスタムのベース車として最適で、アメリカ国内にも日本国内にも多くの愛好家がいます。
現在でもローライダーに乗りたいということでこのモデルを買い求める人は少なくありません。
最大の特徴はやはりその見た目でしょうか。
日本車ではほとんど見られない迫力のあるボディはアメ車ならではの雰囲気を出しています。
力強いフォルムに憧れたという人も多いはずです。

シボレー・インパラの魅力とは?

次にシボレー・インパラが多くの人を惹きつけるその魅力についても考えてみます。
いくつかの魅力がありますので、まずはまとめておきます。

★ローライダーカスタムに適した車である
★古い車にも関わらず今でも入手しやすい
★値段的にもそれほど高くない

このような点が魅力として挙げられます。
まず、ローライダーカスタムに適しているというのはシボレー・インパラの最大に魅力ではないでしょうか。
車高を低くすることが特徴のローライダーですが、ローライダーといえばシボレー・インパラというイメージを持つ人も多いと思います。
代名詞とも言える存在で、ハイドロが搭載しやすいといったメリットからローライダーに乗りたい人によく選ばれる車です。
こうした理由から人気が高く、今でも市場に多く出回っているため入手のしやすさも魅力です。
本来、1950年代に販売されていたモデルなどは希少で入手しにくいのですが、シボレー・インパラに限ってはそんな心配もありません。
しかも多く出回っていることで値段的にも高騰が抑えられていて、経済的な部分でもメリットが生まれています。
だからこそ今でもローライダーの愛好家などがシボレー・インパラを求めるのです。

シボレー・インパラのレストアについて

ローライダーカスタムを目的にシボレー・インパラに乗りたいと考えている人もいるかと思います。
古い車ということもあり、ローライダーカスタムの前にまずはレストアしなければいけない場面も増えるでしょう。
レストアというのは日本語で復元するといった意味合いになり、車の場合は新車同様に復活させる作業のことを指します。
必要であれば部品を交換するなどして、古い車も新車同様にまで戻すわけです。
シボレー・インパラも歴史の長い車ですからどうしてもレストアが必要になってきます。
この時、ポイントとなるのがメッキなのです。

なぜレストアでメッキがポイントになる?

メッキは主に車の外装部分、たとえばフロントグリルやホイール部分などに使われています。
ピカピカとしたツヤがあり、高級感を演出するのに役立ちます。
特にシボレー・インパラのようにローライダーカスタムすることが多い車では、このメッキが非常に重要な存在となります。
アメリカで生まれたローライダーはカラフルな塗装や、積極的にメッキパーツを使うことも特徴の1つです。
つまり鏡のように輝くメッキが欠かせないのです。
そんなメッキですが、時間の経過によって傷がついたり、錆びたりしてしまいます。
傷や錆びはくすみの原因になり、せっかくのツヤも失われて、見た目を大きく損ないます。
輝きを取り戻すためにもレストアではメッキに注目しなければいけません。
サビ取りをしたり、メッキ磨きでツヤを出したりすることで、新車のような輝きが取り戻せます。

メッキパーツのお手入れについて

メッキパーツは普段から意識的にお手入れしてあげないといけません。
そうしないとあっという間に傷がついたり、錆びたりしてしまうからです。
ではどうやってお手入れするのが正しいのでしょうか。
メッキのお手入れでもっとも大事なことは、傷がついたり錆びたりしないように保護してあげることです。
よくメッキ磨きという言葉で表現されますが、メッキ磨きをしてあげることで傷や錆びからメッキを守るのです。
その方法はとても簡単で、誰でもすぐに実践可能です。
用意するものはメッキ用のコーティング剤、そしてコーティング剤を塗布するためのクロスやウエスだけでかまいません。
この2つがあればしっかりとメッキ磨きを行い、日頃のお手入れが可能になります。
逆にメッキ磨きをしてあげないと、メッキの表面に傷がついたり、錆びたりしてしまいますので気を付けましょう。

メッキ用コーティング剤の選び方

メッキ磨きするにはメッキ用コーティング剤が欠かせません。
なぜかというと、コーティング剤に含まれる特殊な成分がメッキ表面に皮膜を形成し、この皮膜がシールドの役割をしてくれるからです。
メッキに傷がつくのを防ぎ、汚れの付着も防ぎ、さらに水分が入り込んで錆びることも防ぎます。
メッキにとって厄介なトラブルをすべて対策できるのがコーティング剤なのです。
どんなコーティング剤を使うかも重要になってきますが、代表的なものでいうとワックスになるでしょう。
車のお手入れとして日頃からワックスを使っているという人も多いはずです。
ワックスの場合、成分に含まれている油などがメッキ表面をコーティングしてくれます。
油が使われることで綺麗なツヤが出るため、特にツヤ出しを目的として使われます。
ただ、便利なワックスですが研磨剤が入っていることが多いという欠点を持っています。
研磨剤入りのワックスでメッキをこすってしまうと、傷がついてしまうおそれがあります。
これではせっかくツヤが出ても意味がありません。
メッキパーツを正しくお手入れするためには、研磨剤の入っていないコーティング剤を選びましょう。
また、ワックスではなくポリマーコーティング剤や、ガラスコーティング剤は効果の持続期間が長く、耐久性にも優れていておすすめです。
中でもガラスコーティングは効果が2・3年続くとされていてお手入れの手間も大幅に軽減されます。
ただしガラスコーティングは自分で施工するのが難しく、業者に依頼することになります。
信頼できる業者を見つけることも重要になってくるでしょう。

シボレー・インパラのメッキが錆びている時はどうしたら良い?

メッキは水分などが原因で錆びてしまうことがあります。
白い、斑点状のブツブツがメッキに出ていることがありますが、これがまさにサビです。
錆びることで見た目が悪くなってしまうわけですが、どうやって対応すれば良いのでしょう?
軽度なサビであればサビ取り剤で落とすことが可能です。
たとえばサビトリキングという商品が有名ですが、このサビトリキングはサビにだけ反応して除去できるという便利なアイテムです。
一般的なサビ取り剤の場合、研磨剤が入っていてサビも落とせるが正常なメッキも傷つけてしまうタイプが多いです。
この他、科学反応によってサビを溶かせるが、やはり正常なメッキまで溶かしてしまうようなタイプも見られます。
いずれにしても正常なメッキまで傷めてしまう可能性があるわけですが、サビトリキングのようにサビにしか反応しないタイプなら安心です。
ちょっとしたサビ落としにはこうしたサビにだけ反応する、研磨剤の入っていないタイプを選びましょう。
そうすれば正常なメッキを傷つけることなく、余計なサビだけを綺麗に落とせます。

サビが進行すると再メッキするしかなくなる

サビは非常に厄介な存在です。
大切なシボレー・インパラも大きなダメージを受けるリスクがあるのです。
せっかくローライダーを楽しんでいるのに、大掛かりな修理・修復作業をしなければいけなくなると大変です。
具体的にどうなるかというと、メッキパーツのサビが進行しすぎるとやがてメッキそのものが剥げてきてしまいます。
内部からどんどんサビが浮かび上がってきて、表面のメッキ加工を剥がす形です。
こうなるとサビ取り剤でサビを落とし切るのは非常に難しくなり、再メッキするしか選択肢がなくなります。
再メッキというのは、古いメッキを1度完全に剥がし、車の素材となる金属を露出させます。
そのうえで汚れを落としたり、サビを削って落とすなどして、改めてメッキ加工をする方法です。
メッキ加工をやり直す形になりますので、作業が完了すれば新品の綺麗なメッキパーツができあがります。
その点では綺麗で良いかもしれませんが、再メッキするとなれば業者に依頼することになり、時間もお金もかかります。
手間もかかりますし、こうした事態にならないようお手入れすることが基本です。
だからこそ普段からメッキ磨きを行い、サビが見つかったらサビ取り剤を活用してサビをこまめに落とす必要があります。
でないとサビがどんどん進行し、再メッキする以外の方法がなくなってしまいます。

シボレー・インパラはローライダーのベース車として圧倒的な人気を持っています。
今でもインパラをローライダーにして乗りたいというドライバーは少なくありません。
古い車ゆえにお手入れも重要になってきますが、その中でもメッキのお手入れは必須と言えます。
普段からメッキ磨きをして綺麗にツヤを出し、サビを防止しましょう。
コーティング剤を使えば錆びの防止もできて、かつツヤ出しもできると一石二鳥です。
もしサビが見られる場合はサビ取り剤ですぐに落としましょう。
放置するとサビがひどくなり、再メッキしないと元に戻せなくなります。

ローライダーのメッキ手入れ

クロムメッキパーツの多いローライダーの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

 

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

  1. メッキング重ね塗布1回目
  2. メッキング重ね塗布2回目
  3. 重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

■見た目重視の場合は薄く

■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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