画像参照元…ダイハツ公式ページ
クラシカルスタイル軽『ミラジーノ』
こんにちは。突然ですが、皆さんはクルマに対してどんなモノを求めますか?荷物の積載性、乗り心地、取り回しのしやすさ、車としての走行性能、条件は人それぞれでそれに対して価格が納得できることが大切だと思います。しかしそんな機能面と同じくらい、時にはそれ以上に重要になって来るのはやはり外観でしょう。
あばたもエクボではありませんが、多少機能面が他と劣っていても外観デザインが気に入っていればそれもまた愛嬌として許せる部分になってきます。少なくとも私はそういった部類の人間なので、『迷ったらデザインで買う』が私の中では幸せに慣れるクルマ選びのコツだと思っています。
今回ご紹介するのは、ダイハツの軽自動車『初代ミラジーノ』です。同じくダイハツから発売されていたミラシリーズのドレスアップバージョンで、コンパクトな車体が故に積載性はトールワゴン軽に劣るものの、まるでクラシックカーの様な外観のミラジーノは若者を中心に人気を博したモデルでもあります。
初代ミラジーノ(以下ミラジーノ)が誕生したのは1999年3月。既存モデルの4代目ミラから派生したモデルで、クラシカルスタイルをテーマにした特別仕様車とも言えます。ミラシリーズはムーヴシリーズに次ぐ人気軽自動車で、コンパクトで取り回しのしやすいボディが特徴的です。
ミラジーノの製造期間は1999年から2004年までのおよそ5年間。デザインの秀逸性が当時多くのユーザーにハマった事でそれなりにロングセラーモデルとして販売されていました。またOEMで光岡自動車にも供給するなどしてメーカーの垣根を越えたモデルでもあります。
最近ではクラシカルなデザインの軽自動車は各メーカーシャープで近代的なデザインのものが多く、一昔前に比べると本当にかっこいいものが増えました。そんな中でも外観が古めかしいクラシカルなモデルはいつの時代においても魅力的に見えます。ミラジーノもまたそれと同じで、初登場から20年以上経った今でも思わず見入ってしまうクセになるデザインです。
搭載エンジンは660cc直列3気筒12バルブDOHCエンジン。3速AT/4速AT/5速AT/CVT/5速MTが存在し更にはターボ仕様や4WD仕様も準備されるなど、エンジンラインナップの幅も非常に広く設定されていました。
目次
初代ミラジーノの主要諸元
ミラジーノの主要諸元はこの様になっています。ピックアップしたのは2001年式のベースグレードのモノです。
車両型式
- 型式:UA−L700S
エンジン
- 型式:EF−VE
- 種類:直列3気筒DOHC
- 冷却方式:水冷
- 燃料供給方式:EFI(電子制御式燃料噴射装置)
- 総排気量:659cc
- 内径(シリンダーボア):68mm
- 行程(ピストンストローク):60.5mm
- 最高出力/回転数:43kW(58ps)/7600rpm
- 最大トルク/回転数:64N•m(6.5kgf•m)/4000rpm
- 使用燃料:無鉛レギュラーガソリン
寸法
- 全長:3395mm
- 全幅:1475mm
- 全高:1425mm
- ホイールベース:2360mm
- トレッド(前):1300mm
- トレッド(後):1280mm
- 車両重量:760kg
- 乗車定員:4名
- 燃料タンク容量:40L
- 最小回転半径:4.3m
- タイヤサイズ(前後):155/65R13 73S
燃料消費率
- 10•15モード:23km/L
構造
- ドア数:5ドア
- 駆動方式:FF(4WD)
- 懸架方式(前):マクファーソン・ストラット式コイルスプリング
- 懸架方式(後):チーションビーム付トレーリングアーム
- ブレーキ(前):ディスク
- ブレーキ(後):ドラム
ミラジーノには最高出力は64psツインカムターボ仕様のモデルもあり、同時にフルタイム4WDタイプも存在し、外観だけではなく走りに関しても拘りを見せていました。
愛嬌のあるクラシカルな外観
ミラジーノの最大の魅力はクラシカルな外観です。コンパクトな車体に古めかしい雰囲気のフロントフェイスはまるで昔懐かしい国産旧車の渋さも持っていながら英国の老舗カーブランド『MINI』を彷彿とさせるお洒落な雰囲気もあります。
丸みを帯びたコロンとしたボディに丸目のヘッドライトが装着されています。つぶらなヘッドライトはメッキ加工が施された縁で飾られており、特別なクルマであることを醸し出しています。フロントグリルもクラシカルでシンプルな形状の大きなグリルが採用。オプションでフォグランプも装着が可能で、イエローレンズを採用するなどより古めかしい演出もされています。更にフロントにはこれまた趣のあるメッキバンパーが装着されています。
ミラジーノはフロントフェイスの造形に非常に力が入っており、まさにクラシックカーそのもの。リアビューにおいてもテールランプにはメッキシルバーの縁取り、フロント同様のリアバンパーが装着されるなど、細かい部分の造形にも良く手がかけられています。
敢えて言うなればドアミラーなのが少し残念ですが、視認性を考えるとこれは仕方がないところ・・・ドアミラーからフェンダーミラーに、更にはMINIさながらにオーバーフェンダーを装着する『こだわり派』なファンも多くいる様で、クラシカルな外観を活かしたミラジーノカスタムを楽しむオーナーも数多くいます。また『ミニライトスペシャルエディション』と呼ばれる仕様にはミニライト製ホイールが装着されていました。ノーマルよりも圧倒的に人気だったのがこのミニライトです。
『和製MINI』とまで言われたデザインの秀逸さは発売当時から現代に至るまで、数多くのファンを獲得し続けました。それこそMINIの廉価版と揶揄される事もありましたが、軽自動車とういうとっつきやすさと、メンテナンス的な部分においては大きなアドバンテージとなっていたのは事実です。
ちなみに車名にある『ミラ(Mira)』とはイタリア語で『羨望』を意味し、『ジーノ(GINO)』とは同じくイタリア語の『ジュノニコ(GIUNONICO)』から命名されており『容姿端麗』を意味します。
車名でも見て分かる通り、ミラジーノは洗練されたデザインを売りに販売されていたのです。
コミカルなCM
CMにおいても面白く仕上げられていました。馬型の乗り物と本物の乗馬、カスタネットとバイオリン、たこ焼きと高級そうなケーキ・・・と庶民的な物と高級な物を比較し『新登場ミラジーノは・・・(カスタネットの映像)と言うより・・・(バイオリンの映像)と言う感じ』とナレーションが入ると言うCMとなっていました。高級路線の特別な軽自動車であることを強調し、徹底したブランディングがされていました。
CMの構成的にはコミカルに仕上げられていた為、あくまでも『ちょっと贅沢な軽自動車』と言うアピールの内容でした。
アンティーク調な内装
ミラジーノのクラシカルな雰囲気は外観だけに留まりません。内装にもしっかりと手が加えられています。ステアリング、メーターパネルはウッド調に飾られており見た目においても質感においてもアンティークな雰囲気のインテリアを演出してくれています。
またシートはワインレッドとホワイトの絶妙な配色の洒落たシートが採用されています。(年式やモデルによって変わる様です)そのシートによって一気に室内は旧車の様な雰囲気に包まれています。それ以外はほぼミラと同じで、所々にチープ感が残っているのは否めませんがミラジーノに乗り込んだ瞬間にまるでタイムスリップしたかの様な感覚になるかも知れませんね。
コラボレーション車も登場
外装デザインは秀逸で、更にはあるキャラクターとのコラボレーションをした事でもミラジーノは注目を浴びます。そのキャラクターとはサンリオの人気キャラクターであるハローキティです。
基本的にミニライト仕様をベースにされた贅沢なキャラクターコラボモデル。ボンネットにはハローキティの特別なエンブレムがあしらわれており、ボディサイド部分に『Hello Kitty』の文字とキャラクターのデカールがさりげなく飾られています。
またミニライトホイールのセンター部分にはハローキティのイラストが描かれたキャップも装着。更にはスピードメーターや燃料メーターの文字盤にもハローキティ。シートにもハローキティ。フロアマットにもドアロックにも、そしてキーにまでハローキティ三昧とファンにはたまらない仕様です。
モデル名にもしっかりとミラジーノ・ハローキティと名付けられ、女性向けの特別な1台となっていたのです。
今でこそキャラクターコラボはポピュラーな物となっていますが、遡って見ればそれもまたミラジーノが先駆けとも言えます。(探せば他にもあるかも知れませんが・・・)こういった面白い企画が採用されたのもミラジーノが人気車だったからだと言えます。
ミラジーノ1000もあった
実はミラジーノには1000cc仕様があったのはご存知でしょうか。989cc直列3気筒DOHCエンジン搭載で最高出力64ps、最大トルクは9.6kgf•mと余裕のパワーを有したモデルです。
車格少し拡張されてはいるものの、660ccミラジーノと並べてもほぼ同等と初見では見分けが付かないほど。敢えてミラジーノ1000に乗ると言うのもまた面白い選択かも知れませんね。
いつ見ても飽きない魅力的なミラジーノ
如何でしたでしょうか。最近はめっきり見かける台数は減りましたが、それでもミラジーノは今でも思わず振り返ってしまうほど魅力的な外観を持っています。
古めかしいからこそどんな時代でもさりげなく馴染んでしまうミラジーノは、いつ見ても見飽きない秀逸なクルマだと言えますね。カスタムベースとしても人気がある為、これからも一定の人気を維持しそうですね。
以上ダイハツ『初代ミラジーノ』のご紹介でした。
愛車はどのKING?
クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング愛用者の声
「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。
メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!
新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!
メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。
拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!
使用車種ヴェルファイアG's N様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
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メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
- 見た目重視の場合は薄く
- 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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