高級オープンカー
メルセデス・ベンツ『Sクラス・カブリオレ』
みなさんこんにちは!まだまだ寒い日が続いていますね。今回はこんな寒い時期を吹き飛ばす様な胸熱なクルマにスポットライトを当てたいと思います!
胸熱と言えばやっぱりオープンカーですよね!そんなオープンカーの中でも最上級のオープンカー『Sクラス・カブリオレ』のご紹介です!
オープンカーの醍醐味と言えばやはりその開放感です。開放的なドライビングは人生に刺激的な毎日を味合わせてくれます。そんな非日常に更に『高級感』を付け加えたらどうでしょうか?それも徹底的な最高級。開放感と高級感の両方を掛け合わせたらそれは何物にも変え難い至高のひとときでしょう。それを実現させてくれるのがこの『Sクラス・カブリオレ』です。
このSクラス・カブリオレはメルセデス・ベンツらしいとても高級感のあるオープンカーで、もちろん価格もかなり高級です!それはもう「冷やかしにディーラー行って気付いたら判子押してた」では到底許されないレベルです。だからこそ憧れであり夢のある一台とも言えます。
そんな高級車としてもオープンカーとしても魅力溢れるSクラスカブリオレ。今回は羨望の意味を込めてじっくりと解説していきたいと思います。
目次
カブリオレって何?
Sクラス・カブリオレはその名の通りメルセデス・ベンツのSクラスのオープンカーです。「そもそもカブリオレって何?」「オープンカーと何が違うの?」と思う方も多いでしょう。
またオープンカーに対してはいくつも呼び名があるのはご存知だと思います。その呼び名の種類についてちょっとだけ解説していきます。
- ロードスター
- スパイダー
- コンバーチブル
- カブリオレ
この様にオープンカーはこれらの総称で、平たく言えばどれも「オープンカー」である事は間違いありませんが、実は同じ様に見えて一応細かい定義などがあるんです。
例えばロードスターとスパイダーについては専用設計のオープンカーを指します。有名なところで言えばマツダのロードスターや三菱のエクリプススパイダーなんかはそうですね。どちらもオープンカーとして専用設計されたクルマの事を指します。
対してコンバーチブルとカブリオレについては元々オープンカーではないベース車のルーフをオープン化にした、いわゆる改造車の事を指します。Sクラス・カブリオレもSクラスクーペがベースとなっているので『カブリオレ』という呼び名が正しいのです。
因みにカブリオレはフランス語で『Cabrioiet』と書きます。これは屋根開閉が可能な幌馬車を意味します。幌馬車の歴史は古く1790年代アメリカのペンシルバニア州が起源とされていて、ドイツ人移住者によって導入されたそうです。なんとも歴史深い語源になんとなく感動を覚えますね。
Sクラス・カブリオレの登場
一方、Sクラス・カブリオレの歴史は意外に浅く2015年にSクラス・クーペから派生し誕生しました。Sクラスはメルセデス・ベンツの中でも最高クラスのシリーズでマイバッハのベースともなっています。
基本的な設計はSクラス・クーペと同じですが、価格に関してはもちろんのこと2割ほど高くなっています。2016年式で見てみるとSクラス・クーペが1750万円に対し、Sクラスカブリオレは2145万円となっています。(両方S550で比較)両方ともかなりのスペシャルな価格ですがカブリオレとなると2000万円オーバーと地方の中古住宅と同等の価格。クルマ好きなら家買うかオープンカー買うかって言ったらもちろんオープンカーですよね?
冗談はさておき、メルセデス・ベンツの最上級オープンカーとして颯爽と登場したSクラス・カブリオレはその価値に値する一台と言っても過言では無いですね。とにかく憧れます。
Sクラス・カブリオレの主要諸元(2016年式:S550)
車体型式
- 型式:DBA-217482
エンジン
- 型式:278
- 種類:V型8気筒DOHC
- 過給機:ツインターボ
- 冷却方式:水冷
- 総排気量:4663cc
- 燃料供給方式:電子制御式燃料噴射(直噴)
- 内径(シリンダーボア):92.9mm
- 行程(ピストンストローク):86.0mm
- 圧縮比:10.5
- 最高出力/回転数:335kW(455ps)/5250〜5500rpm
- 最大トルク/回転数:700N•m(71.3kgf•m)/1800〜3500rpm
- 使用燃料:無鉛プレミアムガソリン
- トランスミッション:9速AT
寸法
- 全長:5035mm
- 全幅:1910mm
- 全高:1420mm
- ホイールベース:2945mm
- 車両重量:2170kg
- トレッド(前):1630mm
- トレッド(後):1645mm
- タイヤサイズ(前):245/40/R20
- タイヤサイズ(後):275/35R20
性能
- 乗車定員:4名
- 最小回転半径:5.4m
- 燃料タンク容量:80L
- JC08モード燃料消費率:9.8km/L
構造
- ボディタイプ:オープン/カブリオレ/コンバーチブル
- ドア数:2ドア
- ステアリング方式:パワーアシスト付きラック&ピニオン
- 駆動方式:FR
- 懸架方式(前):AIRマティックサスペンション
- 懸架方式(後):AIRマティックサスペンション
- ブレーキ(前):ベンチレーテッドディスク
- ブレーキ(後):ベンチレーテッドディスク
美しいボディライン
メルセデス・ベンツのSクラスはとにかく妥協の無い高級感が魅力です。Sクラス・カブリオレも流線型の美しいボディラインはセダンのような優雅ささえ持ち合わせており、その美しさに思わず溜息が出るほど。
フロントフェンダーからリアフェンダーまで一直線に伸びた2本のプレスラインはシンプルでありながら美しい造形となっています。例えるならシルクのような柔らかさを隆起デザインだけで再現したかのような、まさに職人技とも言えるサイドビューとなっています。
Sクラス・カブリオレに装着されたタイヤはフロント245/40/R20、リア275/35R20のハイリムタイヤ。メルセデス・ベンツらしい細く鋭利な放射線状のホイールが印象的です。ハイリムの超扁平タイヤを選定することでタイヤハウスのクリアランスが詰まりスポーティな雰囲気も強まります。2ドアスタイルとの相性も抜群です。
高潔なフロントフェイス
フロントフェイスもSクラス・クーペと同様に凛々しく男前な『ベンツの顔』をしています。幅が大きく吊り上がったヘッドライトにはなんと47個ものスワロフスキーをふんだんに使用した『スワロフスキーライト』を採用。ウインカーに30個、ポジショニングライトに17個と贅の限りを尽くしたようなヘッドライトとなっています。しかもこれは片目だけの個数なので左右合わせると94個。ヘッドライトだけでもかなりの金額がありそうです。
フロントのど真ん中にはメルセデス・ベンツのスリー・ポインテッド・スターのエンブレムが大きく飾られており、その周りを囲うかのように大きなフロントグリルが装着されています。
フロントフェイスの下部には3つのパートに分かれたメッシュグリルが付けられており、ここにもスポーティな要素を感じられます。(年式によっては仕様が異なります。)
高級車としての格の違いを見せつける凛とした顔立ちはまさにメルセデス・ベンツに相応しい高貴な意匠となっており数多くのオーナーに満足の溜息を吐かせたに違い無いでしょう。
今回ピックアップしたのは2016年式ですが、デザイン的にもかなり秀逸で決して古さを感じさせないスタイリッシュなフロントフェイスとなっています。
爽快なオープンスタイル
Sクラス・カブリオレは所謂『幌』と呼ばれるソフトトップとなっています。もちろんソフトトップはフルオートで開閉し、スマートにオープンスタイルを楽しむ事が出来ます。ソフトトップの良いところはオープン時に収納スペースを最小化できる事と、ボディとの素材が全く違うので閉じている状態でもクーペには無いオープンカーの雰囲気を醸し出す事です。もちろんその分メンテナンスもシビアですが、綺麗に維持するのもまた醍醐味と言えます。
このソフトトップをオープンさせると、フロントウインドウの上部フレームがリフトアップし風の巻き込みを軽減させるバイザーの役割に。更に後部座席のヘッドレストの後からもウインドウがポップアップするというカラクリも。
更にはウォッシャーノズルを内蔵したフロントワイパーを採用する事で、走行中にウォッシャー液が飛び散らない様な工夫もされています。
取って付けた様なオープンスタイルでは無く(オープンだから取っ払ったが正しい?)とにかく快適なドライビングを追求しており、メルセデス・ベンツのクルマ作りに対する情熱と、こだわりの強さを感じます。
Sクラス・カブリオレを美しく保つには!?
以上メルセデス・ベンツ『Sクラス・カブリオレ』のご紹介でした。中古でも1000万円オーバーのまさに超高級車ですが、その価値に見合った魅力がかなり詰まった一台となっています。
この様な高級車はやはり外装のコンディションにも拘っていきたいところです。美しいボディラインと塗装ですからいつまでも綺麗に保ちたいですよね。塗装面同様に気を付けなければならないのがメッキパーツです。日々の洗車だけでは無くしっかりとケアをする事でいつまでも美しい輝きを保つ事が出来ます。
メッキパーツも経年と共にくすみや錆が発生するので、放っておけば錆腐食が侵食して取り返しのつかない事に・・・
またメッキはそれこそ人の肌の様に繊細なので、使用するケミカルもきちんとしたモノを使わないと更に傷やくすみの原因にもなり兼ねません。愛車の価値を損なわない、また美しく乗り続けていく為にしっかりとしたショップとケミカルを選び、美しく維持していきましょう。
メッキ加工も承ります
メルセデス・ベンツ『Sクラス・カブリオレ』
フロントメッシュグリルのメッキ加工
メッキ加工前
メッキ加工後
メッキ加工前
メッキ加工後
メルセデス・ベンツ『Sクラス・カブリオレ』
メッキ加工済みフロントメッシュグリル装着後
愛車はどのKING?
クロムメッキの弱点克服でメッキの輝き持続力UP↑
クロムメッキには目にみえない無数のミクロン単位の穴があいており、そこから水や埃がはいり、クロムメッキが錆びるよりも前に、下地のメッキが錆びてきてしまいます。
ウオータースポットの発生→点錆び→メッキがめくれるくらいの錆びになってしまいます。
錆びてきていない初期の段階で、この穴を埋める事を強くお勧めいたします。
穴を埋める事で、クロムメッキの穴を埋める事で耐食性が上がます。
メッキング愛用者の声
「ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?」と言われました。
メッキング施工後ディーラーに用事があり乗って行くと ディーラーの人にメッキがなんか違う気がするんですけど?と言われました。それはメッキングをしたからです!と言いました!
新車から施工しましたがやっぱり見た目から違うんだなと感動しました!
メッキの一番のケミカル用品は間違いなくナカライさんの商品だと思います。
拭き取りクロス類も別発注して大事に使っています! ケミカル用品はワコーズとシュアラスターしか使わないと決めていましたがナカライさんも使わせて頂きますね!!
使用車種ヴェルファイアG's N様
車用のコーティング剤とメッキングの違い
車のガラスコーティング剤の多くは、ボディーを意識して作られておりますので、短期間で広い面積をコーティングしやすい組成になっているものが多く、イメージセロハンテープ状にコーティングされるが、メッキング被膜は、クロムメッキにあいている穴を埋める事を目的として作っておりますので、粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするというイメージになります。
(車のコーティング剤の全てがそのような組成ではないです。あくまで一例です)
車用のガラスコーティングイメージ図
セロハンテープ状に被膜が形成されるものが多い。塗装の被膜に近く塗装被膜がめくれる時をイメージしていただけるとわかりやすいと思います。
メッキング被膜イメージ図
メッキング被膜は粒子の細かい被膜が手と手をとりあって穴を埋めながらコーティングするイメージで、はがれる時は、人間の垢みたいに、部分にボロボロとめくれる感じになります。
メッキング被膜の効果
※メッキングは1コートで半年もちますので、最初2~3回は1か月に一度くらいを目安に重ね塗布し。その後は半年に1度に塗布することをおすすめいたます。
メッキングが重ね塗布が有効な理由
1.
2.
3.
メッキング被膜は薄い被膜を重ね塗布、重ね塗布することでメッキ面の鏡面度が改善されていきます。クロムメッキ用の光沢剤も配合していますで、薄く被膜を重ね塗布、重ね塗布することで光沢がUPしていきます
厚付けは不可、厚く塗布することで耐食性はあがりますが、鏡面度が改善できなくなるうえにムラムラになってしまいます。鏡面メッキでなく、見た目よりも耐食性をあげたいパーツは厚くたっぷり塗布していただいても問題ありません。
- 見た目重視の場合は薄く
- 見た目よりも耐食性重視の場合は厚く
メッキングが塗装NGの理由
メッキングは構造上、短期間に広い面積のコーティングを必要とする塗装面だと、メッキング被膜がよけいムラになりやすく、ムラを見逃した場合、とるのが大変なため、塗装面はメッキングNGとさせていただいております。
自分の車のボディー塗装面にメッキング被膜を大量塗布したところ、ムラムラ被膜が5年くらい残ってしまいました。
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詳しくは:メッキパーツ相談室まで
クロムメッキの事についてもっと知りたい方は、
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