ローライダーのアメ車の特徴や魅力とは?メンテナンスの方法を解説

1960インパラバナー

ローライダーのアメ車は今でも根強い人気を誇りますが、その特徴や魅力はどんなところにあるのでしょう?
日本でも愛好家の多い、ローライダーのアメ車について詳しく見ていきます。
特徴や魅力だけでなく、メンテナンスの方法も解説していきますので、正しい方法で愛車をメンテナンスしてあげましょう。
ローライダーでは特にメッキパーツのメンテナンスが重要になってきます。
メッキのメンテナンスを怠ると、最悪の場合再メッキしなければいけなくなるので注意が必要です。

ローライダーとは?

ローライダーというのは車のカスタムの1つです。
名称の通り車高が非常に低いのが最大の特徴と言えるでしょう。
現在でも車高の低いアメ車を見かけることがありますが、そうした車がローライダーに該当するわけです。
ローライダーが誕生したのは1950年代のアメリカとされています。
スペインやメキシコ系の移民が考案したカスタムで、安い中古車をできるだけかっこよく、豪華に見せるために始められたそうです。
中古車でも新車に負けない見た目をと考えたのでしょう。
アメリカにおける車のカスタム文化と言え、この文化は日本にも入ってきます。
1980年代頃には日本でもローライダーのアメ車を見かけることが多くなりました。
これは当時、アメ車が流行していたことも理由の1つです。
現在でもローライダーのアメ車が走っていることを見かけることは決して珍しくなく、愛車をローライダーにしているという人もいるはずです。

ローライダーの特徴・魅力とは?

ローライダーの特徴・魅力はいくつかありますが、代表的なものをまとめておきましょう。

★低い車高
★カラフルな塗装・ペイント
★多くのパーツをメッキ加工

以上がローライダーの特徴・魅力です。
まずなんといっても特徴的なのは地面スレスレとも言えるほど低い車高でしょう。
ローライダーのアメ車は基本的にハイドロを搭載していて、ハイドロの機能によって車高の調節が可能です。
そのため走行に問題のないギリギリの範囲まで車高を落とすことが可能です。
見た目も特徴的で、一般的にローライダーというとカラフルな塗装が施されていて、場合によってはペイントが施されていることもあります。
他のカスタムカーではあまり見られない特徴であり、大きな魅力にもなっています。
そしてメッキ加工の多さも見逃せません。
普通の車でもメッキ加工されていることは珍しくありませんが、ローライダーは特にメッキにこだわっています。
ピカピカで鏡のように磨き上げられたメッキパーツが多く使われ、高級感の演出に一役買っています。

ローライダーのアメ車はどうやってメンテナンスするがの正しいのか?

では次にローライダーのアメ車をメンテナンスするうえで知っておきたいポイントを見ていきましょう。
どんな車もメンテナンスを怠れば見た目が悪くなるだけでなく、機能面にも悪影響が出てきます。
定期的にしっかりとメンテナンスしてあげることが重要です。
また、ローライダーというカスタムはアメ車を利用するということもあり、比較的古い車を扱うことも増えます。
より一層メンテナンスが重要になってくるわけです。
正しくメンテナンスを行い、愛車を長持ちさせましょう。
そこで注目したいのがメッキパーツのメンテナンスです。
外装部分に多く使われるメッキパーツは車の見た目に大きく関わります。
同時に傷がつきやすく、サビたりする恐れもあるため、メンテナンスがとても重要です。
メッキパーツをなるべく綺麗に保つようメンテナンスしていきましょう。

メッキパーツのメンテナンスはサビのチェックから

メッキパーツのメンテナンスをする場合、まずはサビが発生していないかをチェックしてみましょう。
メッキが腐食すると白い斑点状のサビが目立つようになります。
光沢も失われ、見た目が悪くなりますし、このままでは磨き上げることもできません。
もしメッキパーツがサビているようであれば、まずはサビの処理から始めないといけません。
そこで活用したいのがサビ取り剤です。
特殊な成分が使われていて、メッキパーツのサビを落とすことが可能です。
ただし、ここで注意したいこととして、研磨剤入りのサビ取り剤は使わないようにしましょう。
研磨剤が入っているということはメッキパーツを削るということです。
結果的にサビは落とせるかもしれませんが、正常なメッキ部分まで傷をつけてしまうリスクがあります。
サビ取り剤の中には研磨剤が含まれない、サビにだけ反応するというタイプもありますので、こうしたタイプを使うようにしましょう。

 

メッキパーツのサビを放置すると再メッキしかなくなる

メッキパーツにとってサビは天敵と言えるくらい厄介な存在です。
そもそもなぜメッキパーツがサビてしまうのでしょうか?
本来、メッキとは見た目を良くするだけでなく、車の素材となっている金属をサビ、つまり腐食から守る役割も持っています。
にも関わらずサビてしまうのには理由があります。
実はメッキの表面部分には目に見えない無数の穴があり、その穴から水分などサビの原因が内部に侵入してしまうのです。
一般的にメッキというとクロームメッキのことですが、クロームメッキは表面をクロームでコーティングし、その下にニッケル、銅の層があり、その下に車の素材となる金属があります。
穴から入り込んだ水分はニッケルを腐食させ、ニッケルがサビることでクロームの表面部分にもサビが見えるようになってしまうのです。
この状態がひどくなるとニッケルは完全に腐食してしまい、やがてメッキを剥がすほどになります。
こうなるともう手遅れで、元に戻すには1度完全にメッキを取り除き、再メッキ加工するしかありません。
業者にお願いすることになり、当然ですが費用もかかります。
こうならないためにも、こまめにサビを取り除きつつ、サビがつかないようメンテナンスしてあげましょう。

ローライダーのアメ車はメッキパーツのコーティングが重要

メッキパーツのメンテナンスではいわゆるメッキ磨きを行うことになります。
磨きという言葉を使うため、洗剤などを使ってゴシゴシと磨くイメージになりますが、実際にはそうではありません。
メッキ加工によって形成されるクロームの皮膜はとても薄く、強い力を加えると簡単に剥げてしまいます。
ブラシなどで強くこするのは厳禁で、メッキ磨きというのはどちらかというとコーティング剤でコーティングしてあげることが重要です。
ではなぜコーティングする必要があるのでしょうか?
先程も紹介したように、メッキパーツの表面には無数の穴が空いています。
穴から水分や汚れが入り込むことで腐食、サビる仕組みになっていますので、対策としては穴を塞ぐというのが大事になってきます。
そこでコーティング剤が活躍します。
コーティング剤を使うとメッキパーツの表面に特殊な皮膜が形成され、穴を塞いでくれます。
水分などサビの原因が侵入できなくなり、さらに皮膜がシールドの役割を果たすことで傷などにも強くなります。
コーティングすることでツヤも出るため見た目も綺麗になり、一石二鳥の方法です。
つまりメッキ磨きとはメッキパーツをコーティングし、保護しつつツヤを出す方法なのです。
メッキパーツを多く使い、輝きが重要になってくるローライダーのアメ車にとっては絶対にやらなければいけないメンテナンス方法でしょう。

ローライダーのアメ車をコーティング剤で磨く方法

コーティング剤の使い方自体はとても簡単です。
クロスやウエスといった柔らかい布にコーティング剤を含ませ、メッキパーツを磨いていきます。
コーティング剤が全体に行き渡るようにまんべんなく、そして傷をつけないように優しく拭いてあげましょう。
徐々にツヤが出ていき、鏡のように綺麗な状態へと変わっていきます。
注意したいのは、コーティング剤にはサビを取る効果はないという点です。
だからこそ本格的なメンテナンスの前に、サビをチェックし取り除く必要があります。
サビ対策には専用のサビ取り剤を使いましょう。
その後にコーティング剤で磨けばサビもなく、万全な状態でメッキパーツを磨くことができます。

コーティング剤も研磨剤入りは避ける

サビ取り剤と同様、コーティング剤も研磨剤入りのタイプは避けるようにしましょう。
研磨剤入りのタイプだと、やはりメッキパーツを傷つけてしまうリスクがあります。
たとえばメッキングというコーティング剤が人気ですが、こちらの商品は研磨剤が入っていません。
研磨することなくツヤを出し、穴を塞いで腐食に強くなります。
一般的に車を磨く、ツヤを出すというとワックスを使うことが多いと思います。
手軽で値段も安く便利なアイテムではありますが、ワックスは研磨剤入りのタイプが多いため気を付けましょう。
また、値段は安いものの効果の持続期間が短く、頻繁に塗り直さないといけません。
手間がかかるだけでなく、トータル的なコストは以外と高くついてしまうため、それならメッキ専用のコーティング剤を使った方がメリットが多くなります。
ローライダーのアメ車は特に見た目にもこだわりたいカスタムですので、メッキパーツには専用のコーティング剤、サビ取り剤を使って入念にメンテナンスするのがおすすめです。

日本でも根強い人気のローライダーのアメ車ですが、長持ちさせるためにも正しくメンテナンスしなければいけません。
特に外装部分の中心とも言えるメッキパーツはメンテナンスしないと腐食し、サビて見た目を大きく損ないます。
サビを防ぐためにも普段からよくチェックし、もしサビているならサビ取り剤を活用して綺麗に戻してあげましょう。
さらにコーティング剤を使うことでメッキパーツをコーティングし、サビに強い状態にできます。
コーティングすることで綺麗なツヤも出て、同時にサビを防止できると非常に有効な方法です。
ローライダーのアメ車をメンテナンスするなら、とにかくメッキパーツに注目するのがポイントです。

ローライダーのメッキ手入れ

クロムメッキパーツの多いローライダーの手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。

クロムメッキには最大の弱点が!?

 

クロームメッキにあいている目にみえない無数の穴

クロームメッキが錆びる原因【構造

点サビ画像

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

  1. メッキング重ね塗布1回目
  2. メッキング重ね塗布2回目
  3. 重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

■見た目重視の場合は薄く

■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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