メッキ磨きにブルーマジックは最適?メッキのプロが一押し商品解説!

メッキ磨きは、「ブルーマジック」の得意分野とされています。

 

実際、「ブルーマジック」の研磨粒子の粗さや種類からも、使えるとは思います。

 

しかし、コンパウンドはどうしてもメッキに傷をつけてしまう可能性があるので、扱いには注意です。

 

また、メッキを磨くのではなくコーティングして、メッキのピカピカを維持する方法もあります。

 

この記事では、メッキ専門店「NAKARAI」が「ブルーマジック」の機能性やメッキ磨きとの相性、コーティングしてメッキの輝きを維持させる商品について、解説していきます。

 

 

 

 

1、メッキ磨きに用いられる「ブルーマジック」とは?

「ブルーマジック」とは、金属の光沢を向上させるための、クリーム状の磨き剤です。

 

「ブルーマジック」は、研磨粒子(研磨剤)が含まれたコンパウンドで、金属を磨いて光沢を出します。

 

また、光沢を出す他にも、金属表面の汚れを取る効果があったり、塗布後にシリコンコーティングされて光沢の効果が長時間持続するよう、工夫されていたりしています。

 

価格は、550gで1,580円(税込)ほどです。

 

ここでは、「ブルーマジック」に配合された研磨粒子の種類や粗さなど、特徴を解説していきます。

 

1-1.研磨粒子の種類はアルミナ(酸化アルミニウム)

「アルミナ」とは、酸化アルミニウムの通称で、ダイヤモンドに次ぐ硬さと言われています。

 

「アルミナ」は、研磨剤や軽研削、セラミックとして使われることが多いです。

 

また、低価格であったり、化学的に安定している性質だったりと、非常に便利なアイテムです。

 

他の研磨粒子には、「立方晶窒化ホウ素」「炭化ケイ素」「ジルコニア」などがあります。

 

「立方晶窒化ホウ素」は、「アルミナ」と同じくダイヤモンドに次ぐ硬さと熱に強い性質から、鉄や鋼を高速切断したり、研磨したりする場合に有効です。

 

しかし、高価な物質のため、研磨粒子にはあまり使われないです。

 

「炭化ケイ素」は、低価格で硬い性質を持ちますが、「アルミナ」や「立方晶窒化ホウ素」よりも硬度が低いため、金属の研磨には向いておらず、石材やガラスなど非金属の研磨によく用いられます。

 

「ジルコニア」は、非常に鋭くよく削れるため、ステンレスや鋼を大きく削る重研削に用いられます。

 

これら研磨粒子の種類を確認すると、低価格で金属を研磨できる硬さを持つ「アルミナ」は、メッキ磨きに有効です。

 

1-2.粒子の細かさ・粗さは5μと平均的

粒子の細かさ・粗さによって、メッキの削れる深さや細かさが異なります。

 

「ブルーマジック」の粒子は5μと、研磨粒子としては平均的な粗さです。

 

粒子の細かさの目安として、研磨粒子で言うと5μが平均的で、1μは非常に細かく、15μほどでは非常に粗い粒子となります。

 

例えば、粒子の細かい研磨剤で磨くと、きめの細かい綺麗な面に仕上がります。

 

一方で粒子の粗い研磨剤で磨くと、表面は粗いですが深く削れるため、スピーディーに研磨可能です。

 

 

2、メッキ磨きは「ブルーマジック」の得意分野

メッキ磨きは、単一金属の磨きと違って、削りすぎに注意が必要です。

 

なぜなら、単一金属はどこまで削っても同じ金属ですが、メッキは数種類の金属が何重にも重なって薄い層となっているので、削ると剥がれてしまうためです。

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そのため、メッキ磨きには、メッキ専用の磨き剤を使用する必要があります。

 

「ブルーマジック」は、メッキ磨きに適しています。

 

実際、「ブルーマジック」の商品説明にも、「For Chrome, Aluminum and Mag wheels(クローム・アルミニウム・マグホイール用)」と書かれており、クローム(Chrome)メッキにも使用できます。

 

ただし、注意が必要です。

 

メッキは薄い被膜のため磨くと剥がれやすく、下地のメッキが露出し、意匠性も低くなってくすんで見えてしまいます。

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特に、クロームメッキは剥がれてしまうだけでなく、鏡面度が高く硬い性質によって小さな傷でも目立ってしまうため、メッキ磨きによる少しの傷にも注意する必要があります。

 

そのため、メッキの手入れにおいての理想は、「磨かずして輝かせること」です。

 

メッキ磨きでは、「磨き=擦る」ことであるため、傷がついてしまう可能性が大いにあります。

 

そこで、メッキ専門店「NAKARAI」では、メッキ磨きではなく、メッキ用ケミカル保護被膜剤による表面のコーティングをおすすめしています。

 

 

3、メッキは磨くのではなくコーティングが一番おすすめ!

「メッキ用ケミカル保護被膜剤」とは、磨き剤のように汚れた金属を削って光沢を出すものではなく、メッキが綺麗な状態でコーティングすることで輝きを維持させるアイテムです。

 

メッキ以外の金属パーツにも有効ですが、中でも、クロームメッキには非常に有効なアイテムです。

 

クロームメッキには、性質上「目に見えない無数の穴」が空いており、この穴から水やホコリ・油が侵入することで、下地のニッケルメッキを錆びさせてしまいます。

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さらに腐食が進行すると、目に見えない無数の穴から、ニッケルメッキの錆が盛り上がるように出てきて点錆となり、最終的にはクロームメッキ自体を剥がしてしまいます。

 

そのため、メッキ磨きでいくら磨いても、クロームメッキの錆を防ぐことができません。

 

そこで、メッキ用ケミカル保護被膜剤で水やホコリ・油の侵入を阻止することで、クロームメッキの錆を防ぐことが可能になります。

 

3-1.メッキ磨きは磨く回数を減らすことがポイント!

先ほども述べた通り、メッキ手入れの理想は、「磨かずして輝かせること」です。

 

メッキ磨きでは、磨かずして輝かせることは不可能ですが、できる限り磨く回数を減らすことが重要です。

 

「ブルーマジック」は、クロームメッキに対応した磨き剤で、優しく磨けば1〜2回はメッキが綺麗に輝くと思います。

 

しかし、3回目、4回目と回数を重ねるうちにメッキに傷が入り、徐々にメッキが剥がれて台無しになってしまいます。

 

そこで、「メッキの輝きを維持したい」「光沢感を増したい」とお考えの方には、ブルーマジックではなく「メッキング」がおすすめです。

 

3-2.メッキ磨きには「メッキング」がおすすめ!

「メッキング」とは、メッキ専門店「NAKARAI」が5年の歳月をかけ、独自に研究開発して生み出した「メッキ用ケミカル保護被膜膜剤」です。

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「メッキング」は従来のコーティング剤にはない、油やホコリだけでなく、水までもブロックする疎水性の、「オルガノガラスコーティング」を配合しています。

 

そのため、メッキの耐食性が向上し、輝きを維持させることが可能です。

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さらに、強力な光沢剤を配合していることから、メッキの輝きが増します。

 

そして、「メッキング」には、おかげさまでたくさんの実績があります。

 

【メッキングの実績】

・複数のバイク・車雑誌やメディアで取り上げられている

バイク好き俳優・タレントの「岩城滉一」さんに、「サビトリキング」後に「メッキング」を塗布することで、「メッキに深みが出る」とお褒めの言葉

・『バイクブロス』でランキング1位

・『みんカラ』4.67点(5点満点)

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メッキのピカピカを維持したい方は、ぜひ一度「メッキング」をお試しください。

 

詳しくはこちら:「メッキング 」

 

3-3.メッキ磨きの前に錆を取るなら「サビトリキング」!

先ほどご紹介した「メッキング」は、錆から守るアイテムのため、錆を取ることができません。

 

メッキ磨きで、錆を取りたい方もいらっしゃると思います。

 

そこで、メッキの錆を取りたい方には、メッキ専門店「NAKARAI」のメッキ用錆取り剤「サビトリキング」がおすすめです。

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「サビトリキング」は、メッキに作用せず、錆にのみ作用する特殊な研磨剤を配合した、“錆に厳しくメッキに優しい”アイテムです。

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実際、一般的なメッキ用錆取り剤では、錆が取れるもののメッキにも作用してしまい、傷つけてしまったり剥がしてしまったりします。

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メッキの錆取りをお考えの方は、ぜひ一度「サビトリキング」をお試しいただければと思います。

 

詳しくはこちら:「サビトリキング」

 

 

4、まとめ

メッキ磨きに、「ブルーマジック」は使用できます。

 

「ブルーマジック」は、メッキ磨きに有効な研磨粒子「アルミナ5μ」を使用しており、パッケージにも「For Chrome(クローム用)」とメッキに使えることが記載されているため、使用可能です。

 

しかし、メッキは薄い被膜のため、磨くとどうしても剥がれてしまったり傷がついてしまったりするため、メッキ専門店「NAKARAI」では、「メッキ用ケミカル保護被膜剤」でメッキをコーティングして、輝きを維持させる方法をおすすめしています。

 

中でも「メッキング」は、「オルガノガラスコーティング」という新しい成分を配合し、強力な光沢剤も含んでいるため、

・疎水性で、水やホコリ・油など、錆の原因を全てブロック!

・光沢度が向上し、輝きが増す&維持!

 

といったメリットがあるため、メッキ磨きに一押しです。