トラックのメッキホイールをどのようにお手入れすれば良いのかご存知でしょうか?
メッキホイールは正しくお手入れしないと汚れやサビが目立つなど、見た目が悪くなってしまいます。
見た目の問題だけでなく、サビによってメッキが剥がれてしまうといったトラブルもあり注意が必要です。
そこでトラックのメッキホイールを正しくお手入れする方法を見ていきましょう。
普段どのようなケアをしてあげれば良いのか把握すれば、メッキホイールはさらに綺麗に、そして寿命も長持ちします。
目次
愛車トラックはどのKING?
トラックのメッキホイールを洗うコツ
日頃のお手入れとして基本になるのが洗車です。
メッキホイールに限らず、トラック全体に付着した汚れを落とし、綺麗にするために洗車はとても有効な手段となります。
今回はメッキホイールに焦点を絞り、洗う際のコツを見ていきましょう。
まずメッキホイールを洗うために必要になる道具です。
★柔らかいブラシ・クロス
★カーシャンプー
トラックのメッキホイールはこの2つが用意できれば洗うことが可能です。
注意点として硬いブラシは使わないようにしましょう。
硬いブラシでゴシゴシ磨くと汚れが落ちそうなイメージがありますが、メッキホイールに使ってしまうとメッキに傷がついたり、剥がれてしまうおそれがあります。
メッキホイールはデリケートなので柔らかいブラシやクロスを使いましょう。
ブラシやクロスにカーシャンプーを付けてよく泡立たせます。
後は優しくメッキホイールを洗っていくだけです。
メッキに傷がつかないよう気を付けながら作業をし、洗い終わったら水でよくすすぎます。
カーシャンプーを完全に落とすようによくすすぐのがポイントです。
最後に乾燥させて水気が飛べば作業終了となります。
メッキホイールの傷はサビの原因に
トラックのメッキホイールを洗う時は硬いブラシなどは使わず、力を入れずに優しく洗っていきましょう。
でないとメッキ表面に傷がついてしまいます。
ひどい場合だとそこからメッキが剥がれてしまいますし、小さな傷でもサビの原因になりかねません。
傷から水分が内部へと侵入し、サビさせてしまう形です。
メッキホイールにとってサビは天敵ですのでこの点には十分注意しなければいけません。
メッキホイールをさらに磨きたいなら専用クリーナーがおすすめ
カーシャンプーを使った洗車だけでもメッキホイールの汚れは落とせますし、見た目も綺麗になります。
ですがホイールに限らずメッキパーツは光沢が特徴です。
その光沢を際立たせ、さらに輝きを増したいならメッキパーツ専用のクリーナーを使った磨き作業もおすすめです。
専用クリーナーを使って磨くことでより綺麗な光沢が出せ、ピカピカで新品のような状態に近付けられます。
ここで注意したいのが、メッキホイールなどメッキパーツを磨くなら必ずメッキ専用のクリーナーを使うという点です。
専用でないクリーナーを使ってしまうとメッキが剥がれる危険があります。
クリーナーを購入する際はメッキ専用かどうかをよく確認しましょう。
専用クリーナーを使ったメッキホイールの磨き方
メッキホイールの磨き方はとても簡単です。
クロスなどの柔らかい布に専用クリーナーを含ませ、メッキホイールをムラが出ないように全体的にしっかりと磨くだけで大丈夫です。
メッキホイールはブレーキダストも付着しやすく、しつこい汚れに悩まされがちですが、専用クリーナーを使えばこうした汚れもしっかりと落とせます。
それでいてメッキそのものを傷つける心配がなく、安心して使えるのもメリットです。
磨き終わったら最後に乾いた布で乾拭きし、余計なクリーナーを拭き取りましょう。
後は自然に乾燥するのを待てば作業終了となります。
作業自体はシンプルで誰でもすぐに実践できます。
カーシャンプーによる洗い作業の仕上げとして専用クリーナーも併用してあげればトラックのメッキホイールはより綺麗になります。
サビ防止にはコーティング剤が役立つ
カーシャンプーによる洗車、メッキ専用クリーナーによる磨きを行うことでメッキホイールは綺麗になります。
ですがこれだけではまだ不十分なのです。
というのも洗車や磨きだけではサビ対策がまだできていないからです。
メッキはそもそもサビに強く作られていますが、かといって絶対にサビないというわけでもありません。
正しくお手入れしないとやがてサビが目立つようになります。
サビで見た目が悪くなるのはもちろん、サビによってメッキが浮き、最終的に剥がれてしまうこともあります。
そうならないためにもサビ防止を心がけましょう。
そこで役立つのがメッキ用のコーティング剤です。
コーティング剤の役割
メッキホイールをはじめ、メッキパーツ全般に言えることですが、実はメッキの表面には目に見えないほど小さな穴がたくさん存在しています。
この穴から水分などが内部へと入り込み、やがてサビを発生させるのです。
メッキホイールとなれば雨水に打たれるだけでなく、道路にある水たまりの水がかかるなどして、水分が入り込みやすいパーツです。
サビ防止を意識しないとすぐにサビてしまうと言えるでしょう。
コーティング剤はそんなメッキ表面にある穴を塞いでくれます。
特殊な成分でメッキ表面をコーティングすることで穴を塞ぎ、水分の侵入を防ぐ、つまりサビの防止に役立つわけです。
この役割は非常に便利なもので、サビからメッキホイールを強力にガードしてくれます。
普段の洗車や磨きに加え、サビ防止としてコーティング作業も重要だと考えましょう。
コーティング剤の種類
メッキパーツに使えるコーティング剤にはいくつかの種類があります。
★ワックスタイプ
★ポリマータイプ
★ガラスタイプ
主な種類が上記の3タイプです。
ワックスタイプは主成分が油で、綺麗な光沢が出るのが特徴です。
値段も比較的安く、手に入れやすいのが特徴となります。
ポリマータイプはプラスチックに似た構造の皮膜を形成することができ、ワックスタイプに比べてしっかりとコーティングできます。
ガラスタイプはポリマータイプよりもさらに強力で、文字通りガラスに似た皮膜を形成します。
とても硬く、さらに透明度も高いため綺麗なコーティングが可能で、効果の持続期間も1年から2年ほどと非常に長いのが特徴です。
メッキホイールにコーティングする場合は、こうした3つのタイプから1つを選ぶことになります。
単純な性能ので比較すればガラスタイプがもっとも優れているのですが、その分費用もかかりますので予算とのバランスも考えましょう。
いずれにしてもコーティング剤を活用することでメッキホイールのサビを防止できます。
サビを放置するとどうなる?
先程も少し触れましたが、メッキパーツに発生したサビを放置しておくと、最終的にはメッキが剥がれてしまいます。
メッキパーツのサビというのはメッキ内部から発生しますので、中から徐々にメッキを浮かせ、剥がしてしまうのです。
こうなるとメッキパーツは完全にダメになってしまいますのでそうなる前に対処しなければいけません。
だからこそコーティング剤によるサビ防止が重要になってきます。
では有効な対策を何もせず、メッキが完全にサビてしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?
軽度なサビならサビ取り剤で除去できる
メッキホイールに斑点状の白サビ、赤サビなどが見られるものの軽度だという場合、サビ取り剤で除去が可能です。
メッキパーツに使えるサビ取り剤をサビが気になる部分に塗り込むことでサビが落ちていきます。
サビが落ちるまで磨いていくだけでかまいません。
軽度なサビならこの作業によって落とせるのでそれほど問題ないと言えます。
問題はサビがさらに進行し、サビ取り剤でも除去できないほど進行してしまった場合です。
重度なサビによって剥がれたメッキパーツは再生不能
メッキパーツが剥がれてしまうほどサビが進行してしまった場合、もはや手遅れと言わざるを得ません。
剥がれてしまったメッキパーツを元に戻すことはできず、対処方としては新しいメッキに交換するしかありません。
つまり再メッキの作業が必要になるのです。
再メッキの作業は私達素人には行えず、専門の職人さんにお願いすることになります。
費用もかかりますので、できればこうなる前にサビを除去するなど対策しなければなりません。
メッキ加工は素材となる金属の表面にクロームなどの金属を覆いかぶせることで作られます。
一度剥がれてしまうと再生はできないという点を覚えておきましょう。
トラックのメッキホイールは正しくお手入れして綺麗な状態をキープしましょう。
お手入れを怠ると見た目が汚くなるだけでなく、サビによって深刻なダメージを受けてしまいます。
もしメッキが剥がれるようなことがあれば、再メッキ加工しなければならず、費用も手間もかかります。
そうなる前に日頃からこまめに洗車し専用クリーナーで磨き、さらにコーティング剤でメッキを保護してあげましょう。
そうすることで綺麗になり、サビにも強くなって愛車のメッキホイールが長持ちします。
トラックパーツにメッキできます
三菱ふそう・スーパーグレート
エアクリナーシュノーケル ヘッド
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
エアクリナーシュノーケル ダクト
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クロムメッキ前 | クロムメッキ後 |
いすゞエルフ2トン
■キャップチルトロックカバー
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メッキ前 | メッキ後 |
■パワステフルードタンクテー
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メッキ前 | メッキ後 |
■廃棄ブレーキシャッターカバー
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メッキ前 | メッキ後 |
■燃料エア抜きマフラーガード
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メッキ前 | メッキ後 |
お客様の声
お客様から取付後の画像とコメントいただきました!
いすゞエルフ2t
排気ブレーキシャッターカバーのメッキ加工は最高の仕上がりでビックリしました✨
元々は違う処理が施してあり、キレイにメッキ出来るのか内心心配でしたが、さすがナカライ‼️期待以上の仕上がりでした。
燃料エア抜きマフラーガードはボルト類もキレイなメッキの仕上がりで大満足です👍
パワステフルードタンクステーは長めで複雑ですが、装着すると奥に隠れて地味な存在なのかも知れません🤔
複雑で磨きにくそうな形状でしたが、キレイにメッキがのっていました。
キャブチルトロックカバーは樹脂で部品も大きめなので正直メッキできるか不安でした。以前他のメッキ風塗装で屋で加工難品だと言われた事があったからです。
しかしナカライさんでは本物のメッキをキレイにかけてくださり大満足です👍
相談して良かったです。
メッキ加工のお問い合わせ
画像添付の上、フォームかラインからお願いします。
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愛車はどのKING?
トラックメッキクリナー前後の手入れにおすすめケミカル「メッキング&サビトリキング」についてご紹介させて頂きます。
クロムメッキには最大の弱点が!?
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング&サビトリキング愛用者の声
サビトリキングとメッキングで今日も新品同様な輝きに
これがあれば、年末の大掃除も楽しみですね
今回は舟形バンパーのナマズさんをピカピカにしました
これから大掃除をお考えの皆様
今年の汚れ今年のうちにですね
http://ygcikasetsu.hamazo.tv/d2012-12-12.html
静岡県 K様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
■見た目重視の場合は薄く
■見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
メッキ加工の事ならNAKARAI
メッキコーティングならMEKKING
メッキのサビ取りならSABITORIKKING
メッキ磨きならミガキング
メッキング&サビトリキング&ミガキングを購入する
メッキパーツの悩み相談なら
Q.寝台パネルの黒ずみがとれませんサビトリキングでとれますか? 仕事がら雪道をよく走ります。影響ありますか?
A.画像確認しましたが、雪道をよく走るという事ですので、塩化カルシウムの影響でクロムメッキが変色したものだと思われます。クロムメッキは空気中では変色しにくいのですが塩酸に弱いのです。一度変色してしまうと元には戻らないです。新品綺麗な状態のときにメッキングを強くお勧めいたします。メッキングは塩化カルシウムからクロムメッキを守ってくれます。
詳しくは:メッキパーツ相談室まで
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
詳しくはこちら:クロムメッキの全てが解る。