インダストリアル・デザインの軽自動車『ダイハツ・ネイキッド』

史上最鏡を手に入れろバナー ダイハツ・ネイキッド

画像参照元…ダイハツ公式ページ

インダストリアル(工業的)なデザインが魅力的なダイハツ・ネイキッド
最近ではSUV・軽自動車問わず、シティユースでもレジャーユースでも様々なロケーションに映える無骨なデザインが人気を博しており、それぞれ個性的なクルマが数多く輩出されています。

今回ご紹介するのは、元祖・無骨系の軽自動車とも言える『ダイハツ・ネイキッド』です。ネイキッドの魅力といえばやはりこのインダストリアル(工業的)なデザイン。まるで製造ラインの途中で出荷されてしまったかの様な『未完成感』が非常に個性的な軽自動車です。

ダイハツの無骨系軽自動車と言えば、2020年に新型として登場したタフトが軽SUVのフラグシップモデルとして存在しますが、そのタフトを凌駕するほどの無骨さを持っているのがこのネイキッド。その外観を見て分かる通り、タフな雰囲気がモリモリに感じられる一台です。

ネイキッドは1999−2004年まで製造販売されており、当時は軽SUVというカテゴリはあまり定着しておらずトールワゴン・軽RVのくくりで扱われていました。

搭載エンジンは2種類。659cc直列3気筒のEF−VE型は最高出力58ps/7600rpm・最大トルクは64N•m/4000rpmで、ターボ搭載のEF−DET型は最高出力64ps/6400rpm・最大トルクは105kgf/3600rpmとなっていました。トランスミッションも5速MTと4速ATに加え、駆動方式もFFとフルタイム4WDと幅広い仕様が準備されていました。

車名である『NAKED(ネイキッド)』とは『裸』『剥き出し』『ありのままの』などを意味しています。バイク界ではエンジンが剥き出しのバイクの事を常用的にネイキッドバイクと呼び、それと同様の意味合いで『剥き出しの素材感』がデザインテーマだった事からこのネーミングとなっているそうです。

既に販売終了から18年も経過した絶版車ではありますが、イマドキの軽SUVと並べても決して見劣りしない無骨さが魅力的なネイキッド。軽自動車でありながらも重厚感もあり、見応えもある一台で、今でも一部のファンに愛され続けている名車とも言えます。

ネイキッドの主要諸元(2003年式 ターボGリミテッド)

車体型式

  • 型式:LA−L760S

エンジン

  • 型式:EF−DET
  • 種類(バルブ数/気筒):直列3気筒4バルブDOHC
  • 冷却方式:水冷
  • 過給機:IC付きターボ
  • 総排気量:659cc
  • 燃料供給方式:EFI(電子制御式燃料噴射装置)
  • 内径(シリンダーボア):68.0mm
  • 行程(ピストンストローク):60.5mm
  • 圧縮比:8.5:1
  • 最高出力/回転数:47kW(64ps)/6400rpm
  • 最大トルク/回転数:103N•m(10.5kgf•m)/3600rpm
  • 使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
  • トランスミッション:4速AT

寸法

  • 全長:3395mm
  • 全幅:1475mm
  • 全高:1550mm
  • ホイールベース:2360mm
  • 車両重量:880kg
  • トレッド(前):1300mm
  • トレッド(後):1260mm

性能

  • 乗車定員:4名
  • 最小回転半径:4.5m
  • 燃料タンク容量:37L
  • 10•15モード燃料消費率:15.4km/L

構造

  • ボディタイプ:軽RV
  • ドア数:5ドア
  • ステアリング方式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
  • 駆動方式:フルタイム4WD
  • 懸架方式(前):マクファーソン・ストラット式コイルスプリング
  • 懸架方式(後):3リンク式コイルスプリング
  • ブレーキ(前):ベンチレーテッドディスク
  • ブレーキ(後):リーディングトレーリング

インパクト大の素材感のある外観

ネイキッドの魅力と言えばやはり工業的な外観。後にも先にもこれほどまで徹底した素材感を表現したクルマは無いでしょう。何度も言いますが、イマドキの軽SUVも顔負けの存在感です。

ルーフ、ドアには工業的なデザインのプレスラインが施されており、ドア部分の細かなプレスラインは特に印象的です。更にドアのヒンジ部分も大きく盛り上がっており、本来見えない様にする部分を敢えて強調する事でミリタリーチックな雰囲気も醸し出しています。

ドアミラーは縦長の長方形タイプが採用されています。フォークリフトやトラックに付けられていそうなチープなデザインが絶妙にネイキッドの雰囲気にマッチしています。

ボンネットはフラットな形状で分厚い鉄板をそのまま被せた様な大胆なデザイン。ターボ仕様だとボンネットの中央にエアインテークが設けられます。

前後フェンダーにはボルト部分を剥き出しにする事で、デザインの一部として強調しています。角ばったボディに随所に見られる素材感には荒々しさを感じますが、緻密に計算された秀逸なデザインです。

タイヤサイズは前後165/55R14を装着。ホイールも全体の雰囲気に合わせて無塗装風のスチールホイールを装着。グレードによってはホイールキャップタイプとアルミのディッシュホイールが存在します。

フロントフェイスは至ってシンプルな仕上がりとなっています。丸目のヘッドライトはフェンダー同様にボルト留め部分が剥き出しで無骨さを演出してくれます。ヘッドライトレンズはガラス製で内部のリフレクターは縦縞の加工にするなど、まるで野外の現場作業に使う投光器の様なデザイン。デザインだけではなく質感にまで拘った隙の無さに関心します。

フロントグリルもエキスパンドメタルを模した様なメッシュグリルを採用。センターにはダイハツのエンブレムが飾られていますが、このエンブレムを外してしまえば無国籍感のある印象へ様変わりします。

ファクトリーチックな室内空間

無骨で工業的なデザインが魅力的な外観ですが、室内空間にももちろん拘りが見られます。気持ちの良いくらい垂直水平を基調としたインテリアで、まるで工業設備の操作盤の様なフロントパネルがネイキッドのコンセプトにピッタリなデザインです。

ステアリングのクラクション部分は大きなスクエア型となっており、その隙間から見えるメーターはもちろんアナログタイプ。縦一列にゲージの様に配されたギヤポジション表示と各種インジケーターランプも面白いレイアウトで、まるでファクトリーでマシンを操作するオペレーターにでもなった様な気分になります。

助手席と後部座席の背面にはトレーが設置されており、荷物を載せたりテーブルになったりと様々な用途で使える便利機能も。室内寸法は長幅高1735×1220×1260mmと決して広くは無いものの、後部座席を倒せば積載性も十分に確保できる広々とした空間になります。ラゲッジ スペースもカーペットではなく、ハードタイプのフロアになっているなど、アウトドアやスポーツ器具など多少ハードなシーンでも気兼ねなく使えそうです。

見た目はもちろんの事、室内の仕様を見てもアウトドアやレジャーにも十分に活躍できるポテンシャルがありそうですね。

カスタムベースとしても人気!

ネイキッドはカスタムベースとしても人気です。リフトアップスタイルや、フロントグリルを縦穴タイプに換装し、メッキパーツで飾るなどしたハマー風カスタムも人気です。

その他にも素材の良さを活かしたセンスの良いカスタムスタイルが存在しますが、無骨なスタイルのため、特にオフロード系のカスタムが良く似合います。

最近ではオフロード・クロスオーバーが特にブームなので、今の時代にマッチしているとも言えますね。

愛車をいつまでも美しく!

以上、ダイハツの無骨すぎるインダストリアル系軽自動車『ネイキッド』のご紹介でした。今見ても、むしろ今だからこそ余計に魅力的に見える、まさに時代がネイキッドに追い付いたと言っても強ち大袈裟では無いかも知れません。

素材感のあるスタイリングで、純正のままではもちろんの事カスタムベースとしても非常に魅力ある一台ですので、気になる方は是非、中古車をチェックしてみては如何でしょうか。

そしてネイキッドの様な絶版車をいつまでも美しく保っておくには、しっかりと外装のお手入れをしていかなければなりません。

もちろん塗装のコーティングなどのメンテナンスも重要ですが、それと同じくらいメッキパーツへもコーティングを施し愛情を注いでいきましょう。メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、何もせず放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事になり兼ねません・・・

車やバイクに施されているメッキ加工は『クロームメッキ』と呼ばれるキズや錆に強い加工技術ですが、やはりこのクロームメッキも完璧ではありません。確かにクロームメッキの加工面自体は硬く滑らかになっていますが、手触りでは分からないほど無数の穴が表面に存在しています。その穴から水分が入り込み、下地にあるニッケルメッキを侵食しやがて表面のクロームメッキごと剥がれ落ちてしまいます。

それを防ぐ為に、メッキを磨いたりした後はメッキパーツにもコーティングを施してこの水分の侵入を防ぐ必要があるのです。

またメッキ磨きに使用する磨き剤も正しく選ぶ必要があります。メッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもメッキ専用で、しかもきちんとしたものを使わないと更に傷みやすくなり錆や劣化の原因になります。

愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為に、しっかりとメンテナンスを依頼するショップやケミカルを選び、愛車を美しく維持していきましょう。

愛車はどのKING?

KINGチャート05

3つのKING

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クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑

フロントグリルにもメッキング

クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。

ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。

錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。

穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。

クロームメッキが錆びる原因【構造

メッキングの効果

メッキング画像

メッキング愛用者の声

「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。

ヴェルファイアにメッキング

メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!

新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!

メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。

拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!

使用車種ヴェルファイアG's N様

車用のコーティング剤とメッキングの違い

車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。

(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)

車用のガラスコーティングイメージ図

ガラスコーティング被膜

セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。

メッキング被膜イメージ図

メッキング被膜

メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。

メッキング被膜の効果

※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。

メッキングが重ね塗布が有効な理由

1.
メッキング重ね塗布1回目

2.
メッキング重ね塗布2回目

3.
重ね塗布3回目

メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます

厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。

  • 見た目重視の場合は薄く
  • 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く

メッキングが塗装NGの理由

メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。

自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。

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